三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

地歌「曲ねずみ」。

2020年12月22日 | 鑑賞
先日の「三味線三昧」で
三味線の音が(いい意味で)地歌っぽくない、と言われて
しかし、”ザ・地歌” 的な音のイメージが自分の中になくて
果たしてどれくらい違うのか違わないのか、と思ったその日に、
Eテレ「にっぽんの芸能」で地歌「曲ねずみ」が放映されました。

「曲ねずみ」は
歌詞も三味線もとても面白い曲。
でも、なんというか、
それが地歌のスタイルなんだろうけど
さらっと行ってしまう。
鼠と猫を歌い分ける感じでもなく
三味線もここがスゴイ所ですよーみたいなアピールしないし
大げさなことはやらずに進む。
やりすぎは品がない、ってことになるのだろうけど、
もうちょっと何かあっても面白いのじゃないかなーと思ったり。

地歌を聞くのは未だに苦行(笑)
その感覚が分かるからこそ、
どうやって伝えていけばいいのか
悩みながら探り続けていきたい。


 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►演奏予定
 1月6日(水) 邦楽の宴@京都・天Q
 詳しくはこちら
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。

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