2010年日本映画。
会社を経営者するやり手社長の星野七海（松嶋菜々子）は、ジュノ（ソン・スンホン）と結婚直後に引ったくりに逢い命を失う。どういう訳か七海の魂はこの世に残り、自分を殺した犯人を知り、そして次にジュノの命が狙われていることを知る。
1990年のデミ・ムーアとパトリック・スウェイジの米国映画のリメイク。
この映画のひとひねりは ゴーストになるのが女性であること。
なるほどです。年上女性（松嶋菜々子）が若い男の子を救うというストーリーで納得。
さらにもうひとつのひねり。松嶋菜々子の恋人役に韓国俳優ソン・スンホンを使ったこと。日本語が得意でない男であるから「愛している」という言葉が素直に使える、観客も違和感なく観られる。これが、日本人俳優なら気恥ずかしくて、聞いていられませんね。
原作をこうやってねじった結果、「ゴースト」の日本版は成立しました。
シナリオ作った方々に拍手です。
ウーピー・ゴールドバーグの役は誰かなって思っていたら、樹木希林さんでした。このチョイスもぴったりはまりました。他にこういう演技できる俳優は・・・いませんね。
松嶋菜々子さん 久しぶりに映画で観たのですが、相変わらずスタイルがよろしい。演技は・・・ゴーストの役ならこなせますね。
CGが安っぽいのが、悲しかった。ここはそんなにお金かけなくても、作れるのにこれじゃ 悲しすぎる 日本の映画でこのCGは内だろう！ って本当に思いました。 あれで、急に醒めてしまいました。くどいですが、「ここを作ったアーティストは責任取りなさい！」です。
CG以外は楽しめます。
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