トニー・レオン、シン・シューウェン、出演。ホウ・シャオシェン監督作品。89年。
'45年の日本敗戦から'49年の国民党政府の樹立までの四年間を背景に、林家の長老・阿禄(季天祿)の四人の息子たちの生き様をパノラミックに描く。長男、文雄は台北の顔役的存在だが、その才覚に欠け、次男は戦争中の徴用で死に、三男は解放後、戦後派らしい生き方をしていたがやがて発狂してしまう。四男は郊外の町で写真館を営み、国民党の進攻に抵抗する友人らに心情的に味方をしている……。(yahooムービーより)
重い映画でした。テーマがとても重い。この手の映画を観ると、自分がいかに他国の、それもすぐ近くのアジアの国の歴史さえ、知らない事を思い知らされるというか・・・
台湾を日本が統治(っていうか、植民地化?)していた事は知っていましたが51年間も?
何も知らない私なんかが、「トニーが出てるから♪」という理由でホイホイ観る映画ではありませんでした・・・。
この映画は、第二次世界大戦が終了し、日本の統治から解放された所から始まります。登場人物が多いので、最初はやや人間関係がわかりにくく感じましたが、淡々と進む映画の中で、トニー扮する四男ウンセイとヒロミのほのかな恋が清涼剤になっていました。
トニーは聾唖者の役でしたが、周りの人は手話が分からないのか、トニーもほとんど手話は使ってませんでしたね。私は福祉関係の仕事をしていましたが、手話は習った事がありません。が、ほぼ世界共通だと聞いた事があります。それって凄いよねぇ。
トニーは周りの人とコミュニケーションを取るのに、ほとんどが筆談でしたが、中国語(この映画だと台湾語になるのかな?)での筆談って大変そう・・・日本語での筆談だって、ひらがなに漢字も入るので書くのに時間がかかるでしょ?漢字ばっかりだったらもっと大変だろうなぁと、変な所が気になりました。
トニーの静かな演技は、とても良かった。なんてたって、この映画観る前に「ワイルド・ブリット」観てますから(笑)ギャップが激しかった。
しかし、長いです、この映画。2時間半を軽く越えます。途中、やや苦痛(苦笑)。眠気に襲われました・・・
日本で、この手の物を作るとしたら、映画ではなく、TVドラマかなと。NHKあたりがスペシャルとして、2夜連続とかでやりそうな感じがしました。
ラストの家族写真が印象的でしたね。
'45年の日本敗戦から'49年の国民党政府の樹立までの四年間を背景に、林家の長老・阿禄(季天祿)の四人の息子たちの生き様をパノラミックに描く。長男、文雄は台北の顔役的存在だが、その才覚に欠け、次男は戦争中の徴用で死に、三男は解放後、戦後派らしい生き方をしていたがやがて発狂してしまう。四男は郊外の町で写真館を営み、国民党の進攻に抵抗する友人らに心情的に味方をしている……。(yahooムービーより)
重い映画でした。テーマがとても重い。この手の映画を観ると、自分がいかに他国の、それもすぐ近くのアジアの国の歴史さえ、知らない事を思い知らされるというか・・・
台湾を日本が統治(っていうか、植民地化?)していた事は知っていましたが51年間も?
何も知らない私なんかが、「トニーが出てるから♪」という理由でホイホイ観る映画ではありませんでした・・・。
この映画は、第二次世界大戦が終了し、日本の統治から解放された所から始まります。登場人物が多いので、最初はやや人間関係がわかりにくく感じましたが、淡々と進む映画の中で、トニー扮する四男ウンセイとヒロミのほのかな恋が清涼剤になっていました。
トニーは聾唖者の役でしたが、周りの人は手話が分からないのか、トニーもほとんど手話は使ってませんでしたね。私は福祉関係の仕事をしていましたが、手話は習った事がありません。が、ほぼ世界共通だと聞いた事があります。それって凄いよねぇ。
トニーは周りの人とコミュニケーションを取るのに、ほとんどが筆談でしたが、中国語(この映画だと台湾語になるのかな?)での筆談って大変そう・・・日本語での筆談だって、ひらがなに漢字も入るので書くのに時間がかかるでしょ?漢字ばっかりだったらもっと大変だろうなぁと、変な所が気になりました。
トニーの静かな演技は、とても良かった。なんてたって、この映画観る前に「ワイルド・ブリット」観てますから(笑)ギャップが激しかった。
しかし、長いです、この映画。2時間半を軽く越えます。途中、やや苦痛(苦笑)。眠気に襲われました・・・
日本で、この手の物を作るとしたら、映画ではなく、TVドラマかなと。NHKあたりがスペシャルとして、2夜連続とかでやりそうな感じがしました。
ラストの家族写真が印象的でしたね。