三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

桜の下のサロメ。

2007年11月27日 | サロメのはなし
ENのサロメは、
オスカーワイルドの「サロメ」と
坂口安吾の「桜の森の満開の下」の
チャンプルーです。

というわけで、
音にも「サロメ」的な要素と
「桜」の要素の両方を使いたいなと思っています。

先日、友人のコンサートに行った影響で、
久しぶりにピアノを弾いてみました。
もちろん、ぜんぜん弾けなかったのですけれども、
まぁ、お遊びですから。
で、「さくらさくら」のバリエーションを
いくつか作って遊んでおりました。

ピアノという楽器は、
メロディーとコードを一つで出せてしまえます。
が、三味線と篠笛は、基本的にはどちらも単音楽器。
どこまで、コード感を出せるのか。
それは、技術的な面、アレンジ面もそうだし、
感覚的に、和楽器でどこまでコード感を許容できるのか、
という両方の部分で思案中です。

あと2ヶ月!!
相方とのチームワークで頑張ります!!






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アートユニット「EN」第二回公演

SALOME

書 舞 劇 樂 影   のコラボレーション

■2008.2.2.sat.  19:00開演
      2.3.sun.  14:30開演 / 18:30開演
        受付開始:上演1時間前より / 開場:上演30分前より
■会場  一心寺シアター倶楽
        大阪市天王寺区逢阪2-6-13
■料金  前売り 2000円 / 当日 2300円
■チケットご予約は「EN」サイトで受付中です

 



オスカー・ワイルド原作の戯曲『サロメ』と
坂口安吾作の『桜の森の満開の下』をベースに
新たな解釈を加え、ENの“SALOME”が誕生します。

サロメをとりまく3人の男と純粋な欲望
舞台に流れる三味線と篠笛の音色が
幽玄の世界へと誘います。

ENの“SALOME”で
非日常な一時をお楽しみください。

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