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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

インファナル・アフェア1,2,3 キネカ大森で連続鑑賞

2005-05-30 14:13:37 | 映画(あ行)
1:トニー・レオン、アンディ・ラウ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、サミー・チェン、チャップマン・トウ出演。アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督作品。
2:ショーン・ユー、エディソン・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、カリーナ・ラウ、フランシス・ン、フー・ジュン、チャップマン・トウ出演。アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督作品。
3:アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、チェン・ダオミン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、チャップマン・トウ出演。アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督作品。

公式サイト

キネカ大森で21日からこの3部作の上映が始まっていて、友達を誘って1~3まで順番に観て来ました。
上に出演者、監督の名前をわざわざ羅列したのは、以前、この3部作の感想の記事を書いた時、あまりにも適当な書き方をしていた事が、今さっき判明したので(苦笑)。
大好きな作品なのに、他の記事より適当かよ(自分ツッコミ)。

キネカ大森の中でも一番小さなスペースで席は50~60席程度だと思います。
3回ともほぼ満席。入替制だったので、いちいち出るのが面倒でしたが(笑)。

ロビーが「インファナル・アフェア」一色になるとサイトに書かれていたので、どんな感じなのかと思っていたら、3に出演している役者さんのでっかいタペストリー(トニ-、アンディ、ケリー、レオン、チェンの5つ)がかけられ、2に出演している役者さんの一人一人のポスターが貼られ、香港版のフライヤー(これも役者さん一人一人の物)がずらりと貼られていました。
それ以外にも香港の雑誌のインタビュー記事が貼られていて(広東語なので当然読めませんが)、写真も載っていたので、友達が携帯カメラで撮ってくれました(笑)ジャパンプレミアの時(?)の生写真も貼ってありました。
パンフレットも1~3まであり、私は持っていなかった2のパンフを手に入れる事が出来て満足♪
・・・・・・パンフを(ピー)めて、ヤ(ピー)で(ピー)ろうかと、ちょっと思ったりしましたが、無間地獄に落ちたくないので、やめました(爆)


ここから先はネタばれ全開で行きますので、よろしく。
私は1,2はDVDでしか観た事がなく、2は1回しか観ていないので、とても楽しみにしていました。
合計約6時間近く観たので、さすがに目が疲れましたが、心地よい疲れで大満足でした。やはり大きいスクリーンで観ると迫力があっていいですね。ストーリーは全て知っているので、初めて観た時のような衝撃はありませんでしたが、それぞれにいいシーンがあるなぁとあらためて思いました。
1は、やっぱりあの屋上でのラウとヤンのシーン。ヤンがラウの額に銃を突きつけるシーンです。でかいスクリーンで観れて良かった。サムが警察に追われてラウに電話をかける駐車場のシーンも良かった。ラウの携帯着信音が鳴り響く中、サムの前にスっと現れたラウがかっこよかった~。
2は、ハウがサムに銃を突きつけるシーン。これを観て思ったのが、ヤンが撃たれた時もそうでしたが、ハウが撃たれた時、映像ではすぐに見せず、銃声だけが先に鳴り、スローモーションで他の人物を映すんですよね。何が起こったのか、誰が撃たれたのか、すぐには分からない編集になっていて、緊張感を煽ります。やり過ぎるとしつこい感じもしますが、ヤンが撃たれたシーンを初めて観た時は、かなりの衝撃を受けました。2に関しては忘れてしまっている個所もあり、あれ、ウォン警視ってこんな奴だっけ(笑)と思ったりもしましたね。
3は、ヤンとシェンの銃対決。撃った後のヤンの表情が好き。しびれます。ヤンとリー先生との面接シーンも好き。緊張感溢れるこの映画の中での唯一のほんわかシーン。シェンのクサイ台詞。「ヤンは死んだ。線香なんか何の役に立つ」「運命は人を変えるけど、人は運命を変えられない。でも彼らは何かを変えた」いやー、チェン・ダオミン、渋い。かっこいいっす。そういう台詞がまた似合うし!
あとこれは前回観た時も思ったシーンで、ラウがチェン達を連れて、保安課へヨンを逮捕しに行った時、ちょうどその場にシェンが現れるんですが、その直後に過去の回想が挿入されます。ヤンが運んだはずの武器がなく、ヤンが絶体絶命になるシーンです。ここは回想へ入るタイミングが素晴らしい。ここで来るか!と前回も思いました(笑)
ああ、早く3のDVDが欲しい!

前回観た時よりも、役者それぞれの表情をしっかり観る事が出来たし、エンディングの曲をじっくり聴いてみて、3曲ともかなりいいなぁというのと、やっぱりサントラ欲しいかも(笑)と思った事。どーしよーかなー買っちゃおうかなー(独り言中)。

あと、驚いたのが、1の始まる前の予告で、2、3の予告をやったのですが、3の予告の時に、ヤンがエレベーターで撃たれるシーンが出てきちゃって、これ、1を観る前に見せちゃったら、めっちゃネタばれやん(爆)
・・・・・・1の見所の中で大きな割合を占めるのって、ウォン警視の死に方とヤンの死に方じゃないですかー?
友達は今回が初の鑑賞なので、横でハラハラしてしまいました。けど、友達は予告の時に気付かなかったようで、ネタばれにはなりませんでした。
友達以外にも初の人いたと思うけどなー・・・

1が始まる前にふと目が行ったお客さんが、単語帳を開いていて、よく観たら、広東語でした。凄いなぁ。香港映画(もしくはこの映画)が好きで、広東語を勉強してる人がいるんだよね。かくいう私も非常に広東語が気になります(笑)でも、私の場合、広東語より先に英語だ(苦笑)。キーファーはもちろん英語だし、トニーも英語出来るみたいだし、とりあえず先に英語、英語。
ただ、最近、この映画の影響とトニー祭りの影響(笑)で、広東語でも聞き取れる単語が出てきましたね。「ありがとう」は分かるようになりました(笑)
あと、「アイヤー」ってほんとに言うんだな、と。漫画の世界だけじゃなかった(爆)でもこれは北京語なのかな?

6/10まで上映をやっているので、スケジュールを確認してから、ぜひ行ってみて下さい。3回観ると、1回無料で観れるサービスもありました。(「インファ~」に限らず6ヶ月間有効)リピーター割引も。別にキネカ大森の回し者じゃないですが(笑)
どの回もほぼ満席になっていると映画館の人は言ってました。回によっては、15分前に満席になってしまうようなので、早めに行く事をお薦めします。


ロスト・イン・トランスレーション

2005-05-30 14:08:07 | 映画(ら行)
ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン出演。ソフィア・コッポラ監督作品。

CMを撮るために来日したハリウッドのアクション・スターと、ミュージシャンの夫に同行するも、ホテルに取り残されたアメリカ人女性が、たがいの気持ちを理解し合う。(amazonレビューより)

なんだか不思議な映画でした。ハリウッド・スターが日本の東京の街にいるという違和感。
日本は本当に驚く程、単一民族なので、普段でも外人が街を歩いているとなんだか違和感がある。東京の街を歩くハリウッド・スターはもっと変(笑)ちっとも溶け込まない。
そりゃ孤独感も感じるだろうなと思える。
別に不親切なわけじゃなく、ただ単に英語がしゃべれない人が多すぎるし(苦笑)。
でも、駅などはちゃんとローマ字表記してあるので、日本人が外国に行った時よりもずっと親切な気もするんだが・・・

二人がお互いを理解し合う過程は比較的自然に思えた。脚本賞を取ってるだけの事はあるかな?
でも私はイマイチはまれない映画でした。
前半は、ややドキュメンタリーチックに見えて、退屈で、途中寝てしまいました(汗)。

特記事項としては、ボブ・ハリスがテレ朝の藤井隆扮するマシューの「BEST HIT TV」に出演していた事(笑)
藤井隆、おいしいなぁ。

日本人が観てどうこうというより、アメリカ人がこの映画を観て、共感したのかどうか知りたいなと思った映画でした。