美ヶ原・王ヶ頭登山

引越しの準備の中休み（嵐の前の静けさ^^;）。
気持ちも少し落ち着いてきたので、
かなり久々に山へ行く事にした。
前回山歩きしたのが６月だから、ホントにホントに久し振り。
この時期はどこへ行っても混むし、ましてや高速なんてとんでもない状態。
近場で～と考え、美ヶ原・王ヶ頭へ行く事にした。
この時期はいろんな花が咲いて見事だろう。
特にハクサンフウロが咲いてるはず。
今回はいろんな花との出会いを楽しみに登った。

真夏の美ヶ原は初めて。
草の背が高く、登山道にも草が覆いかぶさっていて、初夏のスッキリした登山道とは大違い。
何だか別の山を歩いているような気分にさえなった。
またそれが楽しいんだけどね

出発から４０分、広小場到着。
ところ狭しとテントが張られ、ここも初夏とは景色が全然違う。
いつもはほとんど人がいなくて静かな場所だが
今日は多くの家族がキャンプをしていてとても賑やか。
しばし足を止めただけで百曲がりへと再び歩き出す。

かなり久し振りなので百曲がりの登りはキツイかもと思っていたが、
度々のウォーキングのお陰か、
結構気持ち良く、良いペースで歩けた。
しかし、そのうち暑さでバテ始めた^^;
そんな時、気持ちを楽にしてくれるのが花たち。
ウツボグサ、ノアザミ、ミヤマシャジン、シシウド、カワラナデシコ、ヤマハハコ、ウメバチソウ…
そして１番見事に咲き誇っていたのが、ハクサンフウロ。
登山道の脇にい～っぱい咲いていた。



百曲がりを登りきり、塩くれ場から王ヶ頭までの牧場の脇などはホントに見事。
↑の写真がハクサンフウロの群生なんだけど、
まさにハクサンフウロ畑
淡いピンクの花が風に揺れてとっても可愛らしい。
写真ではそれが上手く現せないのが残念




それと私の大好きな花のひとつ、マツムシソウもちらほら咲き始めていた。
マツムシソウの群生もいつか見てみたいな～。




今回は雲が多くてアルプスは観れなかったけれど、
それでも久々に山の上で感じる爽やかな風とか、
吸い込まれそうな青空とか、
のどかの象徴のような牛たちに心和ませてもらった。

５月の美ヶ原へ来た時は、まだ体力がなかったのと、
腰が心配だったのとで王ヶ頭までは行かなかった。
だから今年初めての王ヶ頭。
本当は王ヶ鼻まで行けたら…と思ったんだけど、
暑さでバテて、そこまで行く元気がなかった(^^ゞ
久々の山歩きが真夏日ってのは思いの他しんどい事が判明^^;
無理は禁物だしね。

今抱えてる諸々の事からすっかり解放され、
楽しい一日を過ごせた。
下山後直ぐくらいに筋肉痛が始まり
「いたたた…いたたた…。」なんて言ってたけど、
それもまたたのし…かな