印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

きりり、やさしい美しい句

2012-05-15 17:09:34 | 川柳
俳句も技巧がたっぷり入った句がある。5つくらい言いたいことがはいっていた。多分いい句であるのでしょう。主宰誌の三番目に掲載されているから。でも読んでいて後で思い出せない。まるで活字に刺殺されているようだ。春の水と満ちてこぼれずと川の名が星の名、などほかのもこれと似たようなたくさんの言葉であふれている。役者はそろっている。と言う感じで。

それでもこの句は片足で踊っているようにしかみえないのである。脚は二本あるのにね。たこの脚みたいにつかっているとしか思えないの。矛盾して勘違いかも知れないけれど。そんな句にお目にかかることが多い。精々二つあればいいと思う。先生は二句一生だとよく口にされるけれども。

句会で選句しているうちに、自然と自分の好みがわかるようなこであろうかと思われる。きりりとして、美しく優しい言葉で、それが一番人になじみがいい。

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