断捨離

もう、口に出すのも恥ずかしい・・・、というか

言い古されて、何を今さら・・・、と思ったりして

「断捨離」などと言う言葉は

ぐっと飲みこんでいたけれど・・・・。



暮れに、仲のいいお友達のお母さんが亡くなられました。

私、まったく知らなくて（「お悔やみ欄」を見逃していたみたい）

昨日「寒中見舞い」のはがきが来て知りました。



今日、早速彼女を訪ねて行ってきました。

昨年夏に「がん」がわかって

手術はしたものの、あれよあれよ、と言う間だった・・・、とのこと。

もっと、看病してやりたかった、介護してやりたかった、

退職したら、一緒に東京へ生地を買いに行く予定だった、

（仕立て屋さんだったので、晩年は趣味で、彼女の洋服、お孫さんのもの、

　そして私たちが依頼したエプロンのようなものまで

　たくさんの作品を作り上げてくれました。）

子どもの手を、ちっとも煩わせることなくて

なんて「子ども孝行」なおばあちゃんだったの、と

家じゅうで言っているところなの・・・、と話してくれました。



そのおばあちゃんが、

とってもきれいに周りを整頓されていて

「それもまた、悲しくなるくらいなの、

　ああ、自分もいつこうなるかわからないから、

　今から、自分もちゃんと整理しておこう！って、思ったわ。」

と、話しました。



本当に、人の寿命なんてわからない、

自分は「大丈夫」って思っていても、

突然事故にあうかもしれない、災害にあうかもしれない、

だから、

自分のものは自分である程度片づけて、いらないものは捨てて

ちゃんと、整理しておこう。



今年の目標に、「断捨離」（一部）も入れておきましょう。