「あのう、100万円を振り込みたいのですが・・・」
席を立ち上がった女性の局員さんが心配そうに
「振込ってほんとに振り込みですか?振り込め!ではないですよね」
「ハイ、そうですよ」
「どなたへですか?」
「親戚のものですよ」
「親戚ってどなたですか?」
イヤにしつっこいが、最近の事情だけに仕方ないか。
「はい、実の弟ですよ、ほらここに振込先の名前も番号も書いてあるでしょ?」
「え~っと・・・」私の顔をみて、通帳見てまだ心配している。
一目でわかる高齢者だもんなぁ・・・無理ないか~
『一度でいいからそんな電話がかかってもいいけど、なかなかかかりませんで・・・』と
笑ったら
「縁起でもないですよ、お客様~」 ようやく信用してもらった。
「でも1日、1回50万円までです、残りは次の日に・・・」
やんわり教示された。
追いかけてきて「今日、別の局にいってもダメですからネ・・」・と念を押された。
足が痛かていうとに、又来んなんと?
100万円に端数があるけん、あと2回も出直しせんなんて? あ~ しんど!!