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夏休みの旅 城崎温泉篇

2011-08-06 | 旅行記
一泊二日でちょっとお出かけしてきました。城崎温泉!
京都の我が家から、200Km弱、クルマで5時間かからない近場です。
城崎温泉は30年ほど昔に、同僚とクルマ3台連ねて12月初旬に「蟹食い旅行」に行った記憶があります。
今回は温泉に入って、のんびりのんびりすることを目的。・・・ここで目的と書いて、これがいけないんだなって 改めて反省。休暇に目的って いけません。

渋滞もなく予定よりも1時間ほど早く旅館に到着しました。
温泉街の真ん中を大谿川が流れ、その両脇に柳があるところ、全く30年前と変わっていません。これは驚きました。

1s


ここが泊まった 山本屋さん。大谿川を前に 後は山。 3階建て木造の旅館です。

2s


チャックインして、早速外湯めぐり。山本屋さんで外湯のパスをもらい、大きめの「御所の湯」へ。にぎわっていますね。
3s


温泉街をぶらぶら、ウインドショッピングして山本屋さんに戻れば、晩ご飯。
夏でも「夏の蟹」があるんですよ。
そして、山本屋さん直営のビール工場で作られた城崎地ビール。4種類あります。「ピルスナー」「ヴァイツェン」「レッドビール」「カニビール」。
http://www.kinosaki.com/yamamotoya/beer/
「カニビール」って! もしかしてカニエキス入りビールかと思い仲居さんに聞いたら「蟹に合うように作ったビール」とのこと。
当然 4種類に飲みました。私はレッドビールが一番好みに合いましたね。

4s


夜は9時から花火大会。ぽんぽん、ばんばん、どかーん と派手にあげてくれました。

5s


花火終わったら、浴衣姿の温泉客が下駄をからんころんと鳴らして、旅館に戻っていきます。こんなに大勢のお客さん 泊まっているんだと 改めて感心。

10時まではこんな感じで温泉街は賑わっていました。

6s


山本屋さんにもどって、ひと息つけて 今度は内湯に。
あれれ というくらい内湯は小さい。と、次の貼り紙が
「条例により内湯の大きさが制限されております。外湯と合わせてお楽しみください」
なるほど、これが城崎温泉の街が元気な理由だったのです。
多くの温泉では大手資本が「XXXXグランドホテル」「ニューYYYYホテル」という名前で、大きな内湯を、さらにはお土産ショップ、ラウンジ、喫茶コーナーとお客をホテル内に取り込んで、外には出さない営業しています。こうなると、地元の個性あるお土産屋や食べ物屋は閑古鳥が鳴いてそして店を締めてしまう。そして、温泉街はシャッターが閉まった街になる。
城崎温泉は内湯を大きくできないので大手資本が大型ホテルを造らない。この結果 昔ながらの外湯巡り、そして小さいながら元気な商店が多数。他の温泉街がゴーストタウン化する中で、城崎温泉は元気です。好きになりました。



コメント (2)
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