Heart and Aqua

優しい時間~ゆっくりしていってください。

本っていいですね

2012-06-24 | こころ
梅雨に入って、雨もよく降っています。

先日の台風で大きな被害にあわれた方もおられるのでしょうか?
本当に自然のチカラにはかないません。

今後も、大雨などの被害がないことを祈ります。




4月に図書館に異動になったのですが、
それまでは、本は市の図書館で借りて読んでいましたが、
毎日たくさんの本と接することができるようになって、
『わぁ~こんな本もあるんだ』『読んでみたいなぁ』という本がたくさんあって。。

でも一度にそんなにたくさんの本を読むことができず、
借りたはいいけれど、
ツンドク状態になっています。

せっかくフォトリーディングも学んだことですし、
これからさらにいっぱい本を読んでいきたいなぁと思っています。


今はインターネットでも色々な情報を得ることはできますが
やはり活字からの得るものも大切なことはいっぱいあって。

本は、色々なことを考えさせてくれたり、
自分をまったく別の世界に連れて行ってくれたり、
書かれた人の気持ちまで感じることができるので、
やっぱり、本ってすごいなぁと思いました。

ぜひ、雨の日のお休みなどは、読書を楽しんでみてはいかがでしょうか?




アントキノイノチ

2012-06-17 | こころ
『アントキノイノチ』 さだ まさし (著) を読みました。


タイトルだけ聞くと、なんだかお笑いな感じの小説かと思ってしまったのですが、
読んでみると全くそんなものではなく、
すっごく重い、命というものを考えさせられるすごい小説でした。

さだまさしさんってすごい!!
と、単純に思ってしまいました。

あらすじは、
21歳の主人公杏平は、ある同級生の「悪意」をきっかけに、二度その男を殺しかけ、
高校を3年で中退してしまいます。
ココロが壊れてしまって、以来、うまく他人とかかわることができなくなるのです。

でも、その彼を救ったのは、優しいお父さん。

本当にすばらしいお父さんだなぁと思いました。

主人公の心が壊れてしまっても、
『ただ一つ覚えておけ。
お前がどんなことをしても、俺はお前の見方だよ』
と言います。
これほど、勇気づけられる、安心できる言葉はないのではないでしょうか。

そして、父親の口利きで、遺品整理業“CO‐OPERS”の見習い社員になった杏平の心は、
亡くなった方とご遺族のため、汚れ仕事も厭わず汗を流す会社の先輩達、
そして同い年の明るいゆきちゃんと過ごすことで、
少しずつほぐれてゆきます。


この、遺品整理業というお仕事。
私も最近TVで見たような気がしますが、本当に大変なお事だと思います。

ここで働く先輩がまたとってもすばらしく、
自分たちのお仕事を、『天国へのお引っ越し屋さん』と言います。

部屋に入るときは、必ず手を合わせ、どんな状態であっても亡くなった方への敬意を忘れません。
『仏さんを助けに行く』、といって、遺品を整理します。

お仕事だからといって、なかなかできることではないと思うのです。

先輩は言います。

『実際に生きるっていうことは、すっごく恥ずかしいことなんだ。
亡くなった方の部屋、ただ片づけるだけなら、誰だってできる。
でも、それをきれいに掃除して、その人のいいものだけ残してあげて
亡くなった人のメンツ護ってやることが、俺たちの仕事だと思っている』

すごいなぁと思いました。

人は必ず、死を迎えます。
その時は人によってまちまちで、いつ来るかはわからない。
突然、来るかもしれないけれど、もしそうなったとき、
やっぱり、人には見せることができないものって誰しもあると思うのです。
家族にも・・・

だからそういうとき、こんな真摯な気持ちで、大切に扱ってもらえる人がいるならば、
お願いしたいなぁと思いました。

できれば、その日が来る前に、自分で整理できていたら一番いいのかもしれませんが、
なかなかそうも行かないものって、きっと誰にもあるのではないでしょうか?


そして、ゆきちゃんの過去のお話。

本を読んで泣くことはなかったのですが、
うるうる・・と涙が出てきそうでした。

人ってどんなにつらいことがあっても、それをばねにして
自分の意思で前に進むことができるんだなぁって、本当に感動しました。

ゆきちゃんはいいます。

『生命ってすごいね。
生きているだけで、すごい。と思う。

私ね、老人ってホントにすごいと思う。
だってね、ずっと生きていないと老人になれないんだよ。
なりたくてもなれない人のほうがずっと多いんだよ。

いろんな、それこそたくさんの苦労をして生きてきたっていうだけで
老人は尊い、と思わない。
私は素敵なおばあさんになりたいなあ』


なんだか、月日はあっという間に経って、
あっという間に年を重ねて。

なんだかいやだなぁ、若いときがいいなぁ、
なんて、単純に思っていたのですが、
そうか、こんな風に考えることができるのだ!って、
本当に恥ずかしくなりました。

日々元気で生きていることが、どんなに幸せなことで、
元気に年を重ねて年をとっていけることが、キセキの積み重ねなんだ、ということに
気づかされました。

つらい経験をした人だからこその言葉なのだと思います。

私も幸せに年を重ねて、素敵なおばあさんになれたら・・そう思いました。


生きることの重さを知るほど、生命は大切で重くなる。
まさにその通りだと思います。


『元気ですかー』
の言葉に秘められている優しさを感じて、涙が出ました。


きっと何か感じるものがあると思います。

おすすめの1冊です!



男前な女性・・

2012-06-10 | こころ


久しぶりに母のところに帰りました。

玄関に色とりどりの紫陽花がたっくさん咲いていて
ほんとうにきれいでした。

写真のように、花びらがまぁるくなっているものや
ピラミッド型のものや、
鮮やかなピンクのものや・・・

やはりこの時期、紫陽花が一番きれいな季節ですね~~




先日、AKBの総選挙がテレビで放映されていて、
ミーハーな私はつい見てしまいました。

すごい戦略だなぁと思いながらも、
グループ内で人気の順位をつけるのはどうかなぁとか、
下がった子はかわいそうだなぁとか、思いながら見ていました。


印象に残ったのは、篠田麻里子さんのコメントですね~~
実は、AKBの中で、私は一番好きなのですが。。

すっごく男前な発言で、
男前な女の人にあこがれている私は、ますます好きになりました。


過激な発言、ともとれるその中に、
若い後輩にはエールを、上位の人には叱咤激励をおくった!
そんな素敵なコメントだったと、私は思います!


そんな中で、自分は順位を落とされていて、
きっとすっごくショックであっただろうと思うのですが、
今回の票は、これまでの1年間の自分への評価なのではなく、
これからの1年間の糧に、
というようなコメントがあり、すごく素敵だと思いました。


凹むようなこと、ショックなことがあっても、
人はそれをばねに今よりももっと高く飛ぶことはできるのだと思います。

篠田麻里子さんはやっぱりすごい!
ますます彼女が好きになりました!

彼女のように、男前な素敵な女性になりたいものです!






伊勢神宮にいつか・・・

2012-06-03 | こころ
もう6月なんですね。

なんだかこの間お正月を迎えたばかりのような気がするのに
もう6月だなんて!

早すぎます~~

『あなたも宇宙とつながっている――今、伊勢神宮に魅かれる理由』 浅見 帆帆子 (著)を読みました。


浅見さんの著書は結構好きで、ほかにも名冊か読んだことがあります。

この本は、震災後に書かれた本で、
今を一生懸命、大切に生きましょう、ということが主題なのかなぁと思いました。

未曾有の出来事ですが、
きっとその苦難も、きっと乗り越えられる、と浅見さんは語っておられます。


この本の中の副題にもなっていますが、
伊勢神宮について詳しく書かれています。

伊勢神宮は、お伊勢さんなどの呼び名で親しまれ、
神様の神様がおまつりされている神社、ということですが、
私はまだ一度も行ったことがありません。

今、パワースポットがブームということで、
伊勢神宮のようなパワースポットには、見えないエネルギーがいっぱいあって、
そこに足を踏み入れるだけで、いろんなパワーを充電できそうな
そんな気がしてきます。

いつかは行ってみたいです、伊勢神宮!



ずっと先になるかもしれませんが、
定年退職して、時間が自由になったら、
伊勢神宮や、四国八十八か所めぐりとか、
そういう旅もいいかも・・と思ったりしている今日この頃です。