『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

夢とうつつ(現実)と・・・・<母のこと4>

2014年05月09日 | 介護
母の退院が10日土曜日と決まって
その準備に追われた忙しい連休後半でした。

介護用ベッドはまだ用意せず、
今あるベッドの横に手すりを備え付けました。

トイレに手すり(つかまり棒)もつけました。

けれど、入院前の生活と、
3週間病院で過ごした現在の母の様子を比較すると
それは、雲泥の差、といってもいいほどです。

心臓への負担を減らすべく、
食事は塩分の制限と、また水分の制限もあります。

尿意を催し、自分からトイレに行く気持ちはあるものの
失敗も多いため、
おむつをするようになりました。

転倒が一番恐ろしいため
入浴はもう、一人では無理になりました。

歩行は、リハビリをしている、とは言うものの
まだ多少のふらつきがあり
一人での移動には心配があります。

シルバーカーにつかまって移動するとは言うものの
以前と同じように
母の部屋からトイレまで約10mの廊下を
ちゃんと往復できるのか・・・

今までのように、
私が作っておいた昼食を
自分で用意して食せるのか・・・・・

病院にいる間、やはり少し進行した認知症は
家に戻れば、いくらかまた
進行は止まってくれるでしょうか。

市役所の高齢者福祉課に行って
介護認定の申請を出し、
ケアマネージャーさんを紹介していただき
看護婦さんと総合カンファレンスを行い
退院後の生活について
ケアプランを立てていただくことになっています。

なんと、介護認定のための調査は
担当者の日程がいっぱいで、5月26日、とのことでした。

たくさんの方たちにお世話になりながら
母の介護がいよいよ始まります。

それでも、口だけはとっても達者で
冗談を言っては病室のほかの皆さんを
笑わせ、楽しませていますから
家に帰れば、また以前のような母に
戻ってくれるのではないか、と期待する自分がいるのです。
コメント (4)
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