2013年 米国作品。
キース（ガイ・ピアース）はNYの校外で妻と高校生の娘ローガンと普通に暮らしていた。キースはチェロ奏者としてNYのオーケストラに入ると夢を持ち続けていたが、家族の生活を守るために高校の音楽教師を務めていた。ロンドンからの交換留学生ソフィーが家族の一員となりキースの学校に通うことになる。そこで、キースはソフィーの天才的なピアノの才能を知り、二人は近づいていく。
結婚して17年、妻と娘を持つ夫。幸せな家族生活であるが、チェリストの夢をあきらめられない夫。そこにピアノの才能を持った交換学生がやってきて、夫が目覚めちゃう。音楽に走りたくなって、交換学生と駆け落ち・・・・。
家族を取るか、夢を取るか。そこに夢を覚醒させる高校生が登場。
高校でソフィーがショパンを弾いた時に、キースが絵に描いたように「がーん」とショックを受けます。この時の映画の音楽が効果的。産毛を撫でるようなタッチから嵐へ、再びやさしく、そして消えるように。これはまさに男女の愛です。ショパンをこのように使ったシーンはなかったと思います。ここが本作のポイント。
まとめ方は常識的すぎました。他の選択が難しいとは思いますが、これでは夢がないなぁ って。
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