印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

ムルレ族の伝統の踊り

2011-09-23 23:25:06 | 日記
18歳の息子はノートをだしてきて、お父さんにムルレの言葉をきいていた。都会の学校で勉強をしていた。将来は学校の先生か、医者になり、ムルレに帰るという。

「焚火は何ていうの?」;「ウオ」
「星は?」;「アグリ」
ノートには『ムルリ語』がいくつか埋まっていた。さらに幾つか加わっていく。これでムルリ語とエチオピア語の辞書が出来上がっていくでしょうね。少数民族のムルリ語は繋がっていくでしょうね。不自然なく彼の暖かい日常がそこにあった。

22歳の姉は都会で伝統の踊りの仕事をしている。華やかでベテランのようににみえた。いずれはムルレに帰って力を注ぎたいといっていた。二人ともムルレを捨ててはいなかった。
たき火の前で、踊りだした。ムルリ語で唄いだして。
お父さんもリズムをとって、おどりだす。

エカリさんは嬉しそう。精一杯ひたむきに生きる。そして、母親のお墓詣りをする。ヤギのミルクを墓の前にこぼして、ささげる。「ヤギが良い乳をだしました。といって。
愛と絆と誇りは決して滅びることはありません。

このエチオピアの少数民族が裸で集団生活している中に親しく取材していくのに、民族の人々の反応はどうか。やりにくいだろう。と思ってしまうけれど、彼らのおだやかな姿は、人間讃歌は、さびしいと嬉しい、みなで協力生活という絆感情で満ち溢れていた。都会にある、しかとする、阻害する、排他的にすろ。そんなものはない。都会から持ってきたお土産のビスケットを10人ほどの子供たりは美味しそうにほおばっていた。エリカさんは歯がないけれど、川からくんできた水で浸して美味しいといって、たべてました。いい風景です。

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