先日、人事課に異動調書を提出しました。
今の課に異動して、もう丸7年になろうとしています。
今の仕事はとても好きで、自分に向いているのではないかと思ってはいますが
さすがに、ひとつのところにあまり長くいると
慣れや、そこからくる過信もでてきたりします。
また、課全体の空気というものも滞留するため、
何年かごとに入れ替える必要はあると思います。
慣れた仕事をずっと行うことは、気分的には楽ですが
あまりに長くいると、新しいことをする勇気がもてなくなるというか、
新しいことをすることが怖くなったりもします。
でも、ここで立ち止まるわけにはやっぱりいかないので
異動希望を出しました。
よその課に異動できるか、今の課に残留となるか、
3月中旬にはわかります。
今年は、新しい課長が来られて
色んな新しいことを求められ、また自ら行動されたため、
しんどいけれど、充実した1年でした。
自分がいかに狭い視野で、凝り固まった常識の中で仕事をしているのかを
考えさせられました。
まさに目からうろこです。
異動についての希望を出したときに、その課長からいただいたコトバ。
ココロに留めておこうと思います。
○○さん(わたし)には、「常識を疑え」と言いたいのです。
「物事の本質を見る目を養って欲しい」のです。
これから様々なものを判断する立場になります。
前例踏襲や事なかれ主義では務まりません。
自分は常に
「本当に正しいのか?」「間違いはないのか?」
と常識というものを疑ってかかります。
そして「本質は何か?」「その核心は?」を考えます。
指示を待って処理する有能な事務職ではなく、
自ら考えて仕事のできる職員さんになってもらいたいと思っています。
期待しています。
わたしは、保守的で、固定概念に凝り固まっているところが多くあります。
『ふつうは・・』とか、『あたり前・・』だとか、
そういう言葉を発する前に、
ひとつの方向からだけではなく、多面的な視野で、物事を見て考えられるような
自分で考え、自分のコトバで発言し、行動できるような
そんなハタラク人になりたいと、そう思いました。
そんな風に教えてくださる人がいるということも、とてもありがたいことだと思います。
感謝です。