ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

美ヶ原 ~花篇~

2011-08-18 14:29:05 | 山歩き
8月13日 土曜日
美ヶ原へ向かった。

本当は八ヶ岳・高見石へ行く予定だったのだが、
お盆休みで高速も高見石もかなり混雑するだろう事に前日になって気付き、
急遽近間へ…と相成った。
毎回美ヶ原では芸がないと、別の山も考えたのだが、
そこは逆にほとんど登山者がいず、そのため余計に熊が出そうな雰囲気をかもし出しているため(笑)、
登れれば同じ山でも良いか~と、結局美ヶ原になった。
シーズン中に3回も美ヶ原へ登ったのは今回はじめてかも。
でもこの季節はたくさんの花との出会いがあるから、3度目とは言え、楽しみに向かった。

思っていた通り、歩き始めからいろんな花が咲いていて、なかなか先へ進めず。
おまけにまだ新しいデジカメに慣れていないもんだから、
同じ場所で唯時間ばかり過ぎてしまった場所も数箇所ある。
後で写真を見たら、失敗作が半分近くもあった。




イブキボウソウ


コバギボウシ


ノリウツギ


ツリフネソウ

この辺りはツリフネソウの群生で緑の中に赤い花がよく映えていた。



いつもなら、20分も掛からずに到着する広小場。
今回はナント30分たっぷり掛かってしまった。
でも、たくさんの花に出会えるのは限られているから、
この日は時間を気にせず、花を楽しみながらゆっくり歩こうと思った。



カワラナデシコ


カンチコウゾリナ


木漏れ日。
あまりにも神秘的で美しかったので、しばし立ち止まって見とれる。



ウツボグサ


ハクサンフウロ

花の中に虫さんが…。



ホタルブクロ


立ち止まって休憩した時にパチリ☆



トリカブト


ノアザミ


湧き水で、登山道が濡れていて、涼しげ。
とても冷たくて気持ちが良い。



後ひと踏ん張りと言うところで空を仰ぐ。



ウスユキソウ


マツムシソウ
私の大好きな花。
花びらが風に揺れて、ひらひらする姿がたまらなく可愛い。



ノアザミに、アゲハチョウと蛾のような小さな蝶と、蜂が仲良く蜜を吸っている。
山は花だけでなく、たくさんの蝶やトンボで大賑わいだった。



薄曇りでアルプスや八ヶ岳は観えなかったけど、眼下に薄っすら松本市街地が観えた。



目指す王ヶ頭ホテル。



ウメバチソウ


ツリガネニンジン


ヤマトラノオ


アキノキリンソウ


コウリンカ


ナワシロイチゴ


シャジクソウ


キオン


ここだけ切り取ると、すっかり秋の装い。



コオニユリ


一面に広がるお花畑。



とてもとても見事な世界が広がっているんだけど、
そのまま撮れないのが残念。
いろんな花が咲き乱れ、蝶が舞い、
「天国ってこんなかな~。」と思わずにはいられない。



エゾリンドウ


12時過ぎ、王ヶ頭ホテルに到着。
ベンチに座っておにぎりを頬張りながら眺めた景色。

風が強かったので、上着を羽織ったりした。
ここでのんびり1時間半も過ごす。
雲行きがいよいよ怪しくなり、雨が降りそうな気配。
今回は王ヶ鼻はあきらめて、下山する事にした。



下山途中で撮った。
写真の中央、薄っすらと諏訪湖が観える。

写真ばかり撮っていて、休憩してばかりの山歩きになったけど、
たくさんの花たちに会え、お腹満腹、満足の歩きとなった。

贅沢な休日

2011-08-14 00:00:00 | お楽しみ
お散歩がてら、松本市美術館で開催されている「土門拳と昭和」の写真展を観に行ってきた。



被写体は様々。
年齢を重ねるとそれによって被写体も変化していた。
紙芝居を観たり、道端でベーゴマなどをして遊ぶ子供たちの写真は、
まだ私が生まれる前のものなのに、懐かしさを覚えたりした。

1番印象に残った写真は、福岡・筑豊炭坑での、いくつかの写真である。
筑豊炭坑と言って直ぐ頭に浮かぶのは、ここが舞台の五木寛之の「青春の門」。
炭坑で働く人たちの長屋の様子、家の中の様子、ボタ山で石炭を拾う子供の様子。
それらは空想の世界で自分なりに思い浮かべるしかなかったが、
写真で現実を突きつけられ、物語とは言え想像以上に厳しい状況だった事がよく分かり、
映像の凄さを感じた。
「百聞は一見にしかず」とはまさにこの事だと、変に感心してしまう。

美術館では刺激的な良い時間を過ごせた。

美術館を出て歩き出すと、雨がポツポツ・・。
雨が止むまでお茶をする事に。
久々のケーキセットで

ちょっと贅沢な日曜日

薄川花火大会

2011-08-11 00:00:00 | お楽しみ
昨日10日、「薄川花火大会」、4年振りに復活。



私たちは、打ち上げ場所から少し離れた橋の上から花火を楽しんだ。
全てスターマイン。
見応え充分。
花火が上がるたびに歓声が上がったり、手を叩いたり。
心に沁みる花火に思わず涙が出そうになった。

「感動をありがとう


初めて薄川の花火を観に行ったのは、12年ほど前だったかな。
悪性リンパ腫の治療を終えたばかりで、また、松本に越してきたばかりの頃。
再発の不安を少しでも忘れられていたらと思ったり、早く松本の生活になじめたらと、
体調が完璧に回復していない中(その時は元気になったと思ったが、今思うとまだまだの体調)、
パートに出ていた。

花火大会で、大興奮した私は帰り際、
「どっかで飲んで行こうよ。」と夫に話すと、
「明日も仕事でしょ~。身体壊すといけないから帰った方が良いよ。」と言われた。
「大丈夫だよ。」
「いや、帰ろう。」

そんな会話をした事を、今回花火を眺めながらほんのり思い出していた。
松本に来てからいろいろあったけど、あっと言う間だったようにも感じるな~…、なんてね。

そうそう、パートに出てた話。
結局体調を崩し…と言うか、放射線治療の副作用の甲状腺機能低下症の症状が酷くて、
1年くらいしか勤められなかった。
楽しく仕事に行けていただけに、とても残念だった。
おまけに子宮筋腫で出血の量もかなり増えていてしんどかったっけな~

ミニバラが咲いた

2011-08-10 13:58:39 | ガーデニング
以前、野菜の直売所でもらったキンセンカ。

はじめのうちは大輪を一輪ずつ咲かせていたんだけど、
最近は細かい花を幾つも咲かせるようになった。

先週末、またまた同じ直売所でもらった花こしょう。

鮮やかな花こしょうは可愛いなと思うけれど、なかなか買おうとまでは思わない花。
そんな花を頂けるのはちょっと嬉しいもの。
既に小さな花こしょうが姿を現している。

ミニひまわり。

やっぱり種は5つしか発芽せず。
それでも発芽したものはここまで成長。

八重のハイビスカス。

ちょっとピンボケ。
それに、まだ完全に開ききってなかった。

同じハイビスカスでも、一重の黄色いハイビスカスと咲き具合がちょっと違う。
一重の方は蕾からあっという間に咲いてしまうけど、
八重のは、なかなか開かない。
途中頭をもたげてみたりして、枯れるのか?と思えたりする。
しぼんでいく様子も全然違って、一重は以前ここに書いたように、
これから咲くような綺麗な姿でしおれていく。
八重は、誰が見てもしぼんだと思わせる、悲しい姿になる。
それぞれに特徴があって面白い。
でも、どちらも夏の日差しがとってもよく似合い、元気をくれる花。

ミニバラ。

いよいよ咲き始めた
鼻を近づけるとほんのり良い香り。
まだまだ蕾みが幾つも付いてるから、これから益々楽しみ。

ラベンダー。

花は全てカットして、花瓶に挿してトイレに置いているけど、
第二段の花が数本咲いている。

松本ぼんぼん

2011-08-06 00:00:00 | お楽しみ
松本市の夏祭り「松本ぼんぼん」が行われた。




今年は、過去最多の315連、約27,100人の踊りの参加があったらしい。







東日本大震災をはじめ、様々な思いが踊りにぶつけられ、
例年にない物凄いパワーが市街地中に広がっていたように感じた。