ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

エアーナビ AVIC-T10 vs EN-4500 レビュー(1)

2008-06-14 12:39:39 | 位置情報・地図


 エアーナビ AVIC-T10 を購入したので、例によって簡単なレビューをしてみたい。
 なお、AVIC-T10 と EN-4500 との仕様比較については、エアーナビAVIC-T10仕様比較に記載しているので、ご覧いただければと思う。購入して分かったこともあるので、追って仕様の表は追記していきたい。

 さて、まずは箱。



 早速、EN-4500 と大きさを比べて見た。エアーナビAVIC-T10の第一印象は、とにかく大きく重い。さすがは5.8インチワイド液晶だ(個人的にはもう少し小さくてもよいのですが)。一応、同一の場所を表示させている。



 電源を入れ、実際に地図を表示させてみた。なお電源オフからの電源投入時は、起動にそこそこ時間がかかる。そのためかスタンバイモードが用意されているようだ。
 さすがにWVGAだけあって画面は繊細だ。左上が「現在地ボタン」。真ん中はボタンが「ターゲットマップ切り替えボタン」。これを押すと地図の表示内容が変わる。マニュアルによると「文字拡大」「道路重視」「住所重視」「施設重視」とある。ここにはリングもついていて、「マップコントローラー」という縮尺切り替えリングだ。左下は「メニューボタン」。メニューボタンの下にはマイクがついている。



 上から見たところ。右に見えるのが電源スイッチ。ワンセグアンテナを伸ばしてみた。



 右側面。SDカードスロットがある。



 左側面。イヤホンコネクタ、miniUSB コネクタ、DC電源コネクタがある。



 裏面。中央下にある端子群は、クレイドルとの接続端子。クレイドルとの接続時は、電源・車速パルス・オーディオ出力をクレイドルから取るようになっている。右上は外部GPSアンテナ用コネクタ。右は電池ボックス。



 電池ボックスを開けて電池を取り出したところ。このように電池は取り外し可能。ちなみに、電池ボックスの中に Windows CE Core を搭載している旨が記載してあった。



 最後に、クレイドルと通信モジュール用のアタッチメントカバーを取り付けたところ。通信モジュールはこのアタッチメントカバーの中に挿入することとなるらしい。アタッチメントカバーにはminiUSBコネクタがついていて、本体に接続する。このアタッチメントカバーは電池ボックスのカバーを兼ねていて、元々の電池ボックスカバーを外して、このアタッチメントカバーを取り付ける。



 なお、同梱の説明書によると通信サービスは6月末から開始されるそうだ。

(とりあえず書いてみたので、今後写真の差し替え・説明の修正の可能性があります)
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エアーナビAVIC-T10仕様比較

2008-06-13 07:25:29 | GPS


(実際に購入してみたので、エアーナビ AVIC-T10 vs EN-4500 レビュー(1)もご参照ください)

 エアーナビAVIC-T10の仕様比較をしてみたい(購入によって、情報をアップデートしています)。
 下記に書いてみた。


機種名
PONTUS EN-4500

ミニゴリラNV-SB360DT

AVIC-T10
GPS性能-159dBm-152dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ133×78×33mm128×85×26.2179.5×98.8×32.5mm
重さ250g310g500g
液晶4.34.55.8(WVGA)
地図データ格納場所外部SD内蔵4GB内蔵4GB
地図縮尺10m~50km50m~500km
外部メモリSDSDSDHC
外部接続専用外部端子Bluetooth/USB
内蔵電池稼働時間3h1h
地図メーカーゼンリンゼンリンインクリメントP
ワンセグ
その他ナビ以外機能MP3/WMA/JPEG
BMP/GIF/PNG
TIFF/WMV
MP3/WMA/JPEGWMA/MP3/AAC
JPEG/BMP
住所検索数2000万3400万3500万
ジャンル・周辺検索200万450万
施設名検索200万?1000万
電話番号検索1000万4000万700万
周辺検索範囲5km8km
地点登録500500
VICS××○(通信機能による)
自律航法××○(ジャイロ・加速度、別売りで車速)
オービス対応×?×
オートディマー××
防滴×××
通信機能××
パーキングブレーキ結線不要必要不要


 このように見ると、まず AVIC-T10 は PND にしてはその大きさ・重さが目立つ。画面も他機種と異なりWVGAであり、地図の見やすさの面では一歩抜きんでているだろう。
 気になるのは、電話番号検索数の少なさだ。ミニゴリラの4000万件は個人宅も含むので、これを不要と考えれば1000万件相当。こう見ると、エアーナビの700万件というのは少ない。せっかくの4GBメモリなのだから、個人宅は不要にしても他社並みの1000万件はあった方がよかったのではないだろうか。

 GPS 感度が明らかにされていないところは気になる点だ。せっかく自律航法を持っているのだから、それを活かせるだけの GPS 感度であって欲しい。
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ストラーダポケットCN-MP50D発売中

2008-06-13 02:19:27 | GPS



ストラーダポケット CN-MP50D 製品ページ

 半年近くも前、1月の話だが、パナソニックからも PND が発表され、発売されている。ストラーダポケット CN-MP50D という。
 今さらではあるが、パイオニアとともにカーナビの有力メーカー、パナソニックの PND について触れておかない訳にはいかない。ということで記載しておきたい。

 ストラーダシリーズの PND であること、また 5 インチワイド画面などが特長だ。今のはやりであるワンセグ受信にも対応している。現在は5-6万円くらいで販売されているようだ。
 わたしが持っている PND、EN-4500 と比較してみよう。

機種名
PONTUS EN-4500

ストラーダポケット
CN-MP50D
GPS性能-159dBm-157dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ133×78×33mm129×87×32 mm
重さ250g295g
液晶4.35V
地図データ格納場所外部SDSD 2GB
地図縮尺10m~50km10m~50km
外部メモリSDSD(2GBまで)
外部接続専用外部端子×
内蔵電池稼働時間3h4h
地図メーカーゼンリンゼンリン
ワンセグ
その他ナビ以外機能MP3/WMA/JPEG
BMP/GIF/PNG
TIFF/WMV
画像
住所検索数2000万2000万
ジャンル・周辺検索200万200万件
施設名検索
電話番号検索1000万1000万件
周辺検索範囲5km5km
地点登録500500
VICS××
自律航法××
オービス対応×
オートディマー××
防滴××
パーキングブレーキ結線不要必要

(ストラーダポケットの外部接続については、このような記事もあった)

 カーナビソフトウェアに着目すると、スペック的にはいい勝負だ。検索対象数も同等。表にすると、違いはオービス警告があるかないかくらいになってしまった。
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「どこ・イルカサービス」にGPS端末?

2008-06-13 00:21:33 | 位置情報・地図
関東一の祇園祭「熊谷うちわ祭り」で活用されます。 (ニュースリリース)
山車は今、どこ?――熊谷うちわ祭りに「どこ・イルカサービス」のシステム (ITmedia)

 ユビキたスは6月10日、熊谷うちわ祭りにて、山車の位置情報検索システムに同社のサービス「どこ・イルカシステム」を利用したGPS端末が採用されたことを発表した。昨年に引き続きの採用となる。なお、「登録方法等は現地当日のご案内にてご確認」(ニュースリリース)する必要がある。

 気になるのは、「どこ・イルカシステムを利用したGPS端末」と、今までウィルコムの基地局測位を用いていた「どこ・イルカ」でGPSが出ていることだ。昨年のニュースリリースとは異なり今年のリリース中にCSCのMyAccessを利用というくだりがあるが、これはGPS端末とは関係なさそうだ。
 ITmediaの記事には「どこ・イルカを利用した新型GPS端末が採用」とあり、どうも新しい装置が導入されていそうな気配だ。

 これまで、どこ・イルカは PHS 基地局による測位で、基地局が多くある場合でも「都市部では100m程度」(どこ・イルカFAQ)の精度であり、GPS には劣っていた。もちろん屋内では GPS 測位ができない場合も多く、その点で基地局測位のメリットは大きい。
 このブログでは何度かウィルコムPHSによる基地局測位とGPS測位のハイブリッド測位について記載していたが、「どこ・イルカを利用した新型GPS端末」(ITmedia)ではそのような仕組みが採用されているのだろうか?
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SamsungのGPSつきスマートフォン

2008-06-12 23:56:12 | GPS
SAMSUNG DEBUTS OMNIA - EVERYTHING YOU WISH FOR IN YOUR MOBILE (プレスリリース)
Samsung、iPhone対抗「OMNIA」発表 (ITmedia)

 6月9日、SamsungはWindows Mobile 6.1 を搭載したスマートフォン SGH-i900 を発表した。GPS を搭載している。液晶サイズは 3.2 インチ WQVGA とのことだ。
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X02NK GPS機能レビュー記事紹介

2008-06-12 23:50:01 | GPS
第5回 X02NKのGPS機能は、どこまで使えるか (ITmedia)

 X02NK の GPS 機能のレビュー記事。
 日本で NOKIA MAPS、NAVITIME、Google Maps を使ってみた例が示されている。また簡単にだが精度についても触れられている。

 せっかく GPS 機能のレビューをするのであれば、精度にも大きく関係する感度、またできれば測位時間にも触れていただきたかったところだ。
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GPS搭載iPhone 3G 発表

2008-06-10 12:13:17 | GPS
ソフトバンクとアップル、iPhone 3Gを7月11日より日本で発売 (ソフトバンクモバイルニュースリリース)
iPhone 3Gのスペック
「iPhone 3G」、日本発売は7月11日 (CNET)
アップル、「iPhone 3G」の仕様を公開 (CNET)
フォトレポート:アップルの「iPhone 3G」を画像でチェック (CNET)
フォトレポート:WWDC 2008基調講演--「iPhone 3G」や「MobileMe」を発表 (CNET)
iPhone 3G--その全貌に映像で迫る (CNET)
アップル、「iPhone 3G」発表 (ケータイWatch)
WWDC基調講演で明らかになった「iPhone 3G」のスペック (ケータイWatch)
「iPhone 3G」で変化した3つのポイント (ケータイWatch)
アップル、iPhoneを7月11日に日本で発売 (BB Watch)
iPhone 3Gを7月11日に世界同時発売~8GBモデルは半値の199ドルで登場 (PC Watch)
Appleが「iPhone 3G」を発表、日本を含む22カ国で7月11日に発売 (INTERNET Watch)
米Apple、3G対応のiPhone発表。日本発売は7月11日 (AV Watch)
HSDPA対応の「iPhone 3G」、7月11日発売 (ITmedia)
携帯電話からコンテンツプレーヤーへ脱皮した「iPhone」 (ITmedia)
「iPhone 3G」発表 ソフトバンクから7月発売 (ITmedia)
iPhone 3G講演詳報――ジョブズと仲間たちが伝えた「iPhoneプラットフォーム」 (ITmedia)
「iPhone 3Gは最良の体験をめざして進化した」――iPhone/MobileMe担当者インタビュー (ITmedia)
米アップル、3G対応の「iPhone」新機種を7月11日発売・日本も同時 (IT-Plus)
速報 - 3G対応iPhone発表、日本含む世界22カ国で7月11日発売 (マイコミジャーナル)
【速報】iPhone 3Gは日本を含む22カ国で7月11日発売,価格は199ドルから《動画あり》 (Tech-On!)
【続報】予測通り「iPhone 3G」が登場,Apple社はWebサービスを強調 (Tech-On!)
【WWDC】199ドルの「3G iPhone」,日本でも7月11日に発売へ (ITPro)
「iPhone 3G」がWWDCで発表、7月11日に日本含む世界22カ国で同時発売 (日経トレンディネット)


 米アップルは iPhone 3G を発表した。日本での販売元であるソフトバンクモバイルからもプレスリリースが既に出ている。日本も含め、7月11日の発売だ。

 GPS好きからは、GPSを搭載してきたことが最大のトピックだ。記事によると A-GPS に対応しているとのこと。どのベンダーのGPSチップを採用しているのか、感度はどの程度なのか、興味のあるところだ。
 また「携帯電話基地局からの位置情報取得機能」にも対応している(ITmedia)とのことだ。さらに、従来の iPhone や iPod touch 同様、無線LANによる測位(Skyhook Wireless技術)も搭載しているものと推測される。
 カメラも搭載されていて、位置情報 Exif を写真データに記録できるとのこと(ITmediaのインタビュー記事によるとこの機能はON/OFFでき、また位置データ埋め込み時にはユーザーに許可を求めてくるとのこと)。

 まず、A-GPS(ネットワーク経由でGPS測位に必要なデータを入手し、測位時間を短縮する技術)に対応している点が注目される。国内の携帯電話では既に一般的な技術だが、全世界で展開する iPhone 3G が A-GPS を使えるというのはすごいことだ。(Nokia の端末はどうだったろうか? 調べてみたい)
 さらに、基地局測位にも対応しているという。確かな情報が無いので推測だが、これはGoogleのMyLocation機能を使っているのかもしれない。従来の iPhone や iPod touch でも同様の話があった(参考記事:GPSは無いけど現在地が分かる,iPhoneのアップデートで地図機能が強化)。
 これらの測位機能に、さらに無線LAN測位が加わる。
 A-GPS のメリットを活かすには、GPS測位のために予めおおよその位置が必要だ。この情報を、基地局測位もしくは無線LAN測位で得るものと推測できる。あくまでも推測だが、従って A-GPS のメリットが十分に活かせるエリアは限られるかもしれない(基地局測位や無線LAN測位のできるエリアは限られると考えられるので)。

 屋外での測位時、精度的の高いものから低い順に並べると、GPS, 無線LAN, 基地局になるだろう。測位の速さは速い順に、基地局と無線LANは同等で、ついでGPSだろう。測位できる範囲は、圏内ならば測位できる基地局測位が最も広く、ついで屋内では使えないことが多いGPS、そして無線LANが見える必要のある無線LAN測位の順になる。
 ハイブリッド測位ができるか。iPhone 3G 測位機能の使い勝手に注目したい。

(GPSに関して追加情報があれば、追ってアップデートしたい)
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Yahoo!の地図サービスリニューアル

2008-06-10 03:50:22 | 位置情報・地図
【リニューアル】「Yahoo!地図」に名称も新しくなりました! (スタッフブログ)
Yahoo! JAPANの地図サイト、名称を変更してリニューアル (Internet Watch)
“探せる地図”に──Yahoo!の地図サイトがリニューアル (ITmedia)
ヤフー,地図サービスの刷新で地域・生活情報を強化 (ITPro)

 Yahoo!の地図サービスが6月4日リニューアルし、合わせて名称を「Yahoo!地図」に変わった。また『「Yahoo!地図ラボ」を公開する可能性も考えられる』(Internet Watch)とのことだ。ALPS Lab が移行することになるのだろう。
 スタッフのブログによると、
・目的地への、最寄り駅からのルート検索機能
・周辺検索機能の充実
・ブログへの地図貼り付け機能
・航空写真のボリュームアップ
などに対応したそうだ。その他、インターフェースの変更がある。

 Yahoo!ならではのサービスとしてYahoo!が持つ情報との連携機能がある。これは、ユーザーが期待するものの1つだろう。
 スタッフのブログによると、その情報量は620万件。さらに「ワイワイマップ」など口コミ情報との連携もあるそうだ。

 単純に地図閲覧として使おうとすると、気になるのは画面の狭さだ。左の検索窓は閉めることができるが、上下に(地図閲覧用途では)無駄なスペースが多く、どうしても地図画面が狭くなってしまう。単純な地図閲覧用途では、まだまだ Mapion BB は手放せそうにない。

 Yahoo!に期待するのは、やはり検索に関する情報量だろう。地図と検索と言えば Google Maps が有名なのだが、Google Maps でスポット情報検索をすると、どうにも目的とする情報にたどり着けない。検索方法とその結果閲覧の方法が悪い(Webの検索ほど、多くの検索結果を適当に取捨選択して見ていくことに慣れていない)のだろうが、どうにもわたしとは相性が悪い。なので、Yahoo!の地図情報が、ある程度整理された検索結果を出してくれることに、期待している。
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ケータイ向けMapFanで「ヨコ地図」登場

2008-06-10 03:18:37 | 位置情報・地図
携帯向け「MapFan」、地図を横に回転させる「ヨコ地図」が登場! (ニュースリリース)
携帯版「MapFan」にVGA表示やヨコ地図表示機能追加 (ケータイWatch)

 インクリメントPは、ケータイ向けのMapFanサービスで、地図を横長画面に対応させる「ヨコ地図」機能を追加したと発表した。
 何かと言うと、今まで地図表示は縦長液晶を考慮して作られていたが、最近ワンセグなどで液晶を横長方向で利用することが増えてきたのを受けて、地図表示を横長液晶を考慮するよう回転できるようにしたものだ。

 便利になると言えばそうかもしれないし、それだけと言えばそうかもしれない。
 個人的には、アプリのWVGA全画面表示対応や横長液晶対応などをして欲しいところだ。
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DoCoMo 906i、Googleマップ標準搭載

2008-06-10 03:07:46 | GPS
最新版Googleマップアプリ、ドコモ906i全機種に標準搭載 (CNET)

 DoCoMo 906i全機種、および 706i の一部に、iアプリ版のGoogleマップが標準搭載されるという。905iでは一部機種のみに搭載だったが、これが全機種に拡大されるということだ。
 CNETの記事を読むと Google マップがアップデートされたようにも読めるが、N905i と N903i で試した限りでは、3月のGoogleマップのアップデートから変わっていないように見える。

 その3月のGoogleマップのアップデートでGoogleマップとGPSの使い勝手は非常に高まった。このとき、地図閲覧のために有料の地図アプリを使う必要は無く、ただ標準搭載で「地図アプリ」があるのでわざわざダウンロードしてまで使うだろうか、ということを書いたことがある。
 それが今回、DoCoMo の後押しがある「地図アプリ」だけでなく、Googleマップも標準搭載されることになった。
 機能の豊富さで見れば地図アプリの方が上だが、そのために地図アプリはメニュー構造も複雑になっている。また料金を払わないと使えない機能もメニューから見えてしまう。それならば実装された機能は全て無料で、地図表示アプリケーションとしてはシンプルかつ十分なGoogleマップの方がいいのでは、という考え方もできる。
 DoCoMoとしては選択肢を設けてユーザーに選んでもらう格好になるのだろうが、実際のユーザーはどちらを選ぶのだろうか?

 それにしてもこのGoogleマップの標準搭載で、他の地図・位置情報サービスのプロバイダは一層厳しい状態に置かれそうだ。
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SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM購入・レビュー2

2008-06-08 23:01:09 | デジカメ


 SIGMAの18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSMを購入した。前回の続きで、今回は使ってみた感想を書いてみたい。

 まずは、気になるところから。
 前回も懸念はしていたが、どうも電池のもちが悪いような気がする。今回、常用している電池をフル充電で撮影に臨んだが、撮影中に電池が切れてしまった。液晶は頻繁に見ているがフラッシュは使用していない。1日の撮影で電池が切れるのは久しぶりだ。
 また、撮影中に一度AFが効かなくなった。これはレンズの着脱で動作するようになったので、何かしらマウント部の接触に問題があったのかもしれない。

 次に、よいところを。
 高倍率ズームレンズの割には写りはよいと思う。少なくともTAMRON 18-200mmよりは良いだろう。絞り開放でも、思いの外よく写っている。遠景を写すには絞った方がよくなるが、マクロ的に使うときには開放で撮ってもよさそうだ。
 手ぶれ補正機能は十分に効いている。望遠端でファインダーを覗くと、ピタッと、という印象ではないが手ぶれは収まっていて、使いやすい。
 ズームリングは堅めではあるが、実際に使用してみると気にならなかった。
 大きさ重さについては、もう少しコンパクトで軽ければ望ましいのだが、18-200mm OS と比べれば十分にコンパクトで軽く、画質と OS を考慮するとやむを得ないだろうか。EF-S 17-55mm IS に比べれば軽くコンパクトで、機材の軽量化に役立つことは間違いない。
 目立つような周辺光量落ちは、今のところ感じられない。

 何枚か、撮影した画像をフォト蔵にアップしてみた。基本的には JPEG Normal L、ピクチャースタイルはスタンダードで撮影した写真をそのままアップしている。縮小・再圧縮はしていない。人が写っているものはその部分のみモザイクをかけている。RAW で撮影した写真は、露出のみ調整している。

SIGMA18-125mm OS HSMSIGMA18-125mm OS HSM by (C)ひらけい
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ソフトバンクとau の2008年夏モデル

2008-06-04 12:11:13 | GPS
6代目“AQUOS”&すっきり“VIERA”、防水ワンセグとスライドPANTONEなど11機種を発表――ソフトバンクモバイル2008年夏モデル (ITmedia)
ソフトバンク、2008年夏モデル10機種を発表 (ケータイWatch)
外装フルチェンジ、スポーツストレート、新G'zOne、フルワイドVGA、Bluetoothなど12機種──auの2008年夏モデル (ITmedia)
au、2008年夏モデル12機種を発表 (ケータイWatch)

 ソフトバンクとauから、2008年夏モデルが発表された。GPS+地図の観点から気になる機種を挙げてみる。まずはソフトバンクから。

 ソフトバンクは従来GPS搭載機が少なく搭載に消極的であったが、今回は4機種に搭載された。

923SH - WVGA3.3インチ, 加速度センサー, 地図ボタン, 電子コンパス
921P - WVGA3.1インチ
823T - WQVGA2.8
824T - WQVGA2.8

だ。
 この中で注目は、923SH だろう。
 WVGA 3.3インチの大型で高精細な液晶ディスプレイを搭載している。地図ボタンを搭載し、そこそこ地図閲覧も重視しているようだ。モーションコントロールセンサー(加速度センサー)は、歩数計にも使える他、「歩く方向などに合わせて自動的に地図の回転ができる」(ITmedia, ただ電子コンパスの説明のようにも読めるが・・・)そうだ。またケータイWatchの記事によると電子コンパスも搭載していて、地図のヘディングアップができるらしい。光TOUCH CRUISERも搭載しており、これが地図アプリケーションにも使えればだが、操作性は向上しそうだ。
 記事の通りとすればまさに全部入り、地図閲覧に関しても全部入り。さらに光TOUCH CRUISERが使えれば操作性も高そうだ。さすがに防水は無いものの最強のフラグシップモデルといってよい。
(2008.8.28追記 こちらの記事を見ると、やはり歩く方向に合わせて動く地図、は電子コンパスによるのだろう)

 auは全機種でGPSが使えるが、注目はもちろんG'zOne W62CAだろう。液晶こそWQVGA 2.7インチだが、防水, 加速度センサー, 電子コンパス, 温度センサーと搭載している。耐衝撃性も備えている。
 GPSに電子コンパスを搭載していることは地図閲覧に有利であり、かつ防水・耐衝撃性を備えていることから、屋外での使用にも強く、これは従来機種のよいところを受け継いでいる。
 さらに新機種では温度センサーとモーションセンサーを搭載。方位、高度と位置表示、気温、潮位、日出・日入、月齢をそれぞれ確認できる(ケータイWatch)そうだ。


 わたしはDoCoMoユーザーで他キャリアへの乗り換えは考えていないが、これら機種は興味のあるところだ。
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PDA向けナビソフト「Route Finder 」発売

2008-06-03 12:57:14 | GPS


Windows Mobileスマートフォン向けナビソフト「Route Finder」を発売 (ITmedia)
Route Finder(製品ページ)

 PDA工房を運営するユニバーサルシステムズは5月30日、スマートフォン・PDA向けのカーナビソフト「Route Finder」の発売を発表した。既に発売中のようだ。
 対応するスマートフォン/PDAは、Windows Mobile 5.0 日本語版、もしくは Windows Mobile 6.0 日本語版を搭載した機種。かつ、画面の解像度が QVGA である必要がある。1.6GB 程度のメモリ容量が必要なので、基本的には 2GB 以上の SD カードにインストールすることになる。また、もちろんGPS機能が必要で、これは Bluetooth 経由などでもよい。
 価格は、27800円だ。

 中身は発表されている画面を見る限りでは、Mio P560 に搭載されている MioMap に酷似している。というかほとんどそのものだ。元々日本の MioMap は BeMap 提供なので、その OEM 販売なのかもしれない。P560 の MioMap は今年発売ではあるものの、EN-4500 などの韓国製2007年度モデルのPNDに比べると、ナビ性能は劣るように感じている。が、それでもそこそこの性能は持っている。P560+MioMapのカーナビ機能が27800円で既に保有しているスマートフォン(EMONSTER S11HT など)に搭載できるとすれば、コストパフォーマンスは高いように思う。

 残念なのは、QVGA 機にしか対応していないことだ。これが VGA 機にも対応するようになれば、かなり魅力的になるのではないだろうか?
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PND向けカーナビアプリケーション「MAPPLE navi 」発表

2008-06-03 12:32:18 | GPS
PND向けカーナビアプリケーション『MAPPLE navi』が新登場 (ニュースリリース)

 昭文社は6月2日、子会社のキャンパスマップルが、PND向けカーナビアプリ「Mapple navi」を開発中であることを発表した。既に搭載機種が決まっており、第一弾は夏頃に、ユピテルYERA(YPL430si)に搭載されるという。

 なお詳しいことはよく分からないが、ユピテルで発売済のPND製品には、既に昭文社製の地図が搭載されているようだ。今回の発表は、ソフトウェアの大幅機能アップを機会に、ブランド化するためのものなのかもしれない。

 発表によると特徴は、
・見やすい地図
・詳細な市街地図を収録
・高速でのレーン案内あり
・SA/PAイラストあり
・昭文社「渋滞ぬけみち道路地図」情報収録
・複数のキーワード検索可能
・検索対象には「まっぷるマガジン」の情報などが含まれる
などのようだ。

 あまり詳しい情報は無いが、Mapple のナビソフトがどういうものなのかは興味のあるところだ。ユピテルの製品情報などを追っていきたい。
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