蓼科高原を歩く・・・・

一度行きたかった「尖石縄文考古館」
先日の茅野・蓼科ドライブで立ち寄りました。


平成７年に国宝に指定された「縄文のビーナス」と
今年の３月に、国宝に指定されたばかりの「仮面の女神」
があるのです。
（現在は、東京・上野の東京国立博物館で展示中）

これはレプリカ・・・・
それにしても、なんとも不思議な土偶です
宇宙人みたいな頭部ですものね。


考古館に向かう途中の素敵な風景・・・・


そして、「小津安二郎記念館 無藝荘」








杖突峠からの眺め・・・・
縄文の里から見た素敵な風景・・・・
縄文時代に思いを馳せて・・・・
おいしいお蕎麦・・・
蓼科の春と芸術・・・
気持ちの良い温泉・・・・

わずか６時間の「ゴールデンウイーク」でしたが、
とっても充実した６時間でした。

緑響く

あの、東山魁夷画伯の有名な絵画
『緑響く』のロケーション場所といわれている
「御射鹿池（みしゃかいけ）」
先日、奥蓼科に行った時、立ち寄ってみました。


まだ、日陰に雪が残るほど春が浅いので
とても「緑響く」までいきませんが
神秘的な湖でした。
（本来はため池だそうです）。


«緑響く»　・・東山画伯の解説から・・

一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、
画面を右から左へと歩いて消え去った―
そんな空想が私の心のなかに浮かびました。

私はその時、
なんとなくモーツアルトのピアノ協奏曲の
第二楽章の旋律が響いているのを感じました。

おだやかで、ひかえ目がちな主題が
まず、ピアノの独奏で奏でられ、
深い底から立ち昇る
嘆きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが
慰めるかのようにそれに答えます。
白い馬はピアノの旋律で、
木々の繁る背景はオーケストラです。

＜文中のピアノ曲とは、
モーツァルトのピアノ協奏曲第23番イ長調K.488です。＞

花いっぱいの散歩道

みんなでジャガイモの種まきに行きました。




種まきが終わると
お隣のお宅の素晴らしいお庭を見学させてもらいました。


花の散歩道です。


散歩道を抜けると、
今が満開の菜の花畑でした。


遅い春を満喫しています。

明治温泉

母の病状が安定していたので
大型連休に入った日曜日
奥蓼科の「明治温泉」に行ってみました。


「明治温泉」は、渓流の脇に建っています。


夏に来たら、さぞかし涼しげだろうなあ、
と思わせる、素敵な滝がすぐ横を流れています。


温泉は、茶褐色の気持ちの良い温泉






冬場は窓を閉めていますが
きっと夏になったら、窓を開け放して
半露天風呂の気分を味わうことができそうです。


誰一人いないお風呂で
赤い温泉を堪能しました。

夢とうつつ（現実）と・・・・＜母のこと２＞

母が入院して１週間が経ちました。

特に明け方、夢とうつつを彷徨っていた母は
ようやくここ３日ほど、
早朝に私が行って
「ここはどこ？」と聞くと
「ここは病院え。つまらんない。」
と、答えるようになりました。

明け方目が覚めても、
自分のいる場所がはっきり認識できるので
もう大丈夫、と病院側も感じたようで
手にはめられていた「グローブ」は、
もう、棚の上に片付けられました。

食事は、５分から８分、
日によってまちまちですが、
けっこう食べられる日が続いています。
口から栄養を摂取できることが
どれだけ大事なことかを、
つくづく感じます。

今日はさらに、
鼻に挿入されていた酸素の管もはずされていて、
点滴も１本だけになりました。

まもなく８９歳の誕生日を迎える母ですが
めきめきと回復に向かっていて
本当にありがたいことです。

来週、病状説明と
退院をにらんだ栄養指導があります。
そしたら、退院に向けての準備が始まるのだと思います。
期待しましょう。