城下町酒楽まつり

信州の地酒２８蔵勢ぞろいの呑み比べのイベント。
今年も開催。
何を隠そう、この日に合わせて何とか体調を整えてきた…と言うか、
この日があったから、何とか完全な風邪になる前に必死で治したのである（不純）

朝、スーパーへ買出しに行ってからのお出掛け。
市民祭は10時頃から始まるから、本当だったら、買い物なんて次の日にして
朝から街に繰り出したいところなんだけど、明日アウェイで千葉戦があるので、
それを観たいがために、今日のうちに一軒でも買出しの消化をしておきたいと思ってね。
‘山雅の試合に勝るものなし状態’なのである。
（少々複雑な思いも拭えないんだけどね、今はそうなのだから仕方ない）



それでも11時前には街へ繰り出せた。


ミス松本。
皆さん、顔が小さくて写真よりずっと可愛らしい
こっそり松本山賊焼きのキャラクター‘さんぞくん’が写ってた。




ビルに絡まるツタの葉の紅葉が見事。
その向こうに薄っすら美ヶ原・王ヶ鼻が。


そしていよいよ酒楽まつりへ参加。


開始時刻の11時を30分程回っていたので、既にあちこち混み始めていた。
昨年は会場が４箇所だったのが、今年はプラス２箇所。
その分、混んではいても、昨年までのようなビッチリ感はなく、
一つ一つの蔵をゆっくり楽しむ事ができた。


各蔵で持ち込まれた仕込み水。
お酒を飲む合間の口直し、悪酔い予防に。






先日諏訪の呑み比べで１番人気だった宮坂醸造の真澄。

そう言えば、諏訪の呑み比べにも行き、ここへも来たと言う南信州から来られた
おじ様（もしかしたら同年代かも）二人と知り合った。
お知り合いになったのはここではなく、大町市の薄井商店の白馬錦を飲んでる最中なんだけどね。
しばし４人で盛り上がり（お酒の力もある）、またどこかの呑み比べで会いましょうと別れた。
お酒好きは皆友達…みたいな感覚が楽しくもあり、面白くもある。


私の大好きなお酒のひとつ、安曇野市のＥＨ酒造の酔園。
１番右側の１番のお勧め、黄色のラベルの蔵原酒。
香りも味もとっても良くって（私好みで）、ぐいぐいいってしまいそうなお味。
なのに20度！！
「これは危険なお酒です。」
思わずそう呟いてしまった私。
蔵人さん、思わず苦笑。






昨年から参加された上田市の和田龍酒造。
社長さん自らいらして、いろいろ説明して下さる。
同じように仕込んでも、火入れしたのとしていないのとでは全然味が違うとの事で、
呑み比べさせてもらった。
「ホンニ！ホンニ！！」
香りからして全然別物だよ。
面白いね。
どちらも、それぞれに美味しかった。




ここは私の出身飯田市の喜久水酒造。
先日飯田のお友達に頂いたお酒もこの中にあり♪
ここではやっぱり長居してしまう。

「そう言えば、今日飯田でも呑み比べでしたよね～？」
「分担して来てるんですよ～。」
「それはそれはおつかれさまです…と言うか有難うございます。」
そんな会話をした。

右から二つ目の黒純米。
喜久水のお酒と言う感じが全然しない。
ちょっと面白いお味。
これはこれで美味♪


上水内郡信濃町の高橋助作醸造。
１番手前の白いお酒。
これ、どぶろくや甘酒じゃないよ。
ヨーグルトのお酒！

県内初の純米酒を元にしたヨーグルト（地元産）100％のお酒（今年発売）！
「えっ！？」と思い、蔵人さんにいろいろ聞くばかりで躊躇してしまい、飲む勇気なし。。
近くにいたおば様達が「ずっごく美味しいよ！全蔵回ったら最後のシメにもう１度飲みたいくらいよ。」
それを聞いてやっとこ試飲。
ホントだ～！！
感激に近い美味しさ！！！
味はヨーグルトそのもので、サッパリしててジュースみたい。
しばしこのおば様達と盛り上がり、仕舞いにはおば様手作りの生姜の甘酢漬けを頂いた。
「ごちそうさまでした」

ヨーグルトがあまり得意ではない夫は一口舐めるように飲んで、私に差し出した（笑）
ヨーグルトが苦手な人はダメかもね。
日本酒と言うのと感じがまた違うしね。








アンケートを書くと、もれなく頂けるきのこ汁を最後に頂いた。
飲んだ後のお味噌汁は何でこんなに美味しいんだろ♪


酒楽まつりの会場を後にし、少々ほろ酔い気分でホコ天の伊勢町通り辺りに出てみると、
まだ市民祭は賑やかに行われていた。
今までいたところとは何だか別世界に感じた。


パルコ前にも恒例の大クリスマスツリーが飾られたんだね。
もうそんな季節か～・しみじみ


たくさんのおしゃべりと、好きなお酒をいろんな種類堪能し、
幸せいっぱいの時間を過ごした。

気持ちは満足したけれど（気が付けば３時間も楽しんだよ！）、
きっと身体は「しんどいぞ～～。」と叫んでるよね。
楽しんだ分、またしっかり身体に栄養補給しましょっ