教育相談室 かけはし 小中連携版

ある小学校に設置された教育相談室。発行する新聞「かけはし」が、やがて小・中3校を結ぶ校区新聞に発展しました。

中学2年生職業体験学習のお礼状②

2008年11月29日 | 子どもたちの声
◎◎小学校様
 先日の職業体験、ありがとうございました。本当に貴重な体験でした。朝、とても早い時間に学校に来て、仕事をして帰るというのを毎日毎日しているんだなぁ、あきないのかなぁと、私は職業体験の前に思っていました。しかし職業体験をしてみて想像とは全然違っていました。

 ◎◎小学校では、毎日先生が楽しそうに学校に来て、イキイキと生徒に勉強を教えていました。それに小学校の先生は、勉強以外にも生徒とのコミュニケーションがしっかりとれていることにビックリしました。小学校という場は、子どもと先生の両方が成長できる場だと思いました。

今回は学習発表会も見せてもらいました。生徒も先生もみんな一生懸命で、ふざけている人がとても少なかったことにびっくりしました。そこで私は生徒をまとめて落ち着かせるのも先生の力(先生の仕事)なんだなぁと思いました。できあがった劇はとても完成度が高く、可愛く、一人ひとりみんな頑張っていたと思います。
掃除もしました。掃除することで、学校の一日の流れが分かって良かったです。

 私は今回職業体験で、小学校の生徒の時には見えなかった先生の仕事が見えたと思います。本当に貴重な体験ができたと思います。ありがとうございました。

中学2年生職業体験学習のお礼状

2008年11月28日 | 子どもたちの声
◎◎小学校様
 先日は職業体験でいろいろとありがとうございました。とてもやりがいがあり、楽しかったです。特に落ち葉集めや飼育小屋の掃除が楽しかったです。他にも子どもたちへの絵本の読み聞かせや、門の前に立って登校する子どもたちへの挨拶など、とても楽しかったです。最初は迷惑かけないかとか、失敗しないかと不安だったんですが、初めて会ったとき暖かい笑顔で迎えていただいたので、不安はなくなりました。その時はありがとうございました。

 「教師」って、すごく大変なんだなぁーと思いました。なぜなら学習発表会で、先生が何回も注意していたり、給食の時間にも先生はなかなか食べれてなかったりしていたので、大変だなぁーと思いました。

 また子どもたちと遊んだりすると大変だし、すごく体力がいります。「先生」って、体力も必要なんだと思いました。

 私は今回の職業体験で、すごくたくさんの事を学ばせていただきました。本当にありがとうございました。私は将来の夢はまだまだ決まっていません。今回の職業体験で、先生になるのも悪くないなぁーと思いました。もし先生になったら絶対に母校の◎◎小学校で働きたいと思います。

 本当に貴重な体験をさせていただき、ありがとうございます。

平成19年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について

2008年11月21日 | 教育資料
 文部科学省では、児童生徒の問題行動等について、今後の生徒指導施策推進の参考とするため、標記調査を実施しています。今般、平成19年度の調査結果がまとまりましたので、公表いたします。

1.調査項目・調査対象
1)暴力行為(国公私立・小中高等学校)
2)いじめ(国公私立・小中高特別支援学校)
3)出席停止(公立・小中学校)
4)高等学校の不登校(国公私立・高等学校)
5)中途退学等(国公私立・高等学校)
6)自殺(国公私立・小中高等学校)
7)教育相談(都道府県、政令指定都市、市町村・教育委員会)
 小中学校不登校の調査結果は、本年8月7日(木曜日)、学校基本調査(速報)の調査結果公表と同日に公表しています。
2.調査結果の主な特徴
1)暴力行為の発生件数は約5万3千件と、小・中・高等学校のすべての学校種で過去最高の件数に上ること。
2)いじめの認知件数は約10万1千件と、前年度(約12万5千件)より約2万4千件減少しているが、依然として相当数に上ること。
3)高等学校における、不登校者数は約5万3千人(前年度約5万8千人)、中途退学者数は約7万3千人(前年度約7万7千人)と、近年、減少傾向にあるが、なお相当数に上ること。
4)自殺した児童生徒が置かれていた状況として、「いじめの問題」があったケースが5人(前年度6人)計上されていること。
3.調査結果の要旨
(1)暴力行為の状況(PDF:227KB)
暴力行為の発生件数は約5万3千件と、小・中・高等学校すべての学校種で、調査開始以来、過去最高の件数である。

暴力行為の発生件数は、小学校5,214件(前年度より1,411件増加)、中学校36,803件(前年度より6,239件増加)、高等学校10,739件(前年度より485件増加)の合計52,756件(前年度より8,135件増加)。
「対教師暴力」は6,959件(前年度より565件増加)。
「生徒間暴力」は28,396件(前年度より5,132件増加)。
「対人暴力」は1,683件(前年度より19件増加)。
「器物損壊」は15,718件(前年度より2,419件増加)。
暴力行為が発生した学校数について、
暴力行為が学校内で発生した学校数は8,204校(前年度より493校増加)で、全学校数に占める割合は21.0パーセント(前年度より1.4パーセント増加)。
学校外で暴力行為を起こした児童生徒が在籍する学校数は2,918校(前年度より62校増加)、全学校に占める割合は7.5パーセント(前年度より0.2パーセント増加)。
加害児童生徒数は56,424人(前年度より8,633人増加)。
加害児童生徒のうち学校が何らかの措置をとった児童生徒は、小学校で74人(前年度より8人増加)、中学校で1,612人(前年度より265人増加)、高等学校で10,975人(前年度より680人増加)。
加害児童生徒のうち関係機関により何らかの措置がとられた児童生徒は、小学校で182人(前年度より81人増加)、中学校で3,872人(前年度より305人増加)、高等学校で648人(前年度より107人減少)。
 なお、今回初めて調査した、加害児童生徒に対する学校の対応における「連携した機関等」では、「警察等の刑事司法機関と連携した対応」(「サポートチーム」の取組など)が最も多く、小学校で187人、中学校で4,219人、高等学校で755人。
(2)いじめの状況(PDF:240KB)
いじめの認知件数は約10万1千件と、前年度(約12万5千件)より約2万4千件減少しているが、依然として相当数に上る。

いじめの認知件数は、小学校48,896件(前年度より12,001件減少)、中学校43,505件(7,805件減少)、高等学校8,385件(前年度より3,922件減少)、特別支援学校341件(前年度より43件減少)の合計101,127件(前年度より23,771件減少)。
いじめの現在の状況で「解消しているもの」の件数の割合は79.7パーセント(前年度より1.2パーセント減少)。
いじめを認知した学校の割合は46.9パーセント(前年度より8.1パーセント減少)。
いじめの発見のきっかけは、
「本人からの訴え」は24.7パーセント(前年度より1.2パーセント増加)で最も多い。
「アンケート調査など学校の取組により発見」は22.7パーセント(前年度より0.8パーセント減少)。
いじめられた児童生徒の相談状況は「学級担任に相談」が69.2パーセント(前年度より2.8パーセント増加)で最も多い。
いじめの態様のうち携帯電話等を使ったいじめは5,899件(前年度より1,016件増加)で、いじめの認知件数に占める割合は5.8パーセント(前年度より1.9パーセント増加)。
いじめの日常的な実態把握のための学校の取組について、
「アンケート調査の実施」がいじめを認知した学校で74.6パーセント、いじめを認知していない学校で57.6パーセントの合計65.5パーセント(前年度より6.0パーセント減少)
「個人面談」がいじめを認知した学校で88.0パーセント、いじめを認知していない学校で70.3パーセントの合計78.6パーセント(前年度より0.8パーセント増加)
「家庭訪問」がいじめを認知した学校で61.6パーセント、いじめを認知していない学校で51.4パーセントの合計56.2パーセント(前年度より3.4パーセント増加)
(3)出席停止の状況(PDF:52KB)
出席停止の措置件数は40件で、前年度と比べて20件の減少である。

出席停止の措置件数は、小学校0件(前年度より2件減少)、中学校40件(前年度より18件減少)の合計40件(前年度より20件減少)。
いじめを理由とする出席停止の措置件数は2件(前年度0件)。
(4)高等学校の不登校の状況(PDF:209KB)
不登校生徒数は約5万3千人と、調査開始以来、減少傾向を示している。

高等学校における不登校生徒数は53,041人(前年度より4,503人減少)で、在籍者数に占める割合は1.56パーセント(前年度より0.09パーセント減少)。
不登校生徒のうち中途退学に至った者は19,774人(前年度より1,711人減少)。
不登校生徒のうち原級留置となった者は5,243人(前年度より460人減少)。
不登校状態が前年度より継続している者は20,672人(前年度より704人減少)。
不登校となったきっかけは「その他本人に関わる問題」が35.1パーセント(前年度より0.5パーセント増加)で最も多い。
不登校状態が継続している理由は「無気力」が27.3パーセント(前年度より0.8パーセント増加)で最も多い。
学校外の施設や機関等で相談・指導を受けた不登校生徒数は10,361人で不登校生徒数に占める割合は19.5パーセント。(今回はじめて調査)
(5)中途退学の状況(PDF:128KB)
中途退学者数は約7万3千人と、近年、減少傾向を示している。

中途退学者数は72,854人(前年度より4,173人減少)で、在籍者数に占める割合(以下、「中退率」という)は2.1パーセント(前年度より0.1パーセント減少)。
「学校生活・学業不適応」を事由とした中途退学者の割合は38.8パーセント(前年度より0.1パーセント減少)。
「進路変更」を事由とした中途退学者の割合は33.2パーセント(前年度より0.2パーセント減少)。
 懲戒による退学、原級留置、再入学、編入学について、
退学者は474人(前年度より45人増加)。
原級留置者は16,374人(前年度より1,312人減少)。
平成19年度以前に中途退学した者のうち再入学した者は923人(前年度より130人減少)。
平成19年度以前に中途退学した者のうち編入学した者は7,232人(前年度より70人減少)。
(6)自殺の状況(PDF:101KB)
自殺した児童生徒が置かれていた状況として、「いじめの問題」があったケースが5人(前年度6人)計上されている。

自殺した児童生徒数は、小学校3人(前年度より1人増)、中学校34人(前年度より7人減少)、高等学校121人(前年度より7人減)の合計158人(前年度より13人減少)。
自殺した児童生徒の状況において「いじめの問題」があった生徒は5人(前年度6人)。
(7)教育相談の状況(PDF:74KB)
都道府県・政令指定都市教育委員会、市町村教育委員会が所管する教育相談機関数は、いずれも減少しているが、教育相談件数はいずれも増加している。

都道府県・政令指定都市の教育委員会が所管する教育相談機関は174ヵ所(前年度より10ヵ所減少)。
相談員は1,758人(前年度より114人減少)。
教育相談件数は217,493件(前年度より4,075件増加)。
市町村(政令指定都市を除く)教育委員会が所管する教育相談機関は1,318ヵ所(前年度より150ヵ所減少)。
相談員は4,887人(前年度より49人増加)。
教育相談件数は783,019件(前年度より16,641件増加)。
[お問い合わせ先]
初等中等教育局児童生徒課
課長 磯谷 桂介(内線2385)
生徒指導室長 岸田 憲夫(内線2387)
電話:03-5253-4111(代表)

文部科学省ホームページより

(初等中等教育局児童生徒課)

I Have a Dream~キング牧師暗殺からの40年

2008年11月20日 | 人権
 2008年11月4日、アメリカ第44代大統領にオバマ候補が選出されました。たとえわずかであっても1960年代のアメリカ公民権運動を知る私にとっては(黒人解放運動指導者キング牧師が暗殺されたのは私が中学生になった1968年)、涙が流れるほど深い感銘を受けたできごとでした。40年前に、いやたとえ4年前であっても、アフリカ系アメリカ人が大統領に選ばれることを、世界の誰が予想したでしょうか。

 公民権法が制定されるまでのアメリカは、多くの地域で学校・教会からバス・レストランに至るまで、白人用と黒人用に分けられていました。1964年の公民権法制定により、差別は法的に禁止されましたが、皮膚の色を理由とした差別はアメリカ社会の中に根強く残っていました。その中にあって、黒人解放運動が掲げた「BLACK IS BEAUTIFULL=黒色は美しい」というスローガンは、子ども心にも衝撃的でした。

 公民権運動の象徴であったキング牧師暗殺から40年。差別撤廃と人々の和解を掲げた彼の願いは、オバマ大統領の出現という形で大きく花を咲かせました。テレビ映像は「この結果は私たちの民主主義の誇りだ」という若い白人女性の喜びの声を伝えていました。私の感激は、オバマさんの当選ではなく、人種差別や偏見を乗り越えようとしているアメリカ人たちの決断への感激でした。

 中学3年生の英語教科書には、キング牧師の演説が掲載されています。小学生の皆さんには難しいと思いますが、日本語訳をつけて一部を紹介します。

I Have a Dream.
I say to you today, my friends so even though we face the difficulties
友よ、私は今日皆さんに 申し上げたい。 今日も 明日も いろいろな 困難や挫折に
of today and tomorrow, I still have a dream. It is a dream deeply rooted
 直面しているが それでもなお 私には夢がある。 それは アメリカの夢に深く
in the American dream. I have a dream that one day this nation will rise
根ざした夢なのである。 私には夢がある。 いつの日か この国が 立ち上がり、わが国の
up and live out the true meaning of it's creed, "We hold these truths to
 信条の次の言葉の真の意味を貫くようになるだろう。  『私たちはこれらの真理を自明の
be self-evident, that all men are created equal". I have a dream that one
ことと考える。すなわち、全ての人間は平等に造られている』。私には夢がある。いつの日か
day on the red hills of Georgia, the sons of former slaves and the sons
ジョージア州の赤土の丘の上で、 かつての奴隷の子孫たちと かつての
of former slave-owners will be able to sit down together at table of the
奴隷主の子孫たちとが、 共に兄弟愛のテーブルに着くことができるようになるだろう。
brotherhood. I have a dream that one day even the State of Mississippi,
私には夢がある。 いつの日か このミシシッピ州も、 このような不正義の
a state sweltering with the heat of injustice, sweltering with the heat
暑さにうだっており、 このような抑圧の暑さにうだっている この地域でさえも
of oppression, will be transformed into an oasis of freedom and justice.
いつの日か 自由と正義のオアシスに変えられることであろう。
I have a dream that my four little children will one day live in a nation
私には夢がある。いつの日か私の幼い四人の子どもたちが、彼らの肌の色によって評価される
where they will not judged by the color of there skin but the content of
のではなく 彼らの人格の深さによって 評価される国に住めるようになることであろう。

国際社会について考える~中学生の作文②

2008年11月19日 | 子どもたちの声
【国連改革 もしも私が国連職員なら 3-2 ◎◎◎◎ 大阪市長賞】
 私がもし国連職員なら何をしていきたいか。そう考えて最初に頭の中に浮かんだのは「食糧」という言葉だった。なぜかそう考えていると、およそ一年前に経験したあるゲームを思い出したからだ。そのゲームは被災地に食糧を運ぶ、言ってみれば単純なものだ。だがそこまでの道には様々なトラップが仕掛けてあって難しい。例えば地雷である。地雷があると、いちいち爆発させ取り除かねばならない。とても面倒な作業である。そのゲームには、他にも食糧をバランスよく入れたりだとか、ヘリコプターから被災者の人たちに向かって食糧の入った袋を落としたりだとか、本格的だった。このゲームは社会科の先生の勧めで興味を持ってダウンロードしたものだったが、私は今でも色濃く覚えている。そのゲームで、私に被災した人の苦労とその人たちを助ける人々の苦労の両方を少し知った気がした。そして「食糧の大切さ」もゲームを通して感じることができた。

 そんな「食糧」について、インターネットを使って調べてみた。すると国連に「国連世界食糧計画」というものがあった。そのホームページの中には千人に一人が飢えに苦しみ、6秒に一人、子どもが飢えや、それに関係する原因のために亡くなっていることが書かれていた。私はそれを見て、あのゲームのように被災地で食糧が必要であるのは当たり前だが、そういう状況の人以外でも、食糧を欲している人は大勢いることに気づいた。しかも欲している人の多くは、私と同じ子どもであることを知った。5歳未満の子どもは、毎日飢えで2万5千人が命を落としている。もし私が国連職員ならば、この現実をより多くの人々に伝え、募金や寄付ができる場を増やしていきたいと考えた。と同時に日本人に他人の命の尊さとその命が飢餓のためにどれだけ失われているかを伝え、食べ残すという行動についてもう一度考えてほしいと強く思った。一人ひとりの努力がとても重要であるという言葉がとても心に染みた。

 国連のホームページには、他にも値上げ問題について書かれていた。値上げのせいで食糧を調達する量に影響が出ていると書いてあった。値上げ問題は私たちの問題だけでなく、こういう人助けの機関にまで影響していたことは大問題だ。そこで私は、国連の内でその人たちへ届ける食糧を栽培すれば少しは値上げ問題を解消できると考えた。私がもし国連職員なら、国連内で農園を作ることも提案したい。でも、まずは飢えの原因である「戦争・紛争」をなくしていきたい。それにはやはり一人ひとりが戦争・紛争を、もっと重く考えるべきだ。今、日本はいわゆる「平和ボケ」をしている。私も実際、戦争について考えてもあまり分からない。でも「裸足のゲン」とか戦争に関する映画やアニメを観ていくうちに、少しでもその怖さや恐ろしさに近づけると思う。近づいていくうちに、戦争に対する考え方も変わっていくのではないか。今の私たちにはそれが必要だ。そこが変われば飢えもここまでにはならないと思う。だから私はまず日本に住んでいる人に平和ボケをしてしまわないよう、なるべく多くの戦争に関するものをみてほしいと思っている。

 もしも私が国連職員なら、私は「国連世界食糧計画」に加わりたい。そして恵まれない子どものために、一人でも飢えが原因で亡くなる子どもが減るような提案をしたい。どの国であろうと、子どもたちがすくすく成長することができる、そんな世の中を作っていきたい。

校区小学6年生の◎中見学会 実施要項

2008年11月14日 | 小中連携
校区小学6年生の◎中見学会 実施要項
小中一貫教育担当
                                  
1.日程
 12月5日(金)13:25~16:40
2.当日の課業時程
午前 普通授業  50×4     8:55~12:45
 昼休み          12:45~13:25
午後 中学生の普通授業と並行し見学会を実施
    体験授業  45×1     13:30~14:15
    学校説明会 45×1    14:25~15:10
清掃・終礼             15:10~15:40

3.形態
1) 事前アンケート(あらかじめ質問事項を集約、回答を用意)
2) 事前に各小学校で◎中のホームページを閲覧してもらう
3) 当日の全体会と授業・施設・部活動見学
 13:25  体育館前に集合
  13:30~ 体験授業(授業者が引率)国語・体育・美術・英語で実施
 14:25~ 多目的室に集合
          ①施設見学(20分程度)
           ◎小学校 3号館→4号館→1号館→2号館
           ◎小学校 1号館→2号館→3号館→4号館
          ②あいさつ(校長)
          ③冊子配布、説明(生徒指導部)
  15:10~ 中学校生活へのアドバイス
        中学校生活のアドバイスと質疑応答(生徒会執行部)
15:50~ 部活動見学(1年生委員長が引率・案内役)
         以後小学校単位で解散(時間になったら放送で指示)
4) 事後のアンケート

4.職員分担
1) 統括
 2) 対外折衝、文書作成、発送     
3) 事前、事後アンケート作成
4) 冊子作成
① 統括、原稿集約、印刷、製本
② 事前アンケート質問事項回答部分
③ クラブ紹介部分        
5) 中学校生活へのアドバイス  
6) 部活動見学時の案内

中学校体験授業小学生希望調査

2008年11月13日 | 小中連携
体験授業アンケート

小学生のみなさん、こんにちは。12月5日に実施される◎◎中学校見学会で、中学校は、次のような体験授業の準備をしています。説明をよく読んで体験したい授業を【A】~【D】から選んで下さい。

【A】
◎教科
 国語科
◎授業テーマ
 俳句入門
◎簡単な内容紹介
 五・七・五。たった十七音のことばに込(こ)められた深みと広がりを味わってみましょう。
◎必要な持ち物
 筆記用具
◎授業教室
 第1視聴覚室

【B】
◎教科
 体育科
◎授業テーマ
 マット運動(いろいろな前回りにチャレンジ)
◎簡単な内容紹介
 マット運動の基本となる前転がしっかりできるように練習します。そのあと、いろいろな前転にチャレンジします。
◎必要な持ち物
 体操服・体育館シューズ
◎授業教室
 体育館

【C】
◎教科名 
 美術科
◎授業テーマ
 デジタル・アニメーション
◎簡単な内容紹介
 デジタルカメラを使って、動かないものを動かします。アニメーションのしくみを理解して楽しい制作をしよう!全員で一つの作品ができるかな。
◎必要な持ち物
 筆記用具
◎授業教室
 第1美術室

【D】
◎教科名 
 英語
◎授業テーマ
 What do you treasure?
◎簡単な内容紹介
 自分の『大切にしているもの』を英語で書き、自分の言葉で発表する。(絵も描いてもらいますので、『大切にしているもの』を決めておく)
◎必要な持ち物
 色えんぴつ(色ペンでも可)・えんぴつ・黒マジック(黒ネームペン)
◎授業教室
 1号館2階英語教室

………………………………………キ リ ト リ線………………………………………

次の体験授業を希望します。

第 1 希 望(     )
第 2 希 望(     )







      小学校    年   組  名前             


国際社会について考える~中学生の作文①

2008年11月11日 | 子どもたちの声
 中学校では夏休みの社会科の宿題として、第48回国連中学生作文コンセントに応募しました。その結果、◎◎◎◎さん・◎◎◎◎さん・◎◎◎◎◎さん・◎◎◎◎君・◎◎◎◎さんの5人が入選し、特にその中で◎◎さんは大阪府知事賞、◎◎さんは大阪市長賞を受けました。その内容を2回に分けて紹介します。

【国際識字の十年 すべての人に教育を 3-2 ◎◎◎◎】
 私にとって教育とは、とても身近なことであり、当たり前のことだと思っていま
す。しかし世界には私にとっては当たり前の教育を受けることのできない人がいます。ほとんどの人々は十分な教育を受けるために学校に行きます。今少し面倒だと思いながら書いている作文も、自分が学校に行くことができているからこそ、与えられている課題です。日本では小学校と中学校との9年間は義務教育で、しっかりと教育を受けることができますが、世界には十分に教育を受けることのできない子どもたちがたくさんいます。

 私はもともとテレビなどの報道やバラエティーに興味があり、よく家族で見ています。その時にたまたま見たテレビで、教育をしっかり受けることのできないカンボジア人の女の子が出てきました。その女の子は、たまたまカンボジアを訪れた日本人に鉛筆をもらったそうです。その鉛筆は、私だったら普通に捨ててしまうぐらい短いものでした。しかし少女は、鉛筆をとても大切にしようしました。少女は学校に行くことができている兄の教材を見て、自分にもそういう日が来ることを信じ、その短くなった鉛筆で一生懸命に学ぶ努力をしていました。その姿を見て私は、どんな人でもせめて日本のように9年間は義務教育を受けることができたらな、と思いました。

 そういった話は外国だけだと思っていましたが、日本にも十分に教育が受けられない人がいました。私の母が働いている病院に一人の患者さんが来たそうです。詳しくは分かりませんが、その方は義務教育を受ける機会に恵まれなかったそうです。障害者の認定が受けられるほどの聴力障害があったにもかかわらず、字を読むことができないために、病院へ行くことを何年もためらっていたそうです。教育を受けることができないということは、自分の健康を守る機会さえ失ってしまうのだな、と思いました。

 また報道からの話になりますが、世界各国ではエイズという病気の増加が問題に
なっています。日本では薬害エイズとしてよく知られている病気だと思います。しかし発展途上国では、十分な教育が受けられないために、病気に対する知識がなく、そういった病気が爆発的に増加し、先進国にも影響を及ぼしているという風に報じられていました。

 これらの報道からも、教育を受けることができないということは、その国だけの問題ではなく、私たちにも深く関係があることを認識しました。

 私たちに、何かできることはないでしょうか。以前、立命館大学の方の協力により、私の学校からフィリッピンへ文房具を送りました。そういったプロジェクトなどに参加していくことが、今の私たちにできることだと思います。私は将来、報道に携わる職業に就きたいと思っています。今は情報を見聞きするだけですが、将来は実際に行って世界の人々に現地の状況を伝えたいです。そして、子どもたちが十分な教育を受けることのできるように呼びかけたいです。また番組などで、そういった活動を企画したいです。

 私は、今は当たり前で、時には投げ出したくなるような勉強ですが、教育が受けられることに感謝し、将来の夢につながるように、しっかりと勉強を受けていきたいです。

後輩たちに伝えたいこと2008年⑨~美術部

2008年11月10日 | 子どもたちの声
 私が後輩に伝えたいことは、最後まであきらめないでほしいと言う事です。私たちは夏休みに部活に来て美術展に出す為に作品に取り組んできました。しかし三年生は実力テスト・劇・体育大会があり、結局期日に間に合わず作品を最後までやりきることができませんでした。私は作品を終わらせられなかった事を後悔しています。だから努力を怠らないで、作品を最後まで仕上げて下さい。作品は一人一人が創りあげていくものですが、部員みんなで協力して作品を作っていって下さい。私たち三年生も見守っていますので、部員11人で仲良く新しい事に挑戦していって下さい。

後輩たちに伝えたいこと2008年⑧~女子バスケットボール部

2008年11月09日 | 子どもたちの声
 私は後輩にまず「ありがとう」と言いたいです。試合で強いチームと当たって負けている時、後輩たちは大きな声で応援してくれます。私は、その声援で頑張ろうという気持ちになり、すごく助けられていたなと思います。
 一年生は、バスケを始めてまだ半年しかたっていないのに、シュートやドリブルなど、すごくうまくなったと思います。試合に出られる機会は少ないかもしれないけど、試合に出たら練習でやったことを試合で出来るように頑張って下さい。二年生は、自分が出来ることを試合でやったら勝てると思います。みんなをまとめたり、大変なことが多いかもしれないけど、協力して頑張って下さい。
 また今度、三年生みんなで試合とか練習行くから、その時はよろしく!今まで本当にありがとう。

後輩たちに伝えたいこと2008年⑦~男子バスケットボール部

2008年11月08日 | 子どもたちの声
 僕が一番後輩に伝えたいことは、恵まれた環境でバスケットができることの大切さです。僕達が一年生の時、三年の先輩達は強く、大阪選抜に選ばれている先輩もいました。試合の時は先輩に言われた事にただ従うだけでよく、自分達で考えて行動することができませんでした。

 ところが先輩が引退して二年生の先輩も引越し、一年の僕らだけになってしまった後は、委員会や学校行事で抜ける人もいて、いつも3人から5人という少ない人数で練習をすることになってしまいました。だから冬休みは、ずっとボールハンドリングとシューティングをすることしかできず、無駄な時間を過ごしているようでした。

 しかし今のバスケ部は、バスケット経験のある顧問の先生が練習メニューを考え、注意もしてくれる。部員も10人以上おり、ミニゲームもできます。そんな恵まれた環境でバスケットができることの大切さを一人一人が考え、それを生活面やバスケットのプレーで少しでも生かしてほしい。僕達が残したものを少しでも受けついでいって下さい。

後輩たちに伝えたいこと2008年⑥~陸上競技部

2008年11月07日 | 子どもたちの声
 僕が後輩たちに伝えたいことは二つあります。ひとつは努力することの大切さです。努力をすれば必ず良い結果がついてきます。僕は走り幅跳びで実際に良い結果が出せました。一年生の時は、全く良い記録が出せませんでした。しかし一生懸命練習して、三年生になってほとんどの大会で賞状を取ることができました。だから努力することを忘れないで欲しいです。
 もう一つは、チームワークの大切さです。陸上競技は基本、個人競技ですが、皆で支え合うことで一人一人の能力を最大限に発揮することができると思います。だからチームワークも大切にしてください。それでは頑張って下さい。

アカペラで熱唱・・・恥ずかしい

2008年11月02日 | 平和について
 11月2日、平和・共生・環境をテーマにした『市民力フェスタ』の野外ステージで、2曲もアカペラで歌ってきました。歌い終わった後に乾いた汗が出ました。


死んだ男の残したものは
 谷川俊太郎作詞
 武満徹作曲

1.
死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった

2.
死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった 着もの一枚残さなかった

3.
死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった

4.
死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった 平和ひとつ残せなかった

5.
死んだかれらの残したものは 生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない 他には誰も残っていない

6.
死んだ歴史の残したものは 輝く今日とまた来るあした
他には何も残っていない 他には何も残っていない


君をのせて
 宮崎駿作詞 
 久石譲作曲

あの地平線 輝くのは
どこかに君を 隠しているから
たくさんの灯(ヒ)が 懐かしいのは
あのどれか一つに 君がいるから

さあ出掛けよう 一切れのパン
ナイフ ランプ鞄に 詰め込んで

父さんが残した 熱い想い
母さんがくれた あのまなざし

地球は回る 君を隠して
輝く瞳 きらめく灯火(トモシビ)
地球は回る 君をのせて
いつかきっと出逢う 僕らをのせて

 「君をのせて」は、宮崎映画「天空の城ラピュタ」の主題歌であり、若い人にもよく知られた歌である。ムスカがロボット兵を操って世界を征服しようと企む姿は、人間をロボットのように動かして戦争を起こしている政治家の姿に重なる。

 「死んだ男の残したものは」は、ベトナム戦争最中の1965年4月22日、お茶の水にあった全電通会館で開催された「ベトナムの平和を願う市民の集会」で、オペラ歌手の友竹正則(故人・食いしん坊万歳の3代目レポーターで有名?)が歌いあげたのが初演。詩人の谷川俊太郎が、集会前日に詩を書き上げ、武満徹(故人)に対し、集会に間に合わすよう作曲して欲しいと依頼したという逸話が残っている。今では谷川俊太郎といえば、ネスカフェーのコマーシャルで使われた「朝のリレー」で有名かもしれない。