Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

東京攻略

2005-05-31 17:11:47 | 映画(た行)
トニー・レオン、イーキン・チェン、ケリー・チャン、阿部寛、仲村トオル、遠藤久美子出演。ジングル・マ監督作品。

結婚式の日に消息を絶った日本人の恋人を探しに、香港から東京へとやってきたメイシーは、彼女に同行してきた借金取りや謎の私立探偵に助けられながら、その行方を追うのだが、その背後にはCIAまで巻き込んでの暴力団の陰謀が…。(amazonレビューより)

この映画の萌えポイントは、


「ヤダ」



はい、ご覧になった方はお分かりですね(笑)トニーの日本語、可愛すぎます。惚れ直しました。12歳で日本に移住したという設定の割りには、下手すぎですが(爆)。可愛いので、許します。「赤川サン」「ワルカタネ」とか、かわいい・・・。
それから、トニーのカンフーアクション。トニー出来るんですね!(ヲイ)全部やったわけではないのでしょうが、かなり頑張っていませんか?トラックから車に乗り移る時なんて、凄くドキドキしました。心配で(苦笑)。怪我しなかったのかな・・・スケボーに乗っている時も、階段を降りる所は顔が映っていなかったので、本人じゃないかもしれませんが(笑)、それでなくても、運動神経悪い人には出来ないのではないかと。スキーが上手いそうなので、運動神経はいいのかな。ちなみに私はスキーの才能ないです(聞いてない)。しかも、あの場所、東京国際フォーラムだ。確実に年に何度かは行く場所だ(笑)そして、その後、あっという間に違う場所へ??(笑)


この先、ネタばれ含みますので、ご注意を。
まず、最初の10分は、トニーファンの為のPVですね(笑)。
ストーリーはともかく、トニーファンは1度は観ておくべきです。かっこいい、マジで。
そして、またしても、トニーはモテモテの色男。これって仕様ですか?(笑)
ケリー・チャンのウエディングドレス姿、かわいいですねー。日本語も神戸にいた事があるというだけあって、トニーやイーキンに比べて、ずっと発音がいいです。「お願いします」とか、ほぼバッチリ。イーキン・チェンは初めて観たような気がしますが、この役者さんは、アクションできる人のようですね。アクションかっこよかったです。

それから日本の役者さんですが、阿部ちゃん、結構好きです。どちらかというと、二枚目の役よりも三枚目の役の方が好き。この間の「空中ブランコ」の変な精神科医とか、イイです、スキスキ。今回は神経質なヤクザのボス役。なかなかハマってます。裏声で「あー?」という言い方に大笑いしました。仲村トオルはあんまり出て来なかったので、なんとも言い様がないです。トニーとの絡みも少なかったですね。一言だけ微妙な広東語話してましたが。エンクミは、最初にケリー扮するメイシーとイーキン扮するユンを助ける役ですが、エンクミの日本語変です(大笑)なんであんなに違和感のある日本語なのでしょう。アフレコなのかな?わざと分かりやすい日本語で話しているのでしょうか。声もエンクミの声じゃない感じがしました。
トニーの取り巻きの美女達(日本人)もボス(トニー)のことが好きだから、広東語を覚えたみたいな事を言ってて、結構頑張って広東語をしゃべってましたが、おそらく香港人から見れば、スチャラカ広東語なんでしょうね(笑)。

そうそう。もう一つ萌えポイント。トニーの日本警察の制服姿!ワタクシ、制服フェチ(爆)ですので、ちょっとしか映りませんでしたが、ワーイ!と心で叫びました。
キーファーの軍服姿にも惚れ惚れしたし、「亡国のイージス」でおそらく海上自衛隊の制服姿を見せてくれるであろう安藤くんにも惚れ惚れする準備万端ですから(笑)。

ストーリーは、観始めた時は、もっと単純なのかと思っていました。けれど、トニーもイーキンも最初の設定とは違う職業だったし、ストーリーだけなぞって考えてみると、警察、ヤクザ、CIA、私立探偵、と穏やかでない面々が揃っているわけで、重厚なサスペンスorミステリー、推理物の映画が出来上がりそうですが、この映画は雰囲気が全然違いますね。随所にちりばめられたコメディチックな感じと、日本の都会の雰囲気、空、川などがなぜかカラっとした感じで映っていて、軽いタッチの映画に仕上がってます。
なので、好き嫌いが分かれそうな感じ。
私みたいに、トニー出てるし、ストーリーよりもトニーが日本語しゃべってる事の方が重要and嬉しいと感じてしまう人にとっては、いいかもしれないですが・・・だって、組織の秘密がどこに隠されているか、と普通に考えると、最初からとても指輪がアヤシイ(笑)私にさえ分かるんだから、その類が好きな人には、すぐに分かってしまうと思うし(苦笑)。そして、あの拳銃のニセモノっぽさはどうにかならないんでしょうか(泣笑)「これでも喰らえ」って台詞も、今時そんな事言って撃つ人いないってば(爆)広東語では違う意味だったりして・・・

ただ、日本であれだけのアクションシーンが撮れたのは凄いですね。トラックの爆発炎上とかって日本で撮ったんですかね??川のボート追跡シーンのアクションも日本?
日本映画で、あの手のアクションシーンはあまり観た事ないです・・・単に私は観てないだけかもしれないですが。西部警察とかも観た事、ほとんどないし。

私は結構好きな作品かも。軽すぎる感じがどうも気になりますが・・・

ウォルター少年と夏の休日

2005-05-31 17:02:33 | 映画(あ行)
マイケル・ケイン、ロバート・デュバル、ハーレイ・ジョエル・オスメント出演、ティム・マッキャンリーズ監督作品。

父のいない14歳のウォルターがひと夏の間、母の親類である老兄弟の家に預けられる。どうやら母は、兄弟が隠し持つ大金を狙っているらしい。傍若無人な兄弟の生活に戸惑っていたウォルターだが、彼らの過去の冒険談を聞き、大人へと成長していく。(amazonレビューより)

ウォルター少年の、というより、老人二人の話しという感じでした。
田舎の風景の中で比較的淡々と進む話なので、観ていてまったりしてしまいましたが、心を閉ざしたウォルター少年が老人二人に心を開いて行く様子はとても自然でした。
一緒にいる犬や豚、年老いたライオンなど、動物たちも良かった。
老人二人の若い頃の回想シーンがありましたが、私はあまりこの手法が好きではありません。観ていてちょっと引くというか。
でも、観終わってみると、そうでもなかったですね。
ロバート・デュバル扮するハブじいさんがやたら強い(笑)
ウォルター少年扮するハーレイは、大きくなりましたねぇ。大人になったらどうな役者さんになるんだろう。

私は2、3ケ所泣けるシーンがありました(苦笑)
なんかちょっと物足りないような気もしたのですが…