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「ハンナ」 シアーシャ・ローナン

2011-08-30 | 映画

1s

2011年 米国作品。
16歳の少女 ハンナ(シアーシャ・ローナン)はフィンランドの山奥で元CIA工作員の父親に暗殺者として育てられた。ハンナの戦闘能力は父親を超えるようになり、ある任務が開始。ハンナをCIA工作員のハンナのマリッサ(ケイト・ブランシェット)が執拗に追いかけ、CIAとの壮絶な戦闘が繰り広げられる。ハンナは自分のカラダに隠された秘密を知り、。。。

久しぶりに映画館に行きました。5月下旬の「アジャストメント」以来だたか3ヶ月ぶりです。こんなに間が開いたのは、過去ありません。この夏の封切り作品が、どれも食指が動かない。夏休みは子供向け映画が多いので、選択肢が限られるんですが、これほど魅力的な作品がなかった夏は初めてです。
日本映画もハリウッドも苦戦しているのか。。。確かにハリウッドは、アニメと日本などのリメイクが多く、ネタ切れなのか。少し心配です。


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さて、本作「ハンナ」はDNA操作によって身体能力、頭脳が飛び抜けて優れた少女ハンナが元CIA工作員のスパルタ教育によって、最強の暗殺者として育てられたところからのスタート。格闘技、刃物、銃器の扱いと、百科事典を暗記して数カ国語を話せる頭脳を持つ少女です。細身でひ弱な姿格好のシアーシャ・ローナンがこの少女を演じるアンバランスさに面白みがあります。ハンナの強さは相手より ゼロ コンマ何秒早い動きができるところにあり、これがマット・デイモンのジェイソン・ボーンに通じるところがあります。
ハンナはよく走りましたね。何かあったら、走っていました。それと、ハンナの格闘戦はもっとやっつけてしまえ と言いたくなるような爽快感あります。ここが見所です。
一方でシナリオ、ストーリー展開は、無理・無茶が目立ちます。元CIAのやり手工作員が何でこういうお馬鹿さんなことをやったのか? そもそもなぜハンナは追われるのか? こう言うところが、苦しかったです。

深いことを考えずに、16歳の少女のアクションを楽しむ映画です。この夏の映画の中ではお薦めになります。




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