パーキンソン病と聞いて浮かぶのが「アキネトン」。今で言う神経内科からの処方を受けてた薬剤師の現役時代、一番多く取り扱った薬かもしれない。パーキンソン病の治療薬とはいうものの、私が調剤していたのは、パーキンソン病患者に対してではなくて、神経症状改善の為に投薬していた薬の副作用防止を目的に処方されたものを投薬していた。私も、先日、「ロキソニン」と「ミオナール」の処方を受けたが、同時に胃炎防止にと「ムコスタ錠」が投薬された、その、ムコスタ錠みたいなもの。(作用機序的にはまったく意味が違いますが、、、)
で、今日の日経にパーキンソン病患者への朗報があった。東大の研究チーム(教育生理学山本義春教授 神経内科学郭伸助教授)の成果。ある特殊な微弱電流でパーキンソン病患者の脳を刺激すると運動症状が改善されるという。薬が効かない症状をも改善したという点と、体への負担が少ない、という点で実用化の大きな期待がされている。
その昔、パーキンソン病が生化学的に何が原因かを突き止めた頃にあった本当の話が映画化されているのを思い出した。「レナードの朝」と訳されているが本当のタイトルは「AWAKENINGS」。脳内のドパミン減少が原因であればその前駆体であるL-Dopaを病患者に投薬すればいいじゃないか、と重度のパーキンソンに投薬。すると、これまでしゃべる事すらできなかった患者達が奇跡的な回復をとげる。が、その後またもとの沈黙に戻っていく。
脳の話題は当分尽きる事がなさそうだ
人気blogランキング
で、今日の日経にパーキンソン病患者への朗報があった。東大の研究チーム(教育生理学山本義春教授 神経内科学郭伸助教授)の成果。ある特殊な微弱電流でパーキンソン病患者の脳を刺激すると運動症状が改善されるという。薬が効かない症状をも改善したという点と、体への負担が少ない、という点で実用化の大きな期待がされている。
その昔、パーキンソン病が生化学的に何が原因かを突き止めた頃にあった本当の話が映画化されているのを思い出した。「レナードの朝」と訳されているが本当のタイトルは「AWAKENINGS」。脳内のドパミン減少が原因であればその前駆体であるL-Dopaを病患者に投薬すればいいじゃないか、と重度のパーキンソンに投薬。すると、これまでしゃべる事すらできなかった患者達が奇跡的な回復をとげる。が、その後またもとの沈黙に戻っていく。
レナードの朝ソニー・ピクチャーズエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
脳の話題は当分尽きる事がなさそうだ
人気blogランキング
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます