2014年 米国作品。
過去のある作戦に関与した米国軍人が続けて狙撃、殺される事件が起こる。被害者にはトーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)の名前もあった。犯人は精神を病んだ、この作戦に参画していた狙撃手であることが判明。これをおびき出して殺す作戦が立てられるが、息子のブラントン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)ははずされる。しかし、ブラントンは犯人を倒すため基地を抜け出す。
Sniper 、山猫は眠らない シリーズの最新作、第5作。第1作から観始めて、第4作を飛ばして最新作を先に観ました。
第4作ではトム・ベレンジャーが演じるトーマス・ベケットの息子役ブラントン・ベケットの映画になりました。本作ではトーマスとブラントンの親子の競演になりました。本シリーズのファンとしては嬉しいのですが、いかんせんトム・ベレンジャーが痛々しい。撮影当時64歳ですが、体重過多で体が動きません。伝説のスナイパー役ですが、この体では・・・。
一方のチャド・マイケル・コリンズは上手いですね。次作からは彼1本で十分。
ストーリーは見所たくさん。このために、無理な設定が重なりますが、これは米国映画では許される範囲。アクションの要素が高くなり、ストイックな狙撃手の味わいが少なめになっています。ここは寂しいところ。次作は孤高の人たる狙撃手のストーリーを掘り下げた作品となることを期待します。
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