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三味線弾きの日常

津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。
あるときは義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

VOGA「直観と情熱」。

2018年11月07日 | 鑑賞

 

本日、千秋楽を迎えた劇団VOGAの「直観と情熱」。
実は初日に拝見してきました。



言葉、光、声、文字、、
情報量に圧倒された舞台でした。

解体された言葉が音になり、リズムになり
やがて光の中に動作が浮かび上がり
再構築されていく。
刻まれ、繰り返され、積み上げられていく質量。

稠密、という言葉が思い浮かんだ。
舞台にこれだけのものを入れ込むことが出来るのか。
作り込む、というレベルの緻密さが段違いだ。

私はどちらかというと
どこまで削ぎ落とせるかを考えている。
でも、表現手法はひとつではないのだなと気づかされた。

正直にいうと
タイトルの意図するものが何なのかは理解できなかったけど、
お芝居を観る、というよりは
リズムと音と光を体感する時間でした。