教育相談室 かけはし 小中連携版

ある小学校に設置された教育相談室。発行する新聞「かけはし」が、やがて小・中3校を結ぶ校区新聞に発展しました。

卒業生保護者から

2009年03月16日 | 読者の声
 ◎◎先生、三年間色々お世話になりありがとうございました。慣れ親しんだ◎◎を離れ、大阪に引っ越して3年目の春を迎えます。息子が一年生の時、六年生の担任だった先生への手紙をかけはしに載せていただいたのがついこの間のようです。
かけはしは毎回楽しみに拝見させていただきました。紙面から地域の様子、学校の様子そして子育てとは…いろいろ参考になりました。

 三年生の夏休み頃から、学校への距離が遠くなり休みがちになりました。最初は、私自身が動揺してしまい現実を受け止められませんでした。幾つかのストレスが重なり合って、◎◎を苦しめてしまう結果となってしまいました。

 暖かく見守ってくださった校長先生をはじめ、教頭先生、 ◎◎先生、◎◎中の先生方に本当に感謝しております。

 卒業式の校長先生のお言葉のように百年の不況と言われる時代に生き抜くには、強い精神力が必要だと思います。まだまだ成長段階なので、いろいろな壁があると思いますが、乗り越えていきたいと思います。

 何かと急かされる世の中ですが、焦る私に校長先生が言って下さった『急がば回れ』ですよ…気持ちに余裕を持って子育てできたらと思います。学校を休んでいた時も、弟の持ち帰るかけはしを見て、◎◎中とのつながりを感じることができました。かけはしを通して、◎◎中と家を結び『かけはし』を渡ることができました。
◎◎先生、本当にありがとうございました。

私もお弁当を作りました~運動会のお弁当の記事

2009年01月26日 | 読者の声
唐突なメールですみません。以前、食品メーカーの方の運動会のお弁当の話を読みました。共感させられました。と、その数日後の運動会前日に妻が入院し、私が弁当を作り、娘に持たせることになりました。◎◎小では、親子で弁当を食べることはありませんが、『かけはし』のお話が頭をよぎりました。娘も運動会に母親のいないことを悲しんでいましたが、我慢して競技に頑張っていました。妻はその後すぐに退院し、体調も回復していますが、親子揃って過ごせることのありがたみを改めて感じました。と同時に、少数者への配慮について考えて生活することも必要であると実感しました。乱筆ですみません。失礼いたします。

元同僚からの手紙

2007年02月17日 | 読者の声
立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続いていますがお元気ですか。いつもいつも『かけはし』送って下さりありがとうございます。拝読の後、先生の思い、ご一緒した前任校時代のことなど懐かしく思い出され、またいっしょにその思いを共有できる先生方が職場にいてくださるので嬉しいです。

ところで年賀状に書いてあったメッセージですが、本当に「S先生というステキなプレゼント」を(しかもうちの学年に)ありがとうございました。日々悩みながら、喘ぎながら、壁にぶつかりながらも、S先生という仲間が(ちょっと偉そうな表現だとは思いますが同志が)ついてくださることで何とかヘロヘロになりながらもやっております。

先日「文章を一部拝借します」とS先生が携帯でお話されてましたが、本日の1限道徳の時間、同封のプリントを学年の生徒全員に配布し、多目的室でお話してくださいました。すごく勉強になるし、学ばせてもらっています。でも学年の子どもたちが落ち着かず、言動が荒く、S先生には申し訳ない気持ちで一杯です。「どうしたら・・・?」「どうしたら響くのか?」「どうしたらわかってもらって行動にうつせるのか・・・?」日々自分自身に問いかけ続けています。

律儀なS先生のことなので、また後日同封の学年だよりを送付されたりするかもしれませんが、とりあえず「プレゼントのお礼」方々私の方からお送りしておきます。先生も相変わらず精力的に活動され、ご活躍のこと、元同僚として嬉しく思いますが、どうかくれぐれもおからだ大切になさってくださいね。2007.2.13  ○○中学校 ○○○○

保護者からのおたより

2006年12月24日 | 読者の声
かけはしをいつもありがとうございます 今回の「現代学生百人一首」はジーンときました これからも載せてください 楽しみにしています

(教育相談員)おたより、ありがとうございます。「現代学生百人一首」は思春期をむかえ、揺れ動く若者の心をストレートに表現している作品が多く、私は気に入っています。このような気持ちを知ることや理解することが、子育てや教育にも必要だと考え「かけはし」を通じ皆さんに紹介しています。気に入った歌に出会うと、一瞬にして「あの頃の」の気持ちに戻るように思えるのです。これからも気になった記事がありましたら、おたより下さい。

保護者の声~電話の対応が不安でした

2006年09月22日 | 読者の声
『かけはし』31号に掲載した「電話の印象」について、早速メールでご意見をいただきました。内容は、子どもさんが病気で学校を休むので電話をかけたところ、「はい」とだけ言われたので、間違え電話をかけたのかと不安になり、一瞬言葉に詰まってしまったというのです。少し間をおいて「東町中です」と言われたので用件を伝えたのですが、ちゃんと担任の先生に届いたのか、不安が残ったということでした。

電話を受け取った職員が①自分の名前を伝え、②欠席する生徒の名前を復唱し、③「担任の○○に伝えておきます」と言ってもらえば安心感があると思います。顔がみえないからこそ丁寧な対応をしてほしいという気持ちが伝わりました。

少年文化館学生相談員研修会参加者から

2006年08月27日 | 読者の声
こんにちは。少年文化館でお世話になりました、○○です。
先日は貴重なお話をありがとうございました。

HPには無事入れました。
ページの先頭の写真と、緑色の画面が素敵だなと感じました。
先生が書いておられるひとつひとつのコメントに、考えるヒントを頂いています。
また、私は教員免許こそもっていても、全く現場の経験がありませんし、
机上の勉強ではわからないことがたくさんあります。
学校で何が起こっているのか、
先生方が日々どのような体験をされているのか、
垣間見れて、大変勉強になります。

これからも、ご連絡をさせて頂きます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

N女子大学大学院人間文化研究科社会生活環境学専攻○○

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8月3日、少年文化館で行われた研修会に参加された方から感想をいただきました。一番前に座り、私の話を聞き漏らすまいと頑張っておられた学生さんでした。研修会の後も立ち話で話し込んだのですが、偶然にも私と同じ町内に住んでいる方でした。若い意欲と感性が、これから十分に発揮されることを願っています。


優しさのメッセンジャー

2006年08月24日 | 読者の声
脚本家の坂本博さんが、ご自身のブログ『求心空間 徒然雑記』の中で、私の文を次のように紹介をしてくださいました。過分なお褒めの言葉。特に、優しい視点は持ちつつも目の前の子供たちには決して優しくなかった私の行動を知る卒業生たちは、目を回すのではないでしょうか。しかし、皆さんにもお知らせいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 中学校教員の方が運営されているブログ『東町3丁目小学校教育相談室「かけはし」小中連携版』から、亀田興毅記事(8月3日)にトラックバックをいただきました。おじゃましてみると、走り書きした私のコメントとは違って、「亀田選手もまだ19歳の少年。マスコミが作りあげたスタースポーツ選手」との捉え方をされ、『教育者の優しい視点』を感じました。

■東町3丁目小学校教育相談室 かけはし 小中連携版
 ある小学校に設置された教育相談室。発行する新聞「かけはし」が、やがて小中3校共通の校区新聞に発展しました。

■「奇跡の判定勝」?~亀田人気を考える【同ブログ8月3日記事】

このほか、同ブログでは教育を観点に、社会的な話題から身近な出来事までいろいろな記事があります。ふと目についたのが「プロの仕事」(8月4日記事)でした。購買部でパンを販売している方の人柄と仕事に対する心がけを、さり気ない行いから伝えた記事です。人として当たり前のことですが、少なからずの人が忘れているのでは、と改めて考えさせられるものです。

■プロの仕事【同ブログ8月4日記事】

 ──人の基本は「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言えるかです。

 私は教育者ではありませんが、脚本やコンピュータ(システム設計)の分野では後継者にその考え方や技術を伝えたいと、育成の立場もとっています。ただ、その分野のことを云々する前の問題として、礼儀とコミュニケーションのあり方をまず提示します。記事『ヤリ・デキ・ガンバ』(2月20日)でもふれたように、チームワークを重んじないやり方には納得がいきません。
 最近は「それは私(僕)の自由でしょう」との反論を聞きますが、それは自由ではなく「自分勝手」だと受けとめるときもあります。自由と自分勝手には天地の差があります。自由とは、明治維新のころからいわれるとおり「自らを由(よし)とする」が納得できる意味であり、自分勝手は単なる「わがまま」にすぎないのです。

 私の云々は理屈(考え方)です……。ところが紹介したブログ『東町3丁目小学校教育相談室「かけはし」小中連携版』には比べようもない現実があります。それを根強く伝えようとするエネルギーがあります。「生涯学習」といわれる時代に、人のあるべく姿、優しさにふれてみたくなったら、このブログを訪れてみるといいでしょう。見つめるべく道が見つかるかもしれませんよ

保護者の声

2006年07月13日 | 読者の声
“かけはし”楽しみにしています。第1号(NO.1)を手にしたとき、思わず中学校を卒業した長女、二女に見せました。東町中の卒業式が…に始まり34期生、35期生の二十歳の同窓会…ふたりの子供たちのことでした。もちろん、いま中学校にかよう息子にもこのことは伝えました。…それからNO.18、19の教育実習生のこと。姉たちの同期生の名前がありました。その教育実習の先生に息子が授業を教わったと聞きました。色々子供の事件の記事が多い中、懐かしさと、あの子が先生にという時代の流れを感じました。世の中悪いことばかりではない、“かけはし”が東町中生の励みとなり、みんなそれぞれの道をみつけ歩んで行ってほしいと感じました。一学期間お疲れ様でした。これからも楽しみにしています。頑張って下さい。

 教育相談宛のメールで感想をいただきました。「かけはし」の記事で二十歳を過ぎた娘たちの成長を思い返し、かつて聞いた懐かしい名前が教育実習生の名前と重なる。そんな歴史を感じながらこの新聞を読んでいる方もおられることが分かりました。 
 私が東町中に赴任し、13年目を迎えました。(前任校には16年でした)長い間一つの学校に留まることが必ずしも良いことだとは思いません。しかし生徒たちを中学生としてだけ見るのではなく、卒業した後に高校生・大学生・社会人・親として再会できる喜びを味あわせていただきました。卒業生との再会の中で「人は変わる」ということを何度も体験することができました。「かけはし」紙面でも、NO6の「素敵な再会」、NO22の「もう二度と会うことがないと思っていた」という記事は、私が味わった喜びを皆さんにも伝えようとしたものです。
 これからも、子どもたちと保護者の子育てを応援する新聞を出していきたいと思います。励ましのメール、ありがとうございました。