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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

THE マジック・クレーン

2005-07-06 11:30:40 | 映画(さ行)
アニタ・ムイ、ロザムンド・クアン、トニー・レオン出演。ベニー・チャン監督作品。93年。
ちなみに制作・脚本はツイ・ハーク。

太古の戦乱の中国で、超人的な武力を持った二人の姉妹が、邪悪な力を操るものに運命を翻弄されてゆく。香港を代表する大女優2人の共演による、ツイ・ハーク製作のSFXアクション大作。(TSUTAYAレビューより)

この邦題おかしくないですか?なんで「THE」がローマ字表記で、あとがカタカナ表記なんでしょう(笑)。どうでもいいけど、気になる(笑)。
クレーンというと、重機器を思い浮かべちゃうんですが(私だけ?)鶴の意味があるんですね。
そう、この映画には巨大な鶴が出てきます。しかも、ちょっとちゃっちい(苦笑)。93年の映画だから仕方がないのか・・・?

ストーリー・・・武術大会が開催され、いろいろな門派が集まり、トニー扮するクワンモウは、小さな門派に所属しており、師匠と二人で参加。クワンモウは会場へ向かう途中、崖から落ちる所を巨大な鶴に助けられる。この鶴を操縦していたのが、パク・ワンフェイ。
会場では、大きな門派が武術界を支配しようとしており、毒を持ったこうもりで、武術者たちを襲わせるが、それをまたしても鶴が助ける。
毒にあたった人達の為に、パクとクワンモウは亀の肝を取りに行くのだが・・・

なんとな~く「ドラゴンボール」をちょっと思い浮かべました。鶴と亀だし。武術界だし。
そういえば、この手の人達が普通にヒューって飛ぶのって(もちろん撮影ではワイヤー使ってるんでしょうが)、気で飛ぶんだそうで。
「楽園の瑕」を観た時に、最初のテロップでそういう感じの事が書かれていて、初めて知った(笑)。よく飛ぶなぁとは思ってたんだけど(爆)。ますます「ドラゴンボール」っぽい。あ、もちろん、「ドラゴンボール」が先だとは言ってませんよ。私の知識が「ドラゴンボール」の方が先だっただけで。

相変わらずアクションは凄いですね。目が追いつかないというか。
でも、結構コメディタッチなので、トニーの演技とかも笑えました。師匠とぶつかって、キスしちゃった時は爆笑したし(笑)。
そして、毎回書いているような気もするけど、トニーはやっぱりモテモテくんで、パクと敵対するヨクシウ姫と寝ちゃうし。
話はめちゃくちゃですね。でもここまでいっちゃうと、OKなんだよな~。

ラストの方に出てくるデカイ鐘も、闘う人達がみな、ぶつかって血を吐いてるんだけど、観てておかしくておかしくて(笑)。

トニーが出演している、この手の映画を「新流星胡蝶剣」「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」と観て来ましたが、「新流星~」が一番好きかな。やっぱりトニーがかっこいいからでしょうか(笑)。