「努力は 掛け算、協力は たし算」という言葉を新聞で目にしました。
「う~ん、なるほど・・・」
ある日のことです。
知人、といっても大先輩のお方からですが、「杏子さんにぜひに読んでいただきたくて」と言われて
《 翼は群れの中で 》 という、一冊の本を拝借することになりました。
読書後の感想です。掛け算の努力と、家族のたし算を得ての快挙だと。
生まれつき障害を持ちながらも、ひたすらに
大学進学までこぎつけた女性の記録を、一冊の本にまとめられたものです。
わたくしの場合、不治の病といえば大袈裟ですが
二つの難病をかかえている今、やさしくみつめてくださっている方がたくさんいられると思うと、胸がじ~んとしめつけられそうになります。
しかし、この本の主人公はそんな事にもめげずに、自ら挑戦して生きていられるのです。
ひといきに完読は今のにはできず、時間をかけて読み進んでいきました。
そしてもう一度読みたくて、再度おかりして読み始めたのです。
初めの時もなんとなくそうではないか?と思いながら読んでいたのですが、
やはりそうでした・・・
大先輩のお方とはなんと、この本の著者 『橋本 美紀』 さんの
実父であったことがはっきりして、さらに驚かされました。
お父様とは、あることをきっかけに交流が続いています。
次回に、またお話いたしましょう。