三栄書房 96ページ 630円+税
またモーターファンの別冊。三栄書房による古き良き時代のクルマの「すべて」シリーズの 昭和の軽自動車。「昭和50年代日本車のすべて」についでの購入。
掲載車
スバル360、スズキ・フロンテ、ホンダN360、スバルR2、ダイハツ・フェローMAX、スズキ・フロンテ71、スバル・レックス、マツダ・キャロル、三菱ミニカ、ダイハツ・フェロー、マツダR360、ホンダZ、ミニカ・スキッパー、ダイハツ・フェローMAX HT、スズキ・フロンテクーペ、マツダ・シャンテ、スズキ・ジムニー、ホンダ・バモスホンダ、オートサンダル、NJ、フライングフェザー、テルヤンSK-36、ホープスター、オリエント、フジキャビン、ベビー・コンドル、ニッケイ・タロー、ムサシ・バドル360、ダイハツ・ミゼット、マツダK360、三菱ベットレオ、ニッケイ・コニー360、くろがね・べービー、ホープスター・ユニカー、ダイハツ・ハイゼット、スバル・サンバー、三菱360、マツダB360 、ニッケイ・コニーグッピー、ニッケイ・コニー360、ホンダT360、スズキ・キャリィ、ホンダ・ライフステップバン、スズキ・アルト、ダイハツ・クオーレ&ミラ、ホンダ・トゥデイ、三菱ミニキャブ
本誌のトップを飾るのは当然のことながら スバル360。1958年、百瀬晋六氏の設計による時代を変えたクルマ。中島飛行機時代の航空機の技術を駆使して作られた、重量、空力性能、居住空間、悪路走破性、乗り心地などの当時の日本の自動車に求められた要件を高いレベルで実現した名車です。1979年のTVドラマ「熱中時代」で水谷豊の愛車としても活躍しました。
ホンダZ。NIIIをベースとしたスペシャリティー・カー。格好良いのか悪いのか、賛否両論ありそうなデザイン。このサイズで居住性を犠牲にしてスポーティーさを演出していました。
マツダ キャロル。ご近所さんの愛車でした。リアウインドが逆スラントの「クリフカット」デザインが印象的。リアエンジンの冷却のためか、リアにはやたらと空気流入出用のスリットが開いているところも特徴的でした。
スズキ アルト。全国統一価格 47万円。コストダウンのために、助手席側ドアには鍵穴がない。ここまでの潔い割り切りが好きでした。先輩が所有していたので、運転させてもらったことがあります。小さいくて見切りがよいので運転がしやすかったことを覚えています。
この頃の軽自動車は作り手側も買い手側も一生懸命。作り手側の気持ちは変わっていないかと思いますが、当時は買い手側が 命をかけるような真剣さでクルマを選んでいたように思います。今は、立派に見えることやアクセサリーが重要。それだけ今の軽自動車が成熟してコモディティ化しているのですが、面白くありませんね。私は新型アルトがこの壁を付き破りそうな予感がするので好きなのです。
昭和版 軽自動車のすべて (モーターファン別冊) | |
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