『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

「行き」「会う」

2022年12月17日 | 雑感

ある会の、

役員の皆さんに届けなければならない文書を

預かっていたのだけれど、

「おっくう病」に取りつかれていて、

そしてまた、あまりにも寒くて、

家の外に出たくな~い、と

無精を決め込んでいましたが、

重い腰を上げて、先ほど配ってきました。

 

郵便受けに、ポイっと入れて

それで済ませることも十分可能なのだけれど、

そこがまた、

どうもそういうのは、なんかできない質で、

行ったら顔を見ながら、

文書の内容を話してお願いする、なんて

まあ、いまだにかつての

職業の癖が抜け切れていないのかもしれません。

 

1軒は、本人がいなくて

おばあちゃんが出てきてくださいました。

私が、「屋号」と「名前」を言えば、

すぐにニコッと笑って分かってくれて、

「おかあさんは元気?」と、母のことを気遣ってくれる、

そんな間柄の方です。

 

「おばあちゃん、お元気そうねえ。おいくつになられたの?」

と私が聞くと、「72」とお答えになります。

亡くなったおじいちゃんは、私の母と同級ですから97歳。

だから、72歳のはずはないのですが(多分、92歳)

でも、「そう・・・、寒くなるから気を付けてねえ。」

話して、お暇しました。

 

もう一軒は、本人が出てきて、

「あんまり寒いから、こたつのお子守り」

「ねえねえ、上がってってよ。お茶飲んでって。」

と、しきりに誘っていただきましたが、

こちらもまだ用事があるので、

またこんどね、とお断りしてお暇しました。

 

つい、億劫になってラインや電話で済ませ、

新型コロナウイルス感染を恐れて、

人に会うこともなるべく避けているけれど、

こうして「出向いて行って」「会って話す」ことも

大事なことだなあ、

こころが暖かくなるなあ、

そんな思いがした一日でした。

 

 

 

 

 

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「みゆ」ちゃんの死

2022年12月15日 | 生活

一昨日、

飼っていた猫(みゆちゃん)が亡くなりました。

老衰(たぶん)でした。

 

来年の春が来れば、

飼い始めて20年になりますから、

人間でいえば、95~6歳、というところでしょうか?

 

20年前、

当時勤めていた保育園の門扉の前に

生まれて間もない子猫が段ボール箱に入れられて置かれてあるのを、

早番で出勤した若い保育士が見つけました。

 

当時の職員に、

飼ってくれる人はいないか?と聞いてみても

みんな首を振るばかり。

ある職員が、

「グリーンファーム」で顔見世させてもらえれば、

お客さんの中で、だれか引き取ってくれる人が現れるかもしれない、

というので、お願いして置いてきたのですが、

3日ほどして、

「誰も飼い手が現れないから引き取りに来てほしい」と言われ、

また戻ってきた子猫ちゃん。

仕方がないので、

私が引き取って飼うことにしたのでした。

 

我が家では、その3年前に、

12年飼っていた犬が亡くなり

もう、生き物を飼うのは嫌だなあ、と思っていたので

あまり乗り気ではありませんでしたが、

当時高校3年生だった三男が、とってもかわいがり、

おしっこのしつけまでしてくれて、

「みゆちゃん」は、我が家の一員になったのでした。

 

(いたずら盛りのころのみゆちゃん)

 

みゆは、しっぽがちぎれていて半分しかなく、

だから、捨てられたのかなあ・・・、と思うのですが

どう見ても、器量よしではありませんでした。

でも、とってもお人よし(お猫よし?)でした。

近所の猫が、みゆの餌を食べに来ても

怒るわけでも、追い払うわけでもなく、

食べられるのを黙ってみていました。

 

それでも、時々、野ネズミを捕まえてきて

「どうだ!」と言わんばかりに、

私たち家族の前で、見せびらかしていました。

元気なころは、かなりやんちゃなみゆちゃんでした。

 

古い家の時は、

家の中への出入りを自由にさせていましたが、

家を新しくしたときには、

みゆちゃんにも新しい家(犬小屋ですが・笑)を主人が用意し、

みゆには、そこで過ごしてもらいました。

 

毎年冬になると、主人が小屋を毛布で覆い、

夜には湯たんぽも入れてやっていましたが、

あの夜が、今年初めての湯たんぽの日でした。

数日前から、主人が

「最期が近いかもしれない」ようなことを言っていたので、

暖かい湯たんぽの側で、最期を迎えたんだな、と思ったら、

なんか、良かったな、と思いました。

 

ほとんど主人が世話をしていて、

私は、あまりかかわっていなかったのですが、

それでも、いない、となると、

なんか、寂しいものですねえ。

 

その夜は、主人と二人

みゆちゃんの元気だったころを思い出しながら、

お酒を飲みました。

 

明日、埋葬します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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たった2杯のビールで・・・

2022年12月13日 | 雑感

日曜日の夜

久しぶりに息子一家と夕食を共にしました。

お歳暮に、上等なお肉が送られてきていたので

「すきやき」にしました。

 

久しぶりだったし、

コロナからみんなが解放された嬉しさもあったし、

ナオちゃんの保育園での発表会が無事終わって

かあかも一安心だったし、

チーちゃんも、ずいぶんお休みしちゃったので

ちょっと学校に行き渋っていたところもあったけど

ようやくこの週は安定してきたので、

なんとなく、みんな嬉しい夕飯になりました。

 

ところがその夜、

3時頃から激しい頭痛、

イミグランを服用しても効果なく、

その後、二回も吐いて「なんだこりゃ?」となったわけですが、

この、頭痛と吐き気、

二日酔いの時の症状にそっくり!

 

でも、前夜、いくらみんな、なんとなくうれしい気分だったとしても

調子に乗って飲みすぎたなんてことは全くなく、

久しぶりの瓶ビールで(いつもは缶ビール)

注いだり注がれたりしていたせいか、

缶ビール1本分よりは飲んだけれど、

それで二日酔いなんて・・・・・・、ねえ?

 

でも、次の日は

午後までこの症状が続き、

何もできない月曜日となりました。

 

歳をとったせいかしら?

 

 

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12月の恒例作業

2022年12月11日 | 生活

息子のコロナ感染で、

孫たちの世話やなんかに追われていたら、

いつの間にか12月に突入し、

あっという間に中旬です。

 

今年の「野沢菜」は、種を蒔いた時期が遅かったため

はたまた、半分去年の種にしたら、

ちょろちょろしか芽が出てきませんでしたし、

漬けたい時期に、漬ける長さに成長していませんでした。

(みんな、主人のせい・・・笑)

仕方がないので、主人の実家に泣きついて

30キロほど、野沢菜を分けていただいて漬け込みました。

 

毎年、年末ぎりぎりの忙しい時期に

年賀状を作成していましたので、

少しゆとりをもって、と

年賀状作成にも取り掛かり、先日仕上げました。

いつも、「はがきのプリンター設定」で手間取るので、

それがプレッシャーでしたが、

今回は、自分のプリンターでなく、

主人が日ごろ使っているプリンターで、と挑戦してみましたら

意外と簡単で、スピーディーで、

「なあんだ、こんなことなら、去年もこれでやれば良かった」と

後悔するほどでした。

 

さて、いよいよ年末。

後悔しない、一年の終りにしたいものです。

 

※ 日記を読み返していたら、年賀状の作成はここ数年

  10日前後には終わっていました。

  仕上げが年末ぎりぎり、と思い込んでいたのは、

  仕事をしていた時期の大変さがトラウマになっていたのかもしれません。

 

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鯖街道を行く

2022年12月10日 | 旅行

福井県小浜市から京都にいたる「鯖街道」

戦国時代から、魚介類の物流ルートとして栄えたようで

魚介類の中でも主に「鯖」が多く運ばれたことから

「鯖街道」と、呼ばれるようになったようです。

 

鯖街道沿いの熊川宿に立ち寄り、

一路京都に向かいました。

今では、旧鯖街道は部分的で、

したがって、ドライブするには不都合ありませんでしたが、

なんとなく物足りなさを感じました。

(十津川村から高野山金剛峰寺前に抜ける県道53号線は大変だったけど、楽しかった!)

 

ドライブ旅行の前には、

当然 地図でルートを確認をするのですが、

その時初めて、

鯖街道沿いに「大原の里」があることを知りました。

 

そっかあ・・・・!

だったらやはり、大原に寄らねばなるまい!!

11月19日、土曜日。

秋 大原の里は紅葉の真っ盛り!!

すっごい混雑!!

でも、正直に申し上げますと、期待外れ、でありました。

もみじは、我が家の庭のもみじのほうがずっときれい!(笑)

三千院のもみじは、茶色に枯れて縮れて散っておりました。

緑の苔の上に散っているさまは「きれい」に見えるようで

観光客は歓声を上げながら、しきりにシャッターを切っておりましたが・・・・・。

ここに長居は無用と、さっさと引き上げてまいりました(苦笑)

 

まだ、寂光院のほうがきれいでしたね。

風情もありました。

建礼門院のお墓。

 

そんなわけで、大原の里では、

この二か所のお寺しか拝観しませんでしたが、

主人が言うのには、「これぞ大原の里」っていう風景がきっとあるはず、

と、申しますので、

機会があったら、観光客が来ない

地元民しかいないような「大原の里」を

ゆっくり散策しに行きたいと思いました。

 

そうそう、御食国とも呼ばれている若狭の国、です。

しっかり、おいしいものを堪能してまいりました。

 

 

 

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