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シャコンヌと疲労対策

「還暦記念ギター独奏会」まで20日を切りました。
わざわざ「還暦記念」と銘打ったのは「バッハのシャコンヌを60歳で弾く」という目標があるため……ということを前に記しましたが、正直、ハードですね。
私が弾くと演奏時間は約14分。毎日最低1回は通して弾いていますが、まだまだ足りません。
2回目に弾くのは、毎日の練習日課(基本的な技術練習と全曲の通し)をひと通りこなした後なので、すでにあちこちに疲れが来ています。
疲れをひきずったまま、楽器にしがみつくように無理をしながら弾き通すことは逆効果です。
もちろん「やたらに通すのでなく、部分練習をしっかり」という方針も大事ですが、私の場合は、「音楽全体の流れの中でテンポをどう設定していくか」という大きな課題があるので、テンポを考えながら曲を通していく練習がやはり必要になってきます。
そこで2回目(以降)にこの曲を弾くときは、こんな対策をとっています。

・足台でなくダイナレットを使う(本番ではシャコンヌともう1曲に限り、足台を使う予定)
・張りがやや弱いギターを使う(本番ではマツムラギター1976年作)。
・通し練習の前後で短くとも必ず休憩(できれば仮眠)を入れる。
・前半の短調の部分を弾き終えたところで音楽を止め、楽器は楽に構えたままで1分ほど目を閉じて休み、呼吸をゆっくりと整えてから演奏を再開する。

……以上です。
これだけのことをやって本番にのぞむのは今回が初めてです。
おかげで「2回目を弾き始めたけれど、疲れが出て全然弾けない」と感じ、演奏をやむなく中断する……という最悪のパターンはなくなりました。



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突発性難聴

今日、1日遅れの墓参りに行ってきました。
19日(火)の夜の日記に「普通の風邪ですが」と記していますが、実はこの日、「熱が下がらない」程度では済まない大きな事態が発生しています。
「これから自分の耳はどうなるのか」「音楽活動にどんな影響が出てくるのか」ということが頭をかけめぐり、どこまで(ネット等で)オープンにしたものかが整理できずに、そこには触れず「普通の風邪ですが」にとどめておいた次第です。
この日、朝起きると右耳がほとんど聴こえなくなっていたのです。「風邪のせいかな」と思っていた耳鳴りの音も大きくなっています。
「これは、ただごとじゃないな」と市内の耳鼻科へ駆け込み、診ていただいたら「突発性難聴」とのこと。「内耳の炎症でも風邪でもなく聴覚神経のトラブルらしい」というお話でした。
即、薬を処方してもらい、毎食後飲み始めました。「完治しない人も多い」「発見・治療開始が遅いとまず治らない」ということは、耳鼻科から帰った後で知りました。
21日(木)になりました。薬が効いてきたのか、聴力が少し回復してきました。耳鳴りはまだ続いています。「時間の勝負だ」という気持ちが強かったので、健康診断の最新データを手に、再度同じ 耳鼻科に行き、薬をもうひとつ追加していただきました。この薬の効果を確認するため、来週また行きます。
22日(金)は志摩観光ホテルのライブです。穴をあけることは絶対したくありませんでした。「片耳が弱いと、こんな風に弾きにくくなるんだ」ということがはじめてわかり、熱が下がってからは、「ライブで予定していたけれど、弾いてはいけない(急に弾きにくくなった)」という曲をさがす作業ばかりやっていました。
ライブはなんとか終わりました。たぶん私の耳の変調は、お客さんにもスタッフに気づかれずに済んだと思います。

今のところ、こんな具合です。
左手腱鞘炎(7年前)以来の大きなトラブルと言っていいでしょう。
ただ、腱鞘炎の時のような「全然弾けない」という状況ではないので、精神的な苦痛はあまりありません。音楽活動はほぼそのままのかたちで続けることになるでしょう。でも治らなかったら、何らかの活動していく上でハンディを背負うことは避けられません。そのときはその時で「ハンディとどうつきあっていくか」ということになります。
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年寄りは早く寝なきゃ

先週お話した風邪がなおるまでに1週間かかりました。
もっとも、熱が下がっただけでなおったと言っていいものかどうか。
これが年をとるということなんですよね。
年寄りは早く寝なきゃいけません。
おやすみなさい。
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普通の風邪ですが

一昨日家族の行きつけの医院で診ていただきました。
インフルエンザでなく普通の風邪ということで、処方された薬を飲み始めたら少し熱は下がりましたが、なかなか平熱に戻りません。
今日も早く寝なきゃ。昼間寝たり起きたりしているので、早く床に入っても簡単には眠れないかと思いますが……でも早く寝ます。おやすみなさい。
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夏風邪のような

台風の動きが気になりますが、それを除けばずいぶんと過ごしやすくなりました。
いかがお過ごしでしょうか。
私の方、夏風邪のような症状が少し出てきています。若いころなら、一晩寝れば確実になおった程度ですが、どうなることやら……。
そんなわけで、今日は早く寝ます。おやすみなさい。
みなさんもお気をつけて。
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グラウンドによるグリーンスリーブス

「グリーンスリーブス」は、あまりにも有名な曲であるがゆえに、古今東西のいろんな音楽家が好きなように作りかえて、たくさんのいい演奏を残されています。その結果とも言えるでしょう、世界中にはいろんな「グリーンスリーブス」のメロディーが残り、広がっています。
私もこれまでに、ソロだけでも4通りのアレンジで演奏してきました。
最近は「グラウンドによるグリーンスリーブス」という、リコーダーとギターのために書かれた譜面のリコーダーパートをベースに、「ギターには(私には)不向き」という変奏をいくらか割愛し、逆に勝手に自分で作った変奏も少しだけ入れて、きちんとした譜面も作らずに、つまり、なかば即興的に弾いています。
今のところ、これまでに弾いた中では一番の「お気に入り」ですが、11弦ギターで第8弦まで使うので楽譜は出版しません。書いても売れないでしょう(6弦ギター用に書けば売れますかねえ……笑)。


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9.11

今日は9月11日、アメリカ同時多発テロがあった日です。
もう16年も経つんですね。いえ、まだ16年と言うべきかもしれません。
今日がこの日であることを日記に記すのはあまりにも重く、かと言って別の話題で日記を記すのはあまりも軽く、困ってしまいます。
今の自分にできることは、やはりギターを弾くことだけです。
自分の発する音が、世の中をほんの少しでもいい方向に動かすことにつながっていけば、それはどんなに幸せなことでしょう。

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おかげさまで800号

メルマガ「コンサートニュース伊勢」は、おかげさまで通算800号となりました
相も変わらず、情報提供というよりは発行者の近況報告みたいなお粗末な中味で、「メルマガの体をなしていないね」というお叱りを受けてもおかしくありませんね。
それでもこうして今日もパソコンのキーをたたいているというのは、とりもなおさず、「皆さんとのわずかなつながりを維持していきたい」ということにほかなりません。
こうしている間にも、明日のホテルライブでの、演奏の仕上がりが気になってきました。早いところ作業をすませて今夜最後の練習にもどらなきゃと思います。
こんな具合です。今後とも末永くおつきあいのほどをお願いいたします。

▽コンサートニュース伊勢
http://www.amigo.ne.jp/~hiro7167/cn_ise
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さあ秋だ

二三日前まで「この暑さは何だ」と思っていたのに、秋風が吹いてきて急に涼しくなりました。涼しくなると食欲がもどり、夜の睡眠もとれるようになり、身体がいくらか軽くなります。
「さあ秋だ。夏の分を取り戻すぞ」と気合いを入れ過ぎて、活動を大幅に増やし、結局身動きがとれなくなるのがいつものこの時期です。
この秋は、還暦記念コンサートを企画しています。
「年をとったという自覚がないね」と言われなくすむように、自分がどこまでがんばれるか、どこまでしかがんばれないかをよく見きわけものです。 
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