今日、職場で、セクハラ防止のための研修会というのがありました。
とってもパワフルな女性講師の方で、
1時間半があっという間の研修(講演)でした。
その方は、医療法人の立ち上げとか、企業の新入社員研修とか
その他マナーアップ研修などを多く手がけておられる方らしく、
とってもはきはきとした話し方で、わかりやすい事例も多くあり、
興味深いものでした。
セクハラというと、男性から女性への(最近は逆の場合もあるようです)
性的嫌がらせだけにとどまらず、
仕事へのプレッシャーなどパワーハラスメントなども含め
多くのことを含みます。
研修の内容は、いわゆるセクハラ防止のお話だけではなく、
女性が社会で働くために、いかに努力をしてがんばっているか、
というお話に重点がおかれていたように思います。
働きやすい職場とは、どんな職場か。
ひとりひとりの個性と能力が生かされ、前向きに働ける職場、
お互いを認め合えることができる、相手を大切に思う心。
就職先を自分で選んで、自分の望む職場に就職しても
同じ職場で働く人を、自分で選択することはできません。
また仮に、たまたま最初は自分の望む人たちに恵まれたとしても、
異動や転勤などで、自分と相性の悪い人と同じ職場にならないとも限りません。
だからといって、その人がいやだから、仕事をしません、できません、
とは言えないですよね。
なんとか努力して、自分の気持ちに折り合いをつけながら、
よい関係を築いていかなければ、自分も相手も辛くなります。
4月後半から6月最初くらいまで、自分としてはかなり忙しく
精神的に少し余裕のない日が続いていて。
なのに、上司が、こちらが言い終える前に、1から10まで、
頭ごなしにがみがみがみがみ怒るので、
『もう!!!!!、この人の顔は見たくない、声も聞きたくない、
同じ空気を吸いたくない』っていうような
ひどい気持ちを持ったりしたこともありました。
仕事が落ち着けば、それほど追い込まれることもないのですが、
とにかく忙しいときには自分の心の余裕が持てなくて。
情けないのですが。。
でも、今日の研修の中のお話で、
『自分とはあわない嫌な人とも一緒に仕事をしなければいけないけれど、
その人と一緒に仕事をすることになったのも縁
、
縁があったからこそ、一緒に仕事をすることになったのだから、
その縁を大切に思って、相手のことを大切に思い、認める努力をすれば、
相手も心を開いてくれて、相手も自分を受け入れてくれる、
そうすれば、人は変わることができる。
家族よりも多くの時間を一緒に過ごす人と、
できれば楽しい時間が過ごせるようコミュニケーションを計ることが
快適な職場を作る方法』って、言われました。
ほんとにそうだなぁ~って思いました。
あの人が嫌いだ、いやだいやだ・・って思いながら時間を過ごしても、
よい事は何もありません。
何かの縁があって、一緒に仕事をすることになったのだから、
その縁を大切に思い、よい縁にしていかなければならない、って。
この前このブログでも書いた『縁』が、この研修の中にも出てきて、
ちょっとびっくりしました。
今は、何かの『縁』に導かれてる時期なのかなぁと、
また思った1日でした。