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机上のサブスピーカーとして使用していたDENON SC-V707が稼働 17年となって限界を超えていたのでDALIにリプレイス。
Mac mini→Optical Cable→アンプ KENWOOD R-K1000→ここに接続されます。従って、PC用のアンプ内蔵スピーカーではなく、オーディオ装置として、しかも大きすぎず、廉価なモデルを探しました。候補としてはTEAC S-300NEO(チェリー)と本機DELI ZENSOR 1(ライトウォールナット)の2機種。
ヨドバシカメラで実物を見て視聴せずに、DALIに決めました。決め手はTEACの見栄えが良くない事。チェリーウッドは高品質感を醸し出しますが、光沢がありすぎ。またサランネットを外した時の同軸スピーカーが、カーステレオのユニットのようで格好が良くない。一方のDALIのライトウォールナットは安っぽい塩ビシート仕上げですが、てかりなく落ち着いた色調であったこと。音ではなく見栄えで決まりました。
まずよく働いてくれたDENON SC-V707。これは当時DENONが誇っていたP.P.D.D.方式を採用した最小クラスのスピーカーです。キャビネットの中にもう一個のウーファーを背中合わせに配置して、低域の再生の量を増やしつつ、歪みを打ち消し合わせることで質を高めるという仕組みです。キャビネットの大きさの割には分厚い低音再生が特徴です。持ち上げると、重さにビックリします。
これが寄る年波に・・・。ソフトドーム・トゥイーターの樹脂塗装がひび割れてしまっています。このために妙な音が出ているわけではありませんが、精神衛生上の課題も発生するので現役引退を命じました。
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やってきたDALI
DALIとはデンマークのスピーカーメーカー。Danish Audiophile Loudspeaker Industriesの略称が社名になっています。ZENSOR 1はDALIのラインアップの最廉価モデル。廉価クラスではトップクラスの評価を受けているようです。
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上品なデザインです。
リアにバスレフのダクトがあります。
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ソフトドーム・トゥイーター。DENONのように経年変化でひび割れしないことを祈ります。
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ウーファー。135mmの口径。DALIの特徴であるウッドファイバーコーンというパルプにウッドファイバー(木の繊維?)を混合した 強靱軽量なコーンです。写真のコーンの表面にある擦り傷のような線は、ウッドファイバーです。
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さて、音出し。
中高音はイイネです。キレ、すなわち解像度が優れています。高域もスカッと伸びています。一方で低域は不足。明らかに足りません。シューベルト 交響曲第8番「未完成」では第1楽章の開始のボリュームが出ません。この低域の弱さは想定外です。エージングによって解消されることを願い、現在は24時間FMを消音量で再生継続させています。もしかするとサブウーファーが必須なスピーカーなのかもしれません。
中高域が勝っていることもありますが、定位はピッタリ。小編成だとプレーヤーの立ち位置が見えるような感覚になります。
DALIがエージングでどう変わっていくか、もしくは私の耳が慣らされていくか。これもオーディオの楽しみです。
![]() | DALI スピーカーシステム ZENSOR 1 ライトウォールナット ZENSOR1 |
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