goo

弾きおさめ

今、我が家のテレビでは大晦日恒例の「NHK紅白歌合戦」を映しています。番組で登場する歌は嫌いではありませんが、最後まで見ることは避けて部屋に戻り、今年最後の練習にいそしむことにします。そして、番組終了よりも早く練習を終えるようにします。そうでないと、新しい年の最初の朝、いいスタートが切れません。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

新しい年は

ここのところ、「組曲イ短調」(ポンセ)をさらいなおしています。学生時代から何度かコンサートにも出してきた曲ですが、最近はとんとご無沙汰しています。案の定、今週初めの段階では、「全然弾けない」と気落ちするほどの出来ばえでした。でも、1週間で「いける」というところまで来ました。
けっして、やさしい曲ではありません。同じ程度の難しい曲を、これから初めて手がけたとしたら、おそらく一生ものにはならないでしょう。
考えてみたら、「今は弾けない。でも取り戻せるはず」という大きな曲を私はたくさん持っています。新しい年は、これらを順繰りに取り上げてみることにしましょう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

#が3つあるだけで

昨晩、教材(編曲譜)をひとつ作りました。
有名な「シューベルトの子守歌」の、初心者用独奏楽譜です。
ひとりの生徒さんに、30年以上も前のNHK教育テレビの「ギターをひこう」のテキストにあった楽譜を紹介したのはよいけれど、実はこの譜面、8小節で終わっています。
つまりは、歌の前半部分のみのアレンジだったわけです。
「せっかくだから、後半部分を追加しよう」ということで、この譜面の続きを、今日のレッスンに間にあうように書き上げた次第です。
「書き上げた」とはいっても、私が付け足したのは第5弦、第6弦の開放弦だけです。
それにしても、イ長調ってのはいいですね。主和音の根音がラ、属七和音の根音がミになるので、何といっても左手で押さえる音が少なくてすみます。
ただ、裏をかえせば、一度弾いた低音が、なかなか鳴りやんでくれません。今日の生徒さんに対しては、消音までは要求しないことにしました。はじめて独奏に挑戦するような方ですと、#が3つあるだけで、それはもう大変です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

冷えと眠気と

「冬に至る」という漢字のごとく、冬至(昨日)を過ぎると、寒さが本格化します。
今日は寒い日でした。
両指だけでなく全身が冷え切って、「これでは全く練習にならない」と部屋を暖めると、指が温まるより先に、猛烈な眠気が襲ってきます。
たっぷり時間があるときは、仮眠を決めこめばいいんですが、いつもそうとは限りません。いえ、そうでないのが普通ですよね。
これからの季節は、冷えと眠気の両方と闘っていくことになります。
若いころはこういうことは全然なく、きっと、血行がずいぶんと悪くなっているんだろうな……と、そんなことを言っても始まりません。現実をしっかり受け止めて、一日の活動を組み立てていくばかりです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

西の空がきれいで

先ほど、三郷山からもどりました。
今日は「コンサートニュース伊勢」の配信日ですが、作業はこれからです。昼間は練習を優先させました。
今日は一日、おだやかな日でした。
我が家の2階から見た西の空がきれいて、読者の皆さまに画像を紹介したくなりました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

実務を先送りすると

今日は第3水曜日です。今年の生涯学習講座(南伊勢町)が終わったので、三郷山を歩いた時以外では一歩も家から出ず、家の仕事と練習を交互に片付けながら、比較的ゆったりと過ごしました。レッスンもなかったので、好きな時に休憩もとることができ、どちらも効率よくはかどったと思います。
本当は、教室や関係団体の会計整理、来年度の講座開設希望資料の作成など、この時期にしなきゃいけない実務が山のようにあるんですが、ついつい、「しっかり練習して、今年1年間を締めくくろう」という言い訳をして(笑)、練習に励んでいます。もちろん、練習が一番大事です。でも、避けて通れない実務を先送りすると、結局、充分に練習できない日をいつか作ってしまいます。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

これも年の功

昨日の日記に書き忘れました。バッハの「組曲ホ長調」のうち、1月のコンサートで弾こうと考えているのは、「ガボット」「メヌエットⅡ」「ジーグ」の3曲だけです(残りは、2月以降)。
昨日と今日とで、「ガボット」が、若いころ弾いていた程度に弾けるようになってきました(暗譜はまだです)。
もちろん、若いころのように指は動きませんし、しなやかさも失ってきています。それでも「何とかなります」と、強気でいられるのは、合理的な運指を考えられるようになってきたからです。
若いころは、「もっと楽に弾ける弾き方があるはず」ということは全く思いもよらず、ただただ、がむしゃらに弾きまくっていたんでしょうね。だてに年はとっていません。
もうひとつ付け足しますと、通し練習をわずかしかやっていないことも正解です。「ガボット」は「ロンド風」に書かれており、演奏時間の約半分もの間、冒頭のメロディーを繰り返して弾いていることになります。ということは、この部分の練習量は、自然と他の部分のそれよりも格段に多くなります。
そうです。こういう曲を「ひたすら繰り返す」ということは、「すでに弾けるようになった箇所を、何十回も弾いているだけ」ということにほかなりません。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

組曲ホ長調

一昨日、今年最後のコンサート「エスパーニャ」は終わりました。相変わらず不本意な部分も少しありましたが、全体としては、概ね気分よく弾けたのではと思います。
一夜明け、昨日の朝から新年の活動の準備に入っています。
ここからは一昨日の日記の続きとなります。
1月のコンサートで、凝りもせず、バッハ作品に再挑戦することを決めました。
かつて取り組んだバッハの曲で、今年1年間「手つかず」だった曲はけっこうありますが、「何度挑戦しても、惨憺たる出来だった」というのをはずすと、結局残ってくるのは、「リュート組曲第4番」といっていいのか、「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番」(こちらが原曲)といっていいのか、とにかく、あのホ長調の組曲だけになります。曖昧な言い方をしたのは、たった一度だけ「うまく弾けた」(?)のが、一般に使われている「リュート組曲第4番」の譜面から、たくさんの低音を省略して、ヴァイオリンの原曲にかなり近いかたちで弾いた時だからです。
個人的には、「リュート組曲第4番」の楽譜は、低音が多すぎると思います。「ヴァイオリンに出せない音を」という気持ちはよくわかりますが、技術的に難しくなりすぎて、この組曲の持つ軽快さも明るさも失ってしまうような気がしてなりません。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

選挙前日のコンサート

今日は今年最後の月例コンサート、伊勢市クラシックギターを楽しむ会の「エスパーニャ」ですが、あろうことか、今回もまた選挙の前日と重なってしまいました。
実は先月の例会の際には、同じ建物で某保守系議員さんの演説会があり、ドアの向こうが騒がしくて弱りました。弱りましたが、事前に主催者さんから謝罪の言葉をいただいていたので、文句を持っていきようがなく、「こんなことで動揺していちゃいけない」と自分に言い聞かせながらの演奏となってしまいました。私のほうに、「もしかすると、この時期に選挙があるかもしれない」という読みがあれば、少しは対応できたのにと思います。
まったくもって、世の中の動きに疎いと、思わぬところで苦労してしまいますね。
今日はどうでしょうか。あたりが静かになるのは、夜8時ちょうどだったように記憶していますが。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

バッハを入れる負担

夕方のレッスンを終えて、部屋に置いているピアノ椅子を車に乗せました。
明日は、私の演奏する今年最後のコンサート「エスパーニャ」です。
文字通り、スペインの作品ばかりでプログラムを組みましたので、久々にバッハの曲がひとつも入っていません。
プログラムにバッハがないと、精神的にはいくらか楽です。
でも、こういうコンサートが何度か続くと、バッハのレパートリーがひとつ、ふたつと確実に減っていきます。
私は、今年1年間で、今まで手がけてきたバッハの曲の約半分をさらいなおしました。
でも、残りの半分を来年で……ということは、考えていません。それをすれば、今年弾いた曲が弾けなくなります。「できれば、来年さらいなおしたい」と考えているのは、組曲で言うとあとひとつだけですが、それも、今日のところは伏せておきましょう。「できもしないことを、言うべきじゃない」と言われるは嫌ですから(笑)。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ