2015年作品。
第二次世界大戦中ナチスから逃れるユダヤ人のために日本通過の査証を発行して数千人のユダヤ人の命を救った外交官 杉原千畝の物語。
ソ連大使館の赴任が決まった杉原千畝（唐沢寿明）であったが、北満鉄道の事件が理由でソ連から入国を拒否されてしまう。杉原は変わって新設されたリトアニアの領事館の赴任が決定。そこでソ連の動きを探ることになる。ドイツのナチスの迫害から逃れてリトアニアにやって来たユダヤ人達は当時ドイツと同盟を結んだソ連から逃れるための国外脱出を望むが査証を発行する領事館が次々と閉鎖され査証を受け取ることができなくなっていた。杉原はこのユダヤ人を救うために自分たちが国外退去になるまで独断で査証を発行し続けた。
娯楽的要素の全く無いシリアスな伝記映画です。そうであっても、退屈すること無し。唐沢寿明や小雪、そして周りの俳優達によって臨場感あふれるドラマになりました。
2時間枠に収めるため、多少の無理を感じる箇所もありますが、これは小さな傷です。
地味な映画であるが、面白い。お薦め作品です
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