「改製原戸籍」といってもほとんどの方はご存知ないでしょう。
去年の11/3付で触れましたが、戦後「戸籍法」が改正され、家督制度の廃止に伴い
夫婦単位の戸籍が新製されました。
具体的には(子どもが)結婚して婚姻届を出すと新しい夫婦の「戸籍」が編成されます。
※婚姻しなくても、成人になると分籍はできます
で、これと同じことが戦後一斉に行われたわけですが、従来の「戸主」を中心とした
戸籍はどうなったか?というと、戸主を「戸籍筆頭者」に書き換えたりしたものが、
一部残りました。
そして昭和32年以降、全面的な作り替えが行われ、従来の戸籍が「改製原戸籍」となり、
相続以外ではほとんど目にすることがなくなりました。
さて、なんでこの話題を書いたかというと、今日印鑑証明をとりに市の出張所へ行き、
「高松市も戸籍をコンピュータ化…」というポスターが貼ってあって、その中に
従来の「手書き」或いは「邦文タイプ」の戸籍は「改製原戸籍」となります、というのを
見たから。
ついに高松も「都会並み」になったか、と同時になんか味気ないなぁという思いも…
先日、神戸へ行く直前に撮ったHさん宅の「ウメ」か「モモ」(調査中)「アンズ」の花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9c/ade38b8e5ca959b58f05c713e80ae0ad.jpg)
柔らかな日差しに薄いピンクの花、春を感じさせる取り合わせでした。
去年の11/3付で触れましたが、戦後「戸籍法」が改正され、家督制度の廃止に伴い
夫婦単位の戸籍が新製されました。
具体的には(子どもが)結婚して婚姻届を出すと新しい夫婦の「戸籍」が編成されます。
※婚姻しなくても、成人になると分籍はできます
で、これと同じことが戦後一斉に行われたわけですが、従来の「戸主」を中心とした
戸籍はどうなったか?というと、戸主を「戸籍筆頭者」に書き換えたりしたものが、
一部残りました。
そして昭和32年以降、全面的な作り替えが行われ、従来の戸籍が「改製原戸籍」となり、
相続以外ではほとんど目にすることがなくなりました。
さて、なんでこの話題を書いたかというと、今日印鑑証明をとりに市の出張所へ行き、
「高松市も戸籍をコンピュータ化…」というポスターが貼ってあって、その中に
従来の「手書き」或いは「邦文タイプ」の戸籍は「改製原戸籍」となります、というのを
見たから。
ついに高松も「都会並み」になったか、と同時になんか味気ないなぁという思いも…
先日、神戸へ行く直前に撮ったHさん宅の
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9c/ade38b8e5ca959b58f05c713e80ae0ad.jpg)
柔らかな日差しに薄いピンクの花、春を感じさせる取り合わせでした。
家督制度を知らない世代の方が
多くなっているのでしょうね。
戸主といっても
ただの筆頭ですから、
そうした言葉も死語なのでしょう。
味気ない、
と僕も感じています。
そのせいか、我々以降「頼りない主」が続出したのかも…(笑)
もちろん、女性蔑視の一面(前の記事で書いたように)もあり、一長一短ではありますが。
これと関連して、どっかの政党が声高に主張する「現憲法はアメリカの押し付け」ということについて。
先日、日本の憲法学者が書いた「新憲法草案」がアメリカで高い評価を受けた、という事実が報道されました。
それがGHQに伝えられ、現行憲法にかなりの部分反映されているとか。
そして男女同権については、当時GHQにいた20代の女性職員が、必死に(他のメンバーを)説得して書き上げた、という話は有名です。
「戦後強くなったのは…」の発端はこの一女性のおかげでしょう。
すべてコンピュータというのは便利だけれど人間の体温が感じられませんね。
役場の係の人が出生届けを受理し、墨を磨り、一字一字ていねいに(新しい家族が増えた喜びを共有しながら)記載していたのかな?、という情景が浮かびますね。
それがももさんの言う「温かみ」ということかも、ですね。
それが画面に向かって、キーボードでは…
それから常用・人名漢字にない漢字を名前に使うと、正しく表記されないおそれもあるそうです。
気持ち(親の)は分かりますが、凝りすぎた名前をつけるのも逆に考えものということでしょう。