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癒しの映像館

面白い動画を見つけました。タイトルは「信州安曇野の清流/川のせせらぎ音と鳥のさえずり4時間」云々となっています。
いえ、こんな類(たぐい)の動画があるということは知っていましたが、「大事な時間をわざわざ使うのはどうか」と思ってのぞいたことはありませんでした。
新型コロナはなかなか治まらず、レッスンの仕事も少ないので、相変わらずギターばかり弾いています。現役世代(教師)の頃、「ギター三昧」の生活にあこがれていましたが、きっと私は今、それに近い過ごし方をしているのではと思います。
「なかなか思うようにはいかないな」という点はあります。それは「すぐ疲れること」つまり、体力や集中力、運動・感覚神経の低下といった「老い」の兆候です。
もちろん認めたくはありませんが、素直に認めて、先へ進む手立てを考えた方が賢明です。
長い曲は本当に弾けなくなりました。調子が良くて気分よく弾き切ったときも、意識して休憩をとらないと後に疲れが残ります。
若い頃は、練習に疲れたら家の仕事や音楽以外の用事など、他の活動をやっていました。この頃はそれをすると、そちらの活動でまた疲れてしまい、休む前の調子で練習に戻れなくなります。それで、「少し疲れたな」と思ったら、即ベッドに向かうようにしています。仮眠ができればいいのですが、腰の調子が悪いときは、それすらが負担になります。
今日は難曲「悪魔の奇想曲」をかろうじて通した後、「休まなきゃ」と思ってパソコンに向かい、「音楽がない、自然界の音だけのがいいな」と思ってユーチューブをさがしたら、簡単にこの動画が見つかりました。
ほかにもいい動画が、山のように公開されています。
休憩時にこういうのを眺めて過ごすのもひとつの手ですね。迷わず、発信元の「癒しの映像館」をチャンネル登録しました。

▽信州安曇野の清流/川のせせらぎ音と鳥のさえずり4時間……
https://www.youtube.com/watch?v=4MgLFWefpbk&t=2485s


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代わりにアップロード

今日は木曜日、「今週のアップロード」の日です。
「この時期だからこれがいいな」と思って、昭和の名曲「雪の降る街を」(中田喜直)を用意していましたが、この曲は先送りすることにしました。
「10年に一度」と言われるこの大雪で、深刻な被害が出てきているようですね。被災された方々にしてみれば「想い出に浸っている場合じゃない」というお気持ちになられてもおかしくありません。お見舞い申し上げます。ご無事でありますように。また、被害が少なくてすんでいますように。
そんなわけで、代わりにアップしたのはメルツの「ロマンス」です。たくさんの学習者の方が弾かれる曲を、だれでも弾くように発表してしまうのはどんなものかと思い、ご批判を覚悟で譜面にないこと(工夫)を少しだけやっています。興味ある方は、のぞいてみてください。

             〇

今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
19世紀ハンガリーのギタリスト、ヨハン・ガスパール メルツ の残したギター独奏曲です。初級学習者に人気の曲で、たびたびレッスンや発表会で取り上げられます。ぜひどうぞ。

▽ロマンス(メルツ 演奏;広垣 進)
https://youtu.be/ur4cFbSRht4


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指が温まる曲

今朝のこと、玄関先から牛乳を取り込もうとすると、小さな紙片が入っていました。見ると「明後日(25日)は悪天候のため配達ができなくなる可能性があるので、一日繰り上げて明日お届けします」とあります。こんなことは初めてです。非常に強い寒波が來ているようです。
年間で一番寒い時期です。
昨年の冬、「ショパンに捧げる練習曲」というのを作りましたが、実はこの曲、「弾いていくうちに右手の指が温まる」という音の配列で書かれています。ただし、それは私の指にだけあてはまる話かもしれません。興味ある方は、同じような音型で、アルペジオ練習をお試しください。

▽ショパンに捧げる練習曲(作曲/広垣 進)
https://youtu.be/RPak31tqvlo

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今週のアップロード

今朝、タレガの前奏曲を2つユーチューブに上げました。収録した日(年末)の日記に「2曲合わせて1分足らず」と記しましたが、いつものように「ご視聴ありがとうございました」てのをつけたので、再生時間はちょうど1分となりました。お時間はとらせませんので、ぜひどうぞ(笑)。

この日曜日にコンサートを終えたので、今週はユーチューブ用の音源作りの週です。パソコンの中から「使えそうだな」と見つけたのが「ラグリマ」と「ロマンス(メルツ)」、あらためて収録したのが「前奏曲第4番(ロボス)」と「グリーンスリーブス(広垣編)」と「アメイジンググレイス」で、合計5曲用意しました。
タレガの2曲はあまり弾かれていない作品ですが、こちらの5曲はいずれもよく知られた曲で、ギターを弾かれる方なら「全部知っている」、中には「全部弾ける」という方もみえると思います。

             〇

今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
「アルハンブラの思い出」の作曲者、フランシスコ・タレガの小品を2曲紹介します。前奏曲集から第10番と第11番です。いずれもニ長調で書かれています。ぜひご視聴ください。

▽2つの前奏曲(タレガ 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/5pFB9WP38iw

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残していく曲か否か

昨日、今年最初のコンサート「春への前奏曲」を終えました。
定員15人に対して来場者数は10人です。ショートメールにより個別のお知らせだけで、たくさん来ていただきました(ブログはほとんど効果ありません)。
タイトルは「バッハの前奏曲(リュート組曲第3番)をメインに用意していこう」という意図があって考えました。この曲は1年以上も(人前で)弾いていません。
私は「バッハをメインにして一番時間をかけたけれども、出来栄えは他の曲の方が良かった(ましだった)」というコンサートを、今までにたくさんやってきました。そして少々悔しいですが、はたして今回もそうなりました。
私はこの1~2年で、これまでに手がけたバッハ作品の多くを手放しました。「ずっと弾き続けたい」と思う曲をいくつか残し、それらを継続して練習するための時間と体力を確保するために、他の作品を断念したわけです。「ずっと弾き続けたい」という曲の中には「シャコンヌ」もあって負担は大きく、「これ以上増やすべきじゃない」という思いがあります。
この前奏曲を「残していくか否か」は、昨日の演奏の出来栄えでなく、今後すっと継続して練習できるかどうかで、結論を出していくことにしました。私の場合、このくらい難しい曲になると、「せめて2~3日に1度は通す」くらいのことができなければ、レパートリーとして維持することは無理なのです。


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ハンガリー狂詩曲

今年最初のコンサート(1月例会)は今度の日曜日、あと2日余りとなりました。どうも月例コンサートをやっていると、一年中カウントダウンしているような感があります。
今週に入ってからは「継続的に通しておこう」と決めた曲もせいぜい1回弾いたかどうか、まだ弾いていない曲もあります。毎度のことながら直前の週はまったく余裕がありません。
それなのに「今週のアップロード」で、やたらと時間を使い過ぎました。曲はリストの「ハンガリー狂詩曲」です。一昨年の夏に編曲して秋にアップロードした曲ですが「できた!」と調子に乗って発表したものの、何度か聴き返しているうちに不本意な部分、未熟な部分が見えて来て「しまった。もっといいのを作って、アップしなおそう」と決めていました。
音源は、昨年の秋にやっと再収録して残しておいたものを使いました。「音源さえあれば、コンサート直前でも何とかなる」とタカをくくっていたのが大誤算です。これだけ大きな曲となると編集作業もけっこう大変で、結局先週の「さくら」の何倍もの時間を使ってしまいました。これだけ時間をかけたのだから、たくさんの方が再生してくださるといいんですが……そもそも、再生時間の長い動画は敬遠される傾向があるんですよね(笑)。

             〇

今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
フランツ・リストの代表的ピアノ曲「ハンガリー狂詩曲第2番」をクラシックギターの独奏用にアレンジしたものです。2021年の9月に発表し、何度かコンサートでも弾き、随時修正を加えてこのかたちになりました。
※最初の動画「ハンガリー狂詩曲第2番/広垣進編」は消去しました。

▽ハンガリー狂詩曲(リスト 編曲&演奏/広垣 進)
https://youtu.be/AqbDDxK0uBw

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今日は成人の日

今日は成人の日です。
いまだに「成人の日は1月15日」という感覚が身体に残っています。
もっとも自分の成人式当日は、初めて挑戦したコンクールの直前だったこともあり、式が終わると中学時代の同級生がこぞって伊勢神宮に行く(多分その後は会食)のを尻目に大学のギタークラブの友人と二人でラーメンだけ食べてそそくさと帰宅し、ひたすら練習にはげみました。結果、そのコンクールで運よく入賞できてしまったところから私の音楽人生が始まったような気もします。「成人の日」が来るたびにあの頃のことを思い出しますね。「わが青春に悔いなし」と言えばダサいですが(笑)。

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今週(今年最初)のアップロード

今日は木曜日、メルマガ「コンサートニュース伊勢」の新年号配信日です。
冒頭の原稿を以下にコピーしてきました。


 おかげさまで
 「コンサートニュース伊勢」は
 創刊時から数えること
 23回目の正月を
 迎えることができました

 というのは
 昨年の新年号の
 数字を変えただけの定型文です
  
 ……失礼しました
 相変わらずですが
 60歳台後半にもなると
 たあいもないことを
 判で押したように
 繰り返せるのは
 幸せなことなんだと
 身に染みて思うわけです

 本年もよろしく
 お付き合いの程お願いいたします

             〇

今週(今年最初)のアップロードです。
ご存じの日本古謡「さくら」を中高年(初級学習者)向きのテキストに
あった譜面で弾きました。ぜひどうぞ。

▽さくら(山中芳郎編 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/NcxB1OjHI4w
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誕生日にこの曲

今日は私のバースデー、またひとつ年をとりました。66歳です。誕生日を迎えるといつも、「自分はあとどのくらい、元気にギターを弾いていけるだろうか」と考えます。

今日は朝から、バッハの「シャコンヌ」を弾きました。曲が進むにつれて集中力が落ち、ミスを頻発しました。この大曲については度々のことです。「ぼちぼちと潮時かな」と弱気になり、誕生日を区切りとして作成途中の今年の「演奏記録表」から、この曲の名を消しかけましたが、結局消せませんでした。
この曲との付きあいは40年を軽く超えます。この曲を完全に手放したら、荷が軽くなる代わりに、寂しさは増えます。ほかの曲に対しても、弱気になることが増えそうな気がします。指がなんとか動き、暗譜がなんとかできている間は、完全に手放すことは考えないようにしましょう。
この曲との付きあい方を考えればいいのです。気候の良い時期に慣れた会場で弾くとか、同じ日に弾く曲をやさしいものだけにするとか……まだまだ手はあるはずです。

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。旧年中は何かとお世話になりました。
当方、この正月で66歳になります。身体のあちこちに弱いところが出てきました。でもそのたびに、それらと概ねうまく付きあっています。今年も年齢相応のいい活動(演奏と指導)を続けたいと思います。

・週に1曲のペースでユーチューブに演奏を公開しています。
 ぜひお聴きください。
・入念の準備をして月例ギターコンサートにのぞみます。

▽一月一日(上 真行、演奏/広垣 進)
https://youtu.be/L2pdWqCdnHo

▼広垣 進(ユーチューブチャンネル)
https://www.youtube.com/channel/UCfRFFpIxj2gJ8WZeM5fcyvg
……本日現在で77曲になりました。

以上です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまにおかれましても、幸多き1年でありますように…。


2023年1月 広垣 進 http://blog.goo.ne.jp/hiro7167


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