カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

アメリカの醜聞 18 訴訟と辞任

2017年02月17日 03時06分56秒 | 海外

米大統領トランプ関連の話題が絶えません。


対トランプ訴訟、就任わずか14日で50件超に

ドナルド・トランプ米大統領の就任以来、同大統領を相手取って起こされた訴訟の件数はすでに50件を超えている。就任からわずか14日で、過去3代の大統領たちの平均件数の10倍に達したことになる。:Forbes JAPAN 2017/2/13


日本での犯罪白書によると

50%以上が不起訴になっていますが、犯罪の種類によっては不起訴率は大きく異なります。:弁護士費用 


韓国人の訴訟好きは知られています。

もともと詐欺などが多い国ですから、別に告訴すること自体が間違っているとは言いたくないですが、実際の起訴率は非常に低く、どこのデータを見ても 20~25%にしかなりません。その分、誣告(ぶこく)が多いという意味です。

しかも、偽証で起訴された人の数が、日本の数百倍で、年度によっては 600倍を超えたりします。相手が気に入らないから、取りあえず告訴し、嘘をついてでも(偽証してでも)落とす!という心理が見えてきますね。:P.49-52 シンシアリー「韓国人による恥韓論」扶桑社2014年6月10日初版第7刷発行 

誣告(ぶこく)というのは、わざと事実を偽って告げることのようで、事実の解釈で難しい場合がありますが、それ以前の「明かな偽り」と分ること、のようです。

トランプに対する告訴の数は上記引用通りですが、実際に受理されたものかどうか分からないものの、多そうですね。 


フリン米大統領補佐官、ロシアとの協議めぐり苦しい立場に

一部当局者の間では、フリン氏は危機に直面しているものの、直ちに大統領補佐官のポストを失うことはないとみられているという。:朝日新聞  2017年2月13日 


とされていましたが、一転して 

米安保担当補佐官が辞任=トランプ側近のフリン氏-就任前、ロ大使と制裁協議時事ドットコム 2017/02/14-16:23 


補佐官就任前に、ロシア大使と「対ロシア制裁」について話し合ったのではないかという疑惑に対して、最初は疑惑を否定していて、就任前のペンスも擁護していたとのことですが、その後フリンは「制裁の話題が絶対になかったという確信はない」と後退しました。

ロシアも最初、そんな話はなかったと言っていたはずですが、アメリカの議員からは、ロシアに弱みを握られたのではないかと追究されたようで、最終的には辞任に至ったようです。

以上のように、フリンが辞任したからといっても、不倫(ふりん)が原因でないことだけは明白なようです。←なぜ、小さい字にしたんですか(笑)。 


さて次の辞任者は誰なのか、そもそもトランプが多くの訴訟をかかえていて、もうウンザリと言って、政権を投げ出すかも知れませんね。

と思っていると、労働大臣に内定していて近く議会での承認を前にしていたパズダーが就任を辞退したとのニュースがありました。 


もう一つおもしろい話があります。

トランプの1つと2つ

  • 中国関係

香港やマカオなどが中国に返還されて、政治体制はそのまま1国2制度とされましたが、それは中国自慢のだまし作戦で、いつの間にか1国1制度になりつつあるようです。

一方台湾が、中国の領土であり「1つの中国」のはずでしたが、トランプは台湾を別枠に考えているようで、1つの中国を尊重するとはしていますが、本心は異なるようです。

私は昔から「歴史をふり返ると、台湾へ逃げ込んだ中国人は多かったけれども、台湾がもともと中国の領土だった、という歴史はなかった」と考えてきましたし、今もそうです。

中国人が得意とする言動ですが、沖縄も、ハワイも、そして月や火星なども、中国固有の領土だとする仰天の主張をするに違いありませんので、その時みんなで一緒に笑いましょうね(笑)。

  • パレスチナ関係

将来「パレスチナ国家」が誕生すれば、2国家が共存する構想だったようです。つまり2カ国が1国家

事実、各国がイスラエルのテルアビブに大使館などをおいていてここが事実上の首都だったようです。

しかしトランプになってから米大使館をエルサレムへ移転しようと考えているらしい。実際にはまだ実現していませんが、移転するということは、米国がエルサレムを首都とみなすということでしょうか。

これはかなりの営団ですが、テルアビブ~エルサレムは50kmほどあるようですから、英断地下鉄はむりですか。あ、そうそう、今は東京メトロと改称しましたか。

リーダーシップ」と「傲慢」の違いは、どこにあるのでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。


北朝鮮の醜聞19 金正男の暗殺(その2)

2017年02月17日 02時28分46秒 | アジア

昨日の当ブログ「北朝鮮の醜聞18 金正男の暗殺」(2017年02月16日 11時43分35秒)の最後尾で

2017/02/16 07:00 のNHK総合ニュースで、現地に駐在しているNHK職員が、本日の地元マレーシアの新聞を拡大して見せていました。そこに映ったのが写真かイラストか、はっきりしませんが、女2人に囲まれた男性の姿があり、こういう風に女に毒殺された、と臭わす内容でした。

と述べましたが

現地ストレーツ・タイムズ社のHPにもなく、一生懸命にさがしたのですが見つからず、裏が取れていませんでした。

今回、裏が取れたかどうか分かりませんが、同じ写真(手書きイラストとの合成か)を見つけましたのでご紹介します。必要ならばリンク先を御覧になって、皆様が「これが事実かどうか」を判断されますように。


 「犯行は5秒足らず」新たに男も1人拘束  ・・・・・・

 地元メディア「ニュー・ストレーツ・タイムズ」によると、実行犯である女の1人が正男氏の行く手をふさぐと同時に別の1人が後ろから首を絞めて身動きを取れなくして毒をかがせた。襲撃は5秒足らずだったという。

日本テレビ系(NNN) 2017年2月16日 20:12 


まだ

上記が「写真+イラスト」の合成画像かどうか、はっきりしませんが、驚くべき瞬間ですね。

中国人観光客が安全なはずの日本の空港でも、もう習慣のように「キョロキョロ」とあたりを見回して「自分たちの話を聞いている密告者や敵」が近くにいないかどうかを確認している光景が見られるようですが、その意味が分ってきたような気がします。空港というのは危ない場所なのですね!

マレーシアが

シンガポールと同様に中国と深い関係があることは分っていますが、北朝鮮ともそうらしく、今回の事件で「北朝鮮のど厚かましい要求」を前にして、その取り扱いに憂慮しているようです。

マレーシアがビザなしで北朝鮮へ出入りできる唯一の国だそうですが、まったく知りませんでした。:Wikipedia

しかし不可解な国と付き合っていると、とんでもないことに巻き込まれますよ!

さてさて、皆様はどう思われますか。


北朝鮮の醜聞18 金正男の暗殺

2017年02月16日 11時43分35秒 | アジア

どこでもあり得る「都合の悪い人間を葬り去る」暗殺ですが、国に関係した「暗殺」と言えば、次の3国でよく見られます。

  • ロシア
  • 北朝鮮
  • 中国
不思議なことにこれらに共通することは、すべて共産主義国か、すでに「手を洗ったはず」なのに、共産主義時代の負の遺産を引きずっている「全体主義国」「弾圧国家」でした。
こういった国では
自分がいつ部下に暗殺されるか分らないため、積極的に讒言(ざんげん)を取り入れながらも、常になにかの口実・捏造でもって、部下を拘束・逮捕・粛清つまり殺害し続けなければならないようです。

金正男、金正恩の異母兄がクアラルンプール空港で暗殺される

ニューズウィーク日本版 2017年2月14日


非法治国家の韓国風に「みんなが言っているのだから証拠など必要ない」を真似するならば

誰が考えても、これは北朝鮮の仕業だと思うでしょう。

マレーシアから国外へ脱出することを防ぐ方法があるはずですが、そこは袖の下で税関の人間など何とでもなる国があろうかと思われ、そうなった場合、犯人たちは北朝鮮へ戻り、事件は迷宮入りするかも知れません。

為政者にとって不都合な人物を消し去るというのは、ロシア・北朝鮮・中国でしばしば見られる恐ろしい内部抗争であって、まるで日本国内のヤクザの内部抗争・縄張り争いを思わせます。 


異母弟・金正恩の刺客に暗殺された金正男の「哀しき末路」
妻や子供と別居状態、経済的にも困窮

北の女スパイが毒針を打ち殺害

昨日夜、突如として金正恩の異母兄・金正男(46)が暗殺されたという報道が飛び込んできた。このニュースは韓国の大手日刊紙・朝鮮日報傘下の「テレビ朝鮮」の特ダネであり、現在までのニュースソースはほぼ「テレビ朝鮮」の報道である。:2017/02/15 水野 俊平 北海商科大学教授

金正男は、北朝鮮・金正恩の異母兄(父である金正日の最初の妻の長男)で、暗殺の恐れから父の葬儀にも参加できなかったようです。

記事によると先に、金正恩の叔母の夫である張成沢を死刑(2013年)にしたあと、金正男への送金が途絶え、海外を転々としていたようです。金正男の息子がフィンランド放送のインタビューで、叔父の金正恩を「独裁者」としていて、これまた父の金正男同様に暗殺の対象となるのかも知れません。国家による暗殺ですから、北朝鮮では「犯罪」にならないのですね。おおこわ!

中国がどのように金正男を利用しようとしているか、みものでしたが、その邪推さえ不可能になりました。生活費の送金などで支援していたとみられる張成沢が粛清された後、金正男は身の危険を感じて、国外へ脱出したのでしょうが、女スパイによって殺害されたとみなしていいのでしょう。

こういった暗殺事件をみると、日本ではまるで戦国時代のドラマのように思われるのですが、そうではなく実際に起った殺人事件なのです。

国連の数多い決議にもかかわらず、ミサイル発射実験を繰り返すなど、鎖国を続け、最貧国にふさわしい言動に走る、北朝鮮です。

一体どうすればこの危険な集団の無頼さが止むのでしょう。 


北朝鮮大使館 新年会に中国高官招待=関係改善への取り組みか

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、中国の北朝鮮大使館が新年を迎えて宴会を開き、中国の王家瑞・全国政治協商会議副主席や孔鉉佑・外務次官補らを招待したと報じた。聯合ニュース 2017/2/9 


いままで

韓国大統領朴槿恵が中国へ異常接近していたのに、2016年の後半あたりから一転して中国は、韓国へ経済的な嫌がらせを始めており、今(2017/02/15)でもそれが続いております。

これに対して韓国は何も言えない状況。そして中国は、一度は見限った北朝鮮との距離を、再び縮めようとしているかのようです。

そうです

孤立する中国の手口は、南北朝鮮半島2国を対立させること、分断したままの現状を維持することなんです。

中国の狙いは、日頃の言動を見ていると、日韓を対立させる日米韓に溝をつくる、などにあると見られます。

まとめると

中国人の思考は、常に自分が最高の判断を下すと自惚れ、相手を分断することにあろうかと思います。

こういった東アジアに混乱を与え続けている中国に対してヨイショする「反日日本人」がいることも、これまた事実でした。 


「調子悪い」と助け求める=正男氏、布かぶせられる?-マレーシア警察

 【クアラルンプール時事】マレーシアのクアラルンプール国際空港を所管するセパン警察の当局者は14日、北朝鮮の故金正日総書記の長男、金正男氏とみられる男性について「空港で『調子が悪い』と助けを求めてきた」と死去直前の様子を語った。最期の言葉となった可能性がある。時事通信の取材に答えた。・・・・・・ 

 マレーシア紙「星洲日報」(電子版)によると、空港のあるスランゴール州の警察幹部は、正男氏について「13日午前8時(日本時間同9時)、空港でマカオ行きのフライトを待っている間、正体不明の女に殺害された」と述べた。正男氏は6日にマレーシア入りしていたという。
 さらに幹部は「(女は)正男氏の頭に化学物質を含んだ布をかぶせた」と述べた。「針で刺した」という韓国の報道とは食い違っている。この直後、正男氏は空港スタッフに助けを求めたとみられる。
 空港の監視カメラによると、布をかぶせた女は北朝鮮人のような外見で、もう一人の女と走って逃げたとみられている。幹部は「殺害の正確な動機は特定できていない。女2人の行方を追っている」と話した。正男氏は、空港からプトラジャヤの病院に搬送されたが、死亡が確認された。:時事 2017/02/15-00:13

女に毒針で刺されたという韓国報道のニュースソースはどこなんでしょうか。


北朝鮮大使館、正男氏の遺体引き渡し要求 マレーシアに

・・・・・・

 その後、北朝鮮の外交官が病院を訪れ、その場にいた警察官に遺体の引き渡しを求めたという。警察は外交ルートを通じた公式な打診がないとして、その場での引き渡しを拒否した。:朝日新聞 2017年2月15日11時16分

北朝鮮国民である金正男が暗殺されたというのに、北朝鮮の外交官が外交ルートを経ないで遺体の引き渡しを求めたのも不自然ですね。

まるで自国北朝鮮工作員の暗殺だと臭わせているようです。

北朝鮮は沈黙を守るか、それとも「一切関与していない」と述べるのか、興味がわきます。


金正男氏殺害「毒劇物によるテロ」 犯行関与の女1人を逮捕

マレーシア警察は15日、犯行に関与した疑いでこの日朝、女1人を逮捕したと発表した。・・・・・・

マレーシア警察が逮捕した女はベトナム旅券を保有しており、旅券によると28歳。監視カメラの映像が決め手になったという。女が犯行後、自殺を図ったという情報もある。地元メディアは、警察が実行犯とみられる女2人のほかに、男4人が犯行を手助けした疑いがあるとして、行方を追っていると報じた。

:産経新聞 2017/2/16(木) 0:26配信 


記事では、「大使館員が遺体の解剖に最後まで立ち会った」としています。

これは、北朝鮮の小役人が「遺体を司法解剖せずに速やかに北朝鮮へ引き渡す」という「ど厚かましい要望」を拒否されたので、仕方なく「なぜ司法解剖に立ち会わなかったのか」と幹部に叱責されないため、またあとでデマを流すための工作として、「立ち会った」のだと思われます。

よって北朝鮮は後日、司法解剖について何かを発言するものと見られます。それは例によって、自己防衛のための、とんでもない発言となるでしょう。 


 金正男殺害:次のターゲットは息子のハンソル氏か

朝鮮日報日本語版 2/15(水) 10:17配信

自分の兄弟・親の兄弟などを殺害する恐怖の連鎖ですが、北朝鮮・金正恩個人の資質に問題があるのは当然として、それ以上に「やられる前にやらねば自分が殺害されるという取り巻き連中の保身」が、連鎖をより大きくしています。

こんな国を利用しようとしていた、いやこれからも利用しようとする中国が、いかに悪質だったことがよく分りますね。

自分の兄(異母)を海外で暗殺した後、次にその兄の息子(キム・ハンソル)の命を狙うのか、それとも北朝鮮で静かに暮らしているという金正哲(同母兄)を次に狙うのか。取り巻き連中の動向次第で決まるのでしょう。

自己保身から暗殺提言した部下も間違いなく何かの捏造で死刑にされるのは目に見えています。

独裁者に弾圧を許していると、国がこうなってしまうという好見本でした。


 正男氏殺害、男女5人なお逃走か 取り残された?女供述

 ・・・・・・マレーシアでは、犯行グループの素性や行動などを巡って情報が入り乱れている。

 正男氏は13日午前、クアラルンプール国際空港内のサービスカウンターで「顔に液体をかけられた」と体調不良を訴えた後、空港に近い政府系の病院に搬送途中に死亡した。・・・・・・

 逮捕した女の供述によると、男ら4人は、正男氏の襲撃を近くのレストランで見ており、犯行後に女2人とは別に逃走し、空港近くのホテルで合流。しかし、逮捕された女だけが取り残されたという。逃走中の男女5人はベトナム国籍と北朝鮮国籍だという。(クアラルンプール=都留悦史):朝日新聞デジタル 2017/2/15

マレーシアから得られる情報には、当然のことながら、錯綜が見られるとのこと。また拘束した女の供述では、背後の工作人である男4人(ベトナム人と北朝鮮人)が犯行を目撃後に逃走したとも伝えています。 


 しかし、決定的だったのは、次のニュースでした。

司法解剖に反対…北朝鮮側、引き渡し要求か・・・・・・

15日午後、遺体が安置されているとみられる病院には、北朝鮮大使館の関係者が訪れ、およそ6時間後に病院をあとにした。ロイター通信によると、北朝鮮側は遺体の司法解剖を行うことに反対し、遺体のすみやかな引き渡しを求めたが、マレーシア側はこれを断ったという。:日本テレビ系(NNN) 2017/2/16(木) 0:35配信

もしこれが事実だとしたら、北朝鮮による犯行だったことは決定的だと思います。 


2017/02/16 07:00 のNHK総合ニュースで

現地に駐在しているNHK職員が、本日の地元マレーシアの新聞を拡大して見せていました。

そこに映ったのが写真かイラストか、はっきりしませんが、女2人に囲まれた男性の姿があり、こういう風に女に毒殺された、と臭わす内容でした。

その写真はまだ探せていませんが、 Straits Times(本社はシンガポール) のWebサイトもご参考までに。〔その1 その2(Wikipedia)

ひょっとしてこれら実行犯は、捕まってもバレないための「おとり」だった可能性があり、利用された本人たちは「単なるいたずらだ」として、そそのかされ利用された可能性がありますが、実際に被害者の男性は病院へ搬送中に死亡したようですから、いたずらではなく、完全に殺人でした。

実際に操っていたのは、逃げた男たちだったと考えていいでしょう。

日本の振込め詐欺にみられる

「かけ子」「受け子」「出し子」を調査・逮捕し取り調べるのは大事なことですが、それ以上に大切なのは、裏で暗躍する不法集団を徹底的に調べ逮捕することでしょう。

同様に

暗殺や麻薬の手先を逮捕して安心するのではなく、裏にいる悪質な胴元を追いつめなければならないのです。

この意味で、フィリピンの大統領ドゥテルテが、麻薬犯罪を超法規殺人で厳罰に処するのは間違いで、長い時間をかけて麻薬依存体質を造ってきたフィリピン社会を、長い時間をかけて大きく転換させないといけないのです。そのために産業を育成し仕事を与えることから始めませんか。麻薬栽培や取り引きが生きるための手段になっているのを、ただ厳罰で対応するだけではいけないでしょう。


これで思いあたる「当該国からみて外国」で発生した事件は次のようなものです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 195 締め付け

2017年02月15日 03時52分38秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。


 習近平主席の地方視察で地元住民が直訴も護衛がすぐに口封じ 

中国の習近平国家主席が6月中旬、貴州省遵義市を視察中、地元の女性が「習近平主席、助けてください」と悲鳴に近い大声で、何ごとかを直訴しようとしていたところ、群衆に紛れ込んでいたボディガードが即座に女性に近づき、手で女性の口を封じて黙らせていたことが分かった。:NEWS ポストセブン 2015年7月4日 


私は中国語を解さないため

大元の中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」の書き込みが事実かどうか不明ですが、上記リンク先を御覧になってことの善悪を判断されますよう。

どこの国でも、程度の(に)差こそあれ「やらせ」があることでしょうが、とりわけ全体主義国家(例えば、北朝鮮・中国・ロシア)などでは日常茶飯事のようで、メディアもその先棒をかついでおります。

中国のトップが地方視察に出かける場合、事前に取り締まり担当者を民衆の中に紛れ込ませておき万一の事態に備えるのは当然として、もしも「事前に想定した演出」と異なる不都合な事態が起れば強制的にそれを排除して「なかった」ことにし、都合のいい場面だけを編集した映像を配信し、「国のトップは、こんなにも私たちのことを考えてくれている」と視聴者に思わせなければなりません。

  • なにしろ中国では報道規制が激しいようですから、取材する側にもそれを隠れみのにした「歪曲」があるでしょう。メディアも「今を正当化」したがり、かりに体制が変わっても、「新しい体制を再び正当化」するだけで、かつて自分たちが「間違った報道をしていた、政府を美化し過ぎていた」なんてことは決して考えないでしょう。
  • これを報道規制でいっそう強化すると共に、完全に支配下にあるネット上でも国を美化する数多くの「さくら」を配しておかねばなりません。
  • 中国で、どれだけ「さくら」に貢献したかの「実績」がその後の昇進時に加味されるであろう、程度のことなら充分に想像できます。

つまり

民衆の声をいつでも聞く」と宣伝しながら、実際に民衆の声があると「ボディーガードが完全にそれを制止する」。

こういった「表面上の美しい言葉の羅列と、実際にはあり得ない現実」こういったのが中国での演技力であり、食い違い・矛盾など中国では当たり前のことなんでしょう。

実際にはあり得ないことを、まるであるかのようにふるまう為政者とメディア、そして残酷なことに、それにだまされる庶民たち。

これは中国の現実をみていると、韓国にも言えることだし、ひょっとして日本にもアメリカにも言えることなのかも知れません。

ただし「中国以外でもあり得る」とすることが、中国の横暴を見逃すことにはつながらない、と申し上げておかねばなりません。まるで「中国以外でもあり得る」が中国の異常さを正当化するように取られてはまずいのですね。

そういうことがあるため、どうしても断定調になり、まるで中国共産党そっくりになってしまう・・・・・・!

見せかけの美しさを演出取り締まり強化の必然性

美しい話には、そうせざるを得ない事情があるのでしょう。

  • きれいなバラには、「とげ」がある。
  • きれいな花にも、 「とげ」がある。
  • きれいでないのに、「とげ」がある。

中国人陳情者、習主席に「直訴」=首脳会談後に車列遮る―米ワシントン

 【ワシントン時事】米ワシントンで米中首脳会談が開かれた25日、複数の中国人陳情者が、会談を終えた習近平国家主席の車列を遮り、「直訴」する騒ぎがあった。

 警察が駆け寄り、車列はそのまま立ち去った。

 同日には別の陳情者数人も、習主席の彭麗媛夫人が乗った車列に近寄った。その際に女性陳情者が連行されたが、間もなく釈放された。米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語サイトなどが伝えた。

 習氏の車列に近寄った女性陳情者は、強制立ち退きに抗議する北京の元小学校教師。地元当局に陳情を重ねたが、何度も拘束され、友人のつてで米国へ渡航した。車列を遮った後、習氏の同行関係者に陳情書を手渡したという。 
時事通信 2015年9月26日(土)19時5分配信

 こういったニュースは、中国の現状をそのまま伝えています。

1年半前の記事ですが、もちろん今でもその通りの「見かけだけ近代化をはたした張り子の虎」中国共産党でした。

その中国からでさえ富を奪い、結果的に中国内に「まるで異国とも思えるほどの経済格差」を生じさせてしまったのがオバマ。

あろうとことか、アメリカの超富裕層も極端に富ませてしまったのが「グローバル化」というおまじない。その「合法的」な資金は、個人だけの支出に費やされるのみならず、勢力を維持するための腐敗の根源となっていきました。

その反動がようやくアメリカにあり、「やむを得ず」4年間だけトランプにやらせてみようと米大統領トランプが誕生したのでした。

まるで異国とも思えるほどの経済格差」を生んでしまったアメリカと中国ですが、はっと気づいたのがアメリカ人。

中国人は気づいても暴力で弾圧されているため、変えようがありません。そんな無頼の中国・不法国家中国であることを、お忘れなく!

対立点を話し合おうとしない中国の体質は、締め付けそのものですね。自分たちが一番正しい、と儒教に洗脳された中国・韓国に栄光あれ! ←栄光などあるはずがない、という信仰ですか 


「東南アジア亡命ルート」の壊滅に動いた中国 

「包少年の事件と、今回のタイ当局による姜氏の逮捕はひと連なりの事件です。中国当局はついに、国内の民主派の人々が活用してきた東南アジア経由の亡命ルートを徹底的に壊滅させる動きに出たと見ていいでしょう」(顔伯鈞氏):2015年10月31日(土) 安田峰俊

弾圧を逃れるために中国民主派が利用していたらしい東南アジア秘密ルートを中国共産党が壊滅させようとするニュースです。弾圧に反対する勢力を許しておけない中国共産党のなりふり構わぬ謀略でした。

中国がある国に接近しようとする場合、こういった国内事情があり、中国共産党を崩壊させようとするいかなる組織も許しておけない、という「弾圧を暴力で根底から否定する」中華の独善性が厳然として存在します。

タイには中国人亡命者がたくさんいるので、中国共産党がいつもの笑顔でタイ為政者にに接近し、この組織を破壊させようとしているのでしょうか。

タイの亡命中国人組織を壊滅させるまえに、中国共産党が壊滅するのでは・・・・・・という声も。

姜野飛はタイで拘束中らしく、タイが中国西部から亡命してきた人たちを強制送還させるようにした中国共産党の裏取引が功を奏したといえます。

胡錦涛時代にはネット管理が比較的自由だったのに、習近平になってから締め付けがきつくなったとは、驚きます。もうずっと前からネット規制があったと思っていました。 


地元政府への対応批判、次々と削除 中国の土砂崩れ

中国・広東省での土砂崩れで、新たに3人の遺体が見つかりました。 

現場では7人の遺体が見つかりましたが、依然、70人以上が行方不明のままです。・・・・・・

ネット上では、政府の対応を批判する書き込みが連日、相次いでいますが、次々と削除されるなど当局が締め付けを強めています。現場周辺では「多くの生存者は望めないだろう」といった悲観的なムードと疲労感が漂っています。:テレビ朝日系(ANN) 2015年12月24日 


上記はすでにリンク切れのようです。

少し古いニュースがつづいていますが、次から次へと中国共産党の不祥事がみられ、ウンザリするかたも多いかと思います。

日本でも年に何回か、自動車会社が新車を発表するのですが、その時の私の印象です。

発表されたこの新車も、いずれ、リコールされるのだろう

つまり、今度はリコールになるまいとして出した新車がことごとくリコール対象になるというイタチごっこです。

リコール対象を提供するために新車を発売しているみたい。

同様に中国でも、ネット上で不都合なことがあれば、たちまち政府の検閲で削除されますが、誰かが削除されまいとして新たに書き込んだ声明がことごとく削除されてしまうイタチごっこですね。

どっちのイタチごっこが「健全」なのでしょう。どっちもダメですか(笑)。

日本でもおさまりそうにないのが「振込め詐欺」

犯罪の元になっている携帯電話の80%がレンタル品だとのこと。しかもレンタル時に必要な身元確認のための運転免許証が「偽造品」らしい。

便利なものが世にあらわれると、それを悪用する人間が出てくるのは100%真実らしい。

つまり

携帯電話の規制を緩和すると、レンタル営業上の金儲けが優先され、法律通りにやっているとするのが隠れみのになってしまい、「ニセの免許証」を横行させ、偽造技術も向上してしまい、偽装が重なることで「振込め詐欺」がなくならない。これまたイタチごっこですね。

金融機関での監視やら、だまされる人が減るような社会教育が必要であると共に、「実行犯」である裏の元締めを探し出すのも大切なんでしょうが、それだけではなく法律の見直しが必要なんでしょう。

はっきり言えば

誰かが携帯のレンタルを「振込め詐欺」以外の何かの目的で巧妙に利用して利益を得ているからこそ、レンタル規制を強化できす、それをしようとすると「規制緩和に逆行する」とヨイショする人が現れ、結果として「振込め詐欺」をなくせないのでしょう。誰かとは、一体誰なのか 


こうしてみてくると

中国関連の話は、ほとんど全てが「締め付け」関連ではないかと、思われます。

それを避けようとして、美しい面だけに注目し、中国共産党がどんなあくどいことをしようとも「知らんぷり」する反日の日本人が多いらしい(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞195 仏像の盗難

2017年02月14日 08時49分46秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。


韓国人が、日本へやってきて、対馬の寺から仏像を盗んで韓国へ持ち帰った件です。 

対馬仏像盗難事件とは、2012年(平成24年)に、日本の長崎県対馬市の三つの神社・寺院から、韓国人窃盗団によって重要文化財の仏像2体などが連続盗難された事件。韓国の裁判所が盗難仏像の日本への返還を事実上拒否する決定を下し、1体は返還されたが未だに1体が未返還なため、日韓間で外交問題となっている。・・・・・・ 

2014年11月24日、梅林寺 (対馬市)から誕生仏と大般若経を盗み大韓民国に持ち出そうとした韓国人の男5人が対馬南警察署に逮捕された。:Wikipedia

まず2件の盗難事件あるいは盗難未遂事件の概略を知ってもらってから・・・・・・ 


対馬で盗難の仏像、韓国の寺に所有権=裁判所が引き渡し命令 

 【大田(韓国中部)時事】長崎県対馬市の観音寺から2012年に盗まれ、韓国に運び込まれた県指定文化財の仏像「観世音菩薩坐像」について、「かつて所蔵していたが略奪された」と主張する韓国の寺が韓国政府を相手取り、仏像を引き渡すよう求めた訴訟で、大田地方裁判所は26日、韓国の寺の所有権を認め、仏像を引き渡すよう命じる判決を下した。
 日本政府は日本への返還を求めてきたが、一層遠のく見通しだ。:時事通信 2017/1/26


5年前に盗難にあって日本から韓国へ持ち込まれた仏像について、やっと韓国司法の判断が下りました。

韓国が法治国家ではないことの、明確な証明となったようです。

  • 法の不遡及(ふそきゅう)の原則などあり得ない韓国

過去(仏像が朝鮮半島から日本へ渡った経緯)のことを今の法律(著作権など)で裁こうとするのは、避けなければならないという原則です。

「600年前に正当に取得したことが証明されるまで日本への引き渡しを差し止める」というのが、これでした。

しかしかなり昔の日本統治時代になした財を現在の法律で裁こうとし、平気で子孫の財産を没収したのが韓国ですから、もう法律などないに等しいですね。

たとえ話をするなら、幕府の横暴はけしからんとし、今の法律で徳川幕府を裁こうとするものです。

韓国は、未開国家から脱出できていないようです。

  • 盗難の事実を、なかったことにする韓国

600年ほど前に倭寇に掠奪された可能性があるので、5年前に日本の寺から盗難されたものとはいえ、所有権は韓国の寺にある、としました。盗難の事実を隠蔽する、韓国司法の手法が明確にみられますね。

「(政府は)浮石寺に引き渡す義務がある」とするのは、今とりあえず韓国政府が保管しているのですが、日本から盗んだ事実を無視する韓国の法律は明らかに間違っていて、韓国の法体系が未熟と言えます。

北朝鮮から日本へ「一時帰国」の予定で帰国させた拉致被害者を、北朝鮮へ帰させなかった日本も同じではないか、という反論もありそうですが、そもそも600年前の仏像を盗難したことと、40年前の不法な拉致事件を近藤(混同)するのはみ足です(笑)。

不法に日本から日本人を拉致されておきながら、一時帰国の約束に従って帰させなければならない、というのは「不法を正当化する暴論」ですね。


大田地裁 

「日本で盗んだ金銅菩薩像、浮石寺に返還」判決 
「歴史記録から略奪と推測され、当初の所有者に返すのが当然」 :韓国ハンギョレ紙 2017-01-26

判決は、過去の研究記録があるとし、倭寇によって略奪されたと推測されるので所有権は韓国の寺にあるとしていますが、ハンギョレ紙の記事では「盗難」については触れていません

やはり5年前の違法な「盗難」よりも、600年前に「掠奪されたとする推測」を優先したのでしょうが、非法治国家そのものですね。


問題の仏像は、1330年の高麗時代、瑞山で製作され、1526年前に倭寇によって略奪されたものとみられる。仏像返還問題が浮き彫りになった後、「盗んだものだから返すべきだ」、「もともと私たちのモノなのに、なぜ返さなければならないのか」などの賛否が対立したが、裁判所が浮石寺の所有権を認めたのだ。500年前に略奪したという理由で、21世紀の明白な盗品を返さなければ国際社会が私たちをどのような目で見るのか気になる。このようなやり方が認められれば、世界の博物館は修羅場になるかもしれない。時間がかかっても、文化財還収は国際規範に従うのが正しい。:東亜日報 Posted January. 27, 2017 

こちら韓国東亜日報では、盗品を返さないと国際社会が韓国をどう見るか気にしているようで、ごく自然な記事に見えますが、「時間がかかっても、文化財還収は国際規範に従うのが正しい」とは、他の国の事例をみて考えよ、という意味でしょうか。


対馬仏像:専門家「略奪文化財認定、韓国は国際的な信用を失った」

韓国文化財庁「略奪文化財という確証ない」

大田地裁が26日、韓国・浮石寺(忠清南道瑞山市)に引き渡すよう命じる判決を下した「観世音菩薩坐像」は、2012年に韓国の文化財窃盗団が日本の長崎県対馬市の寺「観音寺」から盗み、韓国にひそかに持ち込んだものだ。窃盗団はこの時、仏像2体を対馬から違法に持ち込んだ。もう1体の「銅造如来立像」は韓国で所有権の主張がなかったため、2015年7月に対馬の海神神社に返還された。・・・・・・

文化財庁は「浮石寺で仏像が作られたのは確かだが、略奪されたという決定的な証拠はない」という結論を出した。・・・・・・

しかし、韓国の専門家の多くは「例え略奪された文化財だとしても、適法な手続きによって返さなければならない」と話す。西江大学のカン・ヒジョン教授は「具体的な略奪、持ち込み経緯の確証がないまま仏像を『略奪文化財』に認定したことから、国際的な信用をなくしたのはもちろん、今後、日本などとの文化財交流における影響は少なくないだろう」と懸念した。

匿名希望の国際法専門家は「フランスが略奪していったことが明白だった外奎章閣(朝鮮時代に歴代国王に関する文書を保管していた奎章閣の付属図書館)図書とは全く別の問題だ。略奪されたという確証がなく、韓国人が盗んできたことがはっきりしている文化財を「韓国のものだ」と主張するのは国益のためにならない」と述べた。:朝鮮日報日本語版 2017/01/27

朝鮮日報では、「掠奪されたという確証がないまま盗んできたものを韓国のものだとするのでは信用をなくす」などという専門家の説を引用し、日本に返還すべきだとして、韓国では珍しいマトモな主張をしています。 


対馬仏像判決 韓国、「司法崩壊」窃盗黙認 日韓関係悪化への悪しき判例に 

【ソウル=名村隆寛】韓国人窃盗団が長崎県対馬市の寺から盗み、韓国に持ち込んだ仏像について、元の所有権を主張する韓国の寺に引き渡すよう命じる判決を韓国の裁判所が下した。判決は日本政府の返還要求を無視したもので、韓国の一方的な歴史観により法の番人であるはずの裁判所さえ、日本で犯した窃盗という犯罪行為を黙認するという“あしき前例"となった。・・・・・・

韓国の司法が犯罪行為と認めた泥棒行為を、今回の判決では正当化している。「歴史問題を絡めれば日本には何をやっても許される」といった世論が韓国国内で蔓延(まんえん)することが懸念される。産経新聞 2017/1/27

産経は、「贈与や売買などではなく略奪や盗難で対馬に渡ったとみるのが妥当」とし韓国政府から浮石寺への引き渡す義務がある、というのを客観性に乏しいと判断しています。


銅像も、窃盗団も直ぐに日本に引き渡すべきだった!

・・・・・・

「観世音菩薩坐像」は韓国人の窃盗団が李明博前政権下の2012年10月、観音寺から盗み、韓国に持ち込んだものだ。窃盗団は3か月後の2013年1月に韓国で検挙され、仏像は押収されたが、韓国政府はこの時点で速やかに日本に返還すべきだった。窃盗団も日本で裁かれるよう引き渡すべきだった。そうすれば、今回のような事態は防げたはずだ。日韓間の外交問題に発展することもなかった。

結局、もたもたしている間に裁判沙汰となり、2013年2月に「観音寺が正当な手段でこの仏像を取得したことが証明されるまで日本側に返還してはならない」とする仮処分決定が下されてしまい、身動きが取れなくなってしまった。当時、日韓関係は李明博大統領(当時)の「竹島(独島)上陸」で最悪の状況下にあったのでこの判決は十分に予想できていたはずだ。

韓国政府は沈没した客船「セウォル号」への対応や釜山領事館の「少女像」の設置への対応もそうだが、とにかく初動が杜撰で怠慢だ。やることなすことすべて後の祭りだ。その結果、外交的重荷を背うことになる。・・・・・・

高裁での逆転判決を期待するほかない。:辺真一 コリア・レポート編集長2017/1/27

とにかく対応が遅すぎて裁判沙汰になり外交問題に発展してしまったことには賛成します。確かに様子をみるあまり韓国政府の動きが遅すぎるようですね。 


「仏像返そう」韓国メディアが突然まともになるも慣れぬ文章・・・・・・

1月7日付の同紙(東亜日報)では、この問題を取り上げ、日韓関係は経済や民間分野で深い結び付きがある一方で、歴史問題で対立が続く〈複雑な関係〉であるとし、こう報じた。 

 〈日本との複雑な関係を「親日か反日か」といった単細胞的な観点からしか考えられないとなれば、冷静かつ常に用意周到に立ち回る日本人と渡り合うことなど到底できない〉 

 気持ち悪いほどまともなのである。韓国メディアのお家芸である反日報道は、どこにいったのか。産経新聞ソウル駐在特別記者の黒田勝弘氏が、突然の“まともな報道”の謎を解き明かす。 

 「朴槿恵大統領の一連の弾劾騒動で、韓国の政治機能は停止。対米では、トランプ新大統領への対応に乗り遅れ、対中では、韓国がTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備を決めたこともあり、全ての軍事交流が中断。そんな中、日本が日韓通貨スワップ協定の協議中断を表明し、駐韓大使の一時帰国も長期化していることで、外交が三方塞がりになっているのです。 

特に日本の強硬な対応に韓国国内は戸惑っています。“これ以上、日本を怒らせるな”という雰囲気が政府やメディアにあるため、反日報道にブレーキがかかっているのでしょう」

※週刊ポスト2017年2月17日号 2017.2.8 


もしも

韓国政府が判決を不服として高裁へ控訴すれば、そのことが「日本へ返還すべきだ」という主張だとみなされ「親日的に過ぎる」と非難されるでしょうし、控訴しなければ、日本を含めた国際世論に非難されるでしょうし、どちらに転んでも「非難」されることは避けられません。

こういった「非難」を受けるのは、アメリカと中国の狭間で、綱渡り的な瀬戸際外交を続けてきた朝鮮半島国家の宿命であり、当然の報いでした。

まだまだどうなるか分かりませんが、非法治国家である韓国のことですから、盗んだことを不問とし、600年前の所有権を優先する結論になりそうな気がします。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 194 最後の「外見飾り」

2017年02月14日 04時15分21秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。


 (アーネスト:ムウオンゾラの助手)ひとつ確実に言えるのは、この国は、外見を取り繕うのが、うまいということ。私たち国民は、体制に服従させられてきました。目立たず、とても巧妙なやり方で。ですから国を外から見ただけでは真実が分らないのです。

この国の体制は、ある機関を利用して、シンバブエ国民に長年恐怖心を植え付けてきました。つまり、秘密警察を利用して。

部屋に盗聴器があるかも。そう疑ってしまうのは、この国が独裁体制だからです。普通の生活をしていても、恐怖からは逃れられません。まずいことを口にしたら刑務所送りになりかねません。サングラスを掛けた連中につかまり、車にのせられ、どこか知らない場所へ連れて行かれるかもしれません。これが現実ですが表面上は平穏に見えます。しかし事実は違う。恐怖に支配されているのです。:ジンバブエ 初めての民主憲法(1前編)NHKBS1 2017/2/8

この番組で

この国は、外見を取り繕うのが、うまい」というのを聞いて、私は直感的に、中国を思い浮かべました秘密警察を使っている、とか、表面上は平穏に見える、などが、中国そっくりに思われたのです。

その中国が、最近ずっとアフリカに接近しているのは、独裁主義者は独裁主義者に接近したがるもの、という伝統があるからなんでしょう。

政府に不都合なことをしゃべれば、盗聴器によってすぐさま官吏の知るところとなり、ただちに拘束・逮捕・投獄・処刑されるのも、中国とアフリカ諸国はそっくりなんです。

反抗する者をどのように扱えばいいか、言い替えると弾圧の手口を漏らす代わりに一部の権力者に「中国崇拝」を植え付けるのは、得意中の得意なんですね。

一部の人間による強烈な独裁国家国家・中国が、アフリカに巧みに「隣国とのだましあい手法」を教え込み「短期間」で独裁国家を誕生させ中国の植民地にしていこうとする姿が、まるで手に取るように分ってきます。

いくつかのアフリカ諸国中国共産党

人類の発祥の地とされるアフリカですが

その後さっぱり変化が見られず、遠い異国の人たちによって支配されてしまいましたが、旧態依然とした中国の漢族をみていると、まったく同じような旧態依然としたところを感じてしまうのです。 

外見」とはあくまでも外からみた「印象」ですが、これを偽って「いかにも立派そうにみせかける」といった偽装は、漢族の得意とする『悪癖』なんでしょう。


 小泉文夫:

胡弓という楽器が日本にありますね。三曲合奏(箏、三味線、尺八または胡弓の三種の楽器で合奏すること)で尺八が流行する以前に使われたもので、形は三味線を小さくしたようこすなものですが弓で弦を擦って演奏する楽器です。あれはいわば隠れキリシタンみたいな楽器じゃないかと思うのです。

というのは日本であれをラベーカと呼んだのですよ。ラベーカというのはヴァイオリンの前身のレベックのポルトガル語ですよね。当時の宣教師の記録ではヴィオラが使われたようなことが書いてありますけれども、日本人が胡弓に対してラベーカという言葉を使っていることは宣教師の影響でしょう。このラベーカつまり胡弓から幕府のキリシタン取り締まりの目をそらすために、いろいろ細工をしたと思われるふしがあるのです。・・・・・・

そのうえに、胡弓といういかにも中国語めいた名前をわざと使って中国から来た楽器のように見せかけ、さらに外見は三味線そっくりの形にしてしまう。そうやってごまかして、擦弦楽器の本質は残したのではないか。・・・・・・

特に弓奏楽器はキリシタン以前の日本にはありませんでしたから、声楽が好きな日本人としては、多少とも人間の声に近い弓奏楽器の味は容易に忘れられなかったのでしょうね。:P.110 團伊玖磨+小泉文夫「日本音楽の再発見」講談社現代新書 


 日本では、そうとう昔に

  • 中国への使者を中止しました←894年頃
  • 相当むかしのことなので想像するしかありません。「なぜ遣唐使を廃止したのか」ですが、それは学ぶべきことより多くの危険なことが伝わり始めた、からだと思われます。当時から、「日本にふさわしくないものは取り入れない」という前提があったのは、とても賢明でした。
  • この遣唐使廃止から600年ほど経過し、ヨーロッパからビオラ(擦弦楽器)のようなものが伝来したのでしょう。キリスト教国のいつもの手口ですが、まず信教の自由を唱えその国の為政者に取り入る宣教師が多いものです。普及してやがて信者が増えるころ、その国の為政者の意志に逆らう信者たちが増えはじめ、こういった信者らと為政者との争いを鎮圧し母国宣教師を守るという口実で軍隊を派遣し、ついにその国を占領する、これが常でした。
  • こういう風に「宗教を利用して植民地を増やすの」が、当時のヨーロッパ諸国の手口で、いわばキリスト教が植民地獲得の手段になっていたのです。昔からイスラム教とキリスト教の、時には理解しあいながら、しかし、しばしば激しい争いを繰り返して、現在の宗教分布になってまいりました。日本では「一神教にはなじまない」のでしょうか、現在はそんな禁止令がないにもかかわらずキリスト教やイスラム教の普及が少ないようです。しかし500年後もこのままかというと、それは誰にも分かりません。
  • 当時の日本の為政者〔豊臣秀吉・徳川家康〕は、ヨーロッパ列強が「布教」を口実に日本を占領しようとした意図を感じとったのでしょう、禁教令〔1587年(バテレン追放令)・1612-1613年(キリスト教禁止令)発布しました。その1 その2

そんな時に

  • かつて禁止したはずだった中国文化でしたが、ヨーロッパ諸国からの伝来楽器を、中国伝来の楽器だと偽装しました。中国の脅威よりも、キリスト教の脅威のほうが、優先されたのでしょうか、とにかく「外見を偽装」しました。バテレン関連の楽器ではなく、中国の楽器であるとだますのには「為政者を安心させる」効果があったと考えられ、これが「胡弓の誕生ではないか」とする説ですね。外見が日本の三味線などにそっくりなのもあったらしい。似ていますが、胡弓二胡ですね。
  • 外見を偽る」方法、つまり「偽装」は昔から中国の得意技だったのでしょう。一旦禁止したはずでしたが、中国語風の「胡弓」とすることで、キリシタン禁教令に付随する文物・楽器の輸入禁止をすり抜けるたのでしょう
  • そういう「外見」を巧みに偽装する中国流の手法が、500年後の今、アフリカのシンバブエに入っていたとは、驚きます。まだ確かな根拠はありませんが、中国流の手法がすでに存在したため中国がアフリカに接近し易かったのか、それとも中国が利用しようとして密かに教え込んだものなのか・・・・・・。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞194 多様性欠如の原因

2017年02月13日 05時16分19秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。


韓国の場合

あまりにもソウルに集中しすぎていることがマズイですね。

これは、日常的な激しい対立とは別に、「対外的な国論の場合、一色に染まりがち」なのに関係しているのかも知れません。 


(韓国では)2012年時点で全人口の49.4%が首都圏に住んでいる:日経 2014年12月10日 


ソウルは韓国最大の都市であり国のすべての文化の中心地である。日本が東京を中心としながらも、さらに大阪、名古屋、京都、福岡などの地方都市を中心とする別の巡りをもっているのとは、大きな違いがある。あらゆる文物がソウルへの一極集中を見せているのである。人口の実に40パーセントほどがソウル都市圏に集中しているため、韓国人の誰でもが、自分が住む隣の都市よりもソウルの方が一層近くに感じられてしまう。:P.133-135 呉善花「新・スカートの風」角川文庫 平成12年(2000年)1月25日初版発行 


前者は5年前の統計で、後者は17年前の記事と

ともに古いのですが、韓国では40%→50%とむしろ一極集中の度合いが高まっているのが気になります。一極集中は全体主義に関係すると思われ、多様性を欠く韓国の特徴をよくあらわしています。

日本の場合、江戸時代でさえ各藩の自立が求められ、今でも一極集中は、韓国ほどひどくないと言えます。

これが「どこへ行っても、もの作りが盛んな日本」の基礎になっています。

韓国では今でも、まったく多様性が見られません

人やモノの多くが首都圏(ソウル近郊)に集中しすぎていること、そしてもの作りを軽んじ商業従事者をバカにする傾向が、遠因になっていると思われます。

韓国の「地域差別」の意識もあいまって、永遠にこの「多様性欠如」状況は続きそうです。 


中国の場合

なぜ中国で多様性がないかは、これはもう明らかで、暴力で弾圧しているから、と言えます。

本当は中国人はばらばらなんですね。しかし多様性を認めていたら中国共産党による一党独裁などすぐに崩壊してしまうでしょう。

「一色」でなければならないのは、例の儒教による「見かけ倒し」でした(笑)。

私は、中国がもともとあった多様性を取り戻し、必然的に最低でも5~6国に分裂して、初めてまともな国家になるだろう、と思っています。 


韓国・中国をみていて

なぜこれらの国でいろいろな意見が出ないのかと不思議に思っている人のために、書いてみました。

結論

韓国:差別意識による一極集中が原因

中国:政府のひどい弾圧による一極化

さらにいえば

両国のメディアにも重大な問題があるでしょう。

つまり政府や社会に迎合して金儲けを企む連中でした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


NHKの「将棋フォーカス」・「囲碁フォーカス」

2017年02月13日 04時24分34秒 | 将棋

どうも気になる出演者たちのカメラ目線。

そういう風にNHKの番組担当者が教え込んでおり、出演者たちは、それに従っただけ、と思われます。

毎週日曜日のお昼前後に、NHK・Eテレで放映されている「将棋フォーカス・囲碁フォーカス」ですが・・・・・・ 


大きな将棋盤・囲碁盤を真ん中に挟んで、左側に聞き手(女性)、右側に講師(男性)が立っております。

番組としてどんな将棋・囲碁レベルの人を講座の対象者とするかが難しい問題とはいえ、それぞれの解説の中には、視聴者が知りたい内容が加味されていて、それなりに工夫が見られるので、私は好感しているほうです。

しかし将棋・囲碁の番組の両方で、なぜか

出演して盤を挟んでいる両者が、定期的(5~20秒ごと)にカメラ目線になるのが、どうも「めざわり」なんです。

普通、視聴者は、解説している声を聞きながら盤に視線が集中しているのに、意味なく「ひんぱんに」左右の人が同時にこちらを向き、どうしても視聴者の視線がそちらに移ってしまうのです。一体どういうことですか(笑)。

講座内容ではなく、そういう講師たちの「ひんぱん」なカメラ目線を「視聴者が望んでいる」からでしょうか。

尤も出演者が

視聴者を忘れて解説に没頭してしまうのも困ったもので、それを避ける意味で、将棋・囲碁とも「定期的にこちら(カメラ)のほうを向く」よう指導しているのでしょう。

しかし同時に高すぎる頻度で2人がこちらを向くのは、いかにも「やらせのような気がします。もっと「自然」にふるまいませんか(笑)。

また定期的にこちらを向くのは構いませんが、もう少しその頻度を下げてはどうか、という意見もあるでしょう。

改善案として

  • 「1分に1回」程度、ディレクターの指示でカメラ目線になる。
  • もっとひんぱんにしたければそれでも構いませんが、「2人が、同時ではなく(ばらばらで)、30秒に1回ほどこちらを向く」のは、どうでしょうか。
  • 5秒ごとにこちらを向く、のはダメです。

まとめると

「講師たちが同時にカメラ目線になる頻度が高すぎる」

そういう番組構成方法に疑問をもち、述べてみました。

さてさて、皆様はどう思われますか。


全国最低気温

2017年02月12日 13時28分30秒 | 科学(気象)

気象庁から得たデータです。

うゎ~、沖縄が10℃ぎりぎりにまで冷えていますね。

ただし明日あたりから持ち直すなら、沖縄で10℃を切り、全ての都道府県庁所在地で最低気温が10℃未満になることは、なさそうです。

全観測地点でこの時刻までの、最高最低観測値は次の通りでした。

最高気温 21.0℃(南鳥島)
最低気温 -9.3℃(軽井沢)
========================
高低差   30.3℃

高低差もそれほどでないことが分りますが、大雪の被害はかなりありそうです。


宗教の長短

2017年02月12日 12時37分47秒 | 生き方

対立が続く世界情勢。

その国の伝統として、対外的に「偉そうに主張」しているのですが「張り子の虎」状態もありそうです。

そんな時代に、宗教について一言述べておくことに、いささかでも意義があろうかと思います。

イスラム教の場合

  • 危険な母国シリアから国外へ脱出しようとする人たち。その時にでも「ぶじ母国を脱出できますように」とアッラーに祈る〔事情は違えども、北朝鮮のように脱出時に背後から自国民によって撃たれる心配や、中国からのように強制送還される怖れも、あるらしい〕
  • そのシリアで難民を輩出することになるシリア人同士の戦いの双方が「自分たちが正しい」と信じ勝利をアッラーに祈る
  • すべてアッラーはお見通しだとつぶやきながらイスラム教の掟を破り、盗みや飲酒や犯罪に走る。

いろいろな人から「自分にだけ有利になるよう」頼られて神も大変ですね。しょせん、人間がこしらえた神ゆえに、「従うそぶりを見せながらも自分だけに都合のいいように存在する」と理解しているのでしょうか。それが宗教界の掟(おきて)であり、ややもするとこれが腐敗の根本原因になります。

ある一線を越えると「疑ってはいけない」ことから考えて、中国の共産主義一神教」というのは、妥当と言えそうですね(笑)。

きっと、ほかの宗教でも同じなんでしょう。

  • アメリカの大統領宣誓では、中には「聖書」に誓う人もいるらしく、アメリカ流の対立社会を象徴しています。アメリカ憲法では武器で自分を守る権利を保障し、これに従って「銃を携帯する」ことを認めている州もあるとのこと。「銃の携帯」が毎週のように全米のどこかで起る「銃乱射事件」を誘発していて、自分を守っているはずの銃が無差別攻撃の道具になっています。やられたらやり返すという国で、最終的に「神のご加護を」とは一体何のことなのだ、となりそうです。
  • ヨーロッパでは、公共の場所だからこそ宗教色を禁じて信教の自由を守っている国もあります。同じ宗教の自由でも、これだけ大きく異なるのですね。私はこれを一神教の限界ではないか、と考えています。
  • 日本でも、戦前はいざ知らず戦後は一法人に過ぎない「靖国神社に公人が堂々と行くものではないという意見に私は賛同します。個人なら何も問題はないのです。
  • 自分が信じる宗教以外を「邪教」と軽蔑しなければならないのが、金儲けに走る宗教の腐敗そのものでしょう。
  • これがこんな宗教がある限り世界から対立はなくならないと私が思う根拠でした。

ヨーロッパへ移った中東難民が

ヨーロッパで様々な問題を起こしているようです。

その原因が、受け入れ側にあるのか、難民側にあるのか、私には分かりません。多分、両方に問題があったのでしょう。

難民を受け入れなくなった側にも責任があり、「国を大混乱に陥れた」政治家にも難民を発生させた責任があるのかも知れません。

空爆をしながら受け入れてきた側に倫理的な問題がなかったかどうか、自分たちの国の混乱を外国に鎮圧してもらおうとした姿勢に問題がなかったかどうか。

いいも悪いも

EU発足時にそれまでの狭い宗教観をできる限り薄め、その結果、EU統合に至ったことを私は高く評価しています。しかしその自負がEUの傲慢という落とし穴になってしまったのではないか?

EUを維持・拡張することに意義があると信じるあまり、何かを忘れたのではないか、と思うのです。

一方アジアに目を転じると

何と言っても中華の独善が懸念され続けています。

異質なところがたくさんありますが、ひょっとしたら「EUの傲慢」は「中華の独善」と共通点があるのではないでしょうか。

それが人間の根源的な「賤しさ」なのかも知れません。

EU諸国がどんどんAIIBに参加していることから、それを解明できる何かがあるのではないかと考えています。 


そもそも「god」の日本語訳として「神」を使うと

多神教の神と一神教の神を同一視する事になりかねず誤解を生む、という根源的な問題を指摘する人もいます。

万が一「god=神」としたとしても、意味は相当ことなっているとみておいたほうがよさそうです。

因みに私は

いたずらに対立をあおる宿命をもっている「特定の神」をよしとせず、もちろん「God」信奉者でもありません。「今の世界の対立は、一神教が原因なのではないか」と理解しているからでした。

代表的な一神教「キリスト教イスラム教共産教」が自分以外を「邪教」とみなしている限り、世界平和はあり得ないと思います。

つまり

現在「一神教がたくさん共存しているというのは偽善的な多様性」ではないか、というものです。

奇妙なたとえ話ですが、暴力団組織である「山口組と住吉会と稲川会」などの共存は決して多様性ではなくこれら勢力を弱体化・あるいは廃止するしかない、のと似ています(笑)。

言い替えると現在みられる世界の対立をなくすには

  • 一神教の度合いを薄める〔ちょうどEU黎明期にキリスト教色を薄めたように〕
  • 一神教をなくしてしまう

これ以外になさそうなのです。

にもかかわらず、一神教を維持し「見せかけの世界秩序」が保たれている、と思っているようです。対立こそ秩序の原点だとして・・・・・・。

一方で

「悪意をもって世界を支配しようとする」勢力が現に存在し、これを押えなければならないという現実的な問題があることも、理解しております。よって「薄める」という表現を用いました。 


内部結束のためにどうしても必要だったことの総元締めが宗教だとすれば、これが原因で世界平和が達成されないというのは皮肉なもので、宗教の長短と言えます。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 193 信頼性

2017年02月12日 06時51分41秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。


 中国「GDP水増し」浮き彫り、16年で47兆円、31地方の合算額が中央の発表を超過、国家統計の信頼性にも疑問符

【上海=河崎真澄】中国全土に31ある省クラスの地方政府が8日までに個別に公表した2016年の域内総生産(GDP)の規模の合算が、中国国家統計局が1月20日に発表した全国GDP統計の総額を2兆7559億元(約47兆円)も超過していたことが分かった。超過額は省クラス経済規模で国内11位の上海市ひとつ分に相当する。地方のGDP水増し疑惑はたびたび指摘されてきたが、中国国家統計の信頼性にも改めて疑問符がつきそうだ。産経新聞 2017/2/9 


今まで誰も

中国が発表する統計数値を信頼していませんでしたが、「あらためて」ウソ八百だったことが分ったと思われる報道です。

中国の場合

  • 統治能力がないので、発表する数値にも信頼性がない、と言えます。
  • 念のために申し上げるならば、信頼性がないから統治能力を欠く、のではありません(笑)。

(朱 建栄は)2008年8月24日放送のテレビ朝日『サンデープロジェクト』においては、中国は変化しており報道規制もなくなりつつあると述べ、「チベット民族などの暴動」についての報道規制を特に批判した国境なき記者団は過激で信頼できない団体であり、それをもって中国が現在、報道規制が強いというのは間違いであると主張した。それに対して同席していた櫻井よしこからは、外国特派員協会も同じように報道規制について批判していると反論され、「朱さんは、中国政府の代弁者と言っていい形の方」と評された。:Wikipedia 


確かに

国境なき記者団には問題があるかも知れませんが、かといって

朱建栄国境なき記者団が『中国共産党の規制は強い』と言うのは間違い

多くの人がこれを「明らかに不正確だ」と判断するでしょう。「正しいことを間違っているというのは明らかに間違っている」のでした(笑)。

もちろん「洗脳されている」あるいは「資金援助されている」人なら、「朱建栄の主張が正しいと信じる」ことにしているのでしょうし、口角泡を飛ばして中国共産党を擁護しなければなりません。これは義務のようなものです。 

もしも中国共産党が

報道規制・弾圧をやめたら即座に崩壊してしまうので、「中国共産党は規制を強めなければならない」のは当然のことなのです。

こういうことから

朱建栄は中国共産党政府の指示を受けている

とされています。

これは朱建栄の上海での失踪事件 2013/7-2014/1 からも明らかで、この失踪は中国共産党による拉致・拘束だったことが明らかになっています。

櫻井よしこが「言っても言わなくても」言えることですが

  • 1重スパイか2重スパイか3重スパイかは本人しか分かりませんが
  • 誰が考えても明らかに、朱建栄は上海で中国共産党に拘束されるずっと前から、中国共産党の代弁者だった

ただし、櫻井よしこ朱建栄

「義務」として、決められた仕事をしているだけ、と私は認識しています。

どちらに賛同するのか、あるいはどちらにも賛同しないのか、それは一律で決めるべきことではなく、私たち個人が選択すべきことです。

それが日本の「多様性」であり、一色に染まるような中国・朝鮮半島ではないのです! 


「法の支配」訴え屈さぬシンガポールに中国がジリジリと圧力…環球時報は「反省」を要求 「最大の貿易国をつまずかせるつもりか?」・・・・・・

大使は、同会議での南シナ海問題提起はASEANの総意で、シンガポールは個別に言及していないと事実関係をただしたが、胡氏は「取材源は信頼できる」と答えるにとどまった。:産経新聞 2016.10.1 


これだけでは

意味がよく分らないだろうと思うので、私が補足します。詳しくはリンク先を御覧下さい。

フィリピンは

  1. 南シナ海の埋め立てに関してオランダの仲裁裁判所へ訴えました。
  2. やがて2016年度に中国の主張を全面的に否定する判断がでました。
  3. 新しくフィリピンのドゥテルテが大統領に就任(2016/06/30)した直後に、仲裁裁判所の判決がでました(2016/07/12)。そこでは中国共産党の主張を全面的に否定するもので、この裁判にずっと欠席していた中国は、非法治国家であることを如実に示しました。
  4. 一方ドゥテルテはその後、この判決を棚上げして中国からの経済援助につられるようになりました。これをみた世界中の人は「中国がおいしそうなニンジンでフィリピンを懐柔した」と判断しました。
  5. きっとドゥテルテも習近平も「判決無視の仲好しクラブ」に入っているのでしょう(笑)。

2016.10.1 の記事では、こういった状況下で

シンガポールは、フィリピンのように豹変することなく、日本やアメリカと同じく、中国の南シナ海埋め立てに対して堂々と法の支配を主張しております。

つまりシンガポールは「南シナ海は以前から中国の領海だった」という身勝手な中国の声明をまったく信頼していないのです。

やっと引用部分を理解できる所までたどり着きましたが

中国共産党の支配下にある環球時報が、ASEANについて事実と異なる記事を配信したことについて、シンガポールが意義を唱えたのですが、環球時報の胡錫進・編集長が「取材源は信頼できる」と述べたと言うことです。

想像するに、いつもの通り環球時報は中国共産党の言う通りに記事を書いただけでしょう。

そして私は、環球時報の記事は「でっちあげ」でシンガポールの主張が正しい、と判断しています。

つまり環球時報のいう「情報源」はシンガポールのほんの一部の親中派から聞いただけのことを、中国に都合のいいように歪曲して報道しただけのことでしょう。

この種の「事実の歪曲」に平気な中国共産党が

日本に対して「歴史を歪曲するな」というのは、自分の事を告白しているようで、落語のようにおもしろいですね。

シンガポールは

堂々と発言しています。

かつてやり過ぎな面を感じたことがありますが、小さい国であり中華系の国民がとても多いのに、なんてまた立派なんでしょう。

しかし、この件に関する限り、平気で「でっちあげる」中国共産党に堂々と対抗しています。

国と県を比較するのもはばかるのですが 

  • シンガポール〔  719km2 561万人〕
  • 沖縄県      〔2,281km2 144万人〕

シンガポールは沖縄の、1/3の面積の中に3倍の人が住み、かつ「多民族国家」と「全体主義的な県」という違いがあります。にもかかわらず堂々と中国の横暴について主張するシンガポールを見ていると、中国がどのような横暴をはたらこうと何も言えないままの小心者・翁長雄志が日本の自治体の首長(沖縄県知事)であることが、まっこと恥ずかしい限りです。

私が今、そんな首長を生んだ沖縄県に住んでいることが、悔やまれるけふこのころでした(笑)。

  • シンガポール           〔719km2 561万人〕
  • 石垣島+西表島+宮古島=〔669km2        〕

シンガポールは、面積としては3島を合わせたくらいの都市国家なのでしょうか。

信頼性のない環球時報が「情報源は信頼できる」

としたのが、これまた落語のようにおもしろかったので、書いてみました。

中国に「信頼」されたら、もう終わりですね(大笑)。


NATO、ポーランドで冷戦以降最大の軍事演習 露は反発

・・・・・・

NATO側が「抑止力と対話」戦略の一環と位置付けているこの動きに対し、ロシア側は猛反発。ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は演習の開始に当たり、「今回の演習は…信頼と安全のムード醸成に貢献するものではない」と指摘し、「残念ながら、われわれはいまだ相互の信頼不足を目の当たりにしている」と述べた。:AFPBB 2016年 06月08日 


これまた落語のようにおもしろいことですが

2014年にロシアがウクライナ領クリミア半島を武力占領して自国の領土としたことが「ロシアに信頼性がないことを再確認させた」はずなのに、反省するどころか、占領の2年後には、NATOとポーランドの大規模演習を「信頼と安全のムード醸成に貢献しない」と平気で発言するロシア。

まるで南シナ海を周辺国の反対を無視して勝手に埋め立てたのに、これに周辺国やアメリカが反発すると、中国共産党はその反発が「地域の安全に貢献しない」と、そっくりなことをいっておりまする。

中国と関係がなさそうなロシアの話ですが、

中国共産党ロシア

全体主義弾圧国家、平気で虚偽声明を出せる

という共通点があるので、取りあげた次第です。

中国とロシアは、瓜二つですね。


すでにお気づきの通り、中国共産党がいつも使う

一貫して~と主張してきた

ここにすでに、ウソ八百が含まれています。

「誰もが賛同しないことをうぬぼれたまま言い続けてきた」のを別表現すれば「一貫して~と主張してきた」になります。

つまり「一貫していい加減なことを主張してきた」のです。

この意味では「一貫してウソをつい(主張し)てきた」というのは正しいことなのかも知れませんね(大笑)。

誰も信頼していない中国共産党の自惚れが、これを支えているようです。

中国人からウソを取り去れば、何も残らないのではないか、と揶揄する人が、ここにもいました(笑)。

中国がしばしば古文書を根拠にして、正統性を主張したがるのですが、今のいいかげんな「中華の独善」を見ていると、古文書も同様に「中華の独善」が書き記したに違いない、と思われ、何ら信頼性がなくなるのでした。

今を正確に判断する為には

中国のような「政治的解釈に基づく都合のいい歴史ではなく、まともな「事実を積み重ねた学問的な歴史」を知っておかねばならないのでしょうね。

でないと、大きな声に、コロリとだまされるでしょう!

さてさて、皆様はどう思われますか。


全国最低気温(列島冬景色)

2017年02月11日 18時28分56秒 | 科学(気象)

大雪です。

ただしこれが今年の冬の最後だと思えば、毎年のことながら春が待ち遠しくなります。

まぁそんなのんびりしたことを言う時ではなく、大きな事故がないよう祈るだけです。

いつもの通り気象庁のデータを使っております。本日は01時に気温データを表示しておりますが、なにしろ全国的に大雪らしいので、同じ日ですが16時の気温も作成しました。

うわ~氷点下がこれほど増えましたか。35ヶ所(74%=35/47)が0℃未満ですから、かなりの都道府県庁所在地での最低気温が氷点下と言えます。

北や東だけでなく、全国的に冷えていることが、これで一目瞭然ですね。島根や鳥取などの日本海側だけでなく、太平洋側の四国(高知や徳島)でも寒そうです。

上記を含めた全観測地点での、この日この時刻までの、最高最低観測値は次の通りでした。

最高気温   24.6℃(南鳥島)
最低気温  -14.0℃(旭川)
============================
高低差     38.6℃

高低差が40℃に達しておらず、それほど大きな温度差でないことも、分りますが、この中から大雪に特有の特徴があるのでしょうか。


韓国の醜聞193 嫉妬(2)

2017年02月11日 09時00分19秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。

すでに当ブログで「2017年01月01日嫉妬(その1)」という記事を書きましたが、今回は韓国に限った「韓国の醜聞192 嫉妬(その2)」です。


 嫉妬(しっと)

①自分よりすぐれた者をねたみそねむこと。
②自分の愛する者の愛情が他に向くのをうらみ憎むこと。

嫉 

シツ(漢音)
ねたむ、そねむ(訓)

ト(漢音)
ねたむ(訓)

そねむ

自分よりまさっているのをうらみ憎む。嫉妬する。

広辞苑第六版 


妨・坊・・・・・・ツクリは「方」、読みは「ぼう」

=女+方

「方」は「両側に張り出す」という意味で、「妨」は「両手を広げて女性に近づかせない」の意味となるらしく、「さまたげる」、転じて妨害の意味らしい。

=こざとへん+方

こざとへん(左側)が地形や多いことを意味するらしいので、防衛とは堀をほって守るという意味でしょうか。

=土+方 

やはり坊主の実体は「張りだした土の塀」で中が見えないように隠さねばならないのでしょうか。  


「嫉妬(しっと)」の文字の話に戻りますが

  • ともに「女」ヘン
  • ツクリは「」と「

やはり男性よりも女性にふさわしい言葉なのでしょうか。そしてそれは、のように強固な病(しっぺい)なんでしょうか。 

これは、高等動物である人間のみが罹りやすい病なんでしょうね。

賢者は韓国の嫉妬について、どう述べているのでしょう。 


 朴政権の反日封印でネットでは日本批判にかわって在日糾弾・・・・・・

 韓国における在日差別意識は、1970年代から1980年代にかけて顕著になったと言われている。日本で成功した在日1世の子弟が続々と韓国に渡り、祖国での生き方を模索し始めた時代だ。在韓ジャーナリストの藤原修平氏は、「在日への差別意識が高まった背景には韓国社会に充満する嫉妬心がある」と分析する。

「当時は日韓の経済格差がまだまだ大きく、韓国人は裕福で身なりが洗練された在日に接するたびにショックを受けていたそうです。それはやがて嫉妬心に変わっていきました。さらに、日本から来た在日が起業やビジネスで成功すると、『自分たちの生活を脅かす目障りな存在』と疎むようになったのです」NEWS ポストセブン 2016年10月6日


慰安婦問題で日韓合意に達してから10ヶ月後の記事です。

そのころ韓国政府は表だって慰安婦問題に触れないようになってきたので、メディアも在日韓国人を標的にするようになってきたらしい。そもそもその頃には、朴槿恵大統領の周辺が慌ただしくなり始めたころで、それどころではなかったのかも知れません。大統領弾劾決議は2016/12/09 で、2017/02/10現在、憲法裁判所でその合憲/違憲の審査中とのこと。

さらに遡れば、1980年前後から成功した在日韓国人たちが母国へ凱旋したのを指をくわえて見ているだけだった韓国人たちが、ぼちぼち「反日」を強化し始めたころでした。

得意のパクリも目立つ頃でしょうが、これは同胞に対する文字通りの嫉妬心からきたものでしょう。

なにしろ、鏡で自分の姿を見る習慣がない朝鮮半島人は、嫉妬心が儒教で禁じられてもいないことから、実にやっかいな人たちへと発展してきました。

尤も、鏡で自分の姿をみる習慣があったとしても白雪姫にでてくるような「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰」もまたそれ以上に怖いのですが・・・・・・。 

考えれば在日韓国・朝鮮の人たちも大変そう。

  • 母国である韓国へ墓参りなどで帰ると、嫉妬なのでしょうか韓国人たちから明かな差別を受け、それが韓国全体に広がっているらしい。パンチョッパリ〔パン(半分)+チョッパリ(日本人を差別する言葉)という死語ではない現役の差別用語もあるとのことですが、これも世界のどこよりもひどい韓国人たちの差別意識のほんの1つに過ぎません。
  • 日本では、日本国籍を取得しないまま韓国籍・朝鮮籍を維持する方を選び絶対にその攻撃的な言動を変えないのが日本では疎んじられ、それをもって「差別された」と騒ぐ人がいるようです。

旧両班ではないのに、母国韓国人よりも恵まれた方に属する在日韓国人・朝鮮人たちとは言え〔旧両班が日本へ来るなどあり得ないか〕

  • 生来のうぬぼれ体質が抜けなければ、母国で嫉妬の対象になるし
  • 生来のうぬぼれ体質が抜けたとしても、先祖のお墓が朝鮮半島にあるのに韓国語を話せないとして嫉妬やらいじめがあるらしい

どっちに転んでも

韓国では差別対象となり、日本でも穏やかな人生とは無縁のようです。

いま韓国が迎えている深刻な状況も考え合わせると

元はと言えば、「韓族の攻撃的な体質」からきたものでもう変えることなどできないでしょうから、身から出た錆(さび)ということなのでしょうか。


 「チョッパリ!」は哀れな呻(うめ)き 

このように、比較できるすべての事柄で、日本は韓国より遥かに先んじている。尊重すべき対象にはなっても、蔑視対象にはならない。根拠がない日本への蔑視は、自激之心の赤裸々な露出以外の何物でもない。国家間で表れる自激之心は、やがて国粋主義の根源となる。国粋主義の閉鎖性は、国家を最初から麻痺させる慢性病のようなものだ。

"チョッパリ"という日本人の蔑称は、新国粋主義、新鎖国主義的な防御意識であり、コンプレックスを抱えた嫉妬に過ぎない。卑称や蔑称は、それを発した者に跳ね返ってくるのが常である。:P.194-195 柳 舜夏(ユ・スンハ)「韓国人の癇癪・日本人の微笑み」小学館 2015年01月27日初版第2刷発行 


ときおり

「不可解な日本の分析」をすることがある柳舜夏ですが、概して母国である韓国のことを徹底的に糾弾しております。

どうやら「嫉妬」とは女性特有の資質ではなく、韓国にも極めて多く見られるようであって、私もこの見方に賛同する次第です。比較的「うつろいやすく情緒的な反応が多い」という意味で・・・・・・。

韓国では

自国内で大混乱が長く続いているし、北朝鮮や日本を敵視する勢力も多いらしく、これに加えるに2016年からは中国からも制裁されており、反米感情もあわせると、まさに四面楚歌の状態でしょうか。

莫大な富を蓄えた金持ちが増えて機会均等が失われつつあり、貧乏なアメリカ人が増えたことへの反動でトランプ大統領が誕生したことを思い起こせば、韓国の人たちにも「旧両班が韓国社会を恣意的に牛耳ってきた」ために韓国社会が破滅に向かいつつあることを知ってもらいたいところですが、これは「はかない夢」に過ぎませんか。

朴槿恵大統領の弾劾が合憲とされそうな雰囲気で、次の大統領候補が強烈な親北朝鮮派だった故盧武鉉の支持者らしいので、心配しております。

韓国は、いつになったらソウル地区一極集中でない本当の民主国家・言論の自由がある普通の国家になれるのでしょうね。 


さてさて、皆様はどう思われますか。


日米共同記者会見(トランプ・安倍)

2017年02月11日 04時32分13秒 | 社会

2017/02/11 03:00-03:30(日本時間)ごろの生中継日米共同記者会見を見ました。

今回

首相の安倍が訪米して大統領のトランプと会談し、握手だけでなくハグしたそうで、記者会見後にはフロリダでゴルフをする予定であると報じられています。ゴルフをすると相手がよく分るようですね。

麻生副首相も同行し、ペンス副大統領と会談しさらに緊密に対話するとも伝えています。

トランプによる大統領就任前後での敵対的な対日姿勢が憂慮されましたが、大統領令が米憲法に違反するという連邦控訴裁判所の決定など最近の険悪な周辺状況を考えると、安倍に対しては一転して好待遇だったのに驚いた次第です。

昨日の中国習近平との電話会談でも

それまでの敵対的な発言とはうってかわり穏やかな表現になったのは、これからどう変わるかわからないものの、意外性をもって受け止められています。

これらは

幾分かは、実際に大統領に就任してから得られた「無知だった」対外的な現状をたくさん知らされたためと思われます。トランプ色がでてくるのは、これからだと思われます。

この点で、内政に関しては公約を守りたいとし、様々な対立を招いてるのと好対照です。

実際にどのような日米関係になるかは分かりませんが

  • オバマ政権時には、グローバル化によってアメリカの超富裕層に富を集中させ、結果的に貧しいアメリカ人が増えて経済格差が更に広がりました。個人的な資質ではトランプより相当上回るオバマの致命的な欠点だったのでしょう。
  • これに対してトランプ政権では、アメリカでの雇用増大を最大の目標とし、各種の改革をしようとしているのですが、その大統領令の一つである入国問題について憲法違反ではないかとされ連邦最高裁判所の判断まちといった現状です。
  • 一方で、超富裕者の1人とされるトランプが貧しいアメリカ人の支持を得ているところに、どうも引っかかるところがあります。いつ「そんな大統領だとは思わなかった」と見放されるのか、興味深いところです。
  • また公約を達成するための「米憲法を無視するような姿勢」にも疑問があります。長年かかってグローバル化が進んできたのであり、即座にこれが変わることなどありません。アメリカは中国やフィリピンではないのですから、中国のように腐敗を使って腐敗を撲滅しようとしたり、フィリピンのように超法規的殺人で麻薬を一掃しようとしてはいけません。
  • 公約を法律より上だとするトランプや翁長なら、退陣させようとする声が大きくなるでしょう。私はいままで「トランプ≒翁長」とみていましたが、今では「トランプ>翁長」ではないかと思うようになりました。これが錯覚でないことを期待しましょうか(笑)。
  • 共同記者会見のあとで公表された共同声明では、ペンス副大統領の早期訪日とトランプ大統領の年内訪日に、双方が合意したとのことです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


全国最低気温

2017年02月11日 02時28分56秒 | 科学(気象)

いつもの通り気象庁のデータを使っております。

都道府県庁所在地では、沖縄で10℃台ですが

全国的に、沖縄以外すべてが10℃未満

半数近く(濃い青と黒背景の22地点)で氷点下

と冷え込んでいます。

上記を含めた全観測地点での、この日この時刻までの、最高最低観測値は次の通りでした。

最高気温   19.5℃(南鳥島)
最低気温  -12.3℃(旭川)
==========================
高低差     31.8℃

気温の高低差は、それほど大きくないのですが、全国的に大雪のようです。

  • 停電が発生し不自由になる
  • 電車が止まり、車内に閉じ込められる
  • 動けなくなった車列があり、道路が閉鎖された
  • まだ報道されていませんが、道路が不通になり孤立する地域が幾つか出てくるはずです
など、心配するできごとが続いています。

まだまだ明日あたりまで続くそうですので、充分に暖をとっていただきたく思います。

因みにここ石垣島では、本日深夜1時現在、室内で18℃で、テレビなどをつけても22℃程度であり、外は12℃くらいでしょうか。