4歳の孫は、毎晩のように我が家に入ってきてテレビのYouTubeを楽しむ。帰る時間になると、抱っこをせがむ。
いつものように別棟に着いて降ろそうとしたら、どこで覚えたのか、「一生、離さない!」と言いながら、首にしがみついたまま降りようともしなかった。
横で見聞きしていたヤングママは苦笑いするばかりだった。生まれてこの方、「一生、離さない」なんて言葉を言われたことがないだけに、思わず舞い上がってしまった。意味がわかっていっているのかどうかは疑問だが、気持ちは伝わってきた。4歳児の言葉に、年甲斐もなくルンルン気分になってしまった。
<「一生、離さない」と言ってくれた4歳児の孫>
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朝から家内がでかけた。外孫の守をした後、娘と買い物に行くらしく帰りは夕方とのことだった。出かけに、「お昼、何か適当に食べといて」と一言。
この言葉は、「ご飯は炊飯ジャーでタイマーセットしてあるけど、おかずは冷蔵庫を物色して自分で何か作って食べといて」を意味する。さらに、帰りが夕方と言うことは、「できたら、夕食も作っといて」を意味する。
「こりゃかなわん」と、「お昼は自分で何とかするにしても、夕食用にケンタッキーを買ってきて」と注文をつけた。イオンモールでショッピングできる上機嫌からか、心地よい返事が返ってきた。
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孫の言葉は心地よい余韻に浸らしてくれたが、家内の言葉はすぐに頭をクルクル回転させないと、手の平の上でクルクル回されるどころか振り落とされてしまいそう。油断がならん!
「餅は餅屋」、農業に例えると餅屋が農家とすれば自分は家庭園芸、家庭園芸レベルの素人コックは無理に頑張ったらパンクする・・・