教育相談室 かけはし 小中連携版

ある小学校に設置された教育相談室。発行する新聞「かけはし」が、やがて小・中3校を結ぶ校区新聞に発展しました。

受験生の後輩たちへ②~先輩からのアドバイス

2008年02月15日 | 進路子どもの声
 第2回目は○○君です。今年の準硬式野球部は大阪府下でベスト8進出と頑張りましたが、○○君の時代の準硬式野球部は市大会優勝・北大阪地区大会優勝・大阪大会優勝という輝かしい成績を残しています。○○君もレフトを守り優勝に貢献しました。

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○○○○(37期生野球部:北野高校→京都大学経済学部)
 ○中の皆さんこんにちは。おそらく多くの人が初めての受験を目前にしていることだと思いますが、少しでもお役に立てそうな話をしたいと思います。

 まず、はじめに一つ申し上げますが入試も今までの定期テストと同じで、今までやってきたことを出す場です。よく受験という言葉を聞くと「受かるかな、どうかな」と考えてしまい不安になってしまうと思いますが、少し考え方を変えてみてください。「今までやってきたことが出せるか、どうかな」というふうに。はっきりと言ってしまうと、皆さんが受験する学校の受験者の成績なんてほとんど同じです。では、何が合格と不合格を分けるのか。それは、心の持ちようです。誰でも不安になってしまうと思ったとおりの力は出せなくなってしまいます。だから、強い気持ちを持ってください。過去問でうまくいかなかったときでも「こんなんじゃ受からんわ」と思うのではなく、「これはできるようになろう」と思ってください。試験当日でも「今までやってきたこと全部出してやろう」という強い気持ちで試験に臨んでください。

 そして最後に、楽しいことを考えてください。もう2ヵ月後には皆さんは新しい世界でがんばるのです。「高校行ったらどんなことしよう」など、その先のことを考えてください。ほんとに何回もいわれていると思いますが、高校入学がゴールではありません。その先が本当の勝負です。

 素敵な3年間にするためにあと1ヶ月ちょい、もうひとふんばりです。


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 ○○さんと○○君には共通するアドバイスがあります。問題集に向かう目的は、自分が分かっていない箇所を発見するためであり、その分かっていない箇所を本番では「絶対できる!」という自信に変えるための学習に力を入れていることです。皆さんは、やりっぱなしにしている問題集がないでしょうか。


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