Heart and Aqua

優しい時間~ゆっくりしていってください。

キレる大人

2008-01-31 | Book
先日の出張のとき、先生や上司とご飯を食べながらいろんな話をしました。

職場では日々いろいろな問題が起こります。
学生対応という面でも頭を抱えることがありますが、
それ以上に悩ませられるのが保護者対応です。

直接、過去に起こったトラブルなどを話をしていると、先生が
『今読み終えたところだから貸してあげる』といって、
1冊の本を貸してくれました。

『キレる大人はなぜ増えた 』 香山 リカ (著) という本でした。

以前、ここでも香山リカさんの別の本を紹介したことがありますが、
わたしはこの方の本は好きなので、出張の間に一気に読んでしまいました。。



『キレる』、説明しなくても誰でもわかる言葉になりましたが、
以前は、こんな言葉はなかったような気がします。。

若者がすぐにキレる、という風にいわれてきましたが、
最近は、本来常識のあるべき大人のほうが、よくキレているように思います。

職場で、街中で、スーパーで、学校で・・
いたるところで突然怒り出す大人を見かけたことはありませんか?
この本は、その『キレる大人』について、なぜ『キレる大人』が増えたのか、
とてもわかりやすく書かれてあります。



この本の中にはいろんな事例が紹介されていて、
居酒屋で料理がくるのが遅いからと店員を殴ってしまったり、
病院での待ち時間が長いからと看護師に暴力を振るったり、
子どもの運動会が雨で延期になり、わざわざ呼んだ祖父母の交通費を出せと学校に抗議したり、
学校は本人の自由にさせてほしいから校則で縛るな、とどなりこんだり・・

読んでいて唖然とするようなことが書かれてありました。
でも、義務教育だから給食費ははらわないって言う親も多いと、
以前、新聞にありましたね。。

でもこの人たちは特別変わった人、というわけではなく、
ふつ~~うに社会で働く人、ふつ~~に社会で生活している人なんですよね。

自己主張をしよう、自分を大切にしようと思う人がきちんと自己主張する社会は、
キレる大人があふれる社会になった、と著者は言っています。

言ったもん勝ち、キレるが勝ち、と言わんばかりにキレる大人、
泣き寝入りしないぞ、理不尽な要求、文句も許されるものと思い込んで
自己主張するモンスターペアレントや、
エリートの自己アピール法、商談に負けない技術、私利私欲の主張と一体化して、
自己主張こそ国際社会で生き残る条件と錯覚しているエリートや
エリート志願の人たちが、キレる大人の社会を作っているそうです。

自己主張が必要な人は一向にできず、
その必要があまりない人が自己主張してキレて
相手に迷惑をかけてまで自分を通そうとする。

いったいこれからどうなっていくのでしょう。。

 

キレそうになったら、「3秒後の世界」を想像してみる。
この自分が手を挙げ、金切り声を上げて、
キレている姿を頭の中でイメージすることができれば、
「さぁキレるぞ」とはならないんじゃないかなって。。

ほんとにそうだと思います。
キレて怒鳴って自己主張したところで、その場は自分はスッキリするかもしれませんが、
周りの人の気持ちを変えることはできません。
それは間違ったやり方だと思います。
きっとあとで、自分も後悔するのではないでしょうか。。

キレなくても自分の考えを伝え、相手を考えることはできる。
「キレるな」と「泣き寝入りをせよ」とは違う。んですよね。



最後に、『キレないための5か条』というのが書いてありました。

①自分にカメラを向けられているつもりで、自分は今どんな姿でキレているか、
 外部の視線で客観的に見直してみる。
②相手は「理解不能なモンスター」「自分を脅かす敵」でなく、自分と同じ人間。 相手の立場にたち、人それぞれなのだと意識する。
③いま目の前で起きている問題とそれとは無関係の職場や家庭などのストレスを
 混同したり話を一般化しない。
④日ごろの生活の中で、ストレスをためないようにする。
⑤理不尽な目に遭うことは誰でも起こりうる。警察や法に訴えるほどではないと
 判断できるときは、災難と思ってあっさり忘れる。




いかがでしょう。。

自己主張をし、自分らしく、自分を大切にしたいという気持ちは大切なことです。
しかし、大人であるならば、すぐに結論を出さずに、とにかく一呼吸おいて考えてみる。
そして、相手のことをちゃんと考えて、どうすべきかを決める。

不本意なことがあっても、まずは普通に話して解決できるよう試みてみる。。
不愉快な思いをしたとしても、自分の感情をすぐにむき出しにせず、少しは感情を抑える。

これは大切なことではないかなぁと思います。

いきなり怒鳴ったり殴ったりというようにキレることはありませんが、
やはり、かぁーーっと頭にくることは、私にだってあります。。
でも、キレたあとの自分の姿を想像して、『ちょっと待て!』と
冷静な自分と語りながら、物事を外側から見てみたいなぁと思います。

  

テレビのない生活

2008-01-29 | にっき
ほんとに急に寒くなりました、冬本番ですね~~

昨日は、お昼あたりから雪が降り始め、
あれよあれよという間に積もってしまいました。。

まさか雪が積もるとは思っていなくって、車で出勤していたため、
ノーマルタイヤの私は、結局、昨日は車を置いて帰宅し、
今朝は、出勤してからいきなり歩道の雪かきをしました。
めったに雪かきをすることはありませんが、
雪の多い地方の方は、雪かき作業は大変だなぁっと思いました。



先日の出張は、入試業務の出張で、
仕事中も夜ご飯のときも、ずっと先生と上司と一緒に過ごしました。

初めて会った先生だったのですが、
いろんな話を聞かせてくださり、一番驚いたことは、
その先生のおうちにはTVがないのだそうです。
以前はあったけれど、壊れてからは買っていないのだそうです。。

TVのないお家、というのを聞いたことがありますが、
実際にTVがないという友達や知り合いは今までおらず、
私も生まれてこの方、TVのない生活というのを送ったことがないので
かなり驚いてしまいました。。。


小学生のときのお休みの日などは、もしかしたら1日8時間くらいはTVを見ていたかもしれないし、
大学のときに、一人暮らしをしていたときは、部屋に帰ったらまずTVをつけていたし。。
正直、TVのない生活は考えられないような気がします。。

でも、その先生が言われるには、TVがなくても、ラジオで十分なのだそうです。
ラジオでTVを聞く、それで、1日のニュースもわかるし、音楽だって聴ける。
世間の話題に遅れることもないし、まったく問題はないそうです。。

考えて見れば、TVは帰ってからすぐにつけてしまうけれど、
TVがついていても、何かをしていたりして見ていなかったり、
ついていても、にぎやかなだけのバラエティ番組だったりしてまったく見なかったり。。。
逆に、特に見なくてもいいのに、つい見てしまったり・・・。。

ほんとはずぅ~~~~っとつけている必要はないのですが、
でもやっぱりつけてしまいます。。



TVのない生活・・・どんなのでしょうね~~
もし家にTVがなかったら、ほかにできることもいっぱいあるかもしれないなぁと思いました。。

TVのない生活のいいところ。。

TVを見る時間を、家族との会話の時間にすることができる。
TVを見る時間を、読書の時間にすることができる。。
TVを見る時間を、趣味の時間に没頭できる。。
TVを見る時間を、ゆっくりと考え事をする時間にできる。。
TVを見る時間を、睡眠時間にまわせる。。
TVをラジオに変えると、音の世界から映像の世界を想像できて、想像力が増す。
TVをラジオに変えると、耳を傾けながらほかのことができる。。

いろいろとよいことが考えられます。。

でも・・・いまからTVのない生活にすることはちょっと難しいかな。。
できれば、TVの時間はできるだけ減らして、
ほんとに見たいものだけを選んで見るようにしたいなぁと思いました。。

でも、どっぷりとTV生活にはまってしまっている私には、
TVのない生活はやっぱり、難しいかなぁ・・・
   
   

大阪~早朝スケッチ~

2008-01-27 | にっき
大阪に出張に行ってきました。
ほかの方も一緒だったので、自由な行動はできませんでしたが
朝、少し早く起きて、ホテルの周りを散歩しました。

お天気もよく、ほんとに気持ちのいい朝です!



これが宿泊したホテル、丸ビル(通称ですか??)
筒型のまぁ~るいホテル!!!変わってますよね!!!
もしかして有名なホテルなんですかね??

上司いわく、
『丸ビルの角で待ち合わせ!』っていわれたら、
それはふられたことなんだそうです。。
丸いビルには角っこがないから、待ち合わせ不可能だからだそうです。。

隣のビルに、形がくっきりと写しだされています。


 


大阪駅周辺の風景。。

 
 

ホテルの一階には、スタバがあり、
バレンタインにむけて、かわいいマグカップがいっぱいディスプレイされていました。
朝はここで、おいしいコーヒーとスコーンをいただきました。


  
 

ホテルの周りのビル!ビル!ビル!!

  
 

早朝だったせいか、まだお月さまをはっきりとみることができました。
ほ~~んとに空気が凛として、さわやかな朝の風景でした。。




出張は何事もなく無事に終了しました!!
たった2泊でしたが、たまにはホテルでの~んびりもいいですね~~

食事もほかの方と一緒だったのですが、
おいしくしい串揚げをいただきかなり満足!!

でも、こちらが『ストップ!』と言わなければ、いつまでもでてくる、っていうシステムを知らず、
いったいいつまででてくるんだろう~って、不思議に思いながら食べていました。

ほかの人が気がついて、あわてて『ストップ!』と言いましたが、
すでに一人16本も食べていました

ん~~びっくりしました!!
でも、お味は最高でしたよ~



受験のときの思い出

2008-01-24 | こころ
受験のときの思い出ランキングというのがありました。

まわりの受験生が皆頭がよさそうに見えた
神社におまいりに行った
げん担ぎの食べ物を食べる
何度もトイレに行った
言葉(受験のNGワード)に気をつけた
滑らないように、道を歩くとき気をつけた
受験で初めて都会に出てきた
答えがわからなくって鉛筆を転がして決めた
試験当日に熱を出した
試験の時間に遅刻した
受験票を忘れた
電車を乗り間違えた
受験番号、名前を書くことを忘れた

などなど・・・



中学受験、高校受験、大学受験・・、
受験のときの思い出って、誰でも何かしらありますよね!

わたしは、試験当日に熱を出したり、試験の時間に遅刻したり、
受験票を忘れたり、電車を乗り間違えたりはないのですが、
それでも、忘れ物をしないように何度も確認したり、
遅刻をしないように早めに家を出たりしました。

小心者で、しかもどじなので、早め早めに行動しないと、なんだか怖いんですよね。。

受験番号や名前も、書き忘れていないかを、何度も確認したように思います。
周りの人がみんな賢そうに見えるのも、なるほどその通りだなぁと思います。
自分だけができなかったんじゃないかなぁって感じたりもしました。

受験生って、ほんとに些細なことで気持ちが上がったり下がったりしますよね。
えんぴつを神社で買った『合格祈願』と書かれたものにしたり、
お守りをかばんにつけたりもしました。

受験の日の朝、いつも使っていたコップが割れてしまって凹んでしまった私に、
母が、『コップが代わりになってくれたから、これでだいじょうぶ!』って
励ましてくれたのを思い出します。



私は大学受験のとき、京都の大学にいきたくて、京都に行って受験しました。
兄が京都の大学だったということもあって、すごく京都にあこがれていて、
ひとつ上のいとこも京都の大学に行っていたので、
受験のときはいとこのアパートに泊めてもらい、
試験が終わったあとは、いとこに京都市内を案内してもらいました。

後で知ったことですが、兄がこっそりいとこに1万円を渡して、
これで私を案内してやってくれと、頼んでくれてたようで
いつもはまったく話もしない兄なのですが、
こんなさりげない優しさがじぃ~んと心に染みてきました。。



わたしは、島の田舎育ちなので、
京都の街にはいろんなお店がいっぱいあって、観光地がいっぱいあって、
すっごい都会に来たような気がしました。
京都の大学にいきたいなぁ~って、ほんとに思いました。

しかし、受験した京都の大学にはひとつも合格することができず
結局滑り止めで受験した県内の大学に入学することになってしまいました。。

そのときは、ほんとに京都に行きたかったなぁ~って悲しかったのですが、
自分の努力が足りなかったので仕方がないですよね。

でも、今思えば、自分が合格したところがきっと自分にとってのベストなんだ、
と思っています。
どこに行っても、自分がそこでどれだけ自分らしく過ごせるか、
どれだけ充実した時間を持つことができるか、が大切なので、
いつまでもくよくよしていたら、時間がもったいないですよね!!



これも後になってわかったことですが、
母の本心は、私を京都には行かせたくなかったようです。
それでも、試験のたびに(もちろん京都の大学の試験の日も)
『合格しますように・・』と神棚に手を合わせてくれていたそうです。。

そんなことはまったく知らず、ただただ自分のことしか考えていなかった自分。
自分ひとりでは何もできず、いろんな人に支えられていたんだなぁと
今さらながら自分が情けなく、
そして、自分はほんとにシアワセものだなぁと思いました。

受験は、人生の節目、新しいスタートラインに立つための試練です。
乗り越えなくてはいけないし、乗り越えられない人はいない。

受験生の皆さん、自分のチカラを信じてベストを尽くしてください!!
検討を祈ります!




明日から日曜日まで、入試業務で大阪に出張に行ってきます。
少しの間、お返事・訪問できませんが、お許しくださいませ。。。。

   

文章は永遠に未完成

2008-01-22 | こころ
saishoさんのブログに、
『一瞬で心をつかむ「できる人」の文章術―1日たった15分10日間で上達! 』
高橋 フミアキ (著) という本が紹介されていました。

私はまだ読んだことがないので、今度ぜひ読みたいな!と思っています。



saishoさんの記事の中に
『本の著者がかって、ドストエフスキーが自著『罪と罰』を100回読み直したということをしって、
 自分の原稿の100回読み直しに挑戦をしたのだそうだ。
 すると読むたびに修正ヶ所が見つかる。
 100回読み直して100回とも修正ヶ所がみつかったというのである。
 そして、「文章というものは、永遠に未完成なのである」と結論しているのだ。
 一瞬たりとも私の心が動かないことはないのです。
 ですから、私の気持ちはいつもコロコロ変る。
 そのたびに気持ちが変り、記憶の引き出しも変る。あたりまえのことなのだ。』
と書かれてありました。

なるほどなぁ~と思い、引用させていただきました(勝手に引用して申し訳ありません!)



こうして記事を書いていても、書きながら読み返し、
読み返してはまた書き直しの繰り返しです。
やっと、『よし!できたかな?』って思ってアップしても、
また読み返しては、『ん?ちょっとここおかしいよね』って思ってまた直したり。。

翌日、なんとなく読み返してしまうと、
『ん~~この言い方は変かも?わかりにくい言い回しかなぁ?
変なこと書いちゃったかなぁ』などと思って悩んでしまったり。。

だから、saishoさんのこの記事に書かれてあることは、ほんとに同感です!

「推敲」という言葉がありますが、国語辞書で調べてみると
『詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。』と書かれてありました。
こうやって、あ~でもない、こ~でもないと書きながら悩んでいるのは、
まさに推敲かなぁ。

推敲に推敲を重ねると、少しずつ自分の思い描く言葉が
文字や文章になって現れてくれるのでしょうか・・
でも、推敲を重ねると、ますます頭がこんがらがってくることもありますが。。




ほんとに、文章は、永遠に完成することはなく、
きっと100回読み返したら、100回修正が見つかりそうな気がします。。
でも、そうやって修正する過程も、きっと自分にとっては必要な時間で、
あとで読み返してみると、なるほどこのときはこんな気持ちで書いたんだな、
と、そのときの自分の気持ちを思い返すことができるしれません。

読みにくかったり、わかりにくかったり、何が言いたいのだろう、
っていうこともあるかと思いますが、
これからも、未完成は未完成なりに一生懸命に自分の想いを綴りたいなぁと思います。
閲覧いただいて、ほんとうにありがとうございます

    

親友

2008-01-20 | こころ
大学入試センター試験、無事終わりましたね。

私は土曜日だけの勤務でした。
土曜日はお天気もよく、気温も比較的高かったのでとても助かったのですが、
それでも朝から夕方まで、大体8時間くらいは外に立っていたので
さすがに足先は解凍するのに時間がかかりました。

でも、今日はこちらも雨やみぞれ混じりの寒い天気で、
今日の警備担当の人はどんなにか寒かっただろうなぁと思います。

受験生の皆さん、ご家族の皆さん、お世話する皆さん、本当にお疲れ様でした。



プシコが行った人間関係に関するアンケートで、
親友の有無について聞いたところ、84%の女性が「いる」と回答したそうです。
多くの人が、親友がいる、んですよね~

私は、友達が多いほうではありませんが、
それでも、私も『親友はいる』って答えると思います。

学生時代の友達は、仕事や家庭などで、それぞれ別の道を選択していくと
だんだんと会うことも少なくなってしまいます。
学生時代、何であんなに話すことがあったのかぁ、っていうくらい、
毎日学校で話して、家に帰っても電話で話していました。

今では、たまぁ~にしか会うことができませんが、
たまに会って一緒にランチを食べたり、
グチを言い合えたり、相談に乗ってくれたり、
やっぱり私にとっても、なくてはならないものだなぁと思います。



アンケートの回答の中に、『親友と友人の境い目はドコでしょう?』というのがありました。
確かに、『親友』と『友人』とどう違うのだろう、って考えてみても、
親友のほうがより親しい友達なのかな、というくらしかわかりません。

ウィキペディアによると、
『親友(しんゆう、best friend)とは、とても仲がいい友人を差す。
 心から理解し合える友人の事を心友ということもあるが、
 音が同じであるため現在は同様の使用がされている。
 また、悪友も同じような意味で使われることもある。』
と書かれてありました。

『ココロから理解し合える友人』、これまたとっても難しいですね~

自分が友達のことを、どこまで理解してあげられてるかなって思うと
正直、自信がない部分もあります。。



同じく、アンケートの回答で、
『こっちは親友と思っていてもあっちはそう思ってなかったりということもある。
親友というからには一方的によりかかるような関係でなく、
お互いが支えあっていけるようなものでなくては。
私は良い友だちを選ぶのではなく、私自身がその人にとって良い人間でありたい。
本当の意味での親友を得たいと思うのであれば、まずは自立した心をもつことが大切ですよね。』
というのがあって、私はこの人にとっても共感してしまいました。

自分が親友と思っていても、相手はそうは思っていない、
これはちょっとつらいですね~
相手に直接聞くことではないし、相手が自分に対してどう接してくれるかということで
相手が自分のことをどんな風に思ってくれてるのかが
なんとなく自然に感じるものなのだろうなぁと思います。

でもこの人が言われるように、
相手に求めるのではなく、自分が相手に対して、
相手のために、どれだけしてあげられているかをお互いが考えていけば、
自然と『お互いが支えあう』という形になるのかなぁと思いました。



私にも思い浮かぶ親友の顔があります。

一人は学生時代の親友
クラスもサークルも同じ、そして後でわかったことですが、
クラス分けする前の、新入生のオリエーテンションセミナーで行った合宿で
道中のバスの中、たまたま隣に座っていたのがこの親友でした。。
そのときに友達になったというわけではないので、
今思うと、何か縁があったのだろうなぁと思います。

今でも、たまに愚痴を言い合ったり、ほかの人には言えないことを聞いてもらったりしています。
ほんとに大切な存在です。



一人は、職場の親友
学生時代は友達もできやすいのですが、
社会人になると、広く浅くの関係しか作ることができず、
なかなか親友といえる友達はできにくいなぁと実感しています。
この親友は、中途採用入社のため、入社時期は私よりも遅かったけれど
同じ歳なので、すぐに意気投合して、一緒に海外旅行にも行きました。
人見知りの私にしてはかなり勇気ある行動でした。

仕事で失敗したり、何か困ったことがあったときは、
いつも話を聞いてくれ、適切なアドバイスをくれるとても頼もしい存在です。



一人は、ココロから大切に思っている親友
出会いは偶然とも言えるような出会いですが、
この親友がいなかったら、私は自分を変えようとか、
資格を取って自分に自信をつけよう、とかはまったく思わず、
今でもきっと、ぬるま湯のような生活を送っていただろうと思います。

そういう意味では、親友というよりは、恩人といえるかもしれません。
この親友とは、ずっとずっとお互いを高めあっていけるような
そんな存在でありたいなぁと思っています。
わたしにとっては、なくてはならない存在です。。



いろんな人に、たくさんの大切なものをもらってばかりの私ですが、
大切な親友たちにとっても、自分が何かを与えてあげられるような
そんな存在になりたいと思っています。。
こうして親友と呼べる人に出会えたのも、偶然ではなく、必然。
この縁を大切にしていきたいと思います。

私の親友でいてくれて、どうもありがとう。
私が支えてあげられるようになるのは、
まだまだ遠い道のりかもしれませんが、長い目でお付き合いくださいね。。
よろしくお願いします。。

  

ココロもカラダもあったまる~

2008-01-18 | こころ
最近、ほんとに急に寒くなりましたね~
外に出ると、空気がしぃ~~~んと冷たくって、
いよいよ冬本番だなぁ、って思います。

わたしは、寒いのが苦手で、つい体が丸まってしまい、
肩も凝ってしまいます。
寒い冬こそ、背筋をぴん!と伸ばして、上を向いて歩かなければ!!



寒い日に身体が温まる飲み物ランキングといのがありました。

ココア コーンスープ ショウガ湯
甘酒 おしるこ ホットミルク はちみつレモン
ホットレモン 日本茶 コーヒー 紅茶・・・

ココア!
わたしは最近までコーヒーが苦手だったので、小さいときからココアはよく飲んでいました。
小さいころは、食パンにココアを浸したりして食べていたのを思い出して
以前、懐かしくって同じようにしてみたのですが、
子どもところみたいに、おいしい!とは感じませんでした。
小さいころは何で案内おいしく感じたのでしょう??
ココアはココアだけでゆっくり飲んだほうがおいしい!

甘酒!
たまに飲みたくなって、あっためるだけの甘酒を買ってきて飲んだりします!
酒かすのつぶつぶ・・がおいしい~
小さいころは、ストーブの上で、祖母と一緒に酒かすを軽くあぶって
食べたりしたのを思い出しました。
もう何年も食べていないなぁ~~~~

おしるこ!!
あんこ系の甘いものが大好きな私は、
この時期おしるこ(って言うかぜんざいですね!)を食べたくなります!!
レトルトのぜんざいを買って食べますが、
小豆の粒々がおいし~~
あっ、ぜんざいだと飲み物ではないですね。

そして、最近はまっているのが
ゆず茶!!
ゆずのジャムみたいな感じですが、お湯を注いで、スプーンで混ぜながら飲みます。
ゆずの皮がすっぱあまくってとっても好きです!!!



なんだかこうして書いていると、今すぐ飲みたくなってきました。

冬は空気が乾燥して、のども渇いてしまうので、
あったかい飲み物は、ほんとにココロもカラダもほっとあたたかくなりますね~

温かい飲み物をゆ~~っくりとの見ながら、
音楽を聴いたり、読書をしたり、ゆっくりと自分時間を楽しむのもいいですね~~



明日は、大学入試センター試験です。
受験生の皆さんは、体調に気をつけて、自分の精一杯のチカラが出せますように!!
あったかい飲み物を飲みながら、受験勉強がんばってください!!!

私も明日は、センター試験の関係業務です。
私は外で警備を担当します。
1日中外にいますので、あったかい飲み物が恋しいでしょうね~~~~~~~


  

魔法の質問

2008-01-16 | Book
『こころのエンジンに火をつける 魔法の質問』マツダ ミヒロ (著)
を読みました。

ひとりでも多くの人たちに「きっかけ」をつくりたい、というのが、
この本を出版した理由だそうです。
夢を発見するきっかけ、やりたいことを始めるきっかけ、
自分のやっていることに納得するきっかけ、
きっかけになる魔法の質問の答えがすぐに答えが出てこなくてもいい、
大切なのは1日1分でもいいから自分に質問し、
答えを探し出す時間をつくること、なのだそうです。



質問力プロデューサーという聞きなれない肩書きが書いてありましたが
そのとおり、この本は、その「きっかけ」を作るための魔法の質問が
たくさん書かれています。

読んでいると、どの質問もわたしのココロに引っかかるものばかりで
そうだ、何かをすることを制限しているものは、
きっと自分のココロなんだろうなぁと感じました。

以下に少し引用しますが、
誰のココロにも『そっかぁ!!』っていう気づきが必ずあるのではないかなぁと思います。



『ちょっとした勇気があったら、成し遂げられそうなことは何ですか?』

ちょっとした勇気がでないばかりに、後悔したことはないだろうか。
勇気は誰もが持っているもの、それに気づくことができるのも自分だけ。
もうちょっと勇気があったらうまくいったかなと思うことをできるだけあげてみよう、
今度は必ず実行できるはずだから。



『あなたが完璧でなくてもいいからはじめたいことは何ですか?』

100%の自信を持たなくても、はじめてしまってもいいのである。
むしろその方がいい。
自分を信じて動き始めたことがすべての始まり。
まずは一歩踏み出そう。



『あなたを求めている人はどんな人ですか?』

あなたという人間はもっと必要とされている。
そんなあなたを求めている人のためにも
いまからできることに、まずは取り組んでみよう。



『あなたがあきらめる理由があるとすれば何ですか?』

なぜあきらめるのか。
大変だから。つらいから。嫌になったから。
そのあきらめる理由は、目標を達成するよりも重要度は高いかを考えてみよう。



『やりたいことのためにもっと時間を費やすためには、何をすればいいですか?』

結果=才能×時間の2乗
仮に才能がそれほど群を抜いていなくても
それに費やす時間が多ければ、結果はよくなる。
大事なのは、やりたいことを絞り、そこに持てる時間をどれだけ注ぎ込めるかだ。



『自分の夢を妨げる障害は何ですか』

「夢と勇気とわずかなお金」はチャップリンの言った言葉。
やりたいこともあるし、夢もある。
ほんの少し足りないもの、それはたぶん、勇気。
夢を実現するために、一歩踏み出す勇気。



『あなたができることで、他人が一人でも喜んでくれそうなことは何ですか?』

立派なことでなくてもいい。
あなたにできること。
それを喜んでくれる人が世の中にひとりでもいれば
あなたは自信を持っていいし、もつべきだ。
だれもとがめはしないのだから。



『あなたがお金を払ってでもやりたいことは何ですか?』

「働くこと=お金をもらうこと」=自分のやりたいこと とは限らない。
自分がやりたいことを見つける方法として
お金を払ってでもやりたい事を考えてみる。



『あなたはどうすればつらいときにも楽しめますか?』

大変なときだからこそ、余裕を持って楽しみを見出す。
そうしてはじめて本当の力が発揮できる。
つらいときに笑顔になれるかどうか、
それが、自分に備わる「根っこの力」を引き出すカギ。



『あなたの前にはいま、どんな壁が立ちはだかっていますか?』

失敗したらどうしようという壁、
どうせ私には無理だわ、という壁、
壁を作っているのはあなた自身。
やり遂げられなかったことの言い訳はしない。
できなかったらどうしよう、というマイナスの言葉は口にしない。



『自分のどこを変えたいですか』

相手を変えることは容易ではない。
相手を変える一番の方法は、自分を変えること。
相手を変えようとする前に、まずは自分のどこを変えられるかを考える。



『あなたが夢に近づくための口癖は何ですか?』

行動を止める言葉ではなく、
行動を加速させる言葉を使おう。



『あなたの周りに偶然起こったいいことは何ですか?』

偶然起きること、それは運がいいのではなく、
たまたま起ってるわけでもない。
偶然を偶然と思わず、必然と思うことで
いいことがどんどん連鎖していく。



こうして書き出してみると、すべてが自分にとって必要な言葉のように思いました。
自分が一歩を踏み出すには、ちょっとした勇気があればいい。
そして、それが、自分にとってどれだけ大切なことか、
ほかの何をおいてもやりたいことか、つらいけれどそれでもがんばれるものか。

こうして自分に問いかけてみると、
本当に大切なものが何なのかが見えてくるような気がしました。

自分には、あと一歩のちょっとした勇気が必要かも!って感じたときに、
お勧めの一冊です!

  

成人の日

2008-01-14 | にっき
今日は成人の日でした。
こちらは快晴のよいお天気で、
鮮やかな振袖姿の新成人の人をたくさん見かけました。



今年成人になった人を対象に行われたアンケート調査で
「自分の未来」についてどう考えているか尋ねたところ、
「明るいと思う」と前向きに回答した人は43%、
「暗い」を大きく上回ったそうです。

一方、「日本の未来」については、「暗い」という悲観的な回答が約47%、
「明るい」の9.1%を大きく上回ったということです。

「将来の夢」については、
将来の夢が「ある」と回答した人は63%、
「今のところない」と回答した人は25%で、
自分の将来には夢もあり希望を持ちつつも、
社会にはあまり期待していない様子がうかがえる結果となったそうです。

社会にはあまり期待できないのに、自分の未来は明るい!って答えるっていうのは
どこからくるのだろうかなぁ、って思ってしまいましたが、
社会がよくなくっても、自分で未来は切り開ける!っていう自信でしょうか?!



また、「理想の大人」がいるかという質問には、
「いる」と回答した人は50%と半数を占め、
全体では理想のおとなは、「父親」が41%で最も多く、次いで「母親」35%、
「教師や教授」29%となったそうです。
身近な人に理想像を見ている若者が多いっていうのは、少し意外な感じもしましたが、
なんだかうれしくも思いました。

このほか、20歳になって嬉しいと思うことについては、
「お酒が飲める」が52%で最も多く、次いで「選挙で投票できる」が34%、
「一人前の大人として見てもらえる」が29%だったそうです。



また、「時」に関するアンケート調査では、
『あなたが社会に出て現代社会を生き抜く上で、必要だと思うのは「○○力」?』
と聞いたところ、
男女問わず「洞察(空気読)力」との答えが目立ったそうです。

実社会で「空気が読めない(いわゆる“KY"ですね)」は通用しない、
と考えているようで、
さらに、男性はうまく世渡りするための「適応力」も必要で、
女性はストレスに負けない「忍耐力」も大切との意見だったそうです。

自己中心的になりやすいといわれている若者たちも、
社会を生き抜くためには、まわりの状況に柔軟にあわせることが必要だと感じているということですが、
なるほどなぁ~と思いました。

KYは流行語にもなっていて、職場で何気なく話していても最近よく出る言葉です。
わたしはどちらかというと空気が読めないタイプで、
まわりを唖然とさせることもあるので、気をつけないといけません!
『適応力』『忍耐力』は、社会人には必須ですね!



また、将来に向けて自分を磨くために今一番力を入れていることを聞いたところ、
男女とも「語学・資格取得」が1位。
2位には「人脈づくり・友達づきあい」だったそうです。

将来に向けた自分磨きに余念がなく、
具体的に何に、ひと月○時間・○円使うか聞いたところ、
月に30時間(1日1時間)、投資額としては1万円以下が7割と、
安く賢く時間とお金を活用しているということです。

自分に投資するというのは、お金も時間もかかるので大変なことだと思いますが
絶対に必要なことだと思います。
そして、友達というものも、何ものにも変えがたい存在なので、
大切にしてほしいなぁと思います。



あなたが増やすべきだと思う時間、減らすべきだと思う時間は?という設問に対しては、
増やすべき時間は「勉強時間」が39.3%でダントツ1位、
4割近くの新成人が、将来に向けてもっと勉学に励みたいと考えているのだそうです。
減らすべき時間の1位は「暇な時間」が18.6%、
次いで「パソコンを使う時間」が17.4%、
女性では「食べる時間」を減らしてダイエットをしたいという意見もあったそうです。

若者が、こんなに勉強したいって考えてるというのは、
私としては少し意外でしたが、将来の自分は明るいと考えるには
それなりに努力をしてるのだなぁと感心しました。



また、20代の今の1日を預けて、将来1日だけ20代に戻れるとしたら何歳のとき?という設問には、
男女とも「60歳代」(27.9%)と答え、
その使い道は「友達と騒いで遊ぶ」(23.8%)と、とにかく若さにまかせて遊びたい!という声が多く集まったそうです。
2位は「目いっぱい体を動かす」(10.7%)、「恋愛する」(8.1%)と続き、
若さの特権を60歳代で使いたいとの声が集まりました。

20代の若さを60代で取り戻せることができたら、
1日限定だったらなおさら、目いっぱい遊ぶっていうのは、ありですよね!
20代は健康的できらきらと輝いてるイメージがありますから!!



自分が成人したときは?と考えると、
こんなに立派な意見は持っていなかったなぁと思います。
自分が今日からもう大人なんだ!っていう自覚も
すぐには実感がなかったように思いますし、
お酒が飲める、選挙権が得られる、というのも、特にうれしい出来事ではなかったような・・
私に比べると、新成人の多くは、ずいぶん立派だなぁと思いました。

今日から大人の仲間入り、といわれても、なかなかすぐには実感はないかもしれませんが、
20歳になったら、社会はその人を大人としてみます。

適応力や忍耐力、そして人への思いやり、優しさを大切にして、
これからもっともっといろんなことを学んでいってほしなぁと思います。

人生ずぅ~~~~~~~~~っと勉強ですもんね。

新成人になられた皆さん、いっしょにがんばりましょう。

  


幻の水晶ペンダント

2008-01-12 | こころ
新しい年の始まりなので、お守りを買おうかなって思いたち、
お正月休みのある日、以前パワーストーンを買ったお店に行き、
水晶のペンダントを買いました。

いろんな種類の中から、迷った末に、ころころした球形で、
少し装飾を施したようなかわいいタイプのものをひとつ買いました。
水晶って言っても値段はそんなに高くないのですが・・・



ほしかったものを買うことができて、うれしくなって、
自分で車を運転しながら、その水晶を運転席の前のダッシュボード(?)の上において
うれしげに眺めながら帰っていたのです。(おばかです・・・
カーブで曲がった瞬間、そのペンダントが排気口の中に・・・
一瞬の出来事でした。。

『あっ!!』っていうまもなく入ってしまい、どうすることもできませんでした。。
そんなところにおいてる自分が一番いけないのですが。。。

せっかく、新年のお守りに、と思い購入したので、
家に帰って、ピンセットを使ったり、針金を釣り針状にしてみたり、
先に磁石をつけたり、掃除機で吸い込んでみたり。。。
あれこれと必死で試みましたが、結局、取れませんでした。。

仕方なく、車やさんにいって尋ねてみましたが、
ハンドルもはずして全部分解しなければ無理とのこと。。
あきらめきれずに、ディーラーにも行ってたずねてみましたが、
やっぱりおんなじ答えでした。。



分解する費用のほうが高かったので、結局はあきらめることにしたのですが、
以前の私だったら、かなりショックで、しばらく凹んでいただろうなぁと思います。

お守り系、占い系っていうものって結構信じてしまうタイプなので、
せっかく新年の始まりに買ったお守りを、一度も身につけることなくなくしてしまったら、
『今年はあまりよくない年なのかなぁ』、とか、
『何か悪いことの前兆かなぁ』、とか、
悪いことばかりを想像して暗い気持ちになっていたと思います。

でも、なぜか今回は、私は今までほどには落ち込んでいないのです。。。



正直言うと、わたしは、落ちてしまったペンダントは、
『絶対に取れる!』って思っていました。
何の確証もないのですけど(最終的には取れなかったのですが)
だから、一生懸命自分で考え得る方法を必死で試したのです。。。

だから、『自分でできるだけのことはやった!それでだめだったのだからあきらめよう!』って思えること。

そして、きっとこれからは、車にずっと水晶を乗せてるんだから、
水晶が守ってくれて、事故は起こらないんじゃないかなぁ、
なんて楽観的に思えること。

そして、自分の単純な不注意が原因なので、
これからは単純なミスはしないぞ!って教訓(少しオーバーですが。)を学んだこと。

そしてディ-ラーさんいわく、水晶が引っかかってしまうと、
有無を言わさず分解して取り出さなければならなくなるとのこと、
それが今回はどこにも引っかかっていないので分解しなくてもすんでる、
っていうことは、これは『ラッキーなことなんだ!』って思えること!



少し日数が経っているのでこう思えるのかもしれませんが、
それでも、起きてもいないのに悪いことばかり想像して不安になったり、
すぐに落ち込んで暗い気持ちになってしまうような今までの私とは
ちょっと違う、かな?って思います。

現実に起こってしまった事実は変えられない(仕方ない)、
それを自分がどんな風に解釈して、
どんなふうに次に生かせるか、それが大切なんですよね!

ネガティブな考え方をするか、ポジティブな考え方をするか、
それはきっと自分次第なんですよね。
そして、その考え方ひとつで、自分が楽になったり苦しくなったりする。

それが、次へとつながるかどうかも自分次第なんですよね。。

私が買った水晶のペンダントは幻のペンダントになってしまいましたが
私にいろんなことを教えてくれました。

『ありがとう、感謝します』


  

追記
私は、本当にどじであわてものなのです。。
でも、皆さんのコメントで、これは絶対によいことだったんだ!
って思えてきました。
そうなるにはそうなる理由が、何かきっとありますもんね!!!

でも、これからはもっといろんなことに気をつけるように注意します。
ほんとうにありがとうございました! 




あせらずゆっくりと・・・

2008-01-10 | こころ


モノクロな色合いの冬の季節、
さざんかのピンクは、冷たい空気の中で、より鮮やかに見えますね。

太陽の光をあびて、輝いています。。

  

  

年末年始の長い休みがあったので、お仕事もしたいかな、なんて記事に書いたら、
そのとおり、怒涛のように忙しい毎日がやってきました。
年明け早々、予想外の仕事が飛び込んできまして、
かなり、アップアップしている状態です。。

私はほんとにあわてものなので、焦るとミスが倍増するため
本当はじっくりとあせらずに片付けていきたいのですが・・・だめですね~
気持ちばかり焦ってしまって。。。。

しかも、焦ってしまうと、つい口調がきつくなったり、
何か質問されても、冷たく答えてしまったり、
『この忙しいときに~~~』なんて、つい思ったり。。。

 

『忙しい』は『心を亡くす』って本当ですね~
忙しいと、優しい心をなくしてしまいます。。

こういうときは、少し開き直ることも必要で、
『だいじょうぶ!!きっとなんとかなるさ!』って気持ちで
焦らずに、どんっとかまえると、ココロに余裕もできて
人にも優しくできますよね!

青い空を見て、きれいなお花を眺めて、
すぅ~~~~~~~~~っと、深呼吸したいと思います!

  

貧困と飽食と・・・

2008-01-08 | こころ
年末年始のお休みに、録画したままなかなか見ることができなかったドラマなどを
見ることができました。

NHKスペシャルワーキングプアIII ~解決への道~ 「ワーキングプア」
この番組もずいぶん前に放送されたのですが、やっと見ることができました。

これまで、Ⅰ、Ⅱと放送されて、「ワーキングプア」という言葉ももう聴きなれない言葉、
ではなくなったように思います。

「ワーキングプア」とは、正社員並みにフルタイムで働いても、
ギリギリの生活さえ維持が困難、もしくは生活保護の水準以下の収入しか得られない就労者の社会層のことだそうです。



生活保護水準以下で暮らす家庭は、日本の全世帯のおよそ10分の1の
400万世帯とも、それ以上とも言われているのだそうです。

景気が回復したと言われていますが、
原油の高騰でいろんなものがずいぶんと値上がりして
まったく景気が回復したような実感はないなぁという気がします。

都会では“住所不定無職”の若者が急増し、
大学や高校を卒業してもなかなか定職に就けず、
日雇いの仕事で命をつないでいる人は多く、正社員は狭き門で、
3人に1人が非正規雇用で働いているそうです。

派遣社員という言葉ももうずいぶんと定着していますが、
派遣社員になりたくてなっている、という人はほとんどいないのではいないのではないでしょうか。



この番組の中で、30歳過ぎの男性の方が紹介されています。
前回も紹介され、以前は路上生活をしていた彼のその後を追っています。

彼は、以前はコンビニなどのゴミ箱から古本を拾って1日400円くらいで生活していたそうですが、
今は、同じホームレスの仲間に仕事を紹介してもらい、路上清掃の仕事をはじめたということです。

以前は、お風呂も公園などのお手洗いでざっと流す程度、
食事も一日一食だけだったそうですが
今は、ちゃんと銭湯に通い、
食堂で、大盛りのあったかい白いご飯が食べれるようになったということです。
あったかいご飯を食べる様子を見て、なんだかとってもうれしくなりました。

彼が、番組の最後で話した言葉、
『今までは人を信じることができなかったけれど、
今は人を信じることができる』

涙ながらに言葉を詰まらせながら話す彼の姿を見て、
わたしも波が出てしまいました・・

『あなたを必要としている人は必ずいます、だから、がんばってください!』って
エールを送りたい気持ちになりました!



働いても働いても豊かになれない…。どんなに頑張っても報われない…。

そんな風に思っている人は、きっと少なくはないのだと思います。
でも、人は、ただ食べるために働いているわけではなく、
もちろん食べるため、生活するために働いているけれども、
ただそれだけで働いているのだったら、
人はいつか疲れてしまって働けなくなってしまうのではないでしょうか。

『働くということは、人の尊厳にかかわること』、
とナレーターの方が言われましたが、
人は働くことによって、人とのかかわり、人の優しさ、
自分が社会の一員であるという実感、
自分が誰かの役に立っている、誰かに必要とされているという自信や満足感、
それらがあるからこそ、がんばって働くことができるのではないかと思います。。。

働くことの意味は、本当は難しいことではなくって
もっと単純で、もっと純粋なものなのかもしれません。。



そして、この番組を見た後で、たまたま『大食い対決』というような特別番組が放送されていました。
この番組を見て、ワーキングプアの実際とのあまりの落差に憤りを感じずにはいられませんでした。。

こんなに多くの食べ物を食べなければ生きていけない、というわけではないでしょうに・・
豪華な食事、有り余る量の食べ物・・
食べ物を無駄にしているとしか思えなくって。。
これらをもっと何か別なものに有効に使えることはできるのではないでしょうか。。。

貧困と飽食のあまりの格差に、
なんだかなぁ、ほんとうにこれでいいのだろうかと思わずにはいられませんでした。。

なんだか考えてしまう対照的な2つの番組でした。。。
両極端な日本の姿なのかなぁ~って。。。

新年早々・・・、いえ、新年早々だから、考えてね、って
私に見る機会をくれたのかなぁと思いました。。。

  

ありがとう、さようなら

2008-01-06 | こころ
金曜日から仕事始めでしたが、新年早々余り人も訪れず、静かな仕事始めでした。

明日からが本格的に今年の仕事開始です!!

年末年始、ゆったりと過ごしてしまったので、
また慌ただしく忙しい毎日がやってくることもちょっと楽しみなような・・・
ってほどではないですが
それでも、長くじぃ~~っとしすぎると、お仕事したいな!って気持ちになっています!


『ありがとう、さようなら』 瀬尾まいこ (著) を読みました。

瀬尾さんの本は、『幸福な食卓』『強運の持ち主』 『図書館の神様』
『優しい音楽』 『天国はまだ遠く』などなど読んでいます。
ほのぼのとあったかいタッチのものが多く、好きな作家さんです。

瀬尾さんは、現役の中学校の先生をされているんですよね!
この『ありがとう、さようなら』 は、瀬尾さんが勤める中学校の
生徒さんとの日常を描いた心温まるエッセイです。

学校の先生をされながら小説を書くというのはとっても大変なことだと思いますが
先生をされているからこそのいろんな発見や想いを綴ることもできるのだろうなぁと思いました。

このエッセイの中では、つらいことや苦しいことはあまり登場してきません。
実際の現場でそういうことがないってことはないのだと思うのですが、
つらいことも、くすっと笑えるようなさりげないかわし方で描かれているし、
それ以上に、生徒さんたちの生き生きとした姿やかわいさ、
大人以上に大人な発言や、そしてとっても純粋なココロ、
生徒さんの先生に対する愛情や想いが描かれていて、
『先生っていいなぁ~』って単純に思ってしまえるような、
そんなほのぼのとした印象があります。

つらいことも多いからこそ、みんなでひとつのことをやり遂げたとき、
同じ感動をみんなで分かち合うことができた時の喜びは、変えがたいものなのでしょうね。

キラキラした目をしている子どもたちに出会えるって
やっぱり素敵だなぁ~~って思います。



私の家族や友達にも教員をしている人はいて、それぞれに本当に大変そうです。
私の友人は、この瀬尾さんのようにエッセイとして書いたりはしていませんが、
クラスのブログを公開して、クラスの様子や自分の思い、
保護者に対するお知らせなどもブログを通じて発信されています。

先生の一生懸命な姿も、生徒思いの様子もとてもよく感じられ、
また生徒や保護者の方からのコメントで、その先生に対する思いも伝わってきます。


小学校・中学校のころというのは、先生の影響を強く受ける時期で、
どんな先生に出会うかということで、将来を大きく左右することもあります。

いい先生だなぁ~、素敵な先生だなぁ~という思いから、
将来自分も学校の先生になりたい!っていう夢につながる場合もあります!
また逆に、その先生と出会うことによって、学校がいやになる、というようなことになる場合もあります。

先生という職業は、本当に大変なお仕事なんだと思います。



この、『ありがとう、さようなら』というタイトルは、
生徒からいろんなことを教えてもらい、毎日をワクワクどきどき過ごせてもらったことに、『ありがとう』
そして必ず来る別れのときの『さようなら』なのでしょうか。

『ありがとう』と『さようなら』を繰り返しながら、先生はずっと先生をしていくのかなぁ、なんてそんなことを思いました。
その中で、得るものはとっても大きいですよね!

私は先生ではないけれど、
先生っていう職業でなくっても、やっぱり
いろんな人と出会い、そして別れ、
『ありがとう』と『さようなら』を繰り返しながら歩いていくのかなぁと思います。

それが人生そのものなのかもしれませんね。


Reスタート!!!

2008-01-04 | こころ
2008年1月1日元旦のローカル新聞に、
キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 の著者、
上大岡 トメさんのコラムが掲載されていました。

この本や、『スッキリ!―たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法』
も読みましたが、簡単に自分を変える方法が満載で、とっても好きな本です。



上大岡さんは、
一度しかない人生、自分の背中を押すのは自分しかいない。
道は、『やるか』、『やらないか』の2つしかない、
どっちの道を歩んでる自分が好きだろう、と具体的にイメージして考えるそうです。

そして、34歳で一念発起して柔道の黒帯をとり、
もっと新しいことに日々挑戦したいと、
英語でエッセーを書く、スキューバライセンス取得など
これからもいろんな目標を立てておられるのだそうです!

『キッパリ!』では、自分を簡単に変えるという大きな目標に向かって
簡単にはじめられる60の方法を紹介しており、
その中で反響が大きかった5つは

脱いだ靴はそろえる
人と比べない
口癖を変えてみる
1日10回『ありがとう』という
迷ったときは、勇気がいるほうを選ぶ

だったそうです。

どれもとても簡単にできそうで、でもなかなかできない、そんな事柄だなぁと思いました。



そして、何をやってもなかなか長続きしないという人について、
三日坊主は当たり前、何で長続きしないんだろうと自分を責める必要はないんだよ、
って言っています。

長続きするコツは、まずは挫折してもまたはじめることだそうです。
それを繰り返していると、だんだんと結果が出てきて気持ちよくなるから、
長続きするようになる!!のだそうです!

仕事でも習い事でも「壁」にぶつかる局面は必ずあるけれど、
そういうときは、『昨日と違うことをする』といいのだそうです!

メークや髪形を変える、昨日よりちょっと早起きをするなど、
そんな小さなことでいいのだそうです。

大きな変化は小さな変化からはじまる!!!
大きな目標を漠然と立てるのではなく、具体的にやることを洗い出す!
これが大切なのだそうです!



去年は、自分でなかなかうまく物事をこなすことができなかったなぁ、
何をやってもだめだったなぁ。って思う人がいたら、
この新しい年の始まりに、仕切りなおしのReスタートをしてはどうでしょう!!

人はいつでも、いくつになっても新しいスタートをきることができるんですよね!

わたしも上に書かれているような小さな目標を考えてみました。
ちょっとおんなじ様な感じになりますが・・・

1日10回以上『ありがとう』という
人と比べて、落ち込んだり、ひがんだり、怒ったりしない
口癖は『ありがとう』『感謝します』『ラッキ~』に変える
迷ったときは、『自分がイメージできる自分』のほうを選ぶ
自分がそうなりたくないと思うことは、思わない!イメージしない!

こんな感じでしょうか!
書いてみると、なんとなくできそうな気がしてきました。

今日から仕事始め!
新しい年の始まりに、Reスタートいかがでしょう!


       

初詣

2008-01-03 | にっき


島に帰って、近くの神社に初詣に行ってきました。

神社から眺める輝く海、キラキラとしてとてもきれいです。。



大きな石の鳥居を抜けると、長い長い階段があって、
その上に、お社があります。




破魔矢やお守り、おみくじがあったので、
おみくじをひいてみました!!

今年の運勢やいかに!!!


運勢 吉

運気盛んにしてことをなすによいけれど
万事細やかに気をつけて
一度思い定めたことはわきめもふらず一心になさい
何事も成功します

願望  おそいが思い通りになる 吉
学問  努力すればよろし
争事  心和やかにして吉





なぜか、母がわたしのためにおみくじを買っておいてくれたので、
母にもらったおみくじも開いてみました。


運勢 中吉

初めは憂きことあれど後吉
深く嘆き悲しまず身を慎んでおれば後は万時思いのままになります
あわてさわぎ心乱れると災これより起きる事あり
心静かにしなさい

願望  おそいが後に叶う 口舌を慎みてよし
学問  早目に目標を定めよ
争事  控え目にして吉



なるほどぉ~~~~
運勢はそんなに悪くないけれど、私のようにおっちょこちょいな人は
あせらず注意して進みなさい!ってことでしょうか。

思ったことは、わき目も振らず一生懸命がんばりなさい!
努力すれば、時間はかかっても、後で必ず成功する!!!

わぁーー!とってもチカラ強い言葉ですね!!
なんだかうれしくなってきました。

何事にも、腹を立てず、ココロ穏やかにして、
そして、思うことは一生懸命に努力して、
この1年を乗り切っていきたいなぁと思います。