カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

全国最低気温

2017年02月12日 13時28分30秒 | 科学(気象)

気象庁から得たデータです。

うゎ~、沖縄が10℃ぎりぎりにまで冷えていますね。

ただし明日あたりから持ち直すなら、沖縄で10℃を切り、全ての都道府県庁所在地で最低気温が10℃未満になることは、なさそうです。

全観測地点でこの時刻までの、最高最低観測値は次の通りでした。

最高気温 21.0℃(南鳥島)
最低気温 -9.3℃(軽井沢)
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高低差   30.3℃

高低差もそれほどでないことが分りますが、大雪の被害はかなりありそうです。


宗教の長短

2017年02月12日 12時37分47秒 | 生き方

対立が続く世界情勢。

その国の伝統として、対外的に「偉そうに主張」しているのですが「張り子の虎」状態もありそうです。

そんな時代に、宗教について一言述べておくことに、いささかでも意義があろうかと思います。

イスラム教の場合

  • 危険な母国シリアから国外へ脱出しようとする人たち。その時にでも「ぶじ母国を脱出できますように」とアッラーに祈る〔事情は違えども、北朝鮮のように脱出時に背後から自国民によって撃たれる心配や、中国からのように強制送還される怖れも、あるらしい〕
  • そのシリアで難民を輩出することになるシリア人同士の戦いの双方が「自分たちが正しい」と信じ勝利をアッラーに祈る
  • すべてアッラーはお見通しだとつぶやきながらイスラム教の掟を破り、盗みや飲酒や犯罪に走る。

いろいろな人から「自分にだけ有利になるよう」頼られて神も大変ですね。しょせん、人間がこしらえた神ゆえに、「従うそぶりを見せながらも自分だけに都合のいいように存在する」と理解しているのでしょうか。それが宗教界の掟(おきて)であり、ややもするとこれが腐敗の根本原因になります。

ある一線を越えると「疑ってはいけない」ことから考えて、中国の共産主義一神教」というのは、妥当と言えそうですね(笑)。

きっと、ほかの宗教でも同じなんでしょう。

  • アメリカの大統領宣誓では、中には「聖書」に誓う人もいるらしく、アメリカ流の対立社会を象徴しています。アメリカ憲法では武器で自分を守る権利を保障し、これに従って「銃を携帯する」ことを認めている州もあるとのこと。「銃の携帯」が毎週のように全米のどこかで起る「銃乱射事件」を誘発していて、自分を守っているはずの銃が無差別攻撃の道具になっています。やられたらやり返すという国で、最終的に「神のご加護を」とは一体何のことなのだ、となりそうです。
  • ヨーロッパでは、公共の場所だからこそ宗教色を禁じて信教の自由を守っている国もあります。同じ宗教の自由でも、これだけ大きく異なるのですね。私はこれを一神教の限界ではないか、と考えています。
  • 日本でも、戦前はいざ知らず戦後は一法人に過ぎない「靖国神社に公人が堂々と行くものではないという意見に私は賛同します。個人なら何も問題はないのです。
  • 自分が信じる宗教以外を「邪教」と軽蔑しなければならないのが、金儲けに走る宗教の腐敗そのものでしょう。
  • これがこんな宗教がある限り世界から対立はなくならないと私が思う根拠でした。

ヨーロッパへ移った中東難民が

ヨーロッパで様々な問題を起こしているようです。

その原因が、受け入れ側にあるのか、難民側にあるのか、私には分かりません。多分、両方に問題があったのでしょう。

難民を受け入れなくなった側にも責任があり、「国を大混乱に陥れた」政治家にも難民を発生させた責任があるのかも知れません。

空爆をしながら受け入れてきた側に倫理的な問題がなかったかどうか、自分たちの国の混乱を外国に鎮圧してもらおうとした姿勢に問題がなかったかどうか。

いいも悪いも

EU発足時にそれまでの狭い宗教観をできる限り薄め、その結果、EU統合に至ったことを私は高く評価しています。しかしその自負がEUの傲慢という落とし穴になってしまったのではないか?

EUを維持・拡張することに意義があると信じるあまり、何かを忘れたのではないか、と思うのです。

一方アジアに目を転じると

何と言っても中華の独善が懸念され続けています。

異質なところがたくさんありますが、ひょっとしたら「EUの傲慢」は「中華の独善」と共通点があるのではないでしょうか。

それが人間の根源的な「賤しさ」なのかも知れません。

EU諸国がどんどんAIIBに参加していることから、それを解明できる何かがあるのではないかと考えています。 


そもそも「god」の日本語訳として「神」を使うと

多神教の神と一神教の神を同一視する事になりかねず誤解を生む、という根源的な問題を指摘する人もいます。

万が一「god=神」としたとしても、意味は相当ことなっているとみておいたほうがよさそうです。

因みに私は

いたずらに対立をあおる宿命をもっている「特定の神」をよしとせず、もちろん「God」信奉者でもありません。「今の世界の対立は、一神教が原因なのではないか」と理解しているからでした。

代表的な一神教「キリスト教イスラム教共産教」が自分以外を「邪教」とみなしている限り、世界平和はあり得ないと思います。

つまり

現在「一神教がたくさん共存しているというのは偽善的な多様性」ではないか、というものです。

奇妙なたとえ話ですが、暴力団組織である「山口組と住吉会と稲川会」などの共存は決して多様性ではなくこれら勢力を弱体化・あるいは廃止するしかない、のと似ています(笑)。

言い替えると現在みられる世界の対立をなくすには

  • 一神教の度合いを薄める〔ちょうどEU黎明期にキリスト教色を薄めたように〕
  • 一神教をなくしてしまう

これ以外になさそうなのです。

にもかかわらず、一神教を維持し「見せかけの世界秩序」が保たれている、と思っているようです。対立こそ秩序の原点だとして・・・・・・。

一方で

「悪意をもって世界を支配しようとする」勢力が現に存在し、これを押えなければならないという現実的な問題があることも、理解しております。よって「薄める」という表現を用いました。 


内部結束のためにどうしても必要だったことの総元締めが宗教だとすれば、これが原因で世界平和が達成されないというのは皮肉なもので、宗教の長短と言えます。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 193 信頼性

2017年02月12日 06時51分41秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。


 中国「GDP水増し」浮き彫り、16年で47兆円、31地方の合算額が中央の発表を超過、国家統計の信頼性にも疑問符

【上海=河崎真澄】中国全土に31ある省クラスの地方政府が8日までに個別に公表した2016年の域内総生産(GDP)の規模の合算が、中国国家統計局が1月20日に発表した全国GDP統計の総額を2兆7559億元(約47兆円)も超過していたことが分かった。超過額は省クラス経済規模で国内11位の上海市ひとつ分に相当する。地方のGDP水増し疑惑はたびたび指摘されてきたが、中国国家統計の信頼性にも改めて疑問符がつきそうだ。産経新聞 2017/2/9 


今まで誰も

中国が発表する統計数値を信頼していませんでしたが、「あらためて」ウソ八百だったことが分ったと思われる報道です。

中国の場合

  • 統治能力がないので、発表する数値にも信頼性がない、と言えます。
  • 念のために申し上げるならば、信頼性がないから統治能力を欠く、のではありません(笑)。

(朱 建栄は)2008年8月24日放送のテレビ朝日『サンデープロジェクト』においては、中国は変化しており報道規制もなくなりつつあると述べ、「チベット民族などの暴動」についての報道規制を特に批判した国境なき記者団は過激で信頼できない団体であり、それをもって中国が現在、報道規制が強いというのは間違いであると主張した。それに対して同席していた櫻井よしこからは、外国特派員協会も同じように報道規制について批判していると反論され、「朱さんは、中国政府の代弁者と言っていい形の方」と評された。:Wikipedia 


確かに

国境なき記者団には問題があるかも知れませんが、かといって

朱建栄国境なき記者団が『中国共産党の規制は強い』と言うのは間違い

多くの人がこれを「明らかに不正確だ」と判断するでしょう。「正しいことを間違っているというのは明らかに間違っている」のでした(笑)。

もちろん「洗脳されている」あるいは「資金援助されている」人なら、「朱建栄の主張が正しいと信じる」ことにしているのでしょうし、口角泡を飛ばして中国共産党を擁護しなければなりません。これは義務のようなものです。 

もしも中国共産党が

報道規制・弾圧をやめたら即座に崩壊してしまうので、「中国共産党は規制を強めなければならない」のは当然のことなのです。

こういうことから

朱建栄は中国共産党政府の指示を受けている

とされています。

これは朱建栄の上海での失踪事件 2013/7-2014/1 からも明らかで、この失踪は中国共産党による拉致・拘束だったことが明らかになっています。

櫻井よしこが「言っても言わなくても」言えることですが

  • 1重スパイか2重スパイか3重スパイかは本人しか分かりませんが
  • 誰が考えても明らかに、朱建栄は上海で中国共産党に拘束されるずっと前から、中国共産党の代弁者だった

ただし、櫻井よしこ朱建栄

「義務」として、決められた仕事をしているだけ、と私は認識しています。

どちらに賛同するのか、あるいはどちらにも賛同しないのか、それは一律で決めるべきことではなく、私たち個人が選択すべきことです。

それが日本の「多様性」であり、一色に染まるような中国・朝鮮半島ではないのです! 


「法の支配」訴え屈さぬシンガポールに中国がジリジリと圧力…環球時報は「反省」を要求 「最大の貿易国をつまずかせるつもりか?」・・・・・・

大使は、同会議での南シナ海問題提起はASEANの総意で、シンガポールは個別に言及していないと事実関係をただしたが、胡氏は「取材源は信頼できる」と答えるにとどまった。:産経新聞 2016.10.1 


これだけでは

意味がよく分らないだろうと思うので、私が補足します。詳しくはリンク先を御覧下さい。

フィリピンは

  1. 南シナ海の埋め立てに関してオランダの仲裁裁判所へ訴えました。
  2. やがて2016年度に中国の主張を全面的に否定する判断がでました。
  3. 新しくフィリピンのドゥテルテが大統領に就任(2016/06/30)した直後に、仲裁裁判所の判決がでました(2016/07/12)。そこでは中国共産党の主張を全面的に否定するもので、この裁判にずっと欠席していた中国は、非法治国家であることを如実に示しました。
  4. 一方ドゥテルテはその後、この判決を棚上げして中国からの経済援助につられるようになりました。これをみた世界中の人は「中国がおいしそうなニンジンでフィリピンを懐柔した」と判断しました。
  5. きっとドゥテルテも習近平も「判決無視の仲好しクラブ」に入っているのでしょう(笑)。

2016.10.1 の記事では、こういった状況下で

シンガポールは、フィリピンのように豹変することなく、日本やアメリカと同じく、中国の南シナ海埋め立てに対して堂々と法の支配を主張しております。

つまりシンガポールは「南シナ海は以前から中国の領海だった」という身勝手な中国の声明をまったく信頼していないのです。

やっと引用部分を理解できる所までたどり着きましたが

中国共産党の支配下にある環球時報が、ASEANについて事実と異なる記事を配信したことについて、シンガポールが意義を唱えたのですが、環球時報の胡錫進・編集長が「取材源は信頼できる」と述べたと言うことです。

想像するに、いつもの通り環球時報は中国共産党の言う通りに記事を書いただけでしょう。

そして私は、環球時報の記事は「でっちあげ」でシンガポールの主張が正しい、と判断しています。

つまり環球時報のいう「情報源」はシンガポールのほんの一部の親中派から聞いただけのことを、中国に都合のいいように歪曲して報道しただけのことでしょう。

この種の「事実の歪曲」に平気な中国共産党が

日本に対して「歴史を歪曲するな」というのは、自分の事を告白しているようで、落語のようにおもしろいですね。

シンガポールは

堂々と発言しています。

かつてやり過ぎな面を感じたことがありますが、小さい国であり中華系の国民がとても多いのに、なんてまた立派なんでしょう。

しかし、この件に関する限り、平気で「でっちあげる」中国共産党に堂々と対抗しています。

国と県を比較するのもはばかるのですが 

  • シンガポール〔  719km2 561万人〕
  • 沖縄県      〔2,281km2 144万人〕

シンガポールは沖縄の、1/3の面積の中に3倍の人が住み、かつ「多民族国家」と「全体主義的な県」という違いがあります。にもかかわらず堂々と中国の横暴について主張するシンガポールを見ていると、中国がどのような横暴をはたらこうと何も言えないままの小心者・翁長雄志が日本の自治体の首長(沖縄県知事)であることが、まっこと恥ずかしい限りです。

私が今、そんな首長を生んだ沖縄県に住んでいることが、悔やまれるけふこのころでした(笑)。

  • シンガポール           〔719km2 561万人〕
  • 石垣島+西表島+宮古島=〔669km2        〕

シンガポールは、面積としては3島を合わせたくらいの都市国家なのでしょうか。

信頼性のない環球時報が「情報源は信頼できる」

としたのが、これまた落語のようにおもしろかったので、書いてみました。

中国に「信頼」されたら、もう終わりですね(大笑)。


NATO、ポーランドで冷戦以降最大の軍事演習 露は反発

・・・・・・

NATO側が「抑止力と対話」戦略の一環と位置付けているこの動きに対し、ロシア側は猛反発。ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は演習の開始に当たり、「今回の演習は…信頼と安全のムード醸成に貢献するものではない」と指摘し、「残念ながら、われわれはいまだ相互の信頼不足を目の当たりにしている」と述べた。:AFPBB 2016年 06月08日 


これまた落語のようにおもしろいことですが

2014年にロシアがウクライナ領クリミア半島を武力占領して自国の領土としたことが「ロシアに信頼性がないことを再確認させた」はずなのに、反省するどころか、占領の2年後には、NATOとポーランドの大規模演習を「信頼と安全のムード醸成に貢献しない」と平気で発言するロシア。

まるで南シナ海を周辺国の反対を無視して勝手に埋め立てたのに、これに周辺国やアメリカが反発すると、中国共産党はその反発が「地域の安全に貢献しない」と、そっくりなことをいっておりまする。

中国と関係がなさそうなロシアの話ですが、

中国共産党ロシア

全体主義弾圧国家、平気で虚偽声明を出せる

という共通点があるので、取りあげた次第です。

中国とロシアは、瓜二つですね。


すでにお気づきの通り、中国共産党がいつも使う

一貫して~と主張してきた

ここにすでに、ウソ八百が含まれています。

「誰もが賛同しないことをうぬぼれたまま言い続けてきた」のを別表現すれば「一貫して~と主張してきた」になります。

つまり「一貫していい加減なことを主張してきた」のです。

この意味では「一貫してウソをつい(主張し)てきた」というのは正しいことなのかも知れませんね(大笑)。

誰も信頼していない中国共産党の自惚れが、これを支えているようです。

中国人からウソを取り去れば、何も残らないのではないか、と揶揄する人が、ここにもいました(笑)。

中国がしばしば古文書を根拠にして、正統性を主張したがるのですが、今のいいかげんな「中華の独善」を見ていると、古文書も同様に「中華の独善」が書き記したに違いない、と思われ、何ら信頼性がなくなるのでした。

今を正確に判断する為には

中国のような「政治的解釈に基づく都合のいい歴史ではなく、まともな「事実を積み重ねた学問的な歴史」を知っておかねばならないのでしょうね。

でないと、大きな声に、コロリとだまされるでしょう!

さてさて、皆様はどう思われますか。