Heart and Aqua

優しい時間~ゆっくりしていってください。

プロ論。

2007-03-31 | キャリア
『プロ論。3』  B‐ing編集部 (編集)を読みました。

以前、『プロ論。』を読みましたが、とても興味深く、おもしろかったので、
また読んでみたい!って思い、手にとりました!
  


経済界から、出井伸之氏、尾関茂雄氏、橋本真由美氏、林文子氏、藤田晋氏・・・
文化人から、金美齢氏、金田一秀穂氏、陳建一氏、筒井康隆氏、戸田奈津子氏、・・・
芸能界から、池畑慎之介氏、島田洋七氏、高嶋ちさ子氏、高田純次氏・・・
スポーツ界から、小宮山悟氏、為末大氏・・・

などなど、いろんな方の仕事に対する熱意や、自分のキャリアデザイン、
また、後進の人たちへ贈るメッセージが書かれてあります。

主な項目は、
仕事ができる人と言われたいとき。
ゆるぎない実力を身につけたいとき。
自分に合う仕事を見つけたいとき。
苦しくて逃げ出したくなったとき。
語り継がれる名作を生み出したいとき。
幸運をつかみたいとき。
どうしても夢をかなえたいとき。

となっています。

  

書かれてある言葉、みな素敵で、共感がもてるものばかりなのですが、
その中でも、わたしは、林文子さん(ダイエー取締役会長)の言葉にとっても惹かれました。

わたしは知らなかったのですが、
林さんは、若いころは車の販売をされていたそうです。

車の営業なんて、大変だろうなぁ、とわたしなんかは思いますが、
林さんは、いろんな方と出会えることが、とっても楽しかったのだそうです。
大変だなぁと思うことも、楽しさに変えてしまうって、すごいことだと思いませんか?

林さんの言葉の中で、わたしが素敵だなぁと思ったところを抜粋します。

『人は失敗を繰り返さないとだめ、失敗をすることはいいこと、
 何度もやって失敗して学んでいくしかない。
 最初から仕事が面白いなんて、そうない。
 仕事は大変でつまらないことも多いけど、時間をかけて好きになるもの。
 人生で一番大切なのはプロセス。結果はおのずと後から付いてくる。
 ものすごく苦しい時期を経て、機が熟して、
 まるで神様がみていたかのようなドラマが待っている。
 お手軽な成功ではなく、長い時間をかけた成功を目指してほしい。
 人生の喜びと苦しみは等分で、
 あがったり下がったりするシーソーにのってるようなものなのだから。』
素敵だと思いませんか?

  

わたしも、何事もプロセスが大事だといつも思っています。
結果がすべてではないと。。
でも、自分が一生懸命がんばっていれば(プロセスを大切にすれば)
結果は必ず付いてくるものだと思います。

思うような結果がだせないということは、
プロセスの過程で、もう少し努力が足りないのではないかなぁと思うのです。
そこをしっかり見極めれば、きっと神様からのご褒美が必ずあるのだと思います。
苦しみと喜びが半分半分ならば、
苦しんだ後には必ず喜びがあるってことですよね!

  

もう一人、
『佐賀のがばいばあちゃん』がベストセラーになった島田洋七さんの言葉。

島田さんって漫才師のB&Bの方ですが、漫才ブームのときは
それこそものすごい収入があったそうです。
でも、そのブームの前には、なにをやってもだめだったそうで、
佐賀のおばあさんに相談したそうです。

『こんなにコツコツがんばってるのにどうして自分だけついていないんだろう?』って。
そうしたら、おばあさんから手紙がきたんだそうです。

『コツコツやってもと思う前に、コツコツやれ。コツコツの後に成功がある。』

って。
すっごく素敵な言葉ですよね!
だめだと思う前に、もっとコツコツがんばれ!そうしたら必ず成功する!って。

  

そうして漫才ブームが起こり、そのあとまた仕事がなくなったのだそうです、
そこでまた、おばあさんに相談したら、

『山を登ったら、今度は谷も下りていけ。気づくことがいっぱいある。
 そもそも頂上なんて住むところじゃない。
 谷はいいぞ。きれいな花も咲いている。川だって流れてる。
 川で体を洗って、もういっぺん頂上へ向かえ。
 見栄を張るな。誰も見ていない。』

なんて素敵なおばあさんなんだろうって思いました。

有頂天になっていると必ずしっぺ返しがきますよね。
頂上は、景色もすばらしく楽しいけれど、長くはいられない。
今度は谷を下って、そこからまた頂上を目指したらいいじゃないか。。

自分がかっこ悪いと思ってるのは自分だけで、
他の誰も、あなたのことなんて気にしちゃいないよ・・、って。


わたしも、人が自分のことをどう思ってるだろう、とか、
人にこんな風に思われたらいやだなぁ・・とか、
つい人のことを気にしてしまいますが、人はそんなこと気にしないものですよね。
自分が、人を気にしないのと同じように・・

  

そして、島田さんは、
『他人がこけたら笑え、自分がこけたらもっと笑え、
失敗しても大声で笑えば、人をねたまないでもすむし、
うらやましくもなくなる。
それでうまく言ったら今度は思いっきり自分をほめてやれ。』
といっています。

そう!
がんばったら、最後は自分をほめてあげてください!!
そうして、また、明日がんばる元気にしてください!!

素敵な言葉がいっぱい詰まった、元気の出る一冊です!

   

電話を切るとき

2007-03-29 | こころ
しあわせのトンボ というコラムに、『電話を切る時』という記事がありました。

前回たまたま、携帯電話を新しく購入したことを書いたので、
電話つながり!ということで、また電話のお話です。




電話を切る時のタイミングって確かに難しいですよね。

わたしは、仲のよい友達と話しているととっても長電話になってしまって、
もうそろそろ切らなきゃ、相手にも悪いなぁ、と思いながらも
なかなか切るタイミングが計れず、困ってしまうときがあります。

そういうとき、キャッチホンとかあったりするとよいのかもしれませんね。
もしかしたら、そういう機能のないお宅でも、
そう言って、切るきっかけにすることもあるかもしれませんが。

このコラムのように、
仕事などで電話をするとき、まだ話の途中なのに、いきなり、
ぷつっ、って切られることもあって、不愉快な想いをすることもあります。




電話って難しいですよね。
切る時もそうですが、話しているときもそう思うことがあります。
話していても、相手の顔や表情が見えないと話しにくいこともあります。

自分が言ってしまったことを、相手がどんな風に受け止めたのだろう?って
心配になることもあります。
表情が見えないって、怖いこともありますね。

声のトーンや沈黙などで、多少はわかったりもしますが、
それでも難しいなぁと思います。

電話を切るときの『間』は、ほんっと難しいですね。



ずっと昔、大好きな人と電話で話していたときに、
どうしてもこちらから電話を切ることができなくて、
そっちから切ってね、と言ったことがありますが。。

恋人同士なら、いつまでも声を聞いていたくって、なかなか電話が切れず、
『1.2.3で同時に切ろう!』なんていうこともあるのかもしれませんね。

わたしには、とっても懐かしい思い出です。



携帯電話になったら、伝達の意味が強く
用件のみを言って、ぷつっ、って切っても、
あまり気にならないかもしれませんが。。

でも、電話で相手の呼吸を読んでタイミングをはかることは、
今も、人間関係のうえで意味のあることなんじゃないかなぁとわたしは思います。

顔が見えないからこそ、伝えられることもある。
見えないからこそ、相手を思いやる心遣いも大切。。
そんな風に思います。

   

さくら色の携帯電話♪

2007-03-27 | にっき
携帯電話、最近ではほとんどの人が持っていますよね。

わたしももうずいぶん前から持っていますが、
いったいいつからこんなに、みんなの必需品になってしまったんでしょうね。

何はなくても、お財布と携帯電話・・という感じですよね。
(携帯電話だけで、お財布の代わりにもなりますね

携帯電話もどんどん進化して、
いろいろな機能が付いて、わたしはうまく使いこなせません。
きっと以前では考えられなかったようなことがどんどん可能になってきてるんでしょうね。



携帯電話なんてなくっても、十分暮らせていたのに、
今では、携帯電話がなかったころは、
友達との待ち合わせてで会えなかったらどうやってただろう?って、考えてしまいます。

きっと、ないならないでなんとかなるものも、
その便利さに慣れてしまうと、手放せなくなるんでしょうね。

逆に、いつでも連絡が取れると思うと、始終監視されてるようでいやな人もいるようですし、
携帯してるから当然すぐに連絡は取れるだろうと思っても、
いつも留守番電話で連絡が取れず、余計にいらいらしたり・・

携帯電話って不思議ですね。
つながってるようで、つながってない。。
人のココロ模様みたい。。



先日、新しい携帯電話を買いました。
これで6つめの携帯電話です。。
壊れるわけではないのですが、2年くらいするとつい新しいものがほしくなってしまいます。
ぜいたくですね。。

一番最初に持った携帯はなぜかお店に返してしまいましたが、
それ以外はまだ全部持っています。

もう使えないものもありますが、なんとなく捨てることができずにいます。
それも、わたしの大切な思い出なのです。

今度の携帯は、春らしい桜色の携帯電話です。
新しいものを持つのって、なんとなくうきうき・・した気分になります。
子どもみたいですね。。


            
1日おいてしまったら、
突然テンプレートが段ずれを起こしてしまったようで、
うまく修復できません。
少しの間、gooのテンプレートに戻します。。
写真の背景を気に入ってくださっていたのに申し訳ありません。

    

おばあちゃんのぼたもち

2007-03-25 | こころ
21日は春分の日、ちょっとお彼岸は過ぎてしまいましたが、
彼岸とは雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、
前後各3日を合わせた7日間のことだそうです。
また、この期間に行われる仏事(彼岸会)のことをいうのだそうですよ。

ご存知でしたか?

元々は煩悩を脱した悟りの境地のことで、
煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、
向う側の岸「彼岸」というそうです。



彼岸の由来を調べてみました。

浄土思想に由来し、浄土思想で信じられている極楽浄土は
西方の遙か彼方にあると考えられており、
春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、
西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりであるといわれているそうです。
元々は中国から伝わったもので、心に極楽浄土を思い描き浄土に生まれ変われることを願ったものですが、
日本に伝来後いつの間にか法要を営み祖先を祀る行事へと変化したそうです。

日本で彼岸に供え物として作られる「ぼたもち」と「おはぎ」は同じもので、
これらの名は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来すると言われるそうです。



お彼岸は、季節の変わり目・・くらいにしか思っていませんでしたが、
そんな意味がるんですね。

でも、春の彼岸は『ぼたもち』、秋のお彼岸は『おはぎ』というのは知っていました。
わたしは、甘いものが大好きで、特にあんこ系が好きなもので。

    
わたしの祖母は、春のお彼岸にも、秋のお彼岸にも
いつもぼたもち(おはぎ)を作ってくれていたのです。
ちゃんと小豆を煮て、こして、あんをつくり、
もち米をたいて、つぶして、あんでくるみます。
または、きなこをまぶします。

その祖母の作るぼたもちは、市販の3倍はあろうかというような
でっかいでっかいぼたもちで、
それをおひついっぱいに作っていました。

いっぱい誰がこんなに食べるの?!っていうくらい。
でも、あちら落ちらにおすそ分けしたりして、
不思議とあっという間になくなってるんですよ。。

お彼岸の季節になると、祖母の作ったぼたもちを思い出します。
もう10年以上も前の3月21日のお彼岸の日、わたしはお墓参りに家に帰り、
そして帰るときは、祖母がぼたもちを持たせてくれて、
手を振りながら見送ってくれました。

その3日後、3月24日、祖母は突然、心臓発作で還らぬ人となりました。
わたしが祖母のぼたもちを食べたのは、それが最後になります。



昨日3月24日、祖母のお墓参りをしてきました。
きっと天国でも、お彼岸にはぼたもちを作って、
みんなに配ってるのではないかなぁ~

作り方、教わっていればよかった。。
おばあちゃんのぼたもちが、もう一度食べたいです。

 

居心地のいい場所

2007-03-23 | 
今、わたしが所属している課は、下宿の紹介もしています。

4月からの新しい部屋を探すために、
多くの保護者や新入予定の学生さんがやってきます。
この時期は、土日も交替で出勤し、紹介業務を行います。



親元を離れての一人暮らし、
親から離れられて自由に暮らせることは、ちょっとうれしく、
それでいて、ちょっとさびしく・・

そして憧れの一人暮らしは、やはりTVドラマのような
おしゃれなワンルームマンションに住みたいなぁ~と
誰もが思うものかもしれませんね。



大学が自宅から通えないところだったので
わたしも下宿をしていました。
フローリングで、小さなベッドをおいて、
冷蔵庫に小さい電子レンジに・・・と、いろいろと夢は膨らんでいたのですが、、

いざ、不動産屋さんを巡っても、なかなか思うような物件はなく。。
ないのではなく、家賃が高いんですよね~~
一人親なもので、親の負担を考えると贅沢はいえず、
結局、あこがれのワンルームマンションではなく、
6畳一間で小さな台所付き、トイレは共同でお風呂はなし・・で
家賃17000円のところに決めました。

友達が住むおしゃれなワンルームのお部屋はずっと憧れで、
何度か引越しも考えましたが、
結局、4年間引っ越すことなく、そこですごしました。

それでも、一人暮らしはとても自由で、
サークルの友達も泊まりきたりして、
そこがわたしにとっては、ほんとに居心地のいい場所になりました。




下宿を探しにこられる親子を見ると、
お子さんのほうはやはり、おしゃれなワンルームで、
フローリングで、トイレとお風呂は別!というところを希望し、
おやごさんのほうは、ほとんど家にいないのだから、
家賃が2万前後の、安い共同タイプで十分!という方もいて、
そのやり取りを見ていていると、
それぞれに主張があっておもしろいなぁと思ってしまいます。

景気が回復したといっても、高額な学費に加え、
自宅から離れての一人暮らしの費用は、大きな負担だと思います。



自分の思い描くような、憧れの居場所は手に入らなくっても、
自分の居場所って見つけられるものだと思います。

自分がゆっくり落ち着ける場所なら、
きっとどんなところだって、自分の居心地のいい場所なんですよね。

早く自分の新しい居場所を見つけて、
新たなスタートをきってほしいなぁと思います。

      

卒業式~新たなるスタート

2007-03-21 | 
昨日は、職場の卒業式がありました。

大きなライブも行われるくらいの体育館で行われたのですが、
久しぶりの卒業式勤務だったので、
思わず仕事を忘れて、ステージのそでで
大画面に集中して見入ってしまいました。



大学の卒業式、
着飾った女の子たちの華やかな姿を見るのは
見ているほうも華やいだ気持ちになって、とっても好きです。

自分が大学の卒業式に出席したときも、はかまを着て出席しました。
振袖は他にも着る機会はありますが、
はかまだけは、大学の卒業式にしか着ることができないだろうなぁと思ったので。
その通り、最初で最後の経験でした。

仕事があって出席できないは母のために、
わざわざ地元に帰って、朝早くに着付けをしてもらい、
はかま姿を母に見てもらったのを思い出しました。
大学を卒業できたこと・・少しでも母への恩返しになったでしょうか。



とってもよい卒業式でした
中でも、卒業生総代の言葉がとっても感動的で、印象に残っています。

1年生のときから、ラジオ番組のパーソナリティを担当していたというだけあって、
話し方も間の採り方も絶妙でした!
私はラジオはあまり聞かないのですが、
4年間、毎週ずっと続けていたようです。
番組の中では、大学名もちゃんと名乗ってくれていたし、
時には大学のことも紹介してくれていたということです。

彼女の言葉の中で、
アルバイト先でもどこでもいろんなところで、
卒業生の方や、またその方のお子さんがうちの大学生であることも多く、
いろいろな人との会話のきっかけになったこと、
この大学にいたからこそ、いろんな人と出会い、
そして多くの大学生活の思い出を作ることができ、
この大学に学んだことは誇りである、
というようなことをいってくれたことは、
構成員としてほんとにうれしく思いました。


自分もこの大学の出身ですが、
正直、なかなかそこまでの気持ちになることはなかったように思います。

もちろん、総代という立場で、そういう感想を述べられたのかもしれませんが、
彼女の、真摯な言葉には、そんな印象はまったくなく、
本当に心から、大学を思ってくれているように感じました。



そして、小さいときに父親を亡くして、母親一人であったこと、
その母が、彼女に、自分の思うようにしなさい・・と
温かく見守ってくれてたというような話のときは、正直涙がでそうで・・
(スタッフが泣いてはかっこ悪いので、泣かないように我慢しましたが)
自分のこともだぶって、本当に目が潤んでしまいました。

自分たちの卒業式ではあるけれど、
自分だけで大きくなったわけではなく、
ここまで大きくしてくれた親がいてくれたからこその、今日の日ですよね。



大学生というのは、今思い出しても、ほんとに楽しく、
タイムマシンがあったなら、私が、一番戻りたい時期です。

サークルはしんどくって、サークルのない日はアルバイトをしてて、
お金はあまりなくって、何がそんなに楽しかったのか、と問われると難しいのですが、
それでも、親から離れて、自分の思い通りに、自由にできた時間を持つことができたのは
ほんとに幸せな経験をさせてもらったなぁと思います。



大学生活は、大きく羽目をはずさなき限りは、
親からの制約も、社会からの制約もなく、一番自由なときです。
でも、いつまでもそうやってすごすわけにはいかず、
社会にでたら、そんな時間はなくなります。
同じ年齢でも、すでに働いている人はすでに立派な社会人ですが、
大学生は、なんとなく社会人に突入するためのモラトリアム的な要素もあって、
少しだけ、社会の一員になるための猶予期間のような気がします。

でも、もすうぐ制約だらけの日常がはじまります。
今まで以上に、一人一人が責任も持ってすごさねばなりません。
だからこそ、今日までの日々に感謝して、
明日からの日々の新たなスタートを切るための区切りにしてほしいなぁと思います。


ご卒業、おめでとうございます!
新たな旅立ち、どうか今日のこの日の気持ちを忘れずに

    

親友

2007-03-19 | Book
    

瀬尾まいこさんの 『見えないだれかと』 というエッセイを読みました。

中学校の現役の国語教師の著者が、等身大の自分の気持ちを
素直に表現されてて、とても読みやすく、
読んだ後、とってもさわやかな気持ちになりました。

中には、なるほどなぁと思うような、素敵な言葉がたくさんありましたが、
その中で、『親友』というタイトルでこんなことが書かれてありました。

ほぼ原文どおり引用します。(若干省略していますが・・・)



『親友だといいきれる友達がいるということは、私が幸福なことのひとつだ。
高校を出て、大学を出て、社会に出て、知り合いはどんどん増えていくけれど
ともだちの数は着実に減っているような気がする。
同じ職場に仲のよい人ができて、一緒に遊びにいったり、
話し込んだりはあるけれど、職場がかわったらそれで終わりになってしまう。
そういう人たちの日々も楽しいけれど、、
そいう人たちを友達といってしまうのはちょっと違う気がする。
そう考えると、誰が友達で、誰が知り合いかわからない。
そんな中、安心してずばり親友とだといえる人がいることは、
ラッキーだと思う。』


著者は、一人でいることが結構好きで、あまり人付き合いのよいほうではなく、
この親友だといえる人(Kさん)のことも、
Kさんがいつも悩んでばかりいるので、最初はあまり好ましく思っていなかったそうです。

でも、いざ自分に悩み事ができ、誰かに相談したと思ったときに、
まず浮かんだのは、Kさんだったんだそうです。
いつも悩んでいるKさんになら、
自分の弱みを見せても大丈夫なんじゃないかしら、と思ったんだそうです。

そして・・



『相手が見せてくれた分だけ、自分の心も掘り下げられる。
なんでも話すことができる。Kさんがいなければ、
私は人づきあいを必死でしなければならない。
一人が好きだけど、やっぱり一人じゃ不安だし、さびしいからだ。
色んな人と交流を持とうとがんばらなければならない。それは絶対大変なのだ。
いざってときは、Kさんに話せばいい。
Kさんのためならだいたいのことはできる。
そういう人がいることが私をすごく安心させてくれる。』



ほんとにそうだなぁと、かなり共感してしまいました。

長く生きていけばいくほど、出会う人の数も増えていくけれど、
わたしも、あまり人つきあいが得意なほうではないので、
本当に「友達」と呼べるような人との出会いは、そんなにはなく。。

学生のときの友達、職場での友達、そのほかで知り合った友達、と
その時々でお友達はいるのですが、
友達かもしれないけど、でも、友達と呼ぶにはちょっと違う。。
ん~~友達・・知り合い・・ん~~どっちだろう?
って思う人も多いような気がします。

そんな中で親友と呼べる人は、
そして自分が親友と思っていて、
また相手も私のことをそんな風に思ってくれてる、という人は
そんなに多くはいないだろうなぁと思います。



自分がなにか困ったことがあったとき、
悩んで、迷って、どうしようかなぁと思うとき、まず思い浮かぶ人。
こんなことを話すのはかっこ悪いけど、それでも話すことができる人、
そしてそれを優しく受け止めてくれる人、
そして、その人が喜んでくれるのなら、その人のために私ができることは、
できるだけのことをしたいと思う。
そういう人が、私にもいるのです。

だから、わたしも、とってもしあわせで、ラッキーな人なのだと思います



親友は、いつもべったり一緒にいて、遊んだり、
いつも話をしている人というわけではないけれど、
自分になにかあったときは必ず、手を差し伸べてくれる人、
黙って話を聞いて、受け止めてくれる人、
上の飛行機雲のように、ちゃんと目に見えないけれど、
それでも確かにココロとココロがつながっている人、
そんな人なのかなぁと思います。


そしてまた、こんなことも書くかれてありました。

『私のそのときの毎日を楽しくしてくれている人は、確実にいる。
 誰かとつながることは、幸せなこと。』



その通りです。
その時々で、毎日を楽しくさせてくれる人は必ずいて、
そして、誰かとつながっているということだけで、
それはとっても幸せなことなんだと思います。

あなたを大切に思ってくれている人、
あなたが大切に思っている人を大切にしてくださいね
    

人事異動

2007-03-17 | キャリア
人事異動の発表がありました。
最近は、8月人事とか、いつとはなく人事異動のある会社もあるようですが、
わたしのところはだいたい4月人事になります。

異動といっても、同じ敷地内で、全部で100人くらいの中の異動ですが。
だいたい4~5年で異動時期を迎えるのですが、
自分が異動対象にあたっている人は、
この発表をどきどき・・しながら待つことになります。

わたしは、今の部署に異動になってまだやっと2年なので、
今回は落ちついた気持ちで異動の発表を迎えることができました。



自分も経験しているのでよくわかるのですが、
自分の希望が叶うような異動はまずありません。
事前に、異動調書なるものを人事課長に提出しますが、
それもなんだか形骸化しているようにも思います。

どの会社も同じだと思いますが、
思いもよらない部署に異動になっても人事には従わざるを得ず、
嫌ならやめなさい、ということになりますよね。

私も以前、まったく希望していない部署に異動になり、
5年間ずっと「異動希望!」と書き続けてやっと異動になりましたが、
どうやっても自分には向いていないなぁと思う部署はあるもので、
当時は、毎日出勤するのが苦痛でした。
「かわりたい・・かわりたい・・」そればかり思って、仕事をしていました。
今思うと、もったいない時間を過ごしてしまったなぁと反省しています。

『せっかく、今までとまったく違う仕事ができるのだから、
ここでできることをしっかり学ぼう!
同じ方向からでなく、多方面からものを見ることができるじゃないか、
これもきっと自分の経験になる。後できっと自分の役に立つ!

そんなふうに思うことができたらよかったのですが。
目の前の、つらいつらい・・ということばかりが頭を渦巻いて、だめでしたね。
朝になったら、
あ~行きたくない、またいやな場所に行かなければならないのか、
ってほんとに出社拒否になりそうでした。

思いつめると、一つのことに執着して、頭を離れない性格みたいです。



今回、同じ課の上司や、違う課の仲のよい先輩も、
自分の希望しない課に異動の内示があり、
昨日は本当に落ち込んでおられました。
4月からの日々のことを思うと憂鬱になる、というのは私にもよくわかります。
同じ立場であったら、自分もきっと落ち込むと思います。

でも、やはり、誰かに雇用されている身は、上の指示に従うしかなく。。
どうしても従わなければならないのなら、
せめてそこでいかに楽しく仕事をすることができるか、
どうすれば充実した時間を持つことができるか、
を考えなければいけないなと思います。
どうしても仕事が苦痛なら、
仕事以外に楽しみを見つけるのも一つの手段かもしれません。



新しく迎える春、うれしい春、楽しい春、わくわくどきどきの春・・に加えて
ちょっと憂鬱な春を迎えなければならない人もいると思いますが、
どうか・・一つのことだけではなく、
他にも目を向けてくださいね!

気休めに聞こえるかもしれません。
でも、きっと時間は解決してくれます!
自分にプラスになると信じて、乗り切ってください!

あなたの心が少しでも軽くなりますように

   

さくら咲く!!

2007-03-15 | はな



桜の開花予想が修正されましたが、
こちらの早咲きの桜は、もう満開です!

暖冬であたたかかったせいか、早く咲いてしまったようですが、
ここのところの予想外の寒さに、少し驚いてるかもしれませんね。

   





    

桜の花・・・
風に舞う桜の花びらって、ほんとに日本の春のイメージそのものですよね!

桜で連想するもの。

入学式新しいランドセル
川岸お花見さくら茶さくらもち・・

ん~~最後はやはり、食べ物にいってしまいました

もう少しで本格的な桜の季節。
風に舞う桜を見ながら、ぼぉ~~っと春を楽しみたいものです。

    

神だのみ。

2007-03-13 | こころ
神だのみって、したことありますか?

わたしは、よくしてしまいます。

といっても、何か特定の神様を信じているわけでもなく、
「困ったときの神頼み」・・・なので、これってあまりよくないかもしれません。

何か、叶えたいこと、起きてほしくないこと、困ったこと・・・などがあると
「神様~~お願いします!どうか・・」っていう感じです。



いつも信心深く神様にお祈りをされてる方には不届きものに思われると思います。
厄除けのお参りとか、合格祈願とか、また初詣とか・・
そういう時は必ずお参りをして、お守りを買って、おみくじをひいたり・・

そうするとなんだか安心できるような気がして、気持ちが落ち着くのです。
『よし、神様にお願いしたから、きっとこれでだいじょうぶ!』って!

きっと、調子のいい人間なのでしょうね。

お守りは、必ず鈴がついているものを買ってしまいます。
なぜなのか・・よくわかりませんが、
チャリン・・・という鈴の音が好きなんです。
これまた安心するんです。



私の祖母は、生前、毎朝仏壇にお鉢を備えて、お経をとなえていました。
私の母は、毎朝神棚に手を合わせていました。
昔の人はほんとに信心深く、そうして毎日神様にお祈りすることで
家族やみんなの幸せを祈っていたのでしょうね。

お祈りをする、あるいはお守りを身につける、ということで
何か安心した気分になったり、心が落ち着いたり、
「大丈夫だよ」って背中を押してもらえたような気持ちになるというのは、
だれしも同じかもしれません。



もしかしたら、それが神様ではなくても、
大好きな人、大切な人・・であっても同じかもしれませんね。

困ったことがあると、大好きな人に電話して、そして声を聞くと元気が出たり。。
何かを叶えたいときに、大切な人から贈り物を身につけると安心できたり、
家族の写真などを、お守り代わりにそばにおいている人もいるかもしれません。

神様と大切な人を同じにするのはよくないかもしれませんが、
自分にとっての神様は、もしかしたら人それぞれ違うのかもしれませんね。



受験シーズンもそろそろ終盤を迎えました。
実際に神社に行かれて、神様にお願いされた方も多いのではないでしょうか。
神様もみんなにお願いされて大変だっただろうなぁと思いますが、
お願いしても叶わなかったからといって、神様を恨んだりしないでくださいね。

神様は、きっと平等だと思いますから。。。

今回お願いしたことが、もし叶わなかったとしても、
それは、そのほうが自分にはよいことだったからだ、と思います。
後になって、きっとそう思えるときが来る。
私はそう信じています。

 

不自由ということ

2007-03-11 | こころ
先日までのあたたかさとはうってかわって
今朝は、小雪がちらつくほどの寒さでした。

挨拶をする程度なのですが、私の家の隣のアパートに住んでいる、
3~4歳くらいの男の子のいるおかあさんがいらっしゃいます。
少し足が不自由な方です。

(「不自由」という言葉が、適切なのかどうかはわからないのですが、
 もし、不適切だったら申し訳ありません。)



今日、その人が、片手で杖をつきながら、
片手で、重そうな灯油のポリ缶を持って歩いておられて、
たまたま、車で通りかかった私は、思わず降りて、
「持ちます!」と、灯油缶をにぎってしまいました。
(たぶん、それを見た誰もがそうするだろうと思います。
 あまりに重そうで、見ていられない感じだったのです。)

でも、もしかしたら、いつも自分ひとりで、重い灯油缶を運んでいてて、
慣れているのかもしれません。
もしかしたら、人の手など借りなくても、
自分で運ぶことに決めておられるのかもしれません。

私の行為自体は、なんでもない当たり前のことなのですが、
相手の反応は、きっと人さまざまで、
それによって、こちらが後味の悪い気持ちになることもあるかもしれません。

でも、その人はにっこり笑って、
「ありがとうございます。助かります」と、
うれしそうに言ってくれました。

もし、「自分ですることにしてますから」といわれても、
「あ~そうなんだぁ~、立派だなぁ」と思いますが、
私のなんでもない当たり前の行為に、素直に感謝の言葉を言ってくれて、
こちらもとてもあたたかい気持ちになりました。

ありがとうございました。



世の中には、不自由な方はたくさんにらっしゃいます。
(不自由という言葉がいけなかったらすみません)

手足が不自由であったり、目や耳が不自由であったり。
先天的な場合もあれば、事故や病気で後天的にそうなる場合もあります。

ありがたいことに、骨を折るような怪我をしたことも
入院するような病気をしたこともない私は、
なにかが不自由、というような経験がありません。

そういう経験があれば、そういう人たちの気持ちが少しでもわかって、
こんなときには、こうしてもらったらうれしいなぁ、というのが
少しでもわかるのかもしれません。

でも、今は健康な自分も、未来には何が起こるかわかりません。
年齢を重ねれば、誰しもどこかしら不自由なところも出てくるでしょう。
もしそうなったとき、自分が困ったときに親切をいただいたら、
今日のお隣の方のように、
素直に「ありがとうございます」と言える人になりたいなぁと思いました。

人の気持ちを素直に受け取って、
ありがとう、って感謝する心、
優しい笑顔。

身体的に不自由なことになっても、
ココロの不自由な人にはならないように・・・
そんなことを思った今日でした。

  

春だよ~~

2007-03-09 | にっき
   

大粒のいちご、いただきました!!

いちごもお店では年中売られていますが、
それでも、「いちご」っていうと、春のイメージがありませんか?

パンやケーキにもイチゴバージョンのものがたくさん増えて
イチゴ好きの私は、ほんとにうれしくなってしまいます。

大粒で、ジューシーで、じゅわぁ~~~~~~~、って
春の香りがするみたい!!

小さいころ、コンデンスミルクをかけて食べていましたが、
今は、このまま食べるのが好きです!!

         
   
春って、植物が芽吹いて、虫たちも動き出して、
寒い冬、じっとしていたけれど、さぁ~~今から動き出すぞ!っていう
そんな気持ちにさせる季節ですね!!

さぁ~~~~~~新しい季節、またなにかはじめなきゃ!!
じっとしていても、何にもはじまりませんよね!!

新しいことを始めときって、不安も大きいのですが、
でも思い切って重い腰を上げたら、
不安よりも大きな楽しみや喜びや驚きが見つけられそうな気がします。

がんばろ~~~~~


        

みんなちがって、みんないい

2007-03-07 | こころ
saishoさんのHP に金子みすずさんの記事が書かれてありましたので、
引用させていただきます。

金子みすずさん、ってご存知ですか?

金子みすずの世界に詳しく書かれてありましたので、一部引用させていただきます。



金子みすず

明治36年(1903年)山口県大津郡仙崎村(今の長門市)に生まれる。
大正末期、すぐれた作品を発表し、
西條八十に『若き童謡詩人の巨星』とまで称賛されながら、
昭和5年(1930年)26歳の若さで世を去った。
没後その作品は散逸し、幻の童謡詩人と語り継がれるばかりとなったが、
童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により遺稿集が見つかり、出版された。
その優しさに貫かれた詩句の数々は、今確実に人々の心に広がり始めている。

ということです。



わたしは、実際に彼女の詩集のようなものをような読んだことがないのですが、
この詩だけは、何度も目にしています。

私と小鳥と鈴と

   私が両手をひろげても、
   お空はちっとも飛べないが、
   飛べる小鳥は私のやうに、
   地面(じべた)を速くは走れない。

   私がからだをゆすっても、
   きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに、
   たくさんな唄は知らないよ。

   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがって、みんないい。



卒業・入学シーズンに、先生からの送る言葉、お祝いの言葉などで、
必ず一度は目にしたことがありませんか?

私もよく感じることがあるのですが、
私って、ほかの人とちょっと考え方が違うんだろうか?とか、
わたし、ちょっと変わったこと、してるんだろうか?とか・・

で、自分の意見が言えなくて、周りの意見に合わせたり、
なんとなくうつむき加減になってしまったり。。

でも・・・・・・・そんなことないんですよね。
あなたができることを私はできないかもしれない、
でも、あなたができないことを私はできるかもしれない!
みんなそれぞれできること・よいところは違うけれど、
違うからこそいいんですよね。

人と違うところ、
人ができることが自分はできないということを思い悩む必要などなく、
自分はこんなことができるんだよ!って自慢していいんですよね

そして、自分ができないことを少しでもがんばってできるようになれば、
もっといいかな、ってわたしは思います。
すこしでもできるようにがんばろ!って思う気持ちが大切かな、って思います。



もうひとつ、ココロに留まった詩。

不思議

   私は不思議でたまらない、
   黒い雲からふる雨が、
   銀にひかつてゐることが。

   私は不思議でたまらない、
   青い桑の葉食べてゐる、
   蠶が白くなることが。

   私は不思議でたまらない、
   たれもいぢらぬ夕顔が、
   ひとりでぱらりと開くのが。

   私は不思議でたまらない、
   誰にきいても笑つてて、
   あたりまへだ、といふことが。



わぁ~~~、いいなぁ~~って思いました。
こういうココロって、いつの間になくしてしまったんでしょう?

子どものとき、不思議なことっていっぱいありませんでしたか?

なんで、虹は七色に見えるんだろう?とか、
なんで、自分が歩いていくと月も追いかけてついてくるんだろう?とか、
なんで、種をまいたら芽が出るんだろう?とか・・

今思うときっと、ばかだなぁ~~そんなの当たり前!って思うんだけど、
でも、不思議なことっていっぱいあったような気がします。

大人になるにつれて、そういう当たり前のことは、
「当たり前」の一言で片付けられてしまって・・・・
なんでだろう?って思っても、
こんなこと聞いたら笑われるかなぁ~って思って聞かなくなってしまって。。

だからこんなふうに素直に表現できるってほんとにすごいなぁ~と思います。

子どものときって、みんな、
きっとこんなに純粋で、素直なココロを持ってたんですよね。

そんな忘れていた大切なもの、
純粋で素直な、ココロに感じるままの気持ちを思い出させてくれる、
それが金子みすずさんの詩なのだと思います。
    

レンタルお姉さん

2007-03-05 | キャリア
以前ここで、 『スロースタート』という記事を書いたのですが、
その原作本の、レンタルお姉さんという本を読みました。

『レンタルお姉さん』って聞きなれない言葉ですよね。

レンタルお姉さんとは、
引きこもりやひきこもったニートとよばれる若年無業者が社会と関わりを持てるよう、
引きこもり支援組織が依頼主である親からの依頼を受け、
「お姉さん(「お兄さん」の場合もあります)」を派遣し、
メールや電話などのやりとりのほか、相手の家に入り、
ときには身の回りの世話もしながら、相手を社会に関われるようにする人や
その仕事のことを指すそだそうです。

意欲ある取り組みとして称賛の声がある一方、
マスコミの映像からは「引きこもりとニートを混同」し同じような対策をしていることや、
「そのタイミングで社会と関わる必要性があるのか」などなど、
主にインターネット上から問題点がいくつか指摘されているということです。



少し前に話題になっていたようなのですが、
わたしはこの『スロースタート』というドラマを見て、初めて知りました。

もう少しよく知りたいな、と思い、原作本を手にしてみました。

そこには、ドラマで見たのと同じような内容が書かれてありました。
先に映像で見ていたせいか、読んでいて、
その映像がそのまま浮かんでくるような場面もあり、
つらいなぁ~~、さびしいなぁ~~、よかったなぁ~~といったような気持ちを
そのままストレートに感じることができました。




ドラマの感想のときも書きましたが、
それは、手紙に始まり、電話、そして訪問と、
気の遠くなるようなゆっくりとしたコミュニケーションで始まります。

携帯電話やメールのような現代の便利なコミュニケーションから零れ落ちるものの中にこそ、
人と人とが触れ合える可能性がある、それを探そうとしているのです。

6時間も待ちぼうけをさせられたり、
暴言を吐かれたり、暴力を振るわれる事もある。
それでも、相手を尊重し、共感し、
相手の怒りや甘えを受け止めることで、
なんとか彼らの示す「NO」の中の「YES」を探り出そうとしているのだと思います。



彼女たちはただ相手のためだけにこういう仕事をしているのではなく、
彼女たちも得ることがあるから続けていけるのだと書いてあります。

肩書きや言葉を超えて、人は人とつながれるという確信。
他人から必要とされる、他人とは違った生き方。
他人の役に立ちながら、自分らしく成長していける場所。
個性のない自分のままでいいんだ、という強い自己肯定感。


わたしは、働いていないで引きこもっている人が一方的にいけない、
そんな風には思いません。
そうなるにはそうなるだけの理由やきっかけがきっとあったのだと思うから。

でも、ずっとそういう状態を続けることは、決していいことではないと思います。
こういう活動をされてる人がいて、
それをきっけに、少しでも外に向かって気持ちを向けることができるのならば、
それはとてもすばらしいことだと思います。



自分だけが変わってる人、なのではなく、
変わっていたってかまわない、あなたはあなたなんだから、
あなたは大切な人だから。。
そして、あなたを必要としてる人は必ずいて、
あなたはきっと誰かのために役に立つことができる、そして自分のためにも。。


一生懸命にそれを伝えるためにがんばってるこのお仕事は、
やっぱり立派なお仕事だと思います。

        

卒業式ソング♪

2007-03-03 | 
卒業式ソング、って知ってますか?

ずばり、卒業式でよく歌われる歌、のことだそうです。

3月1日が卒業式という高校も多いのではないでしょうか。
中学校だと3月10前後、小学校や幼稚園は3月20日前後、
大学も3月20日前後ですかね~~~

3年間、あるいは4年間~通った学校を離れるのは、
ちょっとうれしくもあり、ちょっとさびしくもあり。

ずっと一緒だった友達と進路が異なれば、離れ離れにもあるし、
また新しい環境に旅立つ不安もあるし。。

そしてほんとは、お世話になった先生や、ここまで育ててもらった両親への
感謝の気持ちも大切ですよね。

そんな不安と期待が入り混じったなんとも言いがたい季節です



そんな卒業式に必ず歌っていたのが、『仰げば尊し』でしょうか。
自分の中・高校のときに、どんな卒業ソングだったかはよく覚えてないのですが、
この歌だけは、小・中・高の卒業式で歌ったように思います。

でも今は、いろんな卒業ソングが歌われているようで、
卒業生にエールを送る言葉や、友人たちとの別れの悲しみ、
旅立ちの期待の気持ちなどが、
歌詞の中にわかりやすく織り込まれているものが多く、
各学校で、いろんな歌が歌われてるんですね!



「旅立ちの日に」という歌を知っていますか?

これは、平成3年2月に秩父市立影森中学校の先生によって作られたのだそうです。
「三年生を送る会」で教職員の出し物として平成3年3月12日に初めて歌われ、
そして感動した生徒達が口ずさみ翌年から卒業生が歌うようになり、
さらに秩父郡市の中学校の卒業式でだんだん歌われるようになっていきたのだそうです!

わたしは、恥ずかしながらまったく知りませんでした。
この歌もよく知らなかったのですが、
先生が、卒業生のために作った歌が、全国に広まるなんてすごいです!
きっと、現場の先生の気持ちが現れてるのでしょうね!



「ORICON STYLE」が、中高生、専・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、
計1,000人のアンケートによる『定番の卒業ソング』ランキングでは、

1.贈る言葉 海援隊
2.卒業写真 松任谷由実
3.卒業 尾崎豊
4.my graduation SPEED
5.さくら(独唱) 森山直太朗
6.卒業 斉藤由貴
7.3月9日 レミオロメン
8.桜 コブクロ
9.春なのに 柏原芳恵
10.さくら ケツメイシ
11.仰げば尊し 文部省唱歌
12.乾杯 長渕剛
13.空も飛べるはず スピッツ
14.蛍の光 
15.想い出がいっぱい H2O
16.卒業 ZONE
17.旅立ちの日に 川嶋あい
18.トモダチ ケツメイシ
19.卒業の歌、友達の歌。 19
20.なごり雪 イルカ

だそうです。

卒業ソングとしてではなくってもとっても好きな歌や、懐かしい歌もあって、
ランキングにはいっているのがわかるなぁと思うものばかりです。
そのほかにも、

桜の時 aiko Start in my life 倉木麻衣YELL~エール~ コブクロ
希望の轍 サザンオールスターズスターゲイザー スピッツ
世界に一つだけの花 SMAP夢ノカケラ… ZONE心の旅 チューリップ
Teenage dream DEEN陽のあたる坂道 Do As Infinity
笑顔の行方 Dreams come trueありがとうのうた V6
終わりなき旅 Mr.Childrenいい日旅立ち 山口百恵卒業 渡辺美里・・・



いろんな卒業ソングがあるんですね!!!

一生に一度しかない卒業式、
自分たちの好きな歌を口ずさみながら、
思い出に残る卒業式にしたいなぁと思うのですが、
いかがでしょうか?