いつもは、職人さんに依頼するのですが、
お隣のご主人がやっているのを見て、
自分もできるかも？と、
主人が松の剪定に挑戦しています。
家にいることが多くなりましたから、
そんな気になったのでしょう。
やり方を調べて、
慎重にやっています。（実は高所恐怖症なのです。）
畑の野菜の世話や、
田の畔の草刈りの合間ですから、
今日でもう三日目で、なかなか進みませんが
日を追うごとに、だんだん慣れて
なかなか上手になっていきます。
職人さん、ご苦労様、お茶にしてくださいな。
10時と3時にお茶出しをして
剪定の仕上がり具合を見ながらおしゃべりして
ゆったりとした時間が流れて行きました。
昨秋、新しく
いくつかの百合の球根を注文して植えておきました。
春先から芽が出始めて、
いよいよつぼみが付きました。
どんな花が咲くか楽しみにしていたら・・・・。
なんと！
花びらの中から、またつぼみが！
昔見た映画『エイリアンⅡ』の
あのエイリアンの口から飛び出した
インナーマウスみたいじゃあありませんか！
思わず、お嫁ちゃんを呼んで
二人して感心しながら鑑賞しておりました。
例えが悪かったかしら？
不要不急の外出を自粛していると
家の周りがきれいになっていくものですね。
ここ1か月半、出かけるのは買い物のみだったので、
畑や家周りの草取りが捗りました。
松の木の下。
苔の中の草取りと苔の上に落ちていた松葉も、
丁寧に指でつまんで取りました。
こんなこと、はじめて。
時間があって気持ちにゆとりがあると、
出来るものなんだなあ・・・・。
こういう、ちまちまとした作業、
あたし、結構好きなのかもしれない、と思いました。
私の友人たち（園長仲間）は、
現役時代、話しを聞いてみると、
意外とみんな「草取り」が好きらしく、
それって、
みんな疲れていて、無心に出来ることに癒されるんだよね、
と、思ったものでした。
今はもう、ストレスもプレッシャーもない
実に平穏無事な日々を送っていますが、
それでもやっぱり、
無心の草取りは、どこか心が解放されています。
久しぶりに、母に会いに行ってきました。
3月は、「身元引受人のみ面会許可」と言われて、
なんとなく、施設職員の皆さんの緊張感が伝わってきたので、
こちらから遠慮して面会を控えていましたが、
感染が拡大し、全国一斉に緊急事態宣言が出されたことで、
4月１日付で、一切の面会が禁止になりました。
先月下旬、身元引受人のみの面会が許可されて、
さらに今日、「伊那保健所管内」の親族なら面会しても良い
との連絡がありました。
実に3か月ぶりに会う母でした。
5月の初旬、母は95歳の誕生日を迎えていて
会えないことは承知で、
孫たちと曾孫たちの写真を載せた手紙を届けに行ってきました。
今日、
母は私を「娘」と認識したかどうかわかりませんが、
「あれっ、よく来たね。久しぶりじゃん。元気だった？」
と言ってくれました。
いつものように穏やかで、元気そうで
本当に安心しました。
この新型ウイルス感染拡大で大変な時期、
つくづく、施設に預けられてよかったな、と
施設の職員の皆さんには、感謝しかありません。
娘の職場もそうですが、
福祉施設に勤務する者は、
自身も身内（家族）も、
１、仕事を含めた用事で県外に出た者がいれば、職場に報告の義務あり。
２、県外から自家に来た者がいれば、職場に報告の義務あり。
３、もちろん、本人は不要不急でない限り県外に出ることは禁止。
という状況での、息が詰まるような勤務になっています。
若い職員は、どこにも遊びに行けずストレスが溜まるかもしれません。
娘や家族に迷惑かけないように、
緊急事態宣言が解除になっても、
私たち家族も、節制した生活を送らなければいけないなあ、と感じました。
母の部屋に飾ってありました。
端午の節句を前に作ったのでしょう。
