ご近所だったおじさんが亡くなりました。
大学は理系だったそうですが
私の目から見ると文系。
退職してから
油絵をかいたり
俳句をよんだり
それを書にしたり。
家は日本家屋で丁寧に手入れして
どこをみても居心地の良い家でした。
西側に本棚があるお部屋
ご自分で剪定をし手入れをしていたお庭が見えるお部屋
奥さんを1月になくしてすぐに、
体調が悪く一人では住めないので関東の
息子さんの住んでいる近くの施設に移って、
3月下旬に後を追うように亡くなりました。
油絵も俳句も書も
私 好きでした。
沢山の本、 絵、 書が飾られた部屋。
家全体が芸術作品のようでした。
私にお金と永遠の命があるなら買い求めて
「ある芸術家の家」として
保存しておきたいほどですが
そんなことは叶わないことです。
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今日 お葬式でした。
「『もう少し 後に来てくれても良かったのに』
って奥さん言っているかも知れませんね」
ある男性がいいました。
葬儀の時に手作りっぽい句集が
何冊も並んでいるのを初めてみて
そういうこともしていたのだと
驚きました。
奥さんには注文が多い方でした。
特に食べるものについては。
絵を見たときに、「どの絵が好き?」と聞かれることがありますが、あれもいいかな、これもいいかなとはっきりしない私はこれを読んでぐっときました。
Mおじさんにお会いできたことはよかったですね。
お母様が書いた襖絵、
遠方でも「便利屋さん」などに頼めば
襖からはずして
くるくるっと丸めて送ってもらえるかも
知れません。
他人から見たら何で見ないようなものでも
思い入れがあるものには
価値が生まれます。
そういうものを大事にしたいですね。
私 高尚でないです。
趣味は新聞切抜きで、私の部屋は紙だらけです。
整理整頓が出来ません。
それで本も額に入った絵も色紙の絵も飾り物も
沢山あるのに片付いているMおじさんの生き方に
ひかれるのです。
Mおじさんはご自分が好きなように庭も部屋も整えていて
奥さんは献身的に使えていらっしゃいました。
奥さんがいるからそういう風に出来たのであって
奥さんが亡くなってしまうと
生きるエネルギーがなくなったのかもしれません。
近所にそういう方がいらっしゃたのは、いいですね~~
亡き母が、絵が好きでおばの家の襖に、花の絵を描いてました。
その叔母も昨年なくなり、家の処分をしなくてはなりません。
襖の絵だけでも、とっておきたいところですが、遠方で、そうもいかないのです。
記事を読んで、ちょっとそんなことを思い出した次第です。
俳句や油絵と高尚な趣味な方でしたか、林さんと合うのでしょうね。
ブログの風の備忘録が気になり、目立ちました、私とは全く違う高尚な方と思いましたが、マっいいかなと、コメントを入れています・・・こんな性格も有りの私です^^)。
夫婦は2年以内に追う様に亡くなるのは仲良い証拠と言われていますが、とても良かったのですね!