涼しくなって、
仏壇の花も、少し長く持つようになりました。
家の周り・花畑の花で賄う、我が家の仏壇花です。
毎月届く地元(南信地方)の情報誌に、
麺類や丼もの、ソースカツ丼の食べ比べ、パン・スイーツなどなど
「うまいお店」「評判のお店」が載っているらしく、
主人はよくチェックをしている。
(私は一向に興味が無いが‥‥笑)
先日、南信州に行ったときの昼食に、
その情報誌に載っていたお店に連れて行ってくれた。
そこで、「表題」・・・・である。
結論から先に言うと、
私は、どんなにおいしいお店でも、清潔を保っていないお店はご免である。
不潔さが気になって、味が感じられない、おいしいと感じられない。
テーブルの「ねちねち」が気になって、箸をおきたくない、
持参のウエットティッシュで拭くと、ティッシュが黒くなるようなテーブル、
ああ、手を触れたくない、
一刻も早く、このお店を出たい、と思ってしまう。
お隣の「道の駅」の、ありきたりのメニュー(と味)のほうがよほどいい。
せっかく連れてきてくれたから、黙っていようと思ったけれど、
正直に感想を言うと、
「焼肉も提供してるんだから、しょうがないよ。」
「おいしかったよ、おれは!」
「そんなこと、全然気にならなかった。」
この感覚は、きっと死ぬまで平行線。
南信州に目を向けたのは、
もう、長野や松本、上田なんかの「観光地」と呼ばれる場所に
飽きたせいかもしれない。
中信・東信・北信に行くのに、高速道路や都心部を通らないと行けない、
というのも、私達には「苦」でしかなかった。
(もちろん、下道で行けるけど・・・・・笑)
とにかく、
ゆっくり、下道を走るのが好き、
あんまり、人や車に遭遇したくない、
「自然」を感じたい、自然の中を走りたい(こんな田舎に住んでいるのに・・・・笑)
そうして目を向けたのが、南信州でした。
南信州を意識して、初めて二人で訪れた場所は、
たぶん、伊那小沢駅の桜を見に行ったとき、かな?
南信州のいろんな場所をドライブの目的地に選ぶようになって、
かれこれ10年くらいになります。
遠山郷や、下栗の里、しらびそ高原を抜けて大鹿村へ、
南信州を通り抜けて(国道151号、152号、153号)その先にも行きました。
それでも、まだまだ私たちの知らない、魅力的な場所はいっぱいあるようです。
下條村(「峰竜太のふるさと」と、村の紹介にあります。)極楽峠パノラマパーク
ちょっと曇っていて残念でしたが・・・・
中央アルプスから、南アルプスまでを見渡すことができます。
(ちなみにバイクは岐阜のお兄さんの。もう一台も停まっていて、バイクツーリングには人気みたい)
信州は山国だし、どこでも、こうした景色が眺められそうだけど、
意外と、こういう景色が見られる場所って、
北信や東信、中信には無いような気がする・・・・・。
北信はすぐそこに山が迫ってきちゃうしね。
松本から眺める北アルプスは、こういう感じじゃないし・・・・。
なんか、ね。
やっと秋が来た、って感じだよね。
9月23日(月) 朝7時のベランダ・・・気温 16.5℃
リビング ・・・気温 19.6℃
寝室・・・気温 21.5℃
9月24日(火) 朝7時のベランダ・・・気温 15.0℃
リビング・・・気温 18.8℃
寝室 ・・・気温 19.7℃
※ ちなみに、吹き抜けの窓は夜も開放(東側も西側も)での朝の室内気温です。
3日前まで、まだ「夏」でしたけど。
ベランダが、22℃くらいで朝を迎えても、
室内は、すでに25℃くらいにはなっていて、
日中は、ベランダは33℃くらい、
さすがに室内は30度を超えることはありませんでしたけれど(エアコン使うから)
そんな日がずっと続いていたので、
にわかの涼しさが信じられない、というか・・・。
でも、秋になったんですよね。
母が逝って、半年余。
春は初彼岸、夏の初盆、
そして秋彼岸。
特別なことはしないけれど、
家の周りや花畑に咲いている花を摘んで、
墓参りに行ってきた。
考えてみると
「家の周りの花を摘んで・・・」などということは、
今までしたことがない。
花を購入して墓参りをしていた、ということではなく、
墓参りそのものも、おろそかだった気がする。
秋の彼岸を丁寧にしてこなかった、ということなのかもしれない。
天ぷらを作ったくらいかな?
農繁期間中の彼岸だから、ということかもしれないけれど
母たちの時代から、
春彼岸のほうを大事にしてきた気がする。
墓参りはもちろんだけれど、
牡丹餅を作ったり、お寿司を巻いたりして。
そして、
現役時代は、考えてみると
この秋彼岸は、運動会と重なる時期で、
もう、彼岸のことなど考えられない!ってほど忙しいわけで、
だから、母たちがどうしていたか、なんてことも
記憶に残らなかった。
でも、
これから毎年来る秋彼岸、
「家の周りの花を摘む」が新鮮に感じたから、
毎年、こうやって墓参りに行こう。
帰りに、嬉しいおみやげがあったから。