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指が冷えて弾けないときは

この週末(25日)、今月のコンサート「春よ来たれとギターの音」を終えました。
希望通りに会場がとれず、やむなく土曜の夜の開催となったのは久々です。果たして参加者数はここに書けないほどの数字となりました。コロナ禍の中ろくに宣伝しなかったというのはいつものことで数字は気にしていませんが、「夜は行けない」とか「今日は体調不良で」とかで何名かの常連さんに来ていただけなくなったのは反省材料です。
気温は低く風もあって、人も少なかったので、窓の開放はいつもよりは少なめにしました。それでも「冷えたこの指で弾けるかな」と不安になるほどの冷たさです。
でもあわてず、考えていた対策をとりました。指が冷えて弾けないときは、ともすれば右手指に力を入れたり、同じく右手指を一生懸命動かしたりしてしまいがちですが、ただでさえコントロールできない指には逆効果で、大きなミスタッチを乱発する羽目になります。
こうこうときは、むしろ右手の状態を忘れて弾く方がいいでしょう。この日は、左手指が押えている弦とフレットだけを見て、「ここから音が出ている」というつもりで弾きました。結果、弾き進めるうちに「大丈夫だ」と思えてきて、この寒い日の演奏を何とか終えました。
この方法は私には有効です。こうすると右手の余分な力が抜け、左手指も無駄なく力を入れることになるのです。譜面台を立てて弾かれる方ですと、やはり楽譜だけに集中されるのがおすすめですね。
春は間近です。5月例会の会場予約は、必ずや明後日(3月1日)に済ませたいと思います。寒さの心配はしていませんが、気候が良くなると利用団体も増えてきます。

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土曜の夜に

明後日は2月の月例コンサート、久々に土曜の夜の開催です。
ここのところ、冬の例会は日曜の午後を基本にしてきましたが、今回は申し込みが遅れ、希望日(日曜)がとれませんでした。「無理しても12月の1日に行くべきだったな」と反省することしきりです。
私のホームグラウンド、「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」のコンサートにせっせと来て下さった方々も高齢化が進み、「身体は空いているけれど、夜は疲れが残るし、車の運転も心配で、どうも行きにくくって……」という方が何人か出てきました。「土曜の夜のほうが」という方も少しはみえますので、すべて日曜日というわけにもいきませんが
、土曜の夜と日曜午後の実施回数のバランスを見なおしたいと思います。
私自身は、ほとんど勉強のためにやっている活動なので、どちらでも何とか都合を合わせていきますが、近年(コロナ禍に入ってから)、換気のために暖房が効きにくくなり「指が冷えて困った」という経験はあります。
週間気象情報を見ると、明後日19時(開会時刻)の伊勢市は「晴天ながら予想気温はセ氏3.8度、6m/sの北西の風」と出ています。「指が冷えたら弾けないかも」という曲のそれぞれについて、テンポや右手指のフォームなどを再チェックする必要がありそうです。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
20世紀前半、ブラジルが生んだ国民的作曲家、ヴィラロボスのギター曲です。「ブラジルインディオへの讃歌」の副題を持ちます。ぜひご視聴ください。

▽前奏曲第4番(ヴィラロボス 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/JI3kC8ZZYL8


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ひと工夫して練習

「少し春に近づいたかな」と思う日もありますね。いかがお過ごしでしょうか?
私の方、実はここのところ右下肢の状態が少しかんばしくありません。少しです。どうかお気遣いなく。
昨年の夏、市内の整形で診ていただいたら、背骨の隙間に狭い所かあってそこを通っている神経が圧迫されて……とよくある話です。長時間椅子に座っていると痛みが来ます。
で、ひと工夫して練習は続けています。それは「小道具を椅子から離す」という単純な方法です。要するにメトロノームや録音機、爪みがきなど、練習に必要な機器や道具など一切を、立ち上がらないと手が届かない位置に置くのです。そうすることで、必要なときには必ず立ち上がることになるので、身体にはやさしいと思います。
でも、足台だけは別。椅子から離れた位置に置くのは無理です(笑)。私の場合は、左ひざに置く枕状の支持具と足台をできるだけ交互に使えるよう、コンサート本番のプログラムと練習メニューを考えています。
あと、通し練習の際に、1曲弾き終えるたびに、本番さながらに椅子から立ち上がって礼をするという方法がありますね。
以上、腱鞘炎や腰痛に悩まされた経験から見つけたささやかな対策です。ご参考までに……。
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5時半に切り上げる

我が家の生活サイクルから考えると、早朝の三郷山を歩くためには、午前5時半には朝の練習を終えなければなりません。この1週間、それはほぼ維持できています。
もっとも、1時間半練習しようと思えば、4時ちょうどに弾きはじめる必要がありますが、それはあやしいですね。つまり正確には、「維持できている」でなく「切り上げている」というわけです。
でもこの歳(66歳)にもなれば、それ以上長く集中して弾くのは難しい気がします。「必ず5時半には切り上げる」と意識し、その分無駄な練習、無理な練習を減らしていくのが賢明だと思います。
予定通り5時半に練習を終えれば、早朝の静かな三郷山を歩きながら、それまでの録音を集中して聴くことができます(少々寒いですが……笑)。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
1956年に「うたごえ新聞」で発表されて以来、多くの歌手に歌われ、NHKの「みんなのうた」や音楽の教科書でもとりあげられて大変有名になった歌です。文化庁と日本PTA全国協議会が選定した「日本の歌百選」にも選ばれました。これをクラシックギターのソロに編曲して弾きました。
ぜひご視聴ください。

▽かあさんの歌(窪田 聡 編曲/広垣 進)
https://youtu.be/PQeQje3Zlx0

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就寝10時半を死守

1週間前の日記に

 花粉症のシーズンになると
 三郷山を歩く時間帯は午前中が中心

……云々と記しました
一昨日でしたか、「昼間は雨がずっとやまず」という予報が出ていたので、久々に朝6時頃に、三郷山へ向かいました。家を出た時は真っ暗、でも歩きはじめるとすぐに足元が見えるほどになりました。
「これからの季節ならこの時刻に歩くのな可能だな、花粉が飛んでくる心配は無用だし、何よりも静かだし」というわけで、練習録音を聴きながら歩く時間帯を、一般的な意味で使われる「午前中」でなく、「早朝」に戻す気になりました。
もちろん、2~3日朝寝坊をすればこのリズムは簡単に崩れます。この3日間の就寝は10時半、これを死守すればいいだけです(笑)。

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食事のとり方を考えなきゃ

今日は午前2時過ぎに目が覚めました。「少々早すぎるかな」と思いましたが、目覚めは悪くありません。昨日の夕食が、量が少なめで時刻も早く、消化のいいものばかりだったことを思い出しました。
それで「起きても大丈夫だな」と意を決し、いつもの着替え、洗面、家の仕事、ストレッチの後、熱めのコーヒーを飲み、少し指慣らしをした後「アニーローリー」を収録しました。もちろんユーチューブ用です。
ひどい寝不足のはずですが、その割には、昼間も普段通りの過ごし方ができています。「何か集中して取り組みたいことがあるなら、やはり食事のとり方を考えなきゃ」とあらためて思った次第です。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
イタリア・ルネッサンス期の小品です。リュートソロでよく弾かれていた曲のようです。11弦アルトギターで弾きました。ぜひご視聴ください。

▽あの瞳は今いずこに(作曲者不詳 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/FWU4fE8f4Fc


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花粉症のシーズン

今週から、我が家の洗濯物の大部分が、部屋干しの対象となりました。そう、花粉症対策です。
私自身の症状は軽い方だと思います。医者にかかったことは一度もありません。
でも、今年はまた多いとのことで、油断大敵です。
花粉症のシーズンになると、三郷山を歩く時間帯は午前中が中心となり、音階やアルペジオ(分散和音)の練習時間と重なってきますが、今歩いている時間帯(最近は16時前後)に、それらを行えばいいだけの話です。
ま、大自然の営みには逆らわないようにしましょう。


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バッハは偉大です

2月になったので伊勢市福祉健康センターに足を運び、4月の例会(コンサート)の会場予約をしてきました。希望日がとれました。16日(日)の午後です。
予定が決まると気持ちが引き締まりますが、具体的な準備の大半は3月例会が終わってからになります。
ただし「手ごわい曲」は予定に関係なく、年中継続して弾くようにしています。「手ごわい曲」の筆頭はやはりバッハ作品で、今は「シャコンヌ」を含む5曲を、できれば毎日、せめて1日おきには弾くようにしています。が、いずれもなかなか仕上がりません。今でさえそうですから、2月例会(コンサート)が近づけば、余裕がなくなってまた少し弾けなること必至です。やはり「5曲でも多すぎるかな」という感しきりです。
でも、それぞれの曲を弾いているときは、たとえミスを連発していても、「これを手放す気にはなれないな」と思ってしまいます。やはりバッハは偉大であります。

             〇

今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
よく知られた昭和の名曲です。クラシックギターのソロで弾きました。ぜひご視聴ください。

▽雪の降る街を(中田喜直 演奏;広垣 進)
https://youtu.be/N1xSrjKpfF4

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