おじいさんは山へ薪取りに、おばあさんは倉庫で片づけを。

こんな田舎でも、

行動自粛を忠実に守って

家族の安全を確保しています。

 

先日から、

主人は「山へ芝刈り」ならぬ、「山へ薪取りに」行っています。

お寺の持山で、

かなりの量の木々を伐採しました。

良いものは材木として買い取ってもらえたようです。

が、残された木々はそのままで、

見るも無残に、裸山に丸太が散乱していて、

役員さんが、持って行ってくれないか、と

声をかけてくれました。

これを片づけるにもお金がかかるようなのです。

でも、主人が一人で片づけることができるのは、

ごく一部だけの丸太です。

 

一方で、私は

古い家からの引っ越し以来、

突っ込んであった倉庫の荷物を本格的に片付けることにし、

1週間くらい前から、日々奮闘しておりましたが、

いよいよ主人から、一緒に山へ、と言われて

出かけてきました。

お寺山の裾から見た西駒ケ岳の風景は

家から見るそれとはまた趣が異なり

なかなか、素敵な眺めでした。

 

この辺りの田んぼも、水が張られ、代掻きが終わり

田植えの準備が整った田んぼが増えていました。

田畑で働く人たちも、

家の周りで、庭木の手入れをしている人たちも

そして、私たちも、

みんな、みんな高齢者！

「おじいさん」と「おばあさん」が目立つ集落です。

それでもここは、

平和で静かな時間が流れて行きます。

 

 

 

何にも言えない・・・・・

岡江久美子さんがお亡くなりになったそうです。

昨日のニュース速報のテロップに、

にわかには信じられませんでした。

 

新型コロナウイルスに感染していたようですが、

「なぜ？」という思いです。

 

乳がんの手術をし、

放射線治療も終えたばかり、と言うことのようですから

この時期の、無用な外出は控えていた、と思われます。

 

どこで感染してしまったのか？

 

もう、市中に

ウイルス菌が蔓延していると言うことなのでしょうか？

 

真面目に外出自粛し、

自宅に籠っていても、

わずかの油断で感染してしまう、ということなのでしょうか？

 

改めて、コロナウイルスの恐ろしさを思い、

「人の運命」を考えてしまいました。

 

 

 

 

雪の西駒ケ岳

　4月24日　金曜日　　今朝の気温　５℃です。

 

　田んぼに水が張られ始めました。

　田植えの準備が徐々に始まっています。

 

　昔のお百姓さんは、

　西駒ケ岳の雪形「島田娘」を見てから

　苗代の準備を始めたといいます。

この西駒ケ岳を見たら、

いったいいつから田んぼの準備をしたらいいのか、と

きっと、考え込んでしまったことでしょう。

 

今年は、

1月の真冬だって

こんなに山に雪が降りませんでした。

大雪が降った年は、

高遠の桜と残雪のコラボが、美しかったこともありましたが・・・・。

 

田舎は今のところ

まだいつもの日常が保たれています。

都会の皆さんには申し訳ないくらい・・・・。

ただ、お子さんを持つ家庭は大変でしょうが・・・・。

 

長期戦になりそうですね。

コロナとの闘い・・・・。

 

 

「クレープやさん」・・・外出自粛の休日の過ごし方

チーちゃん一家が

土日の遠出を自粛するようになって

もう、2か月が過ぎます。

2月末、楽しみにしていたディズニーランド行きを取りやめました。

私は「大丈夫なんじゃない？」と思ったけれど、

ウイルスを持ちこむ側になったら大変、という思いから

とおととかあかは、中止を決めました。

松本のかあかの実家に帰ることも無くなりました。

こんな状態をいつまで続ければ、

のびのびと遊べる日が来るのでしょうか。

今は、「我慢」の時。

 

今日は、小さなウエイトレスさんが、

こんなメニューを、私のところに持ってきました。

「クレープ屋さんをします。何か注文してください。」

「じゃあね、ばあばはバナナとチョコレート」

「はい、チョコバナナですね。」

「じいじは、生クリームといちご」

「わかりましたあ」

 

しばらくして、クレープが届きました。

「これね、チーちゃんが作ったの。」

10時のおやつに、

コーヒーと美味しいクレープをいただきました。

 

雨降りで、

窮屈になりがちなお休みの一日。

チーちゃんのアイデアとかあかの工夫で、

楽しい半日になりました。

 

はやく、はやく、

窮屈な日が終わるといいね。

 

 

 

私にできること

6月下旬に旅行を計画していました。

奈良と熊野古道・・・・。

 

1か月前と今とでは、状況が全然違います。

・・・・諦めることにしました。

 

今、私にできることは、

感染しないようにすること。

けがもしないようにすること。

体調を崩さないようにすること。

医療に携わる方々に、お世話にならないようにすること。