『晴れた日には・・・』 -介護と畑と自分の時間-

日々の雑感を綴りたいと思います。

時間つぶし

2018年09月23日 | 
テラスに出て

爽やかな秋の風に吹かれながら

本を読むのに

とても気持ちの良い季節です



このところ、

ちょっとその気になって

何冊か読み始めました。



全部読み終えないうちに

次の本のちょっとさわりに入ったり

新聞で話題になった本を

アマゾンで注文したり



夕飯の支度をする前の

3~40分

母が食事をしている間の時間 など

ちょっとした時間を使って、というか

時間つぶしに読むので

長編小説よりエッセイものが多いけれど

久しぶりに

新聞以外の活字に触れて

ちょっと自己満足している自分がいます
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極上の孤独

2018年09月18日 | 
下重暁子さんが

著書『極上の孤独』の中で

「孤独を味わっている素敵な人」として上げていたのが



立川談志師匠

永六輔さん

小沢昭一さん

そして、樹木希林さん




この四人、

どこか共通項がある




辛口だったり、

ときどき毒舌だったりしたけれど

みんな好きだったな



とうとう

希林さんまで旅立たれてしまいました。


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『大家さんと僕』

2018年08月28日 | 
お笑いコンビ「カラテカ」の

矢部太郎さんが書いた漫画

『大家さんと僕』に出てくる

大家さんが亡くなったそうです




新聞などで紹介されていた時

ちょっと興味があったのに

買わずじまいになっていたけれど、

このニュースを聞いて、

再度、興味がわきました



終戦の時に17歳、ということだから

「大家さん」は昭和3年生まれ、ということになります




「大家さん」のあいさつはいつでも「ごきげんよう」


大学入学当時、私の友達も、

大学構内でのあいさつが「ごきげんよう」なのだと

驚いて報告してくれたことがありましたっけ

朝も「ごきげんよう」 昼も「ごきげんよう」

帰るときも「ごきげんよう」

 ふ~~~ん


そういう世界とは全く縁のない私たちは

 ふ~~~~ん 



『大家さんと僕』の

「大家さん」と私の母は3歳しか違わないけれど

戦時中を過ごした場所が、都会と田舎では

その経験した内容は大きく違うようです



「大家さん」は、信州に疎開して

いつもひもじい思いをしていたようだけれど

母たちは、食べるものがなくて切なかった、というより

「ものがなくて」困った、という話でした

鍋や釜、鍬や鋤などの鉄製品を供出したから

生活用品がなくなった、という事なのでしょうか




「大家さん」と、大家さんのお友達、そして「僕」の3人で

知覧を旅する場面が出てきます

戦争を潜り抜けてきた「大家さん」の心の奥底には

いつも「戦争」が横たわっていることがわかります


その「大家さん」に、昭和後半生まれの「僕」は

上手に付き添います




65歳で一線から退いて「晴耕雨読」の暮らしを選び

晩年

精力的に「戦友たち」に会いに行った父と

どこか重なるような気がして

読んでいました




海軍の通信兵だった父の戦友は

全国に散らばっていました

知覧にも、呉にも行きました

自分が捕虜になったサイパンにも行ってきました

その旅は、いつも、母を伴う旅でした




『大家さんと僕』は

そんな在りし日の父を思い出させてくれた

1冊でした






















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高橋和巳『悲の器』

2014年01月11日 | 
3連休に、仕事を三つ持って来ました。
今日はそのうちの一つをやろう、と思っていたのに
朝起きて、ふと本棚を眺めて
目に飛び込んできた本、高橋和巳の『悲の器』
この本、私は読んだんだろうか・・・・・
記憶にないなあ・・・・
そう思うと、無性に読みたくなってきたのです・・・・
試験勉強ををしようとして
いつのまにか、好きな本を読んでしまう
そんな学生の頃の自分を思い出しました・・・

しかしまあ、実に読みずらい、です・・・・
主人公の正木教授(法律専門)やその他の登場人物が
自分の思想や考えを延々と語る部分はやたら難かしく、
時には専門的な用語も入って、
ますます読む気がしなくなっていくのです。
それでも「知識人の愛と挫折」という表題に魅せられて
だいたいのストーリーだけを追っていくことにしました。

さて、それで「どう?」
と言われても、なんと答えてよいのやら・・・・・
ただ・・・・
今の人は、きっと読まないわよねえ・・(苦笑)

高橋和巳のあとがきは、1962年10月16日
初版は1968年、
ここにあるのは、1974年19版です。

あとがきには、こうありました。
「(前略)なお、この作品は、その欲張った構想のゆえに、
日本の現代史や精神史、とりわけ多くの法律学の資料や著述の
参照のうえに成り立っている。
私の脳裏に生まれ、作中人物に仮託した二三の観念については
相当な自負がないわけではない。(後略)」

作者がそういっているからそうなのでしょう。
かなり、欲張った(笑)内容です。

当時の帯表紙の書評の面々もすごいです。
寺田透、埴谷雄高(知らない)や、
野間宏、福田恒存らが、書評しています。
福田恒存氏評
「これは、大げさ言うと『罪と罰』だ。
 常識の世界に挑戦している。
 しかも、かなり高い調子で貫いている。
 ただ、最後に、刀折れ矢尽きた感じはするが・・・」


一日何もせず、本だけを読んで日が暮れました。


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『くじけないで』柴田トヨ

2013年12月03日 | 
由紀さおりさんが
「主題歌、私が歌ってるのよ。」と教えてくださった。
映画「くじけないで」

「100歳の詩人」と話題になった柴田トヨさんの
『くじけないで』から

 「貯金」

私ね 人から
やさしさを貰ったら
心に貯金をしておくの

さびしくなった時は
それを引き出して
元気になる

あなたも 今から
積んでおきなさい
年金より
いいわよ


たくさんのメモ書きの中から
推敲に推敲を重ね
余分なものをそぎ落として
一篇の詩になる、という。
90を過ぎて出合った詩作で
トヨさんは、前向きに生きることを
改めて実行します。

この年齢になって、毎朝起きるのは
本当は辛いです。
それでも私はベッドからヨイショと起き上がり
バターかジャムを塗ったパンと紅茶で
朝食を取ります。
そしてその日、ヘルパーさんにやってもらう
掃除や洗濯等のお手伝いや
買い物のリスト作り。
さらには公共料金の支払いなどを含めた
家計や通院スケジュールなどを考えます。
結構、頭を使い、忙しいんです。

だからどんなに一人ぼっちでさびしくても
考えるようにしています。
「人生、いつだってこれから。
誰にも朝は必ずやって来る」って。

一人暮らし20年。
私しっかり生きてます。




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