80歳になる義母には、健康のため花屋さんを頑張って続けてもらっている。ただ、急な準備が必要な葬式のお花はお断りさせてもらったり、車の運転も危ないので数年前に免許証を警察署に返納してもらったり。その代わり、仕入れや配達など車を使う仕事の時は手伝いに行っている。
義母の店まで車で20分。そこで車を乗り換え義母を乗せ花問屋さんまで車で40分。平常時は週1~2回の仕入れなのに、法事の花を頼まれたりで今週は月・水・金と今日で3回目の仕入れ。どの花をどれだけ買うかは商売している義母でないと分からない。自分は義母の選んだ花を運んだりもするが、多くは花を鑑賞したり顔見知りになった他の花屋さんと世間話をして過ごす。
問屋さんだから一般人は買えないし入れない。自分は花屋ではないが付き添いなので入れる。入れば買うこともできるという特権がある。自分が買う花は、売れ残って開きかけて値下げして1束がタバコ1箱分程度でも買える花。でも、問屋さんだから卸値だが1本だけでは買えない。少なくても同じ種類・同じ色ばかり、1束10本を買うことになる。
お手伝いして感謝されながら、花の鑑賞ができたり買える花を物色できたりと、今まで知らなかった世界を楽しませてもらってる。
携帯のカメラで撮った写真なので、鮮明さが今一つみたい。